松田語録:電流のエネルギーは電線の中を流れるか?

収録日:2024年8月22日
シンギュラリティサロン主宰の松田卓也神戸大学名誉教授の健康や学習に関連する日ごろのお考えを皆さんにお伝えします。今回は電流のエネルギーは電線の中を流れるか?外を流れるか?という問いに対して。

出演:松田卓也 シンギュラリティサロン主宰・神戸大学名誉教授
   塚本昌彦 神戸大学教授
   保田充彦 XOOMS代表
企画・運営:シンギュラリティサロン(https://singularity.jp/)

13件のコメント

  1. 高周波回路とかは、電信方程式とかもやりますね。LSIやディスプレイ等の電子素子を設計する時も、隣接する配線間の混線等も考慮して設計します。

  2. 重力波による空間のゆがみって、地球太陽間で原子1個ぶんとかのレベルらしいですよね。それを検知できるってことは時間測定の精度は相当良いんでしょうね。

    というか水流モデルと現実はだいぶ違うんですね。電線の外って見た目何もないように見えて、電磁波(光子)が飛んでるってことかー。エネルギーが外の電磁波だとすると、銅線の中の電子は何を運んでるですかね?

    何にしても不思議でとても面白いお話でした。

  3. 電磁波を発射するのが目的じゃないのに空間に多く電磁波を出してたらそれは損失ですよね?

  4. ベクトルポテンシャルとかポインティング・ベクトルの話から進めて、今は大学の電磁気学の講義でちゃんと外を流れるってやってるのかな?

    色んな所で物理学も基本概念が変化してきてますよね。

    相対論での重力と時間の関係も、重力があるから時間が遅くなると言うより、ものが集まると時間が遅くなるので、重力が(結果的に)発生してるという解釈が最近はすごく面白いと思っています。ものが集まることが局所空間内の量子もつれの密度になるなら、系の発展が情報処理的に量が多くて遅くなり、それで時間が遅れてその遅れた空間にものが集積する、と言う方がスッキリしますし、等価原理の説明もしやすいのではと思います。加速も速度パラメータの系内への伝達による量子もつれの情報処理が多くなって時間が遅くなる、と考えると加速と重力が実際に同じく扱えるからです。

    このあたりに関してもなんかあればぜひそのうちお願いします。

  5. ファラデーの電磁誘導の法則で、電流があるところには電磁場も同時にあってエネルギーを相互に変換しあってるわけだけど、直流回路にスイッチを入れた直後、厳密に考えるなら、電子が銅線の中を流れるのが先なのか、銅線の外を電磁場が形成されるのが先なのかって話しだよね。電磁場が光の速さで形成されるのに対し、電子が流れる速さは圧倒的に遅い。このことから、スイッチを入れた直後、まず電磁場が先に形成されて、それから電磁場が電流に変換される形で電子が流れ始める、という感じかな。
    いちおうGeminiの回答は

    一般的な理解: 電場が先に形成され、その後電流が流れ、磁場が発生する。
    より詳細な考察: 電磁波の伝播、相対性理論、量子力学などを考慮すると、より複雑な描像が得られる。
    電圧が印加されることで電場が形成され、その電場によって電子が動き出し、電流が流れ、最終的に磁場が発生する、という順序で現象が進むのです。電場は電気力線、磁場は磁力線で視覚化されます。電気力線は電荷から放射状に伸び、磁力線は電流の周りを円状に巻きます。

    らしい。MSコパイロットの回答は
    「実際の回路では、電子の流れも銅線内でほぼ同時に始まり、電場と磁場が相互に影響しながら進行します。」
    らしい。

  6. 「電気」は「電子」の「粒子」として観測記述された観方を常識にしてしまっていますが、「電磁気」の「気」として波動エネルギー(電磁)波のエネルギー様態の現象作用を、理解するべきということでしょうか?
     (エネルギー様態で眺めてみると、その作用が一様で普遍的にも思えて、J.ホイーラーの「単一電子仮説」が浮かんできます・・。)

  7. 自分は数学、物理が苦手で、苦手ゆえに克服(理解)したいと、いろいろ基礎的な本読んでは悩んできました。電線の外の話は、電磁力(電波、磁波)の話ということで、なるほど、基礎的な話に落ち着くんだと納得しました。松田先生の本も買わせていただきます

  8. 磁場救い。。とてもイメージが湧きました。

    ChatGPTに試しに聞いてみました。
    質問 : 「電流のエネルギーは電線の中を流れているといえますか?」
    ChatGPT : 「電流が流れているとき、電線の中をエネルギーが伝わっているわけではありません。実際には、エネルギーは主に電線の外側の空間(電磁場)を通じて伝わります。

    具体的には、電流が電線を流れると、電線の周りに磁場が生じます。そして、電線の両端に電圧がかかると、その間に電場が生じます。この電場と磁場の組み合わせが、エネルギーを伝達する電磁波を作り出します。この電磁波が電線の周囲を伝わり、エネルギーを供給する機器へと運ばれていきます。これは、ポインティングベクトルと呼ばれる概念で説明されるもので、エネルギーの流れを示すベクトルが電場と磁場の外部に向かっていることを示しています。

    したがって、電流のエネルギーが電線の中を流れているのではなく、電線の外側を流れている電磁場がエネルギーを運んでいると考える方が正確です。」

  9. デレクさんがカルテクに依頼した実験の結果を見ると、スイッチを入れたことによって生じたわずかな電磁波が近くにある電球にスイッチが入れられたという情報を先に伝えていて、電球を継続的に点灯させるためのエネルギーは後から来るということのようです。

    しかし情報が電球に伝わったということは電磁場が振動したことを意味しており、電磁場が振動したということはエネルギーが空間を伝わったことを意味しますので、電流のエネルギーが電線の中だけではなく空間をも伝わるというのは間違いではない。

    しかもどうやら電球を継続的に点灯するためのエネルギーも電線の内側ではなく外側を通っているらしい。
    厳密には電線の周囲に広がる電磁界は急速に減衰しながら無限に広がっていることになりそうです。

    そう考えるとコンピュータの回路がなぜ混線したり輻輳しないのかという話になりますが、コンピュータの回路の中を移動する電子の数は普通の電気回路と違って少ないので情報を担うエネルギーは回路の幅とほとんど同じ範囲にしか広がっておらず、混線や輻輳がそれほど問題にならないのかも知れません。

  10. 電流の情報は電線も外、速さは光の速さ(電線の外を電波が飛ぶ)とのこと、私は鍼灸師ですが、東洋医学も「衛気」(脈管外を流れ身を守る「気」)という考えがあります。特に漢方では人の体を構成する「気・血・水」という考え方があって、その「気」はエネルギーとしています。松田先生のお話を聞いて、最初は同じかも?と喜んだのですが、私の経験では「氣」の流れは割とゆっくり(尺取り虫が動くような)で体表よりも1cm位下を伝わってくる感じで、光の速度とは違うので、同様には説明出来ないと残念に思いました。いつも興味深いお話を噛み砕いて説明してくだって有難うございます❤

Leave A Reply