カメラが捉えた巨大波 嵐の中の船、人、家屋

みなさん、こんにちは! 皆さんはインパクトのある映像はお好きですか? それなら、今こそ海に行くべき時です。 ここでは、いつでも見るべきものが見つかります。 たとえば、船がいともたやすく陸に投げ出され、人々が全速力で逃げ出すような大波を見ることができます。 こちらはトップランキング! 今日の動画ではそうした波や、その他のエピソードをお送りします。 それでは始めましょうか? カリフォルニアとハワイ ビーチで休むのが好きな人たちにとって、カリフォルニアは間違いなくパラダイスだと言えるでしょう。 でも、いつもそうとは限りません。 太平洋で嵐が吹き荒れるときは、ここのビーチには近づかない方が良いでしょう。 特に、気象学者たちが2023年12月末にあったような、高さ7.5メートルにも達する波が出現する危険性を警告している場合はなおさらです。 ベンチュラ市では波の到達に備え、海沿いの家屋を災害から守るため、地元当局が即席の土塁すら設置しています。 「絶対に水に背を向けてはならない」―救助隊はそう忠告しました。 その理由は、背を向けたとたん、暴れ波がたちまち陸に押し寄せ、辺りを全て水浸しにしてしまうからです。 そういう波から逃げることはできないため、少し泳がなくてはなりません。 太平洋が荒れていると、ハワイもそれを感じます。 カリフォルニアを襲った嵐が、2階建ての家ほどの高さの強い波となって、ハワイ島にも顔を出しました。 もちろん、その瞬間はカメラに収められています。 こんなパーティがあったら呼んでくださいね。 マールチキータ(プエルトリコ) マールチキータ・ラグーンは、海水浴場として好まれている場所です。 外洋から切り離されたこのビーチでは、大西洋の波を恐れることなく、贅沢な休暇を楽しむことができます。 温かい水、美しい風景、明るい太陽。 こうした場所ではすぐに危険を忘れてしまいます。 ですが、忘れてはなりません。 時々波が海岸の岩を乗り越えて、ラグーンに打ち寄せることがあるからです。 そうなると、海水浴客たちは、岩の上に飛ばされないよう、注意しなくてはなりません。 ハラハラする光景ですよね? ダウリッシュ(イギリス) 列車が海岸を走行する場合、車両は耐水性でなければならず、乗客は気概が必要です。 イギリスの保養都市ダウリッシュでは、このことはとてもよく知られています。 嵐の時に通過する列車が定期的に波に襲われるためです。 その脅威は深刻で、2014年2月には海岸の防波堤と鉄道の一部が、文字通り水に流されました。 地元の住民によれば、線路はまるで「ペルーのつり橋」のように垂れ下がったままだったそうです。 鉄道の復旧に3500万ポンド、新たな防波堤の建設にはさらに8000万がかかりました。 これは最低でも100年は使用されるとのことです。 ビスケー湾(スペイン) 大西洋のビスケー湾は、波をじかに知ることができる場所です。 荒天時には、ここで見栄えの良い写真をたくさん撮ることができます。 たとえば、スペイン・バスク州のある防波堤にかかるこの水飛沫のような写真です。 重要なのは、カメラをしっかりと構えることです。 隣のカンタブリア州のようになりかねないからです。 カンタブリア州では、2014年に野次馬の群衆が波を一目見ようと、ヒホン海岸に集まりました。 海は撮影者の足が速いかどうか確かめることにしました。 あぁ…たとえ俊足でも、波からは逃げきれなかったのです。 ボリホルム・ドルフィン・プラットフォーム(北海) こちらの映像は、2015年にジェイムス・イートンという作業員が、北海のローモンド・石油プラットフォームで撮影したものです。 映像は、隣接するボリホルム・ドルフィンプラットフォームが荒天に見舞われる様子です。 荒海ではこうした強い波が見られることがあります。 動画を見るだけで、船酔いしそうですね。 このプラットフォームの中で働く作業員はどんな様子なんでしょう? アイスランド こちらは、アイスランド沖合で漁をする漁師たちの様子です。 全長9メートルのトロール漁船SMAEY VE144は、船体がほぼ完全に水没していますが、一瞬、波が再び船を天まで届きそうなほど投げ出しています。 嵐がおさまるまで、何日もこうした状態が続くことがあります。 そう、これは決して楽な仕事ではないのです! シーフードや魚介類などのグルメを口にするときは、どれほどの重労働で獲られたものかを思い出しましょう。 ワイキキ(ハワイ) ハワイ・オアフ島のワイキキ近海に乗り出した船乗りのラフとデューク。 このとき彼らは、自分たちが冒険の旅に出ることになるだなんて、思いもよらなかったことでしょう。 ただ、冒険となるのは必然でした。 というのも、彼らが航海したアラ・モアナ湾は、サーファー御用達の場所として知られているからです。 ビッグウェーブを期待するなら、ここ以外にどこがあるというのでしょう? 押し寄せた波は、12メートルのセーリングヨット「ビッグ・サタデー号」を、まるで軽い木屑のように投げ出しました。 ラフとデュークは甲板の上でマストやロープにしがみつきながら、この冒険を耐えなくてはなりませんでした。 そうそう、船内にいた観光客についてまだ触れていませんでしたね。 もちろん、彼らは激しい水しぶきから守られてはいますが、いずれにしてもかなりのショックを受けたことでしょう。 皆さんはどう思いますか? オデッサ(ウクライナ) オデッサのランジェロン防波堤-荒天時、海水浴客たちはそれほど多くありません。 それもそのはず、波がいつ押し寄せてくるか分からないからです。 ただ、大胆不敵な自撮り愛好家たちは、リスクを承知で海岸通りに現れます。 SNSでの「イイネ」や、映え写真を記念撮影するためなら何でもするのです! でも、時にはドラマティックな写真の代償として、ずぶ濡れになることもあるんですよ。 タウポ(タヒチ) タヒチにある小さな村タウポ。 ここは高さ7メートルもの波に魅せられたサーファーたちの巡礼地です。 以前にもご紹介したことがありますが、今回はこの波がどれほど危険なのかをお見せしたいと思います。 打ち寄せる波がいとも簡単に緑のボートを投げ出す様子をご覧ください! あの宙返りで乗客が外に投げ出されなかったのは奇跡ではないでしょうか。 ドラケン(北海) 今から1000年前、ソルヴァルド・エイリークソンとレイフ・エイリークソン率いるバイキングたちが、ヨーロッパから大西洋を経由して北アメリカに到達し、新大陸を発見したとか。 旅の途中、彼らは激しい嵐に耐え、大波を突破しなければならなかったに違いありません。 現代の船でさえ荒れた海では苦労するというのに、どれほど大変だったことでしょう? 私たちには、昔の船乗りたちの日常を少しだけ知る機会があります。 2012年に進水した全長35メートルのバイキング船「ドラケン・ハーラル・ホールファグレ号が、現在でも航海を続けているからです。 2016年、この船は北アメリカに向かう途中、北海で嵐に遭遇しました。 風により船は波間を全速力で運ばれました。 これほどの巨大船ですから、こうした状況では操縦することもままなりません。 しかし、「ドラケン号」はあらゆる障害を乗り越え、わずか5ヶ月でニューヨークに到達したのです。 タンカー「トレスタ・スター」号(レユニオン島) 荒れ狂う海が船に何をもたらすのかを見てみましょう。 2022年2月初旬、熱帯性サイクロン「バツィライ」が通過した後、波がレユニオン島付近の浅瀬でタンカー「トレスタ・スター号」を座礁させました。 乗組員は無事に救助されましたが、タンカーはその場に残されました。 2週間後、熱帯性サイクロン「エムナチ」が船の状況をさらに悪化させました。 巨大な波が船体の一部を引き裂き、左舷に長さ数メートルの穴を開けました。 その後も、荒れ狂う海は船を放ってはおかず、少しずつ破壊してゆきました。 あまりにも状況が悪化したため、タンカーは浅瀬から引き揚げられることなく、その場に残し、波によって完全に破壊されるのを待つことになりました。 テネリフェ(スペイン) 2018年11月、スペインのテネリフェ島は過去40年で最強の嵐に見舞われました。 嵐が発生した場所では、波が道路に押し寄せ、行く手にあるものをすべて破壊してゆきます。 12メートルの大波でこの家のバルコニーがどうなったかをご覧ください! まるでおもちゃのように、簡単に破壊されてしまいました。 けが人がいなかったのは、不幸中の幸いです。 マサチューセッツ(アメリカ合衆国) マサチューセッツ州にシチュエートという町があります。 ここには居心地のよい湾や、絶景の灯台があり、地元の入江に沿って家々が連なっています。 天気が良ければ、誰もがここに住みたいと思うでしょう。 でも、嵐が来ると、この家の住民は大西洋から離れた場所に引っ越すことを考えるでしょう。 それもそのはず、海を甘く見ると痛い目にあうからです。 波が隣の灯台に打ち付ける様子をご覧ください。 幸い、現在、こうした場所に灯台守はいません。 そしてこちらは、マサチューセッツ州の別の町です。 こちらはマーシュフィールドという町で、同じくらいの頻度で洪水に見舞われます。 まるで世界の終末が始まったかのような光景です。 幸い、嵐もいつかはおさまり、海沿いの町の住民は再び海を眺めることができます。 私たちの動画もそろそろ終わりに近づいてきました。 皆さん、ご視聴ありがとうございました! この動画を気に入っていただけると嬉しいです。 気に入ったという方は、いつものように高評価とSNSでのリポストをしていただけるとありがたいです。 もちろん、次回は皆さんのためにまた面白いものを準備しますね。 通知ベルをオンにするのをお忘れなく。 それでは皆さん、またすぐにお会いしましょう、 さようなら!

皆さんはインパクトのある映像はお好きですか?
それなら、今こそ海に行くべき時です。
ここでは、いつでも見るべきものが見つかります。
たとえば、船がいともたやすく陸に投げ出され、人々が全速力で逃げ出すような大波を見ることができます。
今日の動画ではそうした波や、その他のエピソードをお送りします。

カリフォルニアとハワイ
マールチキータ(プエルトリコ)
ダウリッシュ(イギリス)
ビスケー湾(スペイン)
ボリホルム・ドルフィン・プラットフォーム(北海)
アイスランド
ワイキキ(ハワイ)
オデッサ(ウクライナ)
タウポ(タヒチ)
ドラケン(北海)
タンカー「トレスタ・スター」号(レユニオン島)
テネリフェ(スペイン)
マサチューセッツ(アメリカ合衆国)

8件のコメント

  1. 東日本大震災は津波のイメージを変えた
    サーファーが乗る波みたいのを想像してたら、海全体が膨れ上がる(コップに入れた炭酸水があふれるような)現象だった

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