吃音症の女性社員を庇い左遷させられた私が、老人に相談した翌日の出社で待ち受ける衝撃の展開!彼の言葉に隠された真相…?

2年前に妻が浮気した当時結婚2年目で私
は26歳普通の
サラリーマン嫁は24歳医療
事務私たちは子供はまだいなかっ
た不倫相手は29歳医者で既婚
者奥さんは27歳元
ナース嫁の不倫が分かったきっかけは
ごくごくありきたりで私が家に帰ると寝室
で嫁の上に不倫相手が乗ってい
たこれもまたありきたりで不倫相手は嫁が
働く病院の
医者とりあえず私は冷静になりこっそり
行為を盗撮した上で突撃し
た突撃すると嫁は方針状態
相手は土
座私は土下座している不倫相手の頭を踏ん
で床に叩きつけ
た起き上がったところを蹴り上げ
て興奮してあまりよく覚えていないが23
発ノックアウトしてい
たとりあえず警察に家に見知らぬ男がいて
妻を乱暴していると通報してやっ
た警察に連行されていく不倫
相手その間に私と嫁は事情
長手嫁は私と警官にスマホを見せて浮気で
あることを認め
たその間に嫁の両親が家に到着し
て家を嫁の両親に任せて私は泣いて話に
ならない嫁を連れて警察署に行っ
た嫁の話を聞くと当時から半年くらい前に
不倫相手に飲みに誘われてそこから
ずるずると関係を持ち始めたとの
こと不倫相手の教育も概ね一致したので
とりあえず不倫相手は釈放され
た嫁はこの辺りから観念したのか謝りっ
ぱなし
で言い訳らしい言い訳もしなかっ
たもしもが言い訳をしていたら私は嫁すら
ノックアウトしていたかもしれ
ないそして翌日私の両親と嫁の両親も呼び
6人で我が家で家族会議をし
た嫁の両親は2人で土下座し
て嫁も両親に続いて土下座し
たそれから嫁の父親が嫁をボコボコに
ノックアウトするので話にならず止め
た私の母親は泣いてい
た父親はじっと何も言わず黙っていた
が嫁側の言い訳というか釈名などを聞き
終えた後私に突きつけるよう
にあとはお前が
決めろと言ってき
たそんなことを言われても針状態でも考え
られなかっ
た不倫相手を倒してやりたい気持ちもあっ
たし破滅させてやろうという思いもあっ
たしかしだからと言って嫁との離婚を
考える
と正直嫁に色々やってもらったななんて
思い出して泣きそうになってしまっ
たそして結局のところとりあえず知り合い
の弁護士を紹介して
もらい不倫相手の家族と勤務先の病院に
報告翌日弁護士に連絡があり不倫相手の奥
さんは私の嫁と旦那に慰謝料請求し離婚
する意思を示している
らしいなんでも不倫相手の不倫は今回が
初めてじゃないんだとか
向こうの奥さんの話を聞いて私も離婚かな

思いとりあえず嫁から
200万円不倫相手から600万円と弁護
士と打ち合わせ
たただし勤務先には知らせないことが
条件ぶっちゃけ医者なのでもうちょっと
請求できたと思うが長引くのが嫌という
気持ちが1番だったので
不倫相手に関してはそれで手を打って
終わっ
た不倫相手の奥さんは嫁に対して慰謝料
請求しないことに決めた
らしい弁護士から聞いた話だと今回のこと
はバカ旦那が直会を出してい
て私の嫁に申し訳ない気持ちでいるとの
ことこんな嫁を気遣うさん優し
すぎるまさに白衣の天使
だこんな奥さんがいるのに何やってるんだ
か私の嫁に関してはこれもありがちなこと
なんだ
がもうしない反省し
てるなんて言っていて泣きまくって
いるなんとか離婚だけはしたく
ない気の迷いだっ
た傷つけてごめん
なさい離婚はしてもいいけど一緒にい
たいと言ってい
たこの頃私は全てが面倒になってい
てもう何でもいいよと離婚届けに自分の
名前と夏陰だけ済ませて嫁に渡していた
慰謝料に関しては
留保ただ離婚するならば財産分与なしと
いう証書だけは作ってもらっ
たそしてそこからの生活はと言う
と私は無力感でいっぱいだっ
た嫁に裏切られた傷ついたというのは
もちろんあったが本当にもうどうでもいい
から好きにしてという気持ちが強かった
別に嫁が他の男と寝て汚いとも感じなかっ
た別に不倫相手だけじゃなく結婚前や私と
付き合う前に他の男とも経験しているわけ
で誰でもそうだと
思うそういう妙な割切りだけは冷静にでき
てい
た嫁は仕事を辞めて専業主婦になった
朝は早く起きて私に朝食を作っ
たり弁当を作って持たせてくれ
た最初の何日かは平気だったんだ
が1週間が過ぎたくらいからなぜか弁当
だけが喉を通らなくなっ
て弁当はいらないと伝え
た帰ってくれば夕飯が出てきて食と夕飯は
普通に食べれてい
たそのはずなのにみるみる痩せていって
175cm65kmだった体重が50km
台後半まで落ちてしまっ
た何をやっても楽しくない
し外でも家でも何を食べても美味しいと
思えない
し何に対しても集中できなくなっていた
その頃は嫁も本当に何も言わずに尽くして
たという感じ
で会話なんてほとんどなかっ
たそれでも私が家にいない
間かなりいろんなことを家でやっていたん
だろうなというのは分かってい
たいつも家は綺麗に片付いていたし料理も
毎日欠かさなかった
しかしそれから1年ほど経ったある時私が
もらってきてしまったインフルに嫁が3日
時間差で感染してしまい寝込ん
ださすがに嫁が倒れてしまったら面倒だな

思い回復機にあった私が適当に世話をして

たらまた泣き
ながらごめんねごめん
ねと繰り返し謝ってき
ただが謝られても私は何も感じなかっ
たその日の夜あたりに嫁の様子を確かめる
ために部屋を覗いたら嫁の枕元にノートが
あっ
たなぜか珍しくそれが気になっ
た嫁は薬を飲んでちょっと楽になったのか
ゆっくり寝ていたのでちらっと見てみ
たら毎日の私の様子
やその日にしたことなどがこまやかに書か
れてい
た今日は味噌汁美味しいねって言って
もらえ
た好きだったビーフシチュー作ったらお
代わりしてくれた
など別にそれを見て嫁に対して気持ちが
持ち上がったわけではない
がこのままじゃ何も進まないと思っ
たとりあえず自分の状況を今まで危ないと
言い続けていた会社の同僚の進め
で診療内科とカウンセリングに通ってみる
ことにし
た診察ではおそらく中度のうつだろうと
診察され薬が処方され
たカウンセリングも受け
た最初の日にカウンセラーに色々話したら
嫁も連れてきたらどうかと言われ
た正直なんでそんなことを言うのかと思っ
たので嫁を連れてくる理由を聞い
たら今のままじゃどちらにも転ばないしお
互いに苦しいだけそれならとことん
話し合ってそれぞれが納得行く道を
見つけるべきではない
かと言われ
たカウンセラーの言う通りだなと思い帰宅
し嫁に言う
と是非ついていきたいというので次の予約
の時に連れて行っ
た30歳くらいで豪快に笑う割にはすごく
柔らかく話す男性のカウンセラーだったん

が私のどうでもいいやってくらいの話を
色々聞いて
から嫁に話を振ったら
申し訳ない傷つけてしまっ
たでも一緒にいることで苦しめている気が
するなんて話をしてい
たしばらく私もぽつりぽつりと話して
て嫁も泣きながらぽつりぽつりと話して
たらカウンセラーが改まっ
てカップルダンスってのがありましてね
と話し始め
た人間っていうのはトった時にお互いに
自分を守ろうとするん
です逃げるのと負うのお互いの主張し合う
の関わりたくないと離れるの
とという動きをするのだと言われ
た私たちはおそらく逃げるのと負うのかな
と思っ
たカウンセラーは続け
てもし2人がこのうちどれか
なら2人はどんな自分を守りたいと思っ
てるんでしょうか
ねと私たちに聞いてき
た私は別に何も守ろうだなんて思ってい
ないなと感じた
が嫁
は旦那をこれ以上傷つけたくないって思っ
て逃げている気がします
[音楽]
と言っ
た逃げるならとっとと家を出ていけばいい
のになんて私はそんなことを思ったんだ
がじゃあここで旦那さんの嫌いなところを
あげてみましょう
かとカウンセラーが言っ
た正直それにはちょっとびっくりし
た嫁も戸惑ってる様子だっ
たしかし嫁は震えて泣きながら
こんな生活になる前からのこと
で帰ってきて着替をちゃんとハンガーに
かけないところが
嫌メールしてもそっけな返信しかしてくれ
なかったのが
嫌あともう1つ何か言っていたが忘れたが
私の嫌なところをいくつかあげ
たそれを言ったら嫁が尋常じゃないくらい
泣き出して私はさらにびっくりして気が
ついたら嫁の背中をさすってい
たちょっとしたら落ち着いてき
て嫁が付け出し
たちゃんとかけてよって言うとやっとい
てって甘えられるのが好きだっ
たメール返してって言っ
たらメールは変わらなかった
けど家に帰ってきてから
ちょっと優しくしてくれるのが嬉しかっ
たそんなのが嬉しかったの
に私が誘惑に負けて傷つけちゃったんだ
ごめん
なさいごめん
なさいと言ってまた震えて泣き出し
たそれを聞いてなぜかわからないが妙に
道場してしまった自分がい
た嫁はこんなに後悔していたんだなと思っ
た今までの謝罪と大して変わらない気もし
たが嫁がやっと自分が壊したものについて
理解して謝っていたんだなって分かった気
がし
た次にカウンセラーは私
にナンナさんはどんなことが楽しかったり
嬉しかったりしましたか
と逆の質問をしてき
た私は嫁の言ったことと
でやっといてって言うと嫁はもって言い
ながらもやってくれるのが嬉しかっ
たメールの話された時に頭ポンポンてやっ
て不愛そうでごめんなって言ったら
照れ笑いしてたのがなんか嬉しかっ
た仕事で疲れた時に帰るなり私の顔を見て
大丈夫って言ってくれて私のことを
ちゃんと見てくれてるんだなって思っ
たと話したらカウンセラー
はそういうのが全部壊れちゃったんです
ねと言っ
た自分でも分かっていた気がしたが
カウンセラーに言われてそうだったなと
改めて思っ
たそれを聞いた嫁はまた
号泣なぜかわからないが私もこみ上げてき
て泣いてい
たその後も学習で2ヶ月ほど通ったが再
構築できそうな気がしてきたの
で私はカウンセリングの45回目でもう
大丈夫そうだと伝え
てカウンセリングは終わりになった
それから薬を減らしながらという感じで
しばらく病院には通っていた
が今はもう何も飲んでい
ない今頃になって思うがあのカウンセラー
はおそらく私が嫁に対して気持ちが残って
いるんだけれどもそれ以上の強い不審感が
あってそのせいで嫁の謝罪や気持ちが
ダイレクトに来てないのが分かったん
だろうなと思っ
た嫁が自分が許して欲しくて自分の気持ち
しか語ってないというのにも気づかせて私
のことを考えさせようとしたんだなという
のも分かっ
たこれが正解というわけではないが私たち
夫婦の場合はカウンセリングに行って
よかったなと本当に
思う結局夫婦なはっ
た最近では昔以上によく笑うし気を使って
くれる嫁に大事にされてるなって感じ
られる私も純粋にそれを嬉しいと
思えるしかしまだ完全に不審感がないわけ
では
ないこれに関しては時間がかかるかもしれ
ないがそれほど辛くなかっ
た最構築はすごく難しいことだと思う
しかしされた側の元気が少し戻った時にで
もきちんと話し合ったりする場を設けた方
がいいと
思う呆然とそのまま終わってしまうより
ももしかしたらその先に思いもしなかった
幸せが存在する可能性もゼロではないと
思うそして私たち夫婦は嫁が近々娘を出産
する
嫁に不倫された時はもう完全に終わったと
思っていたの
でまさか再構築できるなんてこれぽっちも
思えなかっ
たあの時カウンセリングを受けていなかっ
たら私は今頃どうしていたんだろうとふと
思う一歩踏み出してまた歩み寄ることで
この先変わることができるだと知っ
たあの時のカウンセラーには心から感謝し

いる嫁を信じることはまだ難しいが娘も
生まれるので家族3人でまた1から
スタートしてゆっくり過ごしていきたいと
思うでは次回の動画でお会いしましょう
ごご視聴ありがとうございました
今年の正月には数年ぶりに雪が降った都会
では滅多に見ない一面の銀世界の中寄生し
て家族みんなで段々
する普通の人であればちょっと心踊る一瞬
と言える
だろうしかし私は思い足りでえ続く道を
歩いていた親戚もたくさん集まっているの
だろう玄関越しでも賑やかな笑い声が
聞こえてくるその中には血のつがった家族
でありながら大嫌いな父と姉のかん高い声
も混じっているその声を聞くと子供の時の
苦い思い出が鮮明に浮かび上がってくる
大丈夫
はそう自分に聞かせながらインターホンを
鳴らすのだったいやまさかさゆちゃんが
こんな美人さんになるなんて
ね顔も名前も思い出せないがおそらくは
親族であろう中年の男性が私に話を振って
くる美人という単語が気にさったのか姉が
私を鋭いまなざしできっと睨みつけてくる
私の名前はさゆ27歳姉のまゆ子は子供の
時から私を見下しており自分が話題の中心
でなければ気が済まない強気な性格
だでもさあんた太ったの昔はあんなに
スタイルを自慢して冬でも薄着だったくせ
にそれがこんなにぶれしちゃってまるで豚
みたい姉が鼻で笑いながらそう言いきると
男性は気まずそうに私に釈し酒を煽った私
はもうれっこだがこんな席くらい悪口は
控えて欲しいもの
だ実家はわけあってそれなりに裕福なので
座敷も広ければ親族以外の客も多く来て
いるそのため今まで姿は見えなかったが
すでに出来上がっている様子の父が私の方
酒瓶を持って向かってきたおい何をお客の
ようなずらしていっているんだ皆さんに尺
くらい
しろ到着してから開た皿を下げて洗ったり
ビール瓶を出してきたりと色々と手伝いを
したのにまだ数年ぶりに会う私を手伝わ
せようとしている
父姉にはこの宴会の準備さえ手伝わせてい
ないそうだから私たちへの愛情にどれだけ
差があるのかが
伺えるだが自分にあった化粧を覚える前の
数年前に比べればまだ良い方なの
だろう酒がまずくなるから参加しないで
くれとまで言われていたのだからまあまあ
と親戚たちがなめても今度は説教が
始まるお前は地元を捨てたんだとかどうせ
都会で就職してもブラック企業でこき使わ
れいだけだろうとか酔っていようが今が
関係なく父はいつもそうだ父はふと鼻を
鳴らすと私たちから離れ好々に酒や食事を
楽しんでいた人々の前に
立つそして昔と変わらず家や姉自慢を始め
た親族たちはまたかと困ったような苦笑い
を浮かべながら顔を見合わせているしかし
今回はいつものそれとは一味違った姉が
研修意の期間を終えて女医としての第1歩
を踏み出したのだという華々しい姉の経歴
を聞き飽きている親族たちもその報告には
拍手合殺で喜んでいた私たち姉妹は普段
互いに意味嫌いあっているがそのき尾は
喜ばしく思ったそしておめでとうと姉に
向かって言うと姉は私の予想に反してこう
言っ
た当然でしょ出損ないのあんたとは違うん
だから私が悪shallに取られていると
父は姉の吐いた言葉に大笑いしたそうだな
お前は出来そこないだめでたい席が台無し
だから出ていけ2度とこの家の仕をまたぐ

よ父の心ない言葉にそれこれまで楽しんで
いた客たちが皆口を閉じて水を打ったよう

静まり返る場を台無しにしたのはどっちな
のかこの2人は昔からこうだ大々医者を
なりわいとしてきたというだけで家柄を
自慢して他者を
見下す母が離婚を決意したのも父と父に
感化されて母をあうようになった姉のせい
だ私はふと子供の頃を思い出した私たち
姉妹は幼い頃から父らと同じく医者になる
ことを前提として教育されてきたその一方
でことごとく母を見下しまるで家政府の
ような扱いをしてきた母は医者ではなく
ごく普通のパート主婦だったかつて親族
から聞いた話では母は父からの猛烈な
アプローチを受けて結婚したそうしかし私
の出産と同時にこれでもう離婚はする前と
高をくくってそのような扱いをするように
なったようだ母は自分を親として見なく
なった姉を何度も説得しようとしたが姉は
聞く耳を持たなかった私が中学生になる
少し前母はある決心をしたこのままでは
私たち姉妹が医者でではなく本当にやり
たいことを見い出せず医者以外の他の人を
見下すような心ない人間になってしまうだ
から離婚しようと思ったのだ父は母から
出された離婚届けに老廃したそうだまさか
医者の自分が離婚を切り出されるとは思っ
ていなかったという父は医者の妻で
なくなれば今までのような生活はできなく
なると母を説得した
それでも母は同じず私たちの真剣と養育費
だけを要求して父との裁判を行ったその
結果経済的な理由で父に真剣が渡って
しまったようだ母は真剣を取れなかった
ことを私たちに泣いて詫びたが姉だけは
貧乏暮らしなんて嫌だからお父さんと
暮らせてよかったと最後まで母を下げんで
いたの今でも肉らしく
思う裁判の中で父は金に糸目をつけずに
優秀な弁護士を雇いその結果真剣を得たと
いうからよほど私たちを医者に育てあげ
たかったの
だろう母がいなくなった分医学に興味など
なかった私への風当たりは強くなっ
た私は昔から可愛い服やお人形が大好き
だったが父は学校の成績は良くても医学の
勉強をしない私には何も買ってくれなかっ
た医学の勉強をする姉だけが何でも買って
もらえたので時々姉は私の欲しいものを
わざと買ってもらい見せびらかしに来る
こともあった父は医学を心志さない私とは
次第に会話もしなくなりやがて姉と共に私
は頭が悪いなどと悪口を言ってくるよに
なった私は高校生に上がる頃ある決心をし
た父と姉とは卒業と同時に縁を切りこの
地方から都会へ上京しようと考えたのだ
しかし父は私の大学費用は一切支援しない
と言っていたので自分でどうにかしようと
考え
たそこで私は親族を頼り家庭教師の
アルバイトをすることにした
幸い成績は良かった上に私が入学したのは
地元でも随一の新学校さらに私が教えた
親族の子供の成績がぐと上がったそれが
評判となって私は自分の勉強もこなし
ながら土日も返上し月に8万円の収入を
得ることができたこれなら大学の初期費用
や学費状況費用もそこそこカバーできる
そう思った矢先私は父からとんでもない
ことを言われた毎月の収入となる8万円の
うち3万円を姉に渡せというのだ私は父と
姉の嫌がらせに対抗しようとしたが拒否
するなら退学させると言われ従う他なかっ
た卒業後私の貯金は大学費用と安い
アパートを契約したことで使い果たして
しまった無事に自立した今となっては
懐かしいが当時は本当に苦労したものだ私
はまだこちらに向かって出ていけと大笑い
している2人を一別して立ち上がった
わかりました夫もそろそろ来る頃ですので
ご挨拶だけしたら帰ります私の一言にそれ
まで気まずそうに口を結んでいた人々の
表情が輝いた
まあさゆちゃん結婚していたの叔母の一声
を皮切りにお相手は誰だいつ結婚したんだ
とやぎ早に飛び交う質問おめでとうと祝福
してくれる人々の笑顔とは裏腹に姉の行走
は凄まじいものだった姉は見た目こそ指し
て悪くはないしかし気の強さと人を見下す
性格から結婚話は愚か月合っても数ヶ月で
別れてしまう姉が私を見下すのは自分に
彼氏ができないことからの嫉妬も理由の1
つだと
思うその性格を改めるば姉にだってきっと
いい人が現れるというのにすみません
きちんとご挨拶したかったのですが遅れて
しまっ
て遅れて到着した夫を見て皆驚いたような
顔していた彼は外見こそごく普通の使顔だ
が私がコーディネートした服を着ている
せいかとても格好よく
見える夫の名は勝典35歳で私とは少し年
が離れているしかし父が驚いているのは私
が夫を連れてきたからではない夫から名前
を聞き出して呆然とした表情をしているお
お前医者と結婚したのかそう勝海は医者だ
父も退職したとはいえ医者という立場に
固執しているだけあり名前を聞けば分かる
ようだったしかしそれを聞いて1番に起り
出したのは姉だ私より先に結婚なんて許さ
ないしかも相手がこんなイケメン
なんて父も我に帰り再び偉そう態度で私と
勝に命令して
くる要は医者にならなかったお前には不
つり合いだから姉に勝典さんを譲れと克典
の医師も最初に言った通り私たちがすでに
結婚していることも無視してそう言い張っ
てきた私は相手にするだけ無駄だと思い
さっさとこの場を去ることにした夫と共に
玄関に向かうとしつこく父と姉が悔しそう
な顔をしながらついてきたそして背後から
口々にお前なんかがと心ない言葉を浴びせ
てくる言い返したくはなかったが正月早々
嫌な気持ちにさせられた私はとっさに口を
開いた私たちはもう2度とここには来ない
から安心してそれより自分たちの心配をし
たら姉も父も私が言い返すとは思わなかっ
たのか目を丸くして固まった確かに2人
とも努力して立派な医者になったことは
事実しかし父も姉もその立場だけに
こだわるあまり患者に対して寄り添う姿勢
がない自分の治療が絶対だと譲らず
セカンドオピニオンに行ったとでも言えば
大激怒そのため昔から父の評判は悪かった
と有名で姉の勤めている病院も口コミで
散々な評価を得ている医者になったのは
喜ばしいが姉の勤め先の病院は赤字経営
らしいので人件費も高くその上患者からの
評判も悪い姉を継続して雇用してくれるか
は疑問だプライドの高い姉は私の言葉に
怒り浸透で何か言い返すと考えている様子
だったしかしその前に私は親族たちが
こちらを心配そうに覗いている座敷にも
聞こえるように言った私初夏には出産する
のでももうあなたたちに合わせることも
ないわね私はさっき姉が言ったように少し
前までは痩せている方だったしかし今日
厚着しているのはお腹を冷やさないように
するためだその途端父の結が
いくら父でも孫と聞けば浮き足だつようだ
おおい生まれたら俺は会いに行くからな
住所
教えろしかし勝海がさも嫌そうな顔をして
断るので父は分外した姉は私が結婚どころ
か妊娠までしていたことが信じられない
ようで口をパクパクさせて驚いていた
あんなに可愛がっていた姉にもせず私たち
にばかり執着するので思わず笑ってしまい
そうになる父さんには姉ちゃんがいるじゃ
ないと言い残して私たちは2度と来ること
のない実家を後にしたその後父からは今
まで1度もかけてくることがなかった私の
携帯に連絡があったもちろん着信拒否した
のでもう関わることもない
だろうその後姉の友人から姉が結婚相談所
に入会したことを聞いた早速自分は医者だ
とゴゴしているそうでおそらくうまくは
いかないだろうと笑ってい
た今日は私の母と連絡を取り色々と必要な
ものを買いに行く約束をしている姉と父に
は嫌な目に合わされてばかりだったが最後
にちょっとは仕返しできたと思う
君とは離婚以外の選択はない真剣はお前
なそう言われた時私は頭が真っ白になっ
た何かの間違いなんじゃないかとすら思っ
たの
だま待っ
て悪いが待たない
お前とは終わり
だ一方的に離婚を突きつけられた
私しかも私から離れていったのは夫だけで
はなかっ
た息子たち
まででも離婚後夫は地獄に落ちることに
なる今から話すのは私を捨てた夫の末路
だ私は
とか夫と3人の息子たちと暮らす
主婦息子たちはそれぞれ
高3高2
中難しい年頃ではあるが激しい反抗機が
なかったことに私はアドしてい
たいつかうるせえばばあとか言われちゃう
のかなと不安に思っていた時期もあったの
だでもそっけないことは多いが暴言を
図れることはないし頼めば家事も手伝って
くれる自分で言うのもあれだがいい息子
たちなの
だ兄弟仲がいいのも親としては
嬉しい3人とも柔道をしているから話は
合うのかもしれない平穏な
日々そう思っていたのだがそれはある日
突然壊れてしまっ
た始まりは1本の電話だっ
た女性の声だっ
た電話に出た私に電話の女性は奥様ですか
と聞いてきたその時にはすでに嫌な予感が
していた
私がそうですがと答えるとその女性は
とんでもないことを言い出したの
だ妊娠しています旦那さんと別れて
ください私は何も答えることができなかっ
た頭が真っ白になってしまったの
だ電話の向こうで女性が他にも何か言って
いたような気がするが思い
[音楽]
ふと我に帰った時には電話はもう切れてい
た私はその日のうちに女性から電話があっ
たことを夫に伝え
たいたずら電話じゃない間違いなんじゃ
ないそう言ってくれることを期待していた
が夫はうきながらその女性と俺と君の3人
で話がしたいと言ってき
た話って何とも思ったが何よりその女性に
心当たりがあるのがショックだっ
た私たちは喫茶店で話し合うことになっ
た女性の名前はひかり
さんまだ二十歳だという可愛らしいキシな
その人は夫の浮気相手だっ
た夫とひかりさんが横並びで座りその正面

渡しその座り順からも夫が何を言おうとし
ているのか分かってしまっ
た別れてほしい彼女妊娠してるんだ再婚し
て支えていきたいと思っているから君とは
離婚以外の選択はない子供たちのことは
意思を尊重するつもりだはに子育てしてこ
なかったし子供たちは君についていきたい
と言うだろうそれでいいと思うんだ真剣は
お前
な夫の言い方はどこまでも一方的で私や
子供たちの意見を聞く様子はなかっ
たとかさんごめんなさいねでも私も妊娠し
ているし
ね夫は光に謝ることはないよとか体調は
大丈夫とか気遣いの声をかけてい
た私の方なんか見ようともし
ない理由は何なのどうして浮気なんかした
の他にも聞きたいことはたくさんあった
けどとりあえず1番気になっていたことを
聞いてみる君はいい母親で妻だったでも
それだけだつまんないんだよもう女性とし
て魅力を感じないでも光は違う女性として
もだしきっと妻になってからも魅力的に
見えるはずなん
だ女性としての魅力を感じ
ない一回り以上も若い女に夫を取られて
そんなことを言われる自分がとてつもなく
惨めだっ
た3人の子供たちの顔が浮かんでこのまま
離婚していいのか迷ったけど目の前で
見つめ合い手をつなぐ2人を見たらもう
離婚以外に選択肢はないのだと悟っ
た私は慰謝料ではなく家をもらうことで
離婚に同意し
た一時的に現金をもらうより家をもらった
方が毎月家賃分が浮いて生活に余裕が
できるだろうと考えたの
だ私は裏切った夫なんて忘れて子供たちと
3人でこの家で暮らしていくそう思ってい
たの
に俺たちは父さんについていく
けど息子たちはそう言ったどうして知ら
ない女の人と一緒に暮らすことになるのよ
お父さん家事も料理もできない
だからあなたたちは私と一緒
に私は子供たちを手放したくなくて説得
しようと試み
たでも息子たちの考えは変わらなかったの
だ母さん俺たちは父さんと
暮らす今までろに子育てに参加してこ
なかった父親がいいのかと悲しくなったし
裏切られたような記へしてしまった
でも息子たちももう中学生と高校
生自分たちの意思をしっかり持てる年齢だ
からこそ私にはどうすることもできなかっ
た息子たちが父親と暮らすと言ったことに
対して夫は驚いたようだったが子供たちの
意思を尊重すると言った手前子供たちを
引き取った
こうして私は家族を失い独りぼっちになっ
たの
だそれから3ヶ月が経った頃元夫が私の家
にやってき
たリビングに上がるなり元夫は数枚の髪を
机の上に投げおいた見てみるとそこには
息子たちの柔道の遠征費用や合宿題
食べ盛り3兄弟の食費義両親が入っている
高級老人ホーム代金などがリストになって

たこれが一体どうしたのよふざけるな子供
たちにこんなに金がかかっていたなんて
知らなかったぞ母さんたちの老人ホーム
だってあんなに高額だった
なんてこれまでは元夫の給料と私のパート
代を私がで理していたの
だ夫の言う通り子供たちにはお金がかかる
ので節約しながらやりくりしていたでも元
夫はお金の管理が下手であればあるだけ
使ってしまう
性格家計の中で何にどれくらいのお金が
かかっているのかも知らなかったの
だそれなのに見だけは張りたがるので困っ
ていた
その証が義両親の老人ホームだっ
た老人ホームを決める時に私は近所にある
施設を進めたが義両親と夫が施設が古いだ
の食事がおいしくなさそうだのと言って
遠くにある高級老人ホームに決めてしまっ
たの
だうちの家計からそこの老人ホーム台をは
厳しいと伝えたのだが聞く耳を持たなかっ
たしかも元夫は光にねだられて高めの
マンションを再婚時に購入しているの
だ貯金はなかったはずだからフル
ローン再婚した光は仕事をしていない
らしいので元夫の今の生活は苦しいことは
想像できる
いい年してお金の管理もできない
なんて呆れていると光りまでもがうちに
やってき
た光は私を睨みつけながら怒鳴ってき
たなんなのよあんたの息子は食費ばっかり
食いつかれるし料理も洗濯も掃除もしない
じゃない
の私はその言葉に驚いてしまった
私と暮らしていた時の息子たちはよく
手伝いをしてくれていた
からやはり無理や我慢をさせてしまってい
たのだろう
かそして光はなんと記入済みの離婚届けを
出してきたの
だ私以上に驚きうえたのは夫だっ
た待ってくれよ再婚したばかりじゃないか
息子たちのことは俺がちゃんと話す
から夫は光の肩に手を置こうとしたがその
手は勢いよく振り払われ
たこんな貧乏生活はもう無理なのあんた
付き合ってる時は散々金持ってますみたい
なアピールしてきたじゃんそれなのにいざ
結婚したら毎月老人ホームに家賃に食費に
払ってたら私の手元に残る金なんてない
でしょ私が節約しながら管理していたツが
ようやく夫に回ってきたのだと思っ
たしかし光はこの後衝撃的な事実を明かし
たのだあとお腹の子あんたの子供じゃない
からはどういうことだ
よももあんたが本命ってわけじゃないし
年上の金持ち彼氏がちゃんといたのよその
人の子供妊娠したんだけどその人は結婚し
てたからしょうがなくあんた私は専業主婦
して楽に暮らせれば誰でも良かったしでも
その人から連絡来たの奥さんと別れたって
あの人は本当のお金持ちだから慰謝料払っ
たって私にだってマンション買ってくれ
るってさあんたもういいや元奥さんと
仲良くし
たらそう言ってひかは離婚届けを置いて出
ていっ
た突然の出来事に私も驚いてしまったが元
夫はもはや方針状態だっ
た元夫は離婚に加えて再婚のことも会社に
話してい
たしかし今回の件で再婚相手が浮気してい
た女性だと会社にバレてみんなからは軽蔑
のまなざしで見られている
らしいもう会社に夫の居場所は
ないでも養育費や私の家のローン高級老人
ホーム台などのために働き続けて
いる前に一度養育費の件であったが
げっそり痩せてい
たそしてそのげっそり痩せた夫から聞いた
のだが光は今もお金持ち彼氏と結婚できて
いない
らしい光の彼氏の奥さんが妊娠していた
そうであっさりお前はもういらない子供も
認知しないと言われた
らしい光もなかなか白場な女だと思ったが
その彼氏もなかなかのよう
だ今は重たいお腹を抱えながら生活保護の
申請をしているんだと
か夢のお金持ちの専業主婦にはなれなかっ
たよう
だ元夫にも光にも同情するつもりは
ない一時の感情に流されて周りの人たちを
不幸にした結果なのだと
思う私はと言うと息子たちと4人で暮らし
ているあの時はと浮気相手を困らせてやり
たくて芝居してたんだ
よそう息子たちから聞いた時には驚いた
どうやら息子たちは私に金銭的な負担を
かけたくないさらには再婚家庭で好き勝っ
てやって父親と浮気相手を困らせてやろう
と思ったらしいのだ料理も他の家事も
一通りできるのにわざとやらなかった
らしいだって浮気して母さんのこと裏切っ
たのに仕返ししないと悔しい
じゃん元夫と暮らしたいと言ったのは私の
ためを思ってのことだったのだと分かって
安心したのと同時にとても嬉しかっ
たずっと私が守っていかなくちゃしっかり
育てなくちゃと思っていたのにいつの間に
こんなにも人のことを思いやれるように
なっていたん
だろう子供たちは私と暮らし始めてからは
料理も家事も十分すぎるくらいやって
くれるようになっ
た今は息子3人との暮らしがとても心地
いい離婚して良かったと思えるほどだ元夫
にはきっちり養育費を請求し
た光に買ってやったマンションを売却して
も支払いはったらしくお金は全くない
らしい夫からは養育費は勘弁して欲しいん

けどそれか良かったらまた俺との生活を
考えてくれないかと言われたがもちろん
拒否お金に困って浮気相手にも逃げられた
からと言って復縁したいなんて元夫の無神
経さには正直引いてしまった
元夫は貧乏ぐらしを強いられているようだ
が私は養育費ももらっているし家賃も払わ
なくていいので不自由なく暮らすことが
できて
いる元夫は若い女にうつを抜かす金の管理
もできないダメ夫だったけど息子たちが似
なくてよかっ
た上野高校生2人はバイトを始めて自分の
学費の足にしたと言ってくれているのだ元
夫にも請求するから学費は気にしなくて
いいと言ったのだが気を使ってくれている

だろう浮気されて離婚だなんてあまりいい
思い出ではないけど息子たちの優しさに
改めて気づくことができたのでそこだけは
嬉しいと思っている
私はマキ29歳主婦をする傍フート社員と
して働く忙しい毎日を過ごしている夫とは
結婚3年目大学時代同じサークルの3公の
先輩だった夫からアプローチを受け
付き合い始めた卒業後も付き合いは続き数
年後に結婚今も夫婦なはよく幸せな結婚
生活を送っているしかし私には悩が1つ
あるそれは夫の母と妹つまり義母と義との
関係で
ある実は私はこの2人からかなり嫌われて
おり何かと嫌みを言われたり嫌がらせを
受けてきている嫌がらせは結婚の挨拶の
ために夫の実家を訪れた時から始まってい
た玄関に入った瞬間義母と義は私を上から
下までなめるように見たかと思うとなんだ
か冴えない子ねもっと可愛い人かと思った
のにと面と向かって行ってきたのである
その場は義父と夫に失礼だぞと嗜められ
なんとか私も家の中に入れてもらうことが
できたしかしその後も家や学歴のことを
根ほりはおり聞かれ正直とても不快だった
さらに私が母子家庭だということが分かる
と義母と義も納得したようにこう言い放っ
ただああ帽子家庭育ちなのね通りであまり
育ちが良くなさそうな雰囲気だと思ったの
よお兄ちゃんならもっといい人がいたと
思うけど母子家庭への偏見は私もよく経験
しているしかしこれから結婚をしようとし
ている男性の身内にここまでひどい態度を
取られるとは思っていなかったギフト夫が
失礼じゃないかと2人を出席してくれた
けど2人はだって本当のことだもんねと
納得が言っていない様子だったその後は
歓迎されていない空気を察し予定していた
よりも早く疑実家を後にした帰り道夫は
必死で私に謝ってくれた夫とは付き合って
長かったこともあり夫自身は本当に誠実な
人であることはよく分かっていた今回の
ことも夫は全く悪くない
私は全然平気だよ母子家庭って悪い
イメージ持ってる人も多いからと納得した
ふりをしたその後夫とは無事に入籍結婚式
の準備やその後も何かと義母と義には嫌味
を言われたしかしギフト夫が味方でいて
くれることでなんとか乗り越えることが
できた義母や義から言われる嫌味の中でも
母子家庭だから出来の悪い嫁というのが
一番辛かった
母は私が幼い頃に父を亡くし私を女で1つ
でここまで育て上げてくれた正社員として
働くだけではなく夜はコンビニでバイトを
していた時期もあった本当に朝から晩まで
働いて私を育ててくれたのだもちろん生活
は余裕のあるものではなかったけれど母の
おかげで私は無事に大学を卒業することが
できた私にとって母は尊敬すべき存在なの
だ私のことは何と言われてもいいが母の
ことまで悪く言われるのは耐えがたいなん
としても義母と義に私のことを認めて
ほしい母は立派に私を育てあげたのだと
思って
ほしいそこから私は義母と義妹との関係を
改善するために色々と奮闘した法事の
手伝いの時は率先して準備や片付け料理の
手伝をったその働きぶりを見た親戚の人が
義母に働き者のいいお嫁さんをもらったね
と話しているのも耳にしたしかし義母の方
はと言うと人の前でばっかりいい顔して裏
では全然働かないのよとあることないこと
を言いふらしていたのも聞いてしまった
とても悔しかったがきっと数年頑張れば私
のことも見直してくれるに
そう信じて毎年身内の行事では一生懸命
働いたもちろん義母や義の誕生日も一段と
大切にするように心がけた毎年義母や義の
誕生日にはケーキの手配はもちろん
プレゼントもしっかりとリサーチの上私が
準備したしかしいずれの年も同じような
対応で私の心遣いはことごとく踏みにられ
てきたなにここんなケーキ食べられたもん
じゃないわよどういうセンスしてたらこう
なるのかしら私こんなプレゼント欲しく
なかったんだけどえでも夫に事前に確認し
てもらってこれを欲しがってるって聞いた
んですけど何それお兄ちゃんのせいにする
のいえそういうわけじゃはあやっぱり母子
家庭育ちだとろなに育たないわね
いい加減にしないかお前たちまきさん
申し訳ないないえお父さん大丈夫ですそう
だよマキに失礼
だろこんなやり取りが毎年繰り返される
ばかり義父も夫ともその場を納めては
くれるが根本的な解決となるような作を
取ってはくれない1年目2年目は来年こそ
は大丈夫と気持ちを古い立たせていた
しかし3年目の今年も同じ対応をされて
終わってしまったむしろ今年の嫌味はこれ
までよりも一層ひどかったさすがの私も
なんだかどっと疲れてしまったもう義母や
義妹との関係を改善しようなんて諦めた方
がいいのかもな私の心にそんな諦めが
生まれてきているそんなある日のこと夫
から義が結婚をすることになったという
めでたい知らせを受けた何でも見合いを
通して出会った人だそうで相手はかなり
いい家柄の方ということだ今度両家の
顔合わせを行うから私たち夫婦も出席する
ようにと義母からも連絡があったそうだで
も私には一松の不安があった私本当に出席
していいのかななんでだよ母さん本人が
夫婦揃って出席しなさいって言ってるだ
よでもいつもあんまり歓迎されている気が
しないからそれはいつも申し訳ないって
思ってるでも母さんもきっとマギのことを
家族と思っているのには違いないよそうか
なそうだよじゃなきゃ夫婦揃って参加
なんて言わないよなんだかちょっと嫌な
予感もしたけれど夫の言葉で思い直すこと
にした何より義のめでたい場なのだ
これまでのことは水に流してお祝いする
気持ちで出席しようそう心に決めた
顔合わせ当日夫は朝義から顔合わせ会場の
準備を手伝ってほしいと連絡があった
らしく一足先に会場へ向かった私は約束の
時間に遅れないように余裕を持って会場へ
向かうことにしたよかった少し早めに到着
できそうそう思いながら会場となる建物の
前に到着するとそこには義母と義が2人
並んで立っていたあれどうしたのかなもう
少しで始まっちゃうはずだけどそう不思議
に思いながら私は2人に駆け寄っていった
この旅は本当におめでとうございますねえ
どうしてあんたがここに来たの呼んでない
んだけど本当よ何しに来たのてか誰
他人同然な害者には帰っていただきたいわ
え夫が私も顔合わせに待されていると言っ
ていたのでそんなわけないじゃない星家庭
育ちのあんたが嫁にいるなんて分かったら
相手に惹かれちゃうわよそうよ相手の方は
家柄も申し分ない方なのあなたのような人
がいたら空気が悪くなるわ
そんな肌にでもなったりしたらどう責任
取ってくれるのさっさと帰り
なさいそう言うと2人は建物の中へ消えて
いったそういうことか2人は私をこんな風
に追い返すためにわざと顔合わせに誘った
んだより一層ひどい形で私を傷つけるため
に悲しくて涙が込み上げてきたこんなにも
2人から嫌われているなんてこんなひどい
仕を受けてまで2人と仲したいとは思え
ないもう疑実家とは距離を置こうそんな
ことが頭の中に浮かんだがまずは顔合わせ
をどうするかを考えなくては会場内に入る
こともできない私はとりあえず先に会場
入りしている夫に電話をかけたしかし夫は
携帯を持っていないのか電話に出ない会場
に入ることもできないしここで待っていて
もしょうがない仕方がなく私は家に帰る
ことにした
その場を離れようとしたその時建物の前に
1台の車が止まった車の中からは下手の
いいスーツを着た男性がさそと降りてき
たそしてそのまま建物の中に入ろうと
こちらへ向かってきたこの時間にここに来
るってことはこの人が義の
婚約者そう思った私は失礼ながらその男性
の顔をじっと見つめてしま
私の視線に気がついた男性もこちらに視線
を向けたためバチっと目が合ってしまった
わ目が合っちゃった急いで視線をそらして
来た道を戻ろうとする私に男性は後ろから
声をかけたまきちゃんえどうして私の名前
知ってるんですかやっぱりまきちゃんだっ
たんだ僕だよ小さい頃よく遊んだじゃない

話を聞くとなんと男性は私の幼馴染みで
あることが判明した男性とは幼い頃に家が
近所でよく遊んだ中だったただ父が
亡くなり母子家庭となった私は母と共に
引っ越してしまったため幼馴染みとの関係
もそれきりとなっていた私自身小さい頃の
ことはほとんど覚えていないが言われて
みれば毎日一緒に遊んだ少年がいたことを
思い出したしかし男性の方は友達が
少なかった幼少期毎日遊んでくれた優しい
女の子として私のことをとてもよく覚えて
いたらしいできれば再開したいと思って
くれてもいたらしいこんな偶然があるのか
久しぶりの再会に感動していると男性は私
に尋ねたところでこんなところで何してい
たのあいや実は今日は義の結婚相手の
顔合わせの日でなんだってそれじゃあまき
ちゃんは僕の婚約者の義姉なのかあそうな
んだけどそれは嬉しいな早く会場に行こう
遅れちゃうよそう言って義の婚約者は私の
腕を取り建物の中へ入ってしまったまずい
会場に行ったら義母や義に怒られてしまう
そう思ったのもつの目の前に義母との姿が
見えた義は最初自分の婚約者と一緒に私が
現れた事実を理解できなかったようで
ポカンとしていたしかしすぐに我に帰ると
私と婚約者の間に入り私の婚約者と何し
てるのよ泥棒猫と暴言を吐いたの
だその声を聞きつけた義母も一緒になって
やっぱり母家庭育ちの女は信用できないわ

と私を突き飛ばしたそして2人揃って早く
建物から出て行けと私に怒鳴りつける始末
その騒ぎを聞きつけた夫が駆けつけてきた
が義母と義に落ち着けよというだけその
様子を見ていた義の婚約者は最初呆然とし
ていたが徐々に怒りに満ちた表情に変わっ
たどういうことですかこれはこの方は僕の
大切な馴染みですよそしてあなたの
お姉さんですよねえいやこの女は
お姉ちゃんなんて呼べるような人じゃない
のよへえ本当にろでもない嫁でやっぱり
母子家庭育ちはだめですねしっかりした
家庭じゃないと義母と義の言葉を聞いた
婚約者はさらに大激怒私が起き上がるのを
助けながらこんなひどい方とは思わなかっ
た結婚は破断とさせていただきますと義妹
に言い放ったのだその言葉を聞いた義妹は
大号泣義母はわけがわからないと言った顔
で婚約者にすがりつくが婚約者はそんな
義母は気にも止めずギフと夫の方へ向かっ
て歩いていったあなたたちもしかしてあの
2人がまきさんに嫌味を言うのをこれまで
ずっと放っておいたんですかいや放って
おいたわけじゃ何も対処していないなら
放っておいたのと同じですよそれでも妻を
守るべき夫です
か婚約者からの説教を受けてギフト夫は何
も言えない様子だった大号泣する義に婚約
者にすがり続ける義母呆然と立ち尽くす義
と夫顔合わせ会場は修羅場と貸していた
その後顔合わせが行われることはなかった
ことは言うまでもない
義と婚約者は正式に破断となったとのこと
お金持ちと結婚すると友人たちに言い回っ
ていた義は結婚が拍手となった今友人たち
に合わせる顔がないらしいずっと疑実家に
引きこもっているそうだ義と夫はあの日の
婚約者からの説教で考え直したらしくこれ
までの自分たちの行動を反省私にも後日
改めて座をして謝ってくれた
夫は義母ぎと絶縁すると宣言し今後一切
連絡は取らないことにしたとのこと私にも
2人とは関わらなくていいと言ってくれて
いる義父はこんな義母とは老後を一緒に
暮らせないと言って離婚を申し立てている
らしい私当てに義母や義から夫や義父を
説得するようにとメールや電話が毎日来る
が全部無視しているだってからもう関わら
なくていいと言われているからねあの
顔合わせの後義の婚約者つまり私の
幼馴染みからは困ったことがあればいつで
も連絡して欲しいという連絡をもらった後
になって分かったことだが実は彼は私が
勤めているパート先の大型スーパーを経営
する会社の音像士だそうだ世間は狭いもの
だな私を救ってくれた彼には今度こそ素敵
な女性を見つけて幸せな結婚をしてほしい
と心から願って
いる私は心を入れ替えてからより一層私を
大切にしてくれる夫と疑実家に邪魔される
ことなく幸せな家庭を築いていこうと
思う大学まで通って農家って虚しくない
毎日どだらけになっても給料低いしなんで
誰でもできるようなことをしてる
の高校の同窓会の時に俺はクラスの人気者
からそう言われてしまった残念なことに
農家に対する悪い偏見は今でも強く残って
いる俺深孝喜も農家をやるまではそんな
偏見を持っていた俺が農家という職業に
出会ったのは大学生の頃それまでは農家で
働くなんて思いもしていなかったでもその
気配は幼い頃からあったん
だ俺は自分で言うのもなんだけどとにかく
人と話すのが苦手で話しかけてこないから
という理由で植物が好きになるとんでも
ない陰キだ大学に行ったのも植物の研究が
したいからっていそういうだったし大学の
生徒は陰キばかりだったけどその中でも俺
はダトの陰キだった抗議中は一言も話さ
ないこともざらだし研究でチームを組んで
も最低限のことしか話さないそのせいで
最初は俺は言葉を話せないんじゃないか
なんて噂になってしまったほどさすがに
それはまずいと思ったので頷く時にうんと
かそういう一言を付け加えることにした
これが俺の精
一杯こんなだから当然大学でも浮いていた
そんな俺に試練が
訪れるなんと大学の研究の一環で1ヶ月
ほど農家さんの元で研修を受けないといけ
なくなったの
だ農家の仕事自体は嫌ではなかった土を
いじったり直に野菜に触れて様子を見
られるのは
素晴らしいただ問題なのはお世話になる
農家さんだ大学なら最低限の挨拶で住むで
も研修先ということは迷惑はかけられない
し話す回数も多い正直あまり話したくない
なそんな気持ちで研究に望んだ俺がお世話
になるのはあさんというご高齢の老夫婦が
やって
だよろしくお願いしますはいよろしくねあ
さんご夫婦は畑仕事をしているけどおじい
さんの方は足が悪いのか基本的におばあ
さんが野菜の面倒を見ていたそれじゃお
野菜の様子を見に行きましょうかはい俺は
相変わらず合槌を打つしかできなかった
普通に見るとものすごく愛その悪い青年だ
だけどあまさんは嫌な顔を1つせずつかず
離れずといった距離感で接してくれたその
距離感が心地よくて俺はいつの間にかあ
さんとうまく会話できるようになっていた
それだけじゃない大学でも最低限の
コミュニケーションを生徒同士で取れる
ようになったんだこれには大学の先生にも
驚かれたよ研修に行ってから俺ががいる
ように成長したって実際生徒同士での会話
が増えたことで新たな発見や気づきを得る
ことができ俺の研究はとても進んだんだ
1人でできることには限界がある俺はそれ
を学ぶことができたおかげで論文や研究
成果も順調に上がりその成果もあって見事
研究所で内をもらうことができたそう
が決まったのねおめでとう深君あさんの
おかげです俺は内定が決まったことをあ
さんにも報告しに行った研修が終わっても
俺はあまさんの畑で時々野菜の面倒を見
させてもらっていたんだいわゆるお手伝い
というやつだな若いっていいわね若者には
未来があるわ何言ってるんですかあさんに
だってまだまだ未来はありますよそういっ
たもののあまさんは寂しそうに笑っていた
この畑には未来はないわ私とじいさんがい
なくなったら誰も後を継がないからねあの
ご親族の方はこうした農家さんは家族経営
で代々土地を譲り受けている場合もある園
の親戚でも1人くらい農家を引き継いで
くれるがいるんじゃないかそんな軽い
気持ちで聞いてみるとあさんは俯いて
しまったちょうどね深君と同じ年の孫が
いるのでもその子の父親私の息子はね農家
の経営に失敗しているのよ今は畑も辞めて
生活しているけどその時に孫も相当苦労し
てねだから畑をついでくれなんて言えない
のさ俺もその言葉に俯いてしまう農家と
一口に行っても稼いでいる農家とそうじゃ
ない農家の差は激しいみんながみんな
儲かるわけじゃないんだでもあまさんの畑
で取れる野菜はどれもこれもとても好品質
なんだここで途させるのはもったいない
あのあさん俺に畑を継がせてもらえません

あまさんの作った野菜はファンも多い後継
者がいないという理由なら俺が畑を継げば
いい気持ちは嬉しいよ深み君でもねうちの
設備は古すぎる一心するにもお金がないし
畑がしたいならよそにした方がいいわ
あずまさんはさすように俺に優しく言った
確かにさんの畑でいる設備はどれもこれも
年代もいいものを作ろうとすればやはり
ランニングコストもかかる正直今の俺では
設備の一心は
難しいだけど研究所と農家の業で資金を
集めるから絶対農家をやめないでください
少し時間はかかるけどあさんの畑で作った
野菜をまた食べたいんです俺の熱に押され
てあさんはそこまで言うならと俺が農家を
継ぐのを了承してくれた多分だけどそんな
に期待はしていなかったと思うただの大学
生の言文なんだから期待していなくて
当たり前だだけど俺はそうじゃない早速
内定をもらった研究所で農家との業を許可
してもらおうと動いた幸い研究の一環とし
て業を許してもらえたしあさんからは研究
に使っていいと畑の一角を貸してもらえた
最新とはいかなくともいいものを作ろうと
すれば初期投資でお金はかかるまだあさん
が現役のうちに成果を出さないといけない
俺は大学卒業後すぐに研究に入り研究に
打ち込んだ正直研究員と農家の2速のは
きついだけど泣き言は言えない恩人のあ
さんのためと思うと研究にも熱が入り俺は
1つの成果を上げることができた資金確保
に成功した俺はあずまさんの畑の設備を
一心その結果野菜の生産量が増えて赤地
だったあさんの畑も立て直すことができた
それから数ヶ月後同窓会の誘いか俺の元に
高校の同窓会の知らせが来たあまさんと
出会う前の俺だったらきっと速攻で不参加
を決めていたでも今は違う人との関わりが
あるからこそ情報交換をしたり意見を
交わしたりできる社会に出て価値観の
変わったクラスメイトたちと話をするのは
いい刺激になるだろうあさんにも
そうかいそうかいゆっくり楽しんできてと
言われたので俺はご行為に甘えて畑を休み
同窓会に参加したあれ深じゃん久しぶり
うん久しぶり昔と違って人と話ができる
ようになった俺はそれなりに楽しく
昔馴染みと話をしていたお酒を飲んで
ワイワイ話してそうしているうちに1人の
女性が近づいてきた彼女は確か内藤さんだ
内藤さんはクラスでも人気者で少し気取っ
た態度の人だった陰キャの俺のところに
なぜと思ったら彼女は俺の隣に腰かけねえ
深君て脳がやってるって本当そう唐突に
聞いてきたのだそうだけどどうして
ちゃってそう言うと内藤さんはお酒を口に
したねえ大学まで通って農かって虚しく
ない毎日泥だらけになっても給料低いし虫
も多い上に暑いし臭いじゃない大学で勉強
したこと役に立たないでしょなんで誰でも
できるようなことをしてる
の内藤さんは俺を馬鹿にしているという
より真底不思議そうな顔をしてそう質問し
てきたしかししまには農家なんてすぐ潰れ
ちゃうのにやめといた方がいいよとまで
言われてしまう自然と農家を下に見られた
ような気分となり複雑な気持ちになって
しまった実際農家は稼げない人も多いそれ
でやめてしまう人もいるから農家はいつ
だって人手不足だ残念ながら農家に対する
悪い偏見は今でも強く残っている実際俺
だってあさんの畑に来るまでは農家は稼げ
ないものと思っていたそれに内藤さんは今
じゃ社長令嬢畑仕事とは無縁だからこそ安
月給で休みもない農家をやっている俺が
理解できないんだ今目の前にいる内藤さん
は農家をやる前の俺によく似ているだから
なんて言えばいいか分からなくて苦笑いを
浮かべていると何言ってんだこの中で1番
稼いでるのは深みだろそう言いながら田口
がやってきた彼は元クラス委員で今では
大手企業で働いているそんな田口が笑って
いるものだから内藤さんは軽減そうな顔を
していた知らないのか深みが作ったすっぱ
すぎるイチゴ今も予約取れないくらい人気
だろ酸っぱすぎるイゴというのは品種改良
の研究の時に俺が極限まで酸っぱくした上
でおいしく食べられるイゴという
コンセプトで考えたものであまさんの畑の
一角を借りて作らせてもらったものだ研究
の一環で作ったものだがそれを面白がった
大学の生徒が動画にしてアップその反応の
良さが面白いと動画を見た人から注文が殺
したんだ若者の間ではリアクションのいい
動画は目立ち動画の再生数が多いとそれ
だけ投稿者に利益が上がるシステムだ要は
流行に敏感なんだ最初は動画投稿者の間で
密かなブームになっていたんだけど
インフルエンサーというネット上で発言力
のある人が酸っぱすぎるイゴを紹介して
くれたことでまた琢磨に人気に火がついた
最終的には芸能人の罰ゲームとして俺の
イチゴがテレビで登場したことで今じゃ
生産が追いつかない状況になっていたこの
酸っぱすぎるイゴこそ俺があげた成果の1
つだ酸っぱいのに妙に癖になる味って大
好評じゃんという田口の話を聞きえあの
イチゴって深君が作ったのあれ食べたい
けどどこで売ってるんだよも生産料を
増やせ途端に話題になってしまった俺は人
の輪の中心となっていたもみくちゃにされ
ている中いつの間にか内藤さんはいなく
なっていて俺は彼女の発言なんて忘れて
その後も逃会を楽しんだそれから数ヶ月後
俺はいつものように畑仕事をしていた
そろそろ畑の方に集中したくて研究所の方
をやめようと思っているけど
からは引き止められている酸っぱすぎる
イゴの人気があまりにも大きくて研究所と
しても俺を手放したくないようだ確かに
品種改良をするという点では研究所はいい
場所だ仕方ないからしばらくはまだ研究員
と農家の2足のわらじかななんて考えてい
た時だった俺の元に1台の車がやってきた
畑には似つかわしくない高級者だ
車はあさんの家の前で停車すると車から誰
か降りてきたえ内藤さんなんと高級車から
降りてきたのは同窓会であったあの内藤
さんだった内藤さんは降りて俺のとろに
来るなりこの前はごめんなさいと頭を下げ
てきたのだいきなりのことで焦る俺が硬直
しているとお客様かと思ったのかさんが家
から出てたあらお客かしえちえ久しぶりお
ばあちゃんあさんは驚いた顔をしていて俺
は理解に追いつかずまだフリーズしていた
なんと内藤さんはあずまさんのお孫さん
だったのだ少し休憩がてらあまさんの家に
開けさせてもらい縁側に座って話をする
ことにした確かあまさんの話では内藤さん
のご両親は農家で温存していたはずだどう
やら同窓会でのあの発言はそれが原因だっ
た私の両親は泥だらけになって働いてでも
家は貧しかった農家をやめて会社員になっ
てその生活になってからはお金も入って
幸せだった畑も何もかも売って残った少し
のお金と稼いだお金で両親は会社を
立ち上げたの内藤さんはと話し始める両親
は本当に苦労したし深み君にも同じ思いを
して欲しくなかったのでもそれは間違い
だっただって深み君はおばあちゃんたちの
畑をこんなにも支えてくれた酸っぱすぎる
イチゴ私も食べたんだあれあんなに
酸っぱいのに美味しいねあのイゴが昔遊ん
でたおばあちゃんの畑で作られたって知っ
てそれが嬉しくてそう言いながら内藤さん
は涙をこぼした俺はただ恩返しがしたくて
あさんの畑を継いだだけど俺が継いだ
おかげで内藤さんの農家への悪い印象が
少しでも良くなったなら俺はやっぱり農家
になって良かったなとそう思える内藤さん
が来てから半年後畑はさらに盛り上がりを
見せていた売上は右上がりだ
人を雇う余裕も出てきたあさんの畑では今
若い人たちが大勢働いている畑の規模も
大きくなって俺も忙しく駆け回っている
なんでこんなにも成功したかと言うと第2
弾の企画として俺が研究していた苦すぎる
小屋がまたしても大ヒットしたんだおかげ
で生産量が追いつかずこのままではやばい
と思って土地と人員を増やしたんだだけど
このヒットのしつけ役は俺ではない実は
内藤さんがインターネットで大きく
取り上げてくれたんだいわゆる
インフルエンサーというやつだなしかも
内藤さんは若い人から大きな指示を得て
いるため野菜離れが深刻だった若い世代に
PRすることに成功したんだ内藤さんは今
じゃ農家への偏見をなくし堂々と自分のの
祖父母の畑をSNSで紹介しているちまた
じゃ畑女子なんて言われ人気を集めていた
深み君のおかげで孫とまたこうして話が
できるよ本当に
ありがとう休憩している俺の元にお茶を
運びながらあまさんは嬉しそうに笑って
いるそんなあまさんに俺は俺が人と話が
できるようになったのはあさんのおかげ
です恩返しができてよ
そう言って笑うのだっ
た俺の結婚は早かった大学出て就職して
大学卒業時の合コンで出会った
ガールフレンドとすぐ結婚してしまったま
そこそこの会社に就職していたし収入にも
問題はなかった何よりもかなり可愛い子
だったのでげの至りとでもいうのかあまり
深く考えずに結婚したのだあまりに若い
2人なので互いの両親も大丈夫だろうかと
心配してくれていたのだがその心配は現実
のものになってしまっ
た結婚して2年は特に問題もなく過ごせて
いた子供も女の子が1人生まれたでも俺と
しては父親の実感もあまりなく育児の大変
さを思いやることもなくそれまでと変わら
ずに仕事や遊びを続けていた妻はさすがに
もっと子供の面倒を見てとか家のことも
手伝って欲しいとか言ってきたが専業主婦
なんだからそっちがやるのが当たり前
だろうと俺は主張したそれだけでなく帰宅
しても家の中が散らかっている食事の支度
が適当だなどと文句を言い放題してしまっ
た散らかっている家に帰るのが嫌になって
仕事の後には同僚と遊びに行くのが日課に
なってしまっ
た妻は早く帰って来てくれと頼んできたが
俺は逆切れして妻を怒鳴りつけたりもし
た俺が稼いだ金で遊んで何が悪いんだお前
なんか家にいるだけで食える楽な身分
だろうそんな風に妻をなじった妻はと言う
と最初は言いてきたものだんだんと何も
言わなくなっていっ
た手は出さなかったものの言葉の暴力を妻
にしてしまったことは明らかだっ
たそしてこんな生活が妻は嫌になったの
だろうあれば家に帰ってみたら妻の姿も
子供の姿もなかっ
たさすがに慌てた俺は妻のスマホに電話し
てみた応答はなかったメールも入れてみた
LINEもしてみたしかしどれにも応答は
なく俺は途方にくれたバカバカしくなって
きて家にあった酒を飲んでそのまま寝て
しまっ
た次の朝になると誰もいない家の中で1人
切りという状態が俺の頭に霊水をぶっかけ
てき
た連絡のつかない妻と子供は一体どこに
いるの
だろう恥しんで妻の実家に電話してみよう
と思ったがどうにも恥ずかしくて手が動か
なかっ
た思いを引きずってなんとか会社まで行っ
てなんとか仕事はしたもののこれからどう
なるのかという不安が頭を閉めてい
たこの辺りでまさか妻と子供に事故とか
何かあったのではという考えも浮かんでき
たがそれならすでに連絡も入っている
だ明らかに彼女は自分の意志で出ていった
に違いないと俺はそう判断した家に帰って
も自分1人食事の支度も掃除もされてい
ない家でぼんやりするしかない俺だっ
た子供の笑い声も妻が家事をする音もない
真と静まり帰った家の中に1人いると気が
狂いそうな気持ちにもなっ
た思わず先に手を伸ばしてしまう毎日だっ
たしかし1週間後に妻からの手紙が来た
大きな風に嫌な予感がし
た中に入っていたのは髪が2枚1枚は妻の
書いたものだっ
たもう一緒に暮らすのは無理ですこの
一週間考えに考えたのですがあなたと一緒
に暮らす意味は見い出せませんで
離婚したいので署名な印をお願いし
ますもう1枚は離婚届けだっ
たすでに妻の方の署名と夏陰はされてい
たこの後俺と妻は弁護士を通じてやり取り
をした妻は暴力など振れたわけではないが
言葉ですごく傷つけられたそれにもう耐え
られないとそう主張した
俺は態度も改める言葉にも気をつつけると
言ってみたもののすでに妻は聞く耳を持た
なかった結局離婚ということになったが1
つだけ俺の要求が通ったそれは月に1回娘
と合わせてもらうという頼みだっ
たなんと言っても血をあげた1人だけの娘
だし不な父親だがそれなりに子供は可愛く
思っていた
妻は何を今更と最初は言ってきたが弁護士
にさすがにその程度は許容した方がいいと
言われたらしくしぶしぶ承知してくれ
た俺の両親には文句を言われるし妻の実家
には一応誤りの連絡を入れたが冷たい態を
されるしで逆恨みもしたくなっ
たしかし離婚が成立して頭が冷えてくると
自分のやったことのひどさを実感するよう
になってき
た必死に昼間は家事をしてしかも子供の
相手までして頑張っていた妻に俺は何と
いう対応をしていたの
だろう気晴らしもできずに妻は家でこも
りっきりの生活をしていたのだ我慢に我慢
を重ねていたのだろうなのに俺は家の中が
散らかっているとか食事がというだけで何
も手伝わず挙句の果てに外で遊びほけてい
たこれでは離婚を申しわされて当然だ後悔
先に立たずと言うがそれをこんなに実感し
たことは初めてだっ
た妻は約束を守って月に1回娘を連れて俺
に会いに来た場所は遊園地だったり
レストランだったり色々だっ
た家で会うのは当時を思い出すので嫌だと
妻が言うのでどこか外で会うことになって


妻もう元妻になってしまったが最初に娘と
会いに来た時におじちゃんに挨拶しなさい
こんにちはってそう娘に言っ
た娘はにっこり笑ってたどたどしい口調で
こんにちはと言った家にほとんどいなかっ
た俺のことなどすでに忘れているのは
明らかだったでもそれでいいと俺は思った
時々会うおじちゃんで十分だと思ったそれ
だけのことを俺は元妻にしたしこの子にも
したのだから当然だっ
たとはいえ心が痛んだのも仕方のないこと
だと
思う月に1回だけ会う娘はあっという間に
大きくなっていく気がした
前回会った時にはまだ言葉がつかなかった
のが次の月には普通の会話に近いものが
できるようになったりした背もどんどんと
伸びていって顔立も幼児のおかげは残して
いても少女に近づいて
いくたった数年で娘は大きく変化していっ
た何回目だろうか遊園地で2人と会った時
乗り物に乗っている娘を元妻と見ている時
だっ
たあの子小学校に上がるの
よ元妻がポツンと言ったああそういえば
そんな年だったかと俺も頷い
たなので会うのは次を最後にして欲しい
の元妻はそう続け
た娘にはお父さんはくと言ってあると元妻
は言ったしかしそろそろ周囲の色々なこと
が認識できる年になってきている娘だこの
おじさんは誰だろうお父さんでもなく親戚
のおじさんでもないと不思議に思い始めて
いるのだそう
だ実際あのおじさんは誰なのかと少し前に
娘に聞かれたのだと元妻は言っ
た私もこ以を引きずりたくないのだから
もう終わりにし
て俺は大きなショックを受け
た1つはもう娘と会えないということ
そしてもう1つはそこまで元妻に嫌われて
いたのかということだっ
ただとしたら嫌いな相手に何年も会わなく
てはいけなかった彼女にこれ以上負担は
かけられない無理はさせられない
俺もなんとかそういった気遣いのできる年
になってい
た娘と会えなくなるのは辛いが仕方のない
こと
だ分かったとだけ言ったそして1つ
だけおりおりにプレゼントだけ送っても
いいだろうかもちろん俺からだということ
は言わないでお前が送ったということにし
てくれお願いだそれだけ許してくれ
頼む頭を下げた俺に元妻は俺と同じく
分かったとだけ答え
たその次の月に会った時俺は娘に言った
おじちゃんと会えるのはこれが最後なんだ
おじちゃんは遠い外国に行くのでもう会え
ない元気でいてくれ
娘は不思議そうな顔になりおじちゃんも
元気でと言ってくれたそして俺の頬に唇を
チュっとしてくれ
た外国に行くおじちゃんだからちゅっした
のこの前読んだ外国のお話にさよならの時
にはするって書いてあったん
だ笑顔で言った娘は元妻と手をついで
夕やけの中を去っていったその背中を俺は
ずっと見守ってい
た娘と会えなくなった俺はまたダメな奴に
戻ってしまうのではないかと実は我れ
ながら不安だったでも俺はなんとか
踏ん張ることにした出だしでは失敗して
しまった情けない父親だが娘に恥ずかしく
ない父親になりたいとこの時本心から思っ
たのだしかし嘘から出た魔というのはある
もので海外長期出張の事例が出た心に
ぽっかり開いた穴は仕事で忙しくしている
ことでなんとか埋めることができたのは
ありがたかったヨーロッパへの出張だった
のだがもちろん娘のおりおりの節目には元
つてに娘へのプレゼントを航空便で送っ
た入学祝誕生祝クリスマスに進学祝にと1
年に数回プレゼントを送り続けた妻が娘に
渡してくれているのかどうかは正直分から
なかったが送ることで少なくとも満足でき
ている自分がい
たそして長期出張が終わりを迎えたのは
10年後のことだった当初3年の予定で
行ったのが伸びに伸びた結果だった娘は
すでに高校生だろう綺麗な少女になって
いるにがいないできれば一目会いたい見る
だけでもいいと思ったのも事実だったでも
まあ仕方のないことだ次の記念日はいつ
だったかなと今度は国内からの送りも音を
楽しみにしている自分がい
た10年間のルスの間に随分と日本も
変わっていたししばらくは浦島太郎の気分
だった会社の仕事のもかつてのものを
思い出さなくてはいけなかったとにかく
忙しくて毎日に飛び回っていた俺だが娘の
記念日だけは忘れなかった計算してみると
高校最後の年になるだろう娘に新旧祝に
今度は国内から文房具などを送った割と
いいものを送ったので大学に進学しても
使える
だろうもちろん宛先はいつもの通り
元妻の名前を使ったそして5月に入り
すっかり忘れていた大型連休がやってき
た海外には5月の連休などない本社は休み
でも海外主者は普通に動いているのでこの
連休を実感することなく10年過ごしてい
たこんな連休には娘や元妻はどこかに旅行
にでも行っているのだろうかなど考えて
休みを過ごした俺だった休みのおかげで
出張疲れが取れたのがありがたかっ
たそして6月に入ったやっと仕事も通常
通りになり俺も日本での仕事のやり方を
思い出しつつあっ
たそんな6月のある日曜日にその手紙は
届いた一体誰からだろうと不思議に思って
封筒の裏を見てみるとそこに書いてあった
名前は娘のものだっ
た俺は震える手で封筒を開いた綺麗な便箋
にきちんとした文字が並んでい
たお父さんいつもプレゼントを
ありがとうお母さんに聞いて小さい頃遊ん
でくれたおじさんが実はお父さんだと知り
ましたもう亡くなったと思ってたお父さん
がいるって聞いて本当に嬉しかっ
たお母さんからは
色々あってお父さんと離婚したのだと聞き
ました私は小さかったしお母さんと
お父さんに何があったのか知りませんでも
お父さんは私の血の繋がった
お父さんお父さんと呼ぶことができて本当
に嬉しい
ですできれば会いたいと思うけど会って
もらえます
かその文面がだんだんとぼやけていった
涙で先が読め
ない元妻は娘に俺のことを何と言ったの
だろうかあんなにひどいことをした俺の
ことを許してくれたのだろう
かでも娘は俺に会いたいと言ってくれた
それだけでもう十分だこれ以上は何も俺は
望ま
ない今度こそ終わろうと俺は元妻に連絡を
取ることにした
彼女の電話番号は離婚した時と変わらない
はず
だ電話に出た元妻に娘が送ってよこした
手紙のことを伝え
て俺はとても会えないし会う気もない娘に
合わせる顔などないそう伝えて
くれすまない俺のわがままで生じ
プレゼントなど送り続けて申し訳なかった
これで本に終わりにする
よ俺がなんとかそれだけ言って電話を
切ろうとした時元妻が言っ
たちゃんとプレゼントを送り続けたって
ことでちょっとは見直したんだけど相
変わらずねまた私に頼るの私は嫌よそんな
こと言うのそれじゃあ私が悪者だわ自分で
言い
なさいちょっと待ってくれと言おうとした

元妻と違う女性の声が電話から流れてき

お父さんお父さんだよ
ね反射的に電話を切ろうとした俺だったが
娘は考らしい切らないでお願い切らない
でこれだけ言わせてよ
お父さんありがとほって贈り物や心遣い
ありがとうって私のお父さんでありがと
うって
ねえ聞いてる
お父さん俺はもう言葉もなくその場で涙を
流し
たなんと優しい女性たち
だろうありがとうと言うべきは俺の方
だ受からはお父さんという声が途切れずに
流れてい
た俺はなんとか言葉を絞り出し
たありがとう
一言言うのがやっとだっ
た許されて報われたそのことに全ての感謝
を捧げたいと俺は思った

【感動★総集編】吃音症の女性社員を庇い左遷させられた私が、老人に相談した翌日の出社で待ち受ける衝撃の展開!彼の言葉に隠された真相…?【修羅場】

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