武田信玄総集編②~母と子~

手荒れの原因予を通じてご報告させて いただき ますまたこの助け合いにごご協力いただき ました全国の金融機関農業漁港の皆様に 熱く御礼申し上げ ます皆様からお寄せいただきました温かい お心志しは恵まれない方々を励まし勇気 付けまた国際神前にもお役に立つものと 思い ますNHKマ助け合いとそしてNHK海外 助け合いにご協力いただきまして本当に ありがとうございました [音楽] [拍手] [音楽] H [音楽] [拍手] [音楽] N [音楽] T [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] お [音楽] ぶか ない 寒い申し上げます神勢およそ2上田原に 現れました川の向こう山に陣を張る様子に ござり ます村上が出てきたと申すか王の通りに ござります義下がってい 城を出て戦うつもりじゃ ないよい か村上勢一平たりとも残してはならんこれ より我らも上田原に進み陣を張り明日1日 で決着を つつけるこれでステ省けたというもの じゃ出発の準備 いたせ親方様お待ちくださいませなんじゃ この地に手人を張り2日の猶よこの原正に お与えください ませ何を申す敵は目の前におるのじゃ それがし勝城を囲む備えはいたしましたが 上田は隅々まで詳しく調べておりません これより急ぎ調べますので何卒日の保よ何 を 2日も待てぬ親方 様まずは村上の動き見ること官 にて2日松ことむしろ都合と思います村上 が上田を戦場に選びしそれだけのわがある はそのわ何であるかを知らばなりませんに は時の勢いというものがある今がその時 じゃ行く ぞお待ちくださいませどうぞお待ち くださいませジバ業にはジバ用の武がり ますジバ用の知らぬ戦場に親方様を行か せるわけには参りませんでは1日のご 有用どくのじゃどきませんそれがしには人 の張場所陣血のり水のり敵の動きに至る まで知る必要がござりまする親方様それが もお願いも仕上げます の力をよくご存じのはずにござりまする なぜお聞き届けくださりませの か 板垣わしが国士じゃ措置ではない ぞわしに続くものはおらずの か親方様のメジ参ろう わはみちゃ案内じゃ 行くぞ親 様その方無視行かれるならどう かどうかそれがの見届けの 出発の 準備様様 [音楽] [音楽] このままでは信様の時代に逆戻りするやも しれね国たは難しく道にござる物が見え なくなるよう じゃ我らも置い たの ため様のためにできることはただ1 つここが死に場所だ なこの30 年共に戦えた改めて霊を 申すそれが しそ うん色々あったが悪い障害ではなかった で はそろそろ うん後から 参るさらば じゃそれ か我ら先人を止まっ た敵の村上よの首上げて本に報いでばなら ぬこれでく 切り倒せって切って れぞオ 次 っ [拍手] げ 申し上げます西の足およそ200押して まりました申し上げます正面より一戦おし してまりました申し上げます東の橋で敵 300ハ打ちにしておりますうん JA [拍手] [音楽] 進め 突き進め [音楽] 海 をお守り くだされ親方 [音楽] 様か あ [音楽] [音楽] 続け [拍手] [拍手] りとも [拍手] [音楽] [拍手] 通すエた [拍手] [拍手] やや [拍手] う れ あける [拍手] ぶあ [音楽] こた 板垣ありを内地にさせたの はそなたの罪 じゃこの2年遠くからそなたを見ていて 危いものを感じておりまし たそなたは勝ちに惑わされ我に敵なしと 言わぬばかりに度までも出しその度に 数多くの兵を失ってきたではありませんか いかに国のためとは 申せ死者の山気づきて国栄えたること古今 東西聞いたことありませ ん板垣あり はそのことをよくよくそなたに知らしため 命捨てたのではありますま かさもなくば1日の戦いで2人とも命を 落とすなど考えられませ [音楽] んそなたは父親を他国へ追放いたし たあれはただただ国の座を保したためでは あります 前国の育へ 考え家臣良民を思がための血気だった [音楽] はず怪はそなた1人のものではありませ ん家臣にとっても良民にとって も そして子にとって も大事 じゃ 春信 [音楽] は国手たる は苦し道 じゃそなたは自らその道を選んだの じゃ対に真を滅すと申す が国手たるもの自らを滅す覚悟なくし て国立ち行かせることはできませ んそのこと をよくよく考えなされ [音楽] [拍手] はいつ見ても海は広い この海が我が相の宝じゃまさしく大世の 通りにござりますこの海から上がる海のさ は無限にござりませるしかも全部ただで ござりまするからまさしく天の恵みに ござります措置の話はいつも尊徳感情 ばかりじゃわしが宝と申したのは海のさの ことではないこの海の広さのことじゃ あこの海の無限が 人の有言を教えてくれて [音楽] おるこの方は代の織田 このような立ちは許されざるものにござり [音楽] ますこの方もまた父親に格別な思いあるの でござりましょうかそれとも噂通りのけ者 なのでござりましょう か目が見え ぬ はい立木は何をしておった立木殿のにみは ござりませ ぬ木がつきました時は もう手遅れにござりまし た次郎は今どこに おる裏方の庭で遊んでおりまする 大手前 いる 申し訳ござりません きちおお 次郎ただ今戻ったぞ またいくさに勝った ぞ 喜べ はいたたけの男は皆強き男 じゃ はいそちも強いの また重たくなっ た父 上 ん病で目が見えなくなりまし た男の子 じゃ目見えぬくらいのこと 吹き飛ばせはい [音楽] メミ は心の目を 開け はいいい子 じゃこの世は家族揃って寝ること春信が 望んだのでござりまする次郎の目が見え なくなった時春信は初めて人の親になった のかもしれ ませ父親になることは何やら難しくことの ようでござりまする Hああ へお目覚めになられ た へ3人 とよ揃う た昔のまま じゃ母上 いかがなされました かそなたたちを残し て旅立てませ ぬ何を申されます かハノ そなた に1つだけ申しておかねばなら ない はい たえいかなることあろう とも西に向かってはなりませ ん はいそなたが納めでばならぬ国 は我が貝 とシノの2国 じこの2つを命かけて守り なされ はい西に 向かい都に登りて天下取ろうと も宮子に はち 猛り妖怪の類いしかおりませ ん天下と は足夢 じゃ良い な西に向かってはなりませ ぬ都に登る わ死ぬること じこの こと決して忘れてはなりませ んはい これで よい は私は幸せもの じみんな良い子じゃ あの方 をよしない にあえ [音楽] 呼び戻す力の限り 呼び戻す神と [拍手] [音楽] [拍手] [拍手] [笑い] 取り合えJA [笑い] [音楽] 誰が坊主をよせと申し たされ [音楽] 我がを残してこの世を立ち去ることなぞ できますでしょう かたえ体はシスとも私はこの世に残り我が この行へ見守らねばなりませぬこの母の 気持ちどうかお察しくださりませ [音楽] あ JA [拍手] ます このようなこと許され ぬもし人の知るところとなればいかなる音 がありはわから んそなたと2人だけでおめに書かれる ところ他に荒しありませ ん人とは何じゃ 話がないなら帰るぞオブ ど話があるなら早く 回せどうぞお座り遊ばし ますそなたは 若殿様のお盛り役にしてただ1人のお味方 にござり ます どうぞ若殿様のためにお励み遊ばし ます元よりその覚悟 女山頂の方 様そなたのこといにもお心におとめ遊ばし ておられます よっ て若殿様ただの家お次遊ばします赤月には そなたのこと竹だけ家臣ひととし て大いなる処を与え遊ばしますとのせに ござります 身にある光栄だが親方様ご健在の今その ような話は不謹慎にござる いこれは三条の方様とこの屋の心の奥の 言葉 にてその思いの竹を申し上げているだけに ござり まするどうぞ お心へ違遊ばしませぬようお願い申し上げ ますそなたは若殿様のお 方私は三条の方様に命捧げ しもどうかもっと近しを遊ばしていただき と存じます [音楽] [拍手] あ [音楽] お願いにござりまするお近づきください ますな お願いにござり まする私は老害にござりまするお近づきに なられてはいけませぬ 何を申す かわしを 見よどうか恋い一生のお願いでござり ますお引き取りくださり ますわしを見るのじゃ その 病いわしが 引き受ける我が顔 に息を吹きかけよう そなたの病いの全て 申し受ける吹きかけ よそなたを救うため なら我が命差しだぞ 私はもう長くはありませ ん私の代わり に史郎が街と諏訪の橋渡しになり ます史を私と思ってくださりません お願いにござり まする死にませ んそなたとばし は生まれる前から固く糸で結ばれていたの [音楽] じゃ来い [音楽] [音楽] 少し良になった方が良い [音楽] 話 [音楽] はせ話はせぬ [音楽] 属性離れる 人の心を思わね ば山の音 聞こえるよし風風 風風 風空中 そこの音こっちを 向け聞こえるかこっちを向くん じゃわしのことかそうじゃ ここでは暗くて見えん外へ 出よいかなるよじゃ黙って外へ出ればよい の じゃ突きあかりでみるはて そこへ 座れ顔をあげよう月を見るの じゃ長尾かとであろう 答えよそう じゃ確かにわしは3日前 まで長尾影虎と申し たされど今はただの修行層じゃどうじゃ手 じゃこの長影様の首ならどこへ持っていっ ても体になるぞ これが長尾カトラ か捉えてみればただの若ではないかさあ カトラ我が尻の匂いを か やめわしが切る 死を前にして眉1つ動かさぬこのどこまで 続くか試して使わす長をかとら手足1本 ずつ順に切り落とし最後にそちが首を 切り落とす命惜しくは叫んで みようまず左手からじゃ誰か持っ て命 [音楽] う [拍手] 親方 様親方 様はら ぬ俺様 わしはそうじゃる [拍手] [音楽] ななぜわしを呼び戻すの [音楽] じゃなぜ人を切らせるのじゃ [音楽] [拍手] [音楽] わし は越後統一のために戦い国のありを示し たされと家臣豪族の強欲収まらず日のり夜 訪れるまで争いに争い重ねるばかりじゃ そのようなものどもにいかなるロク払った かわしはそのようなもどもに手はむ ぞで は誰 がエゴの民を導くのでござりまする かに走り回るものはわずかにして病の多く は自らの力で国守り田を耕し日々の家庭を 得ており ますその者たちを捨てて仏の道などあり ましょう や今国捨てになれば越後は 立ちどまりますどうかエのためにおり くださり ませ親方様のお怒り我ら決して無には いたしません必ずや知に走るもの容赦なく 切り捨ててご覧に入れば する国手の道も また仏の道と思てくださりませ ん仏は山の中ばかりでは なく百勝の荒れたの中にもおり まする赤子 の泣き声の中にもおり まするど かどか 申し上げます するこれより 先いかなることあろうともこの きまる親方様と精子共に立つ ことここに我が地を持って誓い [音楽] まするJA [音楽] お帰りなさり ませうん あ [音楽] 母は死ん だ父上を待っていた ぞ我が子春信の青年がわしていまし たこの時を境いに春信は心の中に残りし 若き日のあき思いを捨て去ったのかもしれ ません [音楽] やえ はいまあまあ 何がまあまあじゃ恋姫なき今親方様はここ へお戻り遊ばされるはずではないか はい親方様お久しぶりにお帰り遊ばしまし たのになぜの裏方にお越になりませの かご期間第1夜は性質のこの3条がたらね ば性質の面木立ちません姫様少々お声が 大きござりますどうぞお静かに遊ばします お裏方とてさと同じこと じゃご先人は性質のこの私がする当の ことそれなの に第一夜の先人をたることなど絶えて 久しいではない か何のため の性質なの じゃ申し訳ござりませ んそっちたの顔など見ともないれはい いやいやこうして3人揃って出会えるとは 夢にも思わなんだ誠に誠に今まで我らさに 出会わなんだが不思議と言えば不思議で ござる のおお の富士はまた一段と美しい のここから見る富士が正面にござります なかなかに良いお姿 じゃ他国からはこうは見えませんまさに邦 富士の異言 じゃ ただ何か いや ただ少々間近すぎるような気がしてなら ぬ今少し遠くに見えた方 がありがたく拝めるよう じゃ遠い富士を見て暮らすものの日かも しれぬがやはり 法富士は青てうものあまり遠くては霊言も あかではござらん誠に誠にその通り じゃ武田殿 の貝から見る裏口もまた別の味わいで ござろうのお言葉ではござりまする がでは誰1人 などとは申しませ ぬこれはブレなこと をごめん来いやいや気にさる な こらこの邦富士の正面とは手前に小山 重なりその後ろにの隠してそびえ立つ姿を 申すそうじゃ ほおそれは初耳じゃ 士は例言あかにして拝む山にござりますれ ば下は隠してこそ 正面知り丸出しの姿では例言も消えて しまうというものだそう [笑い] ななるほど 山国には山国の暮らしぶりありというもの じゃこの富士が知り丸だしと は貝は山になれば見渡す限り山だらけ まさに味わいのあるお暮らしぶりじゃあの 富士がしまだしとは さて北条 殿和木の件でござる が うん今川 殿そろそろよろしうござりますかはいいや 丸 我が若男内実には北条殿より姫を もらおう承知いたし たで は我が若男内には武田殿より姫をいただく ことに いたす我が娘梅を差し上げまする うん して我が竹と今川の間では年卓男吉信に 今川よりおつとの腰ありましたゆえこれ にて三国の間は新たなる縁で結ばれたこと になり まするご 異議ござりますか いやめでたい限り じゃわしもいいえることはなし じゃで は今決まりし和木の条件文字に いたしそれを持って近いといたし ます承知いたし たわしも じゃ娘差し上げる上は 軍勢国境まで引き上げるしかある ま娘を吉な [音楽] に 改めてお常を 十々承知しており まするではそれがしからも梅をよしな にうん [音楽] [音楽] [音楽] なん兄様 じゃおし方を見よう 日夜酒に 浸り うせ虫のごき貴様 じゃその方 は海の国士ではなかったのか 現地信三郎光の父を 引く海の国の主ではなかったの か種の誇りをどこへ捨ててまったのじゃ [音楽] この 桜よくよく見れ ば君 悪し先誇るとはこのこと じゃただ咲くことを 忘れ勝ち誇り あい 下すその美しさに惑わされしもの魂 奪い誇り捨て させその日その日の目先の闇に生き させようとするの じゃ美しい姿に惑わされてはならん 高き心ざし しもて怪を思え天下を思え己れを見捨てる な愛しきもに溺れてはなら ぬ己れを生かすためなら ば自らの手で立つの じゃさあ 己れを取り戻すの じゃ ランそなたは独り言を言うておればよいの じゃラン そちに逆月を取ら せるはいはいあいやいやいやわしが つぐよく気がつくこと じゃこれ は別れの逆月 じゃ別れの逆月とは いかがされ たそちの 命 奪う奪えるものなら奪うがよいこの乱なし で1日とて生きられるくせ に生きて [音楽] 見せる ああああ [音楽] [音楽] あ [拍手] 織田信長と力 合わせ今川吉本が 首必ず打ち取るの じゃは このこと多言 無用密なるを 様子できる [音楽] か必ずやし まするそちは もはや今がけ下心にあらず 我がただけかし じゃ たえ過去にいかなる生殺あろうと小の こと我が会の名運に関わる仕事 [音楽] じゃ頼む [音楽] ぞ山本 介はい ただ少々話がうますぎるような気もいたし まする確かに信じよと申したのじゃなはい 確か に会にとって鶴川西への出口 じゃ都に登るにはスガを通らねばなら ん今が 吉本もし今消えればこれほど後なことある ま しかもスルガには武田春信の欲しいもの2 つ ある1つは金山1つは海 じゃ山本介どであろうとこれはまさしくき じゃ今日のこの家にかける人の用意出せ 人間50年 下のうをれ ば 夢幻のごく なり 人をえ て ぬもののあきこ [音楽] 羊を前に悲しげな顔は金物じゃ 笑え笑えぬ か はいではその顔にふさわしいもの言いを しよう敵は大軍我が手勢は2000 ばかり根性の別れになるやもしれ [音楽] んそう じゃ泣くのじゃ そちをいてほしく思わていた ぞそちの涙は大いなる勇 耐えるわを待て [音楽] [音楽] 申し上げますおおカま入れあ 用しますなん じゃ織田の村が 清上どうし た織田信が今朝暗いうちに清おいでこちら に向かっているとのことにござり ます信長が城出た あ信長馬知らせれば昼前に姿表します の数は およそ7800とのことにござり ます 78002万5 7800ネズミの[ __ ]のご ぞさのウが油断なりませ んご用心くださり ませそちも他国暮らしで苦労になったの まずは我が軍の力得と見舞いた ぜ今川吉本様 サラバでござり [音楽] まするお山本ど約束通でこいたら うん仕事はどこにある 今川殿 はこれより下の狭道を5丁ほど東によった 百夜で雨宿りしておられます百夜は 3元そのうちの1番大きな家が本陣に ございますや見こござい ますよいか一気に本をつくのじゃ本が首 帰りびったら様げの [音楽] 無栄 申す霊などいら ん場 [音楽] しっかりしああよすのああしっかりし あ鎧はこのじゃ 重い暑いこれ重いなんとかせえもああおあ なんじゃ小村があった来たとのことに ござい まするあでは皆のもに敵近へ用人せよと 申せは [音楽] [音楽] れおやがっ う [拍手] [音楽] 我が子春信は今川吉本殿の死によって西へ の出口を得たのでござり まするでは宵はここまでにいしとござり まする [音楽] [音楽]

1988年

中井貴一、柴田恭兵、紺野美沙子、大地真央、南野陽子、石橋凌、麻生祐未、若松武、篠塚勝、宮崎萬純、丹波義隆、渡辺正行、松原一馬、猪岡拓郎、福原学、村上弘明、本郷功次郎、児玉清、美木良介、小林克也、宍戸錠、岩下浩、北村総一郎、岡田圭、水谷敦、原康義、室井奈穂子、飯島京子、中村勘九郎、上條恒彦、大門正明、御木本伸介、河原崎建三、橋爪功、平幹二朗、小川真由美、宇津井健、菅原文太、西田敏行、杉良太郎
語り:若尾文子

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