インドネシアのろうけつ染め(バティック)「ジャワ更紗」をルーツに持つアフリカのプリント柄は、幾何学が連続する色彩の競演だ。その美しさからモードファッションにもよく使われる。ただし我々が目にしやすい高級品は意外にもアフリカ製でなく、植民地時代に現地にインドネシアの生地を運んだ経緯があるオランダ製が多いようだ。歴史が複雑に絡み合うので何を基準に本物とするかは判断しにくいが、ガーナのように自国でオリジナル柄を手がける国もある。

そのガーナとケニアに縫製工場や生産拠点を構えるのが、日本のクラウディ(@cloudy.tokyo)だ。現地に雇用を生み出し、学校をつくり、食料支援も行っている。営利企業とNPOを同じ組織が運営することで、収益をサポート活動に振り分けている。両国でデザインされた柄をモダンなアイテムに落とし込むクラウディは、ファッション性が高く日常に溶け込む。

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PHOTO: 青木和也

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