映画『クロユリ団地』(2013)予告編「リング」「仄暗い水の底から」の鬼才、中田秀夫監督がメガホンを取ったホラー

映画『クロユリ団地』(2013)
「リング」「仄暗い水の底から」の鬼才、中田秀夫監督がメガホンを取ったホラー
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映画『クロユリ団地』
劇場公開日:2013年5月18日 106分

《作品紹介》
「リング」「仄暗い水の底から」の鬼才、中田秀夫監督がメガホンを取ったホラー。とある団地へと引っ越してきた女性が、そこで続いている変死事件の真相を追ううちに想像を絶する恐怖を体験していくさまが描かれる。

《あらすじ》
老朽化したクロユリ団地へと移り住んできた明日香(前田敦子)は、隣室から聞こえる何かを引っかくような音にへきえきしていた。ある日、鳴りやまない目覚まし時計の音を発端に、隣室で亡くなっている老人を見つけてしまう。それを機に周囲で頻発する怪現象に対する恐怖、老人を救えなかったという罪悪感から、精神的疲労を募らせていく明日香。老人が何かを伝えようとして音を立てていたのではないかと思った彼女は、遺品整理で隣室を訪れる特殊清掃員・笹原(成宮寛貴)とその真意を探ろうとするが。

《キャスト》
前田敦子
成宮寛貴
勝村政信

《スタッフ》
監督 中田秀夫
脚本 加藤淳也

《感想・評価》
「団地」というと・・・人が多く集まる場所で、閉鎖的な雰囲気がある。また気味悪さみたいなのを、上手く引き出すことのできる場所で、心霊という舞台にはピッタリだと。

本作に限っては、団地に引っ越してきた家族に恐怖が襲い掛かる…というありがちな、いわゆるホラー、ホラーしていない。

ミノルという少年は同情すべき点が多い。本人の心も純粋な少年のままだが、罪のない笹原を躊躇なく焼き殺すなど、子供とは思えないような残酷な一面も併せ持っている。ミノルは悪霊ではあるが、明日香に懐き、慕っている様子を見ると、寂しさを抱えた普通の子供にも見える。

残酷な面と子供らしい心が共存しているミノルは、不思議な魅力がある少年で、出来れば成仏してほしいと願わずにはいられない。この作品は怖いというよりは、全体的に可哀相な気分になった。

パッピーエンドを望んでいたが、精神が崩壊したり死に至った二人という結末はどこか残念だった。人間の内側の弱さみたいなものを描写している映画としては面白かった。

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