【感動】同僚にハメられお見合い前日にクビを言い渡された俺→当日事情を伝え断るとお見合い相手「ちょうど良かった!じゃあ、会社潰しましょうか?」【泣ける話】【良い話】

情報漏洩の責任を取ってもらう君は首だ
明日から来なくていい上司からの首宣告俺
が関わったシステム開発で情報が漏洩して
しまった重要な部分だったから最新の注意
を払って作業していたはずだそれなのに
なぜこんなことになったんだ調査チームに
俺が書いたコドを見せてもらったコドを見
た俺に衝撃が走るこれは俺が書いたコード
じゃない間違いなくあなたのアカウントな
んですよもう責任逃れはできませんよ処罰
は追って連絡しますどんなに俺が無実を
訴えても結局聞き入れてもらうことはでき
なかった首になった翌日俺はお見合いを
控えていたしかし無職で結婚なんてありえ
ないだろう相手には申し訳ないが精神誠意
謝ろう
すいませんがこの話はなかったことにして
ください実は俺は見合い相手にお断りする
理由を説明するきっと呆れられてそのまま
終わるだろうそう思っていたが相手からは
予想外の答えが返ってきたちょうどよかっ
たあなたを首にした会社を潰しに行きませ
んか彼女の言葉が理解できずにフリーズし
てしまうだがこの後彼女の宣言通り俺たち
は俺を首にした会社を潰すことになった俺
は高橋優太子供の頃の俺はたくさんの友達
に囲まれて毎日がすごく楽しかった朝教室
の扉を開ければすぐに友達が声をかけて
くるみんなが俺の周りに集まり今日は何を
して遊ぶかの相談が始まる今日はドッジ
ボールしようよ俺が声をかけると休み時間
にドッチボール大会が始まるそれに俺は他
の子はちょっと感性が違っていたみたいだ
図鑑の時間にお絵かきをするとみんなが
不思議そうに俺の絵を見ていた裕君それは
何の絵を描いてるのライオだよでもそれ羽
が生えてるようん1番強いライオに翼が
あったらもっと強くなるでしょだから最強
のライオなんだ自分ではただ好きなように
書いて普通のつもりだったけど先生たちや
友達は裕君は不思議なことを考えるのね羽
があるライオなんて初めて裕君のライオン
は強そうだねと絶賛してくれ
た俺は自分の好きな動物を書いてみ
ましょうと言った先生の言葉に素直に従っ
ただけだったなのになんでみんなが不思議
だというのか分からなかったのだでも
みんなと違ったことをするのがすごいと
言われるのは幼い頃だけ成長するに従って
違う考え方をすると調性がないと認識され
てしまった中学生になった頃からとっぴな
考えや行動する俺に同級生は変わったやと
言って変な目で見てくるようになった集団
行動が苦手だったわけじゃないが人と同じ
ことをする必要がないと思っていただから
同級生の間で流行っていたゲームに興味を
持てず会話にはついていけなかった俺は俺
で親戚の影響で決めたプログラミングが
楽しくなって夢中だった一度友達にゲーム
なんかよりプログラミングの方が楽しいの
にと言ったら何それすげえ難しそうなんだ
けどと軽く却下された旗から見れば些細な
ことだだけど子春期という多な時期に友達
が自分のことを認めてくれないというのは
結構耐えたそれからというものあいつ自分
が頭いいと思って俺らのこと見下してるん
じゃね
プログラミングはとか言って調子食いてん
だよなそんな風に陰口を叩かれて嫌な思い
をするくらいなら1人で好きなことをし
てる方がましだ俺は必要以上に友達と
関わらなくなっていった高校生になって
からもそれは変わらずとりあえず学校だけ
はちゃんと通ったが積極的に友達を作ろう
とは思わなかったクラスに数人多少話を
するやはいたけどいわゆるカースト底辺で
毎日適当に過ごしたそしていつからか
そんな状況にも慣れて1人でいることの方
が楽だと感じるようになったそのまま俺は
学校を卒業した後プログレス
ソリューションズというソフトウェア
開発会社に就職趣味で勉強していたのと
あまり人と関わらなくてもいいということ
でプログラマーとして入社した他にこれと
言ってやりたいことがなくてとりあえず
選んだ仕事だったが仕事としてやっていく
うちに楽しくなってきた自分で組んだ
プログラムが評価されてやりがいも感じて
いた高橋の考えたプログラムが車内コンペ
で優秀賞になったらしいぞ直属の上司が
自分のことのように喜んで報告してくれた
ありがとうございますあれは自分でも結構
よくできたと思っていたんですあれだけ高
機能で処理速度も早ければ優秀賞も納得だ
高橋のその独的な考えがあのプログラムを
生み出したんだなこの会社に入るまでは
そんな風に褒められるなんてなかった俺は
やっと自分の良さを分かってもらえる環境
に出会えたんだと嬉しかった他の社員から
も褒められたり一緒に喜んでくれたりと
受け入れられて順風満々な生活を送ってい
たただ1つの悩みを除いては俺は今1つ
だけ悩みを抱えていたそれは同期の佐をと
の関係だった佐藤は東大卒でプログラムの
勉強も基礎からきちんと勉強してきたらし
独学で学んだ俺とは全く正反対な性質だっ
た佐藤の書く高度は堅実で彼の人柄がよく
現れていたそんな佐藤は俺の独創性のある
行動を基本を無視したおかしなシステムだ
そんなことをしているとそのうちにボロが
出るぞと嫌味で避難してくる佐藤のコド
だって俺からすればとても綺麗で優秀な
高度だと思うそれでもライバル氏なのか
佐藤は断ることに俺に絡んでくるのだった
所詮お前なんて東大卒の俺に比べたら底辺
なんだ落ちこぼれは出しゃばってくんな
仕事に学歴なんて関係ないだろう俺は俺
なりに考えてあのシステムを組んだんだ
それを出しゃばってるって言ってるんだ
お前みたいなやつは大人しく雑用でもやっ
てろよ俺の言葉なんて聞く気がない佐藤に
何を言っても無駄だったいい加減諦めた俺
はできるだけ佐藤に関わらないように
しようと思った佐藤のこと以外は順風満々
じゃないもう1つだけあった俺の平穏な
生活を見出している人物が営業部の山田
聖一郎だ聖一郎は俺が入社した時から佐藤
とは違う意味で絡んでくるやつだおい
ゆうたもう昼飯食ったか
まだならうまい定食屋見つけたから一緒に
行こうぜ俺が夢中で仕事をしていると
でかい声で邪魔しにくるでも聖一郎は営業
で取ってきた仕事を回してくれたり取引先
の要望を細かいところまできちんと話を
まとめて伝えてくれる俺の開発した
システムがいい評価をもらえたのも聖一郎
がこうして俺におせかをかけてくれるから
だこいつには頭が上がらないとは言っても
人付き合いがな俺を技術営業として取引先
に連れ回すのは勘弁してほしい俺も誠一郎
にお前だけが頼りなんだよって言われると
断れないんだよな俺は今日も昼飯が終わる
と聖一郎に連れ出された訪問先は聖一郎の
担当する中でも大手取引先で俺も何度も
訪れている会社だいつも通り仕事の話を
終えるとその会社の部長に声をかけられた
そういえば高橋君はお付き合いしている
女性はいないのかい予想外の話題を振られ
驚きつつも苦笑いで返す自慢じゃないが
コミ力には自信がないんだ残念ながらこれ
まで1度もできたことはないんですよ俺の
返答に部長の顔が明るくなったそうか
よかった私の知り合いにいいお嬢さんがい
てね是非とも会ってみてくれないかいそう
言いながら写真を取り出したお見合いと
いうことですか正直いきなりそんな話を
持ってこられても面倒くさしか感じない
どうやって断ろうかと考えつつ写真に目を
やるところが写真にはまるでモデルのよう
に美しい女性が映っていた日本人そんな
疑問を抱いてしまうほど肌や目の色それに
髪の色まで準日本人な俺とは違っていた
彼女は藤原美希さんと言ってねお母さんが
アメリカ人らし彼女はハーフなんだよ俺は
写真に映る彼女の顔をじっと見つめた確か
に綺麗な人だでもなんだろう彼女の顔を見
ていると何か頭の中に引っかかるものが
あるつい写真に見入っていると聖一郎が俺
の代わりに勝手に返事を返した高橋も気に
入ったみたいですこのお話喜んで受けさせ
ていただきますどうせ俺なんかが言っ
たって相手が困るだけだろうにそう思って
いたからこそ面倒で断るとしていたが
すでに話は進んでいきどうにも断れるよう
な雰囲気ではなくなってしまった仕方ない
まこんな美人との見合い話なんてもうない
だろうし気になることもあるせっかくだ
から会ってみるか流れで話を受けることに
はなったが俺もそれなりには気持ちが
高ぶっていた人生初のお見合いつい頭の
どこかで気にしながらもいつも通りの仕事
をしていただがそういう時にに事件は
起こるものだ俺が開発に関わったシステム
でセキュリティ上の問題が発生してしまっ
た取引先の顧客の情報が漏洩したのだこれ
はかなり大変な問題だ事件はニュースでも
報道されて取引先企業の株価が下落した
もちろんそれは我が者にも責任問題として
追求された調査チームが動き出している
ことは知らされていたそれがまさか自分と
深く関わってくるとは思わなかっ
直接俺に話が聞きたいとやってきたのだ
問題があったところは君の担当だと聞いた
ちょっと話を聞かせてもらうがいいかな
仕手に出ているが態度が威圧的だ機密性が
重大な箇所だったから最新の注意を払って
設計していたはずだそれなのになんで
こんなことになったんだどうやら俺が担当
した箇所に問題があったらしい俺はその
行動を見せてもらったそしてあることに気
がついた
これここの部分これは僕が書いたコード
じゃないです自分に容疑がかかっているん
だ俺は調査チームの人間に必死で訴えただ
が調査チームの人が開発履歴を調べると俺
のアカウントになっているこのアカウント
はあなたのものですよねそれでも自分では
ないと言うんですか俺じゃない何かの
間違いじゃないですか間違いなくあなたの
アカウントなんですよもう責任逃れはでき
ませんよ俺の言葉は何1つ聞いてもらえず
結局俺の責任だと言われてしまったこの
ことは関係者以外に多言無用でお願いし
ますよ処罰は追って連絡しますそれだけ
言われて俺は自分の席に戻された近くにい
た佐藤がニヤニヤと嫌な笑を浮かべて
話しかけてくるおいおいあんなしょぼい
ところのミスしてセキュリティに穴を
開けるなんて素人かよお前はやっぱりその
程度の人間なんだよ俺を見下して勝ち誇っ
た顔で笑うおかしいセキュリティの問題
箇所は他言無用と言われたそれどころか誰
がそれに関わっているなんて今の時点では
知らされていないはずだ俺は佐藤の腕を
強く掴んだなんでお前がそれを知ってるん
だもしかしてお前が俺をはめようとしたの
か怒りでどうにかなりそうな理性を
ギリギリ保ちながら佐藤に詰め寄るお俺は
関係ない噂で聞いただけだ俺がやった
なんて証拠もないのに言いがかりだ確かに
佐藤がやったなんて証拠はどこにもない俺
は何も言えず仕方なく佐藤の腕を話した
証拠はないがそれでも一応会社には報告を
したそれなのに会社は佐藤との関連性を
全く調べようとすらしなかった納得でき
なかったがよく考えれば佐藤はこの会社の
最大派閥である専務派の人間だどの派閥に
も属さない俺が結を出したら専務派の力が
弱くなるとでも考えたのだろうか俺を
蹴落として佐藤を出世させるための陰謀か
もしれないな本当のことがはっきりした
わけではなかったが考えてみればそれが
一番納得できる結局俺は自分の無実を証明
することができずとうとう首が確定した
きしもそれは見合いの前日だった情報漏洩
の責任だ君は首だ明日からは来なくていい
は何もできずに首にされてしまったなんで
お前が首にされるんだよこんなのは
おかしいだろう聖一郎だけは最後まで俺の
無実を信じてくれて去っていくことを死ん
でくれた会社を首になって翌日俺は考えた
末当日に会わずに断るよりは直接会って
断った方がいいだろうと思った無職の俺が
結婚も何もないだろう待ち合わせ場所に先
について沈んだ気持ちで待っていると写真
の女性が現れた藤原美希です今日はお時間
を作っていただきありがとうございます
写真と同じいやそれ以上に綺麗だった彼女
はまっすぐに俺を見て微笑んでくれた高橋
優太ですこちらこそありがとうございます
俺が挨拶を返すと彼女は少しがっかりした
表情を見せた見合い相手が俺みたいなさえ
ない男でがっかりしたんだろうかそんな
不安がよぎったまあ初めから断るつもり
だっただから気にしないでおこう俺たちは
挨拶を終えると腰をかけてたいない話をし
たそして少し話した後意を消してお断りを
伝えたみきさんすみません今日こうして
せっかくお時間をいいたのですがこのお話
はなかったことにしていただけませんか
突然のお断りでミキさんは少しショックな
顔をした理由をお伺いしてもいいですか
少し戸惑ったが俺は正直に昨日無職になっ
たことを話す実は俺は昨日会社を首になっ
たんです無職の人間がお見合いだなんて
本当に申し訳ないですですのでこの話は
なかったことにして欲しいんですミヒさん
は少し黙って何か考えているようだった
そしてむに断る理由はそれだけですかと
聞いてきたそれだけってそれって結構重要
なことじゃないのか俺は突っ込みたくなっ
たがまた初対面ということでぐっとたそう
なんです無職の男なんて結婚の対象になり
ませんよねそう言った俺の苦苦しい笑いを
よにみきさんはにっこりと微笑むそれだけ
でしたら問題はないですというかむしろ高
都合あもしかしてもう次の仕事が決まっ
てるとかないですよね意味のわからない
答えに俺は少し引いたいえ残念ながら次の
仕事も決まってませんほっとした表情で
ミキさんはよかったなら私の会社で働いて
くれませんかそしたらもっとお互いのこと
も分かり合えると思いますそれでダメなら
お断りしてもらっても構いません働き先が
決まるのは俺にとっては願ってもないこと
だだがこんなうまい話があるのだろうか
今日初めて会ったみきさんがなんで俺に
ここまでしてくれるんだ俺にとって分から
ないことだらけだったがその日はミキさん
に仕事と見合いの話を押し切られて進んで
いったそして後日はミキさんの会社である
フューチャーテック社に入社ミキさんの
会社もソフトウェアを開発していた
まだまだ立ち上げて数年の小さい企業で
あった俺は当初開発部に配属されると思っ
ていたが真先に俺が回されたのは社員研修
だったみきさん曰くあなたが作った
システムを見せてもらったのあんなに綺麗
で無駄のない設計は見たことないわできれ
ばあなたのその技術を他の社員にも伝えて
しいのとのことだった俺なんかが人にもの
を教えられるのか不安で辞退しようとも
思ったが俺の作ったシステムを評価して
信じて任せてくれたんだ俺なんかがどこ
までできるか分かりませんですができる
だけやってみます俺は改めて自分の考えを
まとめたそしてそれをみんなが分かり
やすいよう過去の事例やコを細かくまとめ
てカリキュラムを組んでいったそうして
研修用内容を上げプログラムを作り上げた
それだけ頑張って資料を持っていっても
研修を始めたばかりの頃は緊張で手が
震えるほどだったこんなの分からないとか
馬鹿にされたらどうしよう不安を必死で
隠しながら研修に挑むところが研修を受け
に来た他の社員からは簡単の声の方が
多かったなるほどねこんな考え方をすれば
よかったのかこれは分かりやすいなこれ
なら俺ももう少し頑張って色々できそうだ
たくさんの人から評価され今まで作った
システムを一気に効率的に作れたと嬉しい
声ももらえたそして研修が一通り終わると
次に任されたのは大規模プロジェクトの
リーダーだったそんないきなりリーダーだ
なんて俺には苦が重いですよ今まで開発
しかしてこなかったのだそんな俺が
リーダーだなんて弱気になっていた俺に俺
の研修を受けた他の社員たちが背中を押し
てくれた高橋なら大丈夫ですよそうだよ
みんなのことを考えてあれだけの
カリキュラムを組んでくれたじゃないか
あの斬新な発想でプロジェクトのみんなを
引っ張ってください俺のことをしたって
ついてきてくれた結果的に研修を受けて
レベルアップした社員たちと俺の独走的な
設計が合ってこれまでにないシステムが
完成したすごいこんなシステム見たこと
ないわこれなら自信を持ってどこにでも
出せるわねさんからも評価を受けることが
できたそれからは口コミでもどんどん仕事
が入ってきた社員も徐々に増やし研修を
行いながらも意欲的にリーダーとして様々
なプロジェクトに参加したそうして気が
つくとプログレスソリューションズをやめ
てあっという間に2年も経っていたその間
ミキさんが社長であるフューチャーテック
は急速の成長を遂げていた今ではもう
プログレスソリューションズを上回る売上
と実績を積み上げることができたそんな
忙しい毎日を過ごしているとミキさんから
話があると呼ばれたそろそろあなたを首に
した会社を潰しに行きましょうかにっこり
と微笑みながら恐ろしいことを口にした
ミキさんえどういうことですかこの人は
また突拍子もないことを言い出すそう思っ
たがそれは顔に出さずミキさんから詳しい
話を聞くとある企業のシステム開発の
コンペが開かれるのよそれにあちらの会社
も参加するらしいわうちもそのコンペに
参加することが決まったから高橋さん
よろしくねミキさんの笑顔の圧がすごいだ
が願ってもないことだあの時無実を晴らす
ことはできなかったが一思報いることが
できる俺たちはコンペに向けて着々と準備
をしたそしてコンペ当日会場に着くとそこ
にはプログレスソリューションズの代表と
して佐藤の顔があった俺を落とし入れて
自分は代表になるほど出世したってわけか
俺が佐藤に目を向けているとあちらも
気づいたようだったニヤニヤと笑いながら
近づいてくるやあまさかお前がこのコンペ
に参加してくるなんてなお前が就職したの
なんてどうせ3流企業だろうせいぜいあい
てみろよまあ頑張ったところでうちに
勝とうなんて無理だろうけどな指でも加え
て俺たちの華々しいプレゼンを見てろよ
まだ始まってもいないコンペでもう勝った
気でいるようだ俺は黙ってそれを聞き流し
すると佐藤と入れ違いでもう1人見知った
顔が現れたそれは少しやれた顔をした
聖一郎だったよう元気だったかゆうたは
色々頑張ってるらしいな営業に行った先で
話は聞いてるぞ自分は疲労コパといった顔
をしているくせに俺の活躍を喜んでくれた
相変わらず人がいい奴だむしろ聖一郎の方
が心配になる俺のそばにいた他の社員が
佐藤の暴言に苛立っていたあいつ何なん
ですかまあまあ落ち着いてあんなのは無視
して俺たちはいつも通りにやればいい
メンバーを落ち着かせていよいよコンペに
挑んだ発表はプログレスソリューションズ
の佐藤が先だったどんなシステムを開発し
たのか彼のことだから堅実な行動を組んで
セキュリティに強化してるのかそれとも俺
は佐藤の発表をドキドキしながら眺めてい
ただが彼らの発表したシステムは求められ
た要件を最低満しているだけのぼよな
つまらないものだったこれではプログレス
ソリューションズに依頼する意味が見出せ
ないじゃないかしかも最終的には大手企業
ということで体力があるのだろう値段を
引き下げて格安で受け負うからとプレゼを
終らせていたあれは一体何なんだ俺が働い
ていた頃はもっと自分たちの技術力を
売り出していたのになんだか落ちぶれて
しまったように感じて残念な思いで
いっぱいだいよいよ次は俺たの番だ俺は
メンバーたちと力を合わせてかなり独自な
システムを考案した起動時間や画面の繊維
速さはもちろんシステムを作動させた時の
メモリ仕様も最大限抑えて消炎にすること
ができたのだ俺は取引先だけでなくその場
にいるどんな人たちにも胸を張ってこの
システムを紹介した最後に残念ながら開発
費は値下げできませんがランニングコスト
を考えると1年後以降はこのシステムが
一番割安になっていくでしょうプレゼンの
締めくくりで費用コストもこちらが優位だ
と説明し終わる離れたところから佐藤が
苦しい顔でこちらを睨んでいるのに気が
ついたプレゼンの結果は誰の目から見ても
明らかだった言うまでもなく俺たちの
システムが選ばれたふんどうせそんな
システムすぐに不具合だのなんだの問題を
起こすに決まっている後から大変なことに
なって痛い目見るがいいさ佐藤は
負け惜しみの捨てゼリフを言うだけ言って
帰って行ったそこに聖一郎がやってきた
あんなこと言ってるがきっと自分たちの
力不足はよく分かってるはずだお前たちが
作り上げたシステムをまの当たりにして
悔しかったんだろうよ聖一郎はプライドの
高い佐藤のフォローまで抜かりないこいつ
はやっぱり熱っからのいいやなんだろうな
俺は後日久しぶりに聖一郎と2人きりで
会うことになったやっぱお前らの会社は
すごいなというよりお前がすごいのかもな
どうしたんだよプログレスだって他にも
もっとすごい技術者だっていただろうそれ
がな聖一郎の話では今のプログレス
ソリューションズは大変なことになって
いるらしいどうやら俺たちフューチャー
テックがかなり質のいいシステムを作った
ことで取引先の多くが流出してしまって
いるんだとか質で勝てないと思った会社は
価格を下げるという悪手を取ったんだ今は
なんとかそ契約をついでるがこれからどう
なることか誠一郎が沈んだ顔で話すのも
頷ける結局プログレスソリューションズは
2期連続で赤字を出し売上も上がらずに
運転資金がそをついたらしい俺があそこを
首になって3年も経たずに倒産か何とも
言えない気持ちになったそういえばあの
コンペの日ミさんにいい結果を報告しに
行くとすごいわ頑張ってたものね今日は
お祝でも行きましょうまるで自分のことの
ように喜んでくれたみきさんあなたは俺の
恩人です俺がこうして仕事ができているの
もあなたがあの日俺を助けてくれたから
です今はこうして仕事にやりがいを感じて
本当に毎日楽しく過ごせているんです
ありがとうございますそれにしてもあの時
なんで無職の俺なんかを拾ってくれたん
ですか俺はあの日からずっと気になってい
たことを聞いたするとミキさんは少し拗ね
たような顔で
今はプライベートなんだから敬語はやめて
ほしいなそれにまだ思い出してくれないの
ゆうちゃんと言われた小学生の頃以来その
呼び方で呼ばれることはなかった俺は驚き
つつもミキさんの顔をじっと見つめるもし
かしてミキちゃんミキさんは少し照れ臭
そうにふふっと笑いやっと思い出してくれ
たといたずらっ子のような顔を見せた小学
生の頃俺はまだ活発な子供でみんなの中心
な存在だったそんな時にやってきた天生が
いたのだみきちゃんというその女の子は
ハーフで明るい金髪をリボンでくり
キラキラした青い瞳が印象的だったでも
その見慣れない容姿のせいで他の子たちと
なかなか仲良くなれずに浮いてしまってい
たおまけに当時のミキちゃんは日本語も
うまく話せずからかわれていたこともあっ
た俺はそんなみきちゃんがなんだか放って
おけず声をかけて一緒に遊んだりしたそれ
に放課後には他の子たちにも声をかけて
一緒に日本語の練習に付き合ったりもした
みきちゃんはそんな俺を頼りにしてくれて
俺のそばにいることが多かったんだよな
結局両親の都合で中学生になる前に
引っ越していっちゃったけどそういえば俺
はあることを思い出したみきちゃんから
大きくなったら私の恋人になってねと言わ
れて俺も嬉しくていいよって返した記憶が
蘇ったなんだか
懐かしいところでいつから俺だと気づいて
たの初めからよまたいたずらっ子のように
笑うみきちゃん紹介をしてくれた部長さん
あの人ね実は私のおじさんなのおじさんが
仕事の話をしてくれた時に見た写真に
あなたが写ってたのすぐに間違いないって
気づいたわだからおじさんにお願いをして
お見合い話をしてもらっちゃった俺は
そんなことも気がつかずマンマとみき
ちゃんの作略にはまったみたいだでもね
実際に顔を見てもゆう君は全然気がついて
くれないんだもんそれになんだかあの頃と
は性格も変わっちゃったみたいだったし
驚いたわそうだったんだ気がつかなかった
よ本当にごめんだから会社を首になっ
たって聞いた時はチャンスだって思ったの
一緒に仕事をすればあの頃の自信に
満ち溢れた裕君に戻ってくれるんじゃない
かってねそこまで考えてくれていたんだな
本当にありがとうだって私は裕君に
たくさん助けてもらったものそれに裕君が
私に日本語教えてくれるのが上手だった
から研修もお願いしてみようって思った
それにねどんどん自信を取り戻した裕君は
あの頃みたいにリーダーシップが出てきて
仕事を任せられるって思えたんだよそこ
まで考えてくれてたんだでもそれなら
もっと早く俺に行ってくれたらよかったの
にそう言うとみきちゃんはちょこっとだけ
ふれつらをして裕君に気がついて欲しかっ
たのとわざと怒ったふりをした俺たちは
そのままお互いの顔を見合って同時に
笑い合った裕君昔の約束覚えてるもちろん
私と付き合ってくれますかこちらこそ喜ん
でこうして俺たちはようやく恋人となった
交際はそのまま順調に続き結婚へと進むが
それはまた別の話でそういえば1つだけ
結婚式で大変なことがあったな俺たちの
結婚式に聖一郎が来てくれたんだけど友人
代表のスピーチが本当に大変だったんだ
まだ式の序だっていうのにあいつって式場
にいる誰よりもワンワンと大声で号泣した
んだあいつがあんなに涙もろいなんて予想
もしてなかったでもあいつのおかげで式で
は温かい空気が流れて収支いい雰囲気だっ
た結局プログレスソリューションズは倒産
したが聖一郎もフューチャーテックに転職
してくれて今では俺と力を合わせて会社を
盛り上げている人とは違うことでうまれ
孤独に苛まれてきた1人でもいいと人と
距離を置く方が楽だとも思った時期もあっ
たそれでもミキや聖一郎のように1人では
ないと気づかせてくれる人がいた友人
なんて無理に増やさなくてもいいちゃんと
いつでも自分を見てくれている友人がいる
その人たちを大切にできればいいと思う
それができていればどんな辛い時期も一緒
に乗り越えられる俺はミキと手をつなぎ
聖一郎の前に立ったありがとうこれからも
よろしくな感謝の言葉を伝えると聖一郎は
また大きな声で泣い
たいかがでしたかチャンネル登録をして
いただくことで今後の動画制作の励みに
なりますまた次の動画でお会いしましょう

#スカッと #感動する話 #朗読
#スカッと #感動する話
面白いと思った方は、高評価ボタン・チャンネル登録をお願いします!
コメントもお気軽に書き込んでください!

※登場する人物は仮名です。実在する人物・団体とは一切関係ありません
※動画の再生速度は、右下の設定から変更可能です
※映像は著作権フリーの素材を利用しています
#朗読 #スカッとする話

Leave A Reply