撮影直前の中止から27年。ついに完成した映画『箱男』ジャパンプレミア【トークノーカット】

2024年7月8日、新宿ピカデリーにて、映画『箱男』ジャパンプレミアが行われ、永瀬正敏、浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、石井岳龍監督が登壇。熱狂的な読者を世界中に持つ作家・安部公房が1973年に発表した代表作を原作とする本作は、27年前の1997年に撮影直前に資金に問題が発生し、企画が頓挫した経緯を持つ。27年ぶりに映画化できたことの想いが語られた。

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映画『箱男』

『箱男』 ――それは人間が望む最終形態。
ヒーローか、アンチヒーローか

《INTRODUCTION》
「箱男」とは、その著作が世界二十数か国に翻訳され、熱狂的な読者を世界中に持つ作家・安部公房が1973年に発表した代表作。
発表以降、幾度かヨーロッパやハリウッドの著名な映画監督らが映像化を試みたが、企画が立ち上がっては消えるなどを繰り返していた。
そして1992年、最終的に安部公房本人から直接映画化を託されたのは、『狂い咲きサンダーロード』(1980)で衝撃的なデビューを飾って以来、ジャパン・インディ・シネマの最前線を駆け抜けてきた石井岳龍(当時:石井聰亙)だった。
そして1997年、遂に製作が正式に決定。スタッフ・キャストが撮影地のドイツ・ハンブルグに渡るも、クランクイン前日に突如頓挫、幻の企画となってしまう・・・。
しかし、石井監督は諦めていなかった。悲劇から27年、奇しくも安部公房生誕100年にあたる2024年、遂に『箱男』を完成させたのだ。
しかも、主演に27年前と同じ永瀬正敏、共演に同じく出演予定だった佐藤浩市、更に世界的に活躍する浅野忠信、数百人のオーディションから抜擢された白本彩奈も加わるという形で。
今年2月に開催された第74回ベルリン国際映画祭にてワールド・プレミアを迎え、“今年一番クレイジーな映画”と言わしめた本作がいよいよ日本に上陸する。

《STORY》
完全な孤立、完全な孤独を得て、社会の螺旋から外れた「本物」の存在。ダンボールを頭からすっぽりと被り、街中に存在し、一方的に世界を覗き見る『箱男』。
カメラマンである“わたし”(永瀬正敏)は、偶然目にした箱男に心を奪われ、自らもダンボールをかぶり、箱男としての一歩を踏み出すことに。
しかし、本物の『箱男』になる道は険しく、数々の試練と危険が襲いかかる。存在を乗っ取ろうとするニセ箱男(浅野忠信)、完全犯罪に利用しようと企む軍医(佐藤浩市)、“わたし”を誘惑する謎の女・葉子(白本彩奈)……。果たして“わたし”は本物の『箱男』になれるのか。そして、犯罪を目論むニセモノたちとの戦いの行方はー!?

出演:永瀬正敏 浅野忠信 白本彩奈/佐藤浩市
  渋川清彦 中村優子 川瀬陽太
監督:石井岳龍
原作:安部公房「箱男」(新潮社)
脚本:いながききよたか 石井岳龍
プロデューサー:小西啓介、関友彦
製作:映画『箱男』製作委員会
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:コギトワークス
PG12
© 2024 The Box Man Film Partners
公式サイト:https://happinet-phantom.com/hakootoko/
公式X(旧twitter):https://twitter.com/hakootoko_movie

2024年8月23日(金)全国公開

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