【スカッと】長男夫婦と同居する我が家に3年ぶりに帰省した娘。納戸で蹲って寝る私に「何でこんな所で寝てるの?」私「いつもの事よ、父さんには内緒にしてね、心配するから…」全てを察した娘は…【感動

3年ぶりに帰省したまみは長男のたけしと
嫁のさやかを交互に見る
とよかったじゃないお母さんお父さんが
海外転勤になっちゃって寂しかったところ
に兄貴が戻ってきてくれ
てそう
ねまみは力なく笑って頷く私を不審に思っ
たのかどうしたのお母さん元気ないみたい
ね何かあった悩み事なら私が聞く
よなんでもないあんたが気にするような
ことじゃない
わ私は精一杯の作り笑顔で返したまみは
しばらく止まっていくことになっ
た楽しみねあなたが周りから先生と呼ば
れる日が私がからかい半分でそう言うと
まみは照れ笑いを浮かべ
て何か困ったことがあったら私がお母さん
の力になるよと力強く言ってくれ
た先生ってことはまみさんは学校の先生
ですかすごい勉強できるんです
ねさやかがわざとらしく手を叩いてまみを
褒めたえたその夜私が難度に入って扉を
閉めようとする
とちょっとどうして閉めるの
軽減そうに首をかしげる普段めったに足を
踏み入れることがない難度の扉は常に開い
た状態だたえ何度に用があったとしても
閉める理由が思い当たらないの
だろういつもここで寝ているのよ窓はない
けど一応閉めておかないと寒い
でしょそう言って私は難度の中を娘に見せ
た窓も換気扇も備わっていない空虚な
スペースの中央に一式の
布団お母さん最近痩せたんじゃない大丈夫
なんだかやれているように見える
よ大丈夫よいつものことだからそれと
お父さんにはこのこと内緒にしてね変に
心配かけちゃってもよくないと思う
から今夜はもう遅いからあんたは私の部屋
を使いな
マミーは私の言葉から何か不穏なものを
察したらしく2階へと駆け上がると兄貴
ちょっと話があるんだ
けど私の名前は新川俊55歳どこにでも
いるごく普通の専業主婦だ2人の子供たち
はそれぞれ独立して夫と2人だけの暮らし
だったがその夫も昨年から単身不妊で家に
いるのは私だけ子供たちが幼い頃は毎日
笑い声が絶えず活気に満ち溢れていたが
1人となった今では一軒屋は静かすぎて
少し
寂しいそんなある日久しく連絡がえていた
長男のたけしが嫁と一緒に同居したいと
申し出たことで沈みかけていた私の心に
パっ明りがとような喜びが湧いた本当に
いいのせっかくの新婚なんだしさやかさん
ともう少し2人の時間を大切にし
たらと電話越しでは息子を気遣うような
ことを言った私だったが本音を言えばこり
したいほど嬉しかっ
たさやかもおふと一緒に住みたいって言っ
てくれてるんだだからおふが俺のことを気
にする必要はないんだよ
しばらく会わない間にたけしも随分と精神
的に大人になったのだと私は関心したこう
して私とたけしと嫁のさやかの3人暮らし
が始まったのである昔のように家族みんな
で仲良く笑い声に包まれる生活を期待して
いた私だったがそれはもろくも崩れ去って
しまう嫁のさやかはとにかく自己主張が
強くて私の意見にまるで耳を貸してくれ
ないのだ私自身嫁姑問題に発展するのは嫌
だから自分の意見を一方的に押し付けたい
とは思わないそれでもさやかは私との間に
目には見えない大きな壁を作っているよう
な気がして理想的な家庭の雰囲気は少しも
感じられないので
ある結婚以来実家に寄りつかなかった長男
夫婦がどうして私と一緒に住みたいと思う
ようになったのか私はすぐに気づいた
たけしは専業トレーダーとして毎日朝から
晩まで部屋にこもってパソコン画面と
向き合う生活を繰り返している私には専門
的な知識は分からないが何でも経済の動向
を常に確認しながら株投資や為替取引を
する人々に正確な情報を提供したり仲介
する役割を担っているらしいだがそれで
ちゃんと稼げているのかと言ったらそうで
もない部屋から出てくる時のたけしの顔は
目の下に熊を浮かび上がらせては深い
ため息をついているのであまり結果は
芳ばしくないよう
だ一方のさやかはと言うと最近流行りの
SNSに自身で撮影した画像や動画を投稿
しては情報発信を繰り返している
自由気ままに家を開けたかと思えば深夜
遅くに帰ってきて一体どこで何をしていた
のだろうと私はかりたくなってしまう本人
は人気インフルエンサーを自称しているが
日頃全くインターネットに触れない私には
彼女が何を言っているのかまるでちんぷ
カプ2人とも大きな収入を稼げていると
ごごしているが毎月私に小遣いを要求して
いることを考えると経済的にはかなり
厳しい現状が伺えるつまり2人が私と一緒
に住みたいと言い出したのは私の老後を
考えたり親高校を意識してではなく安定し
た経済力が欲しかったの
だたけしもさやかも私のことを単なる財布
だと思い込んでいる不が
あるそんな2人の真意に気づいた頃から私
とさやとの関係はは次第に論が耐えなく
なって
いくある日さやかがいつものように外を
遊び歩く深夜1時に大声で歌いながら
タクシーで帰宅し
たお母さんすみませんけどタクシー代
建て替えてもらえ
ます私はあんたの財布じゃないと本当は
怒鳴りつけてやりたかったが近所迷惑に
なることを恐れて速やかにタクシー代を
払ったさ一体こんな時間までどこへ行って
いた
の相変わらずうるさいなお母さんは私は
有名人なんだから色々付き合いってもんが
あるんです
よ付き合いと言ったって毎晩遅くなる
なんておかしいんじゃない前もって連絡し
てくれると助かるんだ
けどはあそんな暇ねえよ何もわからねえ
おばさんは口を出すな
さやかは目尻をつり上げて私を睨みつける
といきなり私の方を平手撃ちしようとした
が間一発のところで私はそれをかわし
た危ないわねそんなに私のことが嫌なら
この家から出て行けばいいじゃ
ないさやかは煩わしそうな顔をして部屋に
向かおうとするちょっと待って話はまだ
終わってない
生きかけようとするさやかの腕を私は
掴もうとしたするとさやかは私の手を
振りほどきああと近所にまで聞こえるほど
大声を出して髪置きのティッシュが積んで
ある和室の一角に自ら突っ込んでいっ
た痛いどうしてそこまでひどいことするん
ですかお母さん痛いじゃないです
か明らかにどこもぶつけていないはずなの
にやかは肘をさすってたがるそぶりを
見せるそこへ騒ぎを聞きつけたたけしが
階段をどかどかと駆け降りてきてどうした
んだ一体何があっ
たあんたまだ起きてたのそろそろ休まない
と明日に響くんじゃ
ない仕事でずっとパソコンとニめっこして
いたのだろうと私は息子の体調を心配して
尋ねただがそんな母親の心配など全くお
構いなしにたけしは倒れているさやかに
駆け寄り大丈夫かおふに何をされたん
だお母さんたら本当にひどいんだよ私は
ただ仕事から帰ってきて疲れているだけな
のにいきなり事情も聞かずに私のことを
突き飛ばしたんだ
から常に激しく散乱したティッシュ箱と
さやかの話を鵜呑みにしたたけしが鬼の行
でを
睨みつける本当なのかどうしてそんな
ひどいことをしたん
だそんなの嘘よ私は何もやってないじゃ
ないさやかさんは自分からそこに突っ込ん
でいったのよそれに先に手を出そうとした
のは彼女の方なんだ
から私は冷静に反論したがたけしは私の
返答ただの言い訳と捉えたのかさやかを
ぎゅっと抱きしめ
もう大丈夫ださやか俺がお前を守ってやる
からな今後何かあったら俺がおふを
追い出してやるから
なと強い口調で言い切ったちょっと待ち
なさいよそれじゃあまるで全て私が悪い
みたいじゃないどうして双方の主張を平等
に聞こうとしない
のやかは嘘なんて言わないよ毎日遅く帰っ
てくるのだってインフとして付き合いが
多いのは事実なんだから仕方ない
だろうそんなことを理解してやろうともし
ないお袋の方がどうかしているん
だなんでも私が悪いと言いたいわけね
たけしが私を再び睨みつけるのと同時に
さやかがにやりと格を上げたたけしの信頼
を完全に勝ち取ったさやは我が物顔でこの
家に住みついてしまった
は毎朝5時に気してご飯を炊くそれから
朝食の準備をしたりたまった洗濯物を回し
たりするのだが8時を過ぎても2人は
いびきを書いて起きてこないきっと仕事で
疲れているのだろうと思った私は何も言わ
ず1人で朝食を済ませるだが9時になって
リビングの掃除をしているところへ突然
さやかが怒鳴り込んできてお母さんひどい
じゃありませんかどうして起こしてくれ
なかったんです
か私は掃除機を止めてさやかの言っている
意味を頭の中で整理しようとするさやか
さんあなた一体何をそんなに怒っている
のするとさやかは自分の思い通りになら
ない現状に苛立っているのか私は8時まで
に起きたかったんですモーニングルーティ
ンって分かりますか私はインフルエンサー
として毎朝動画を生配信してるん
ですそれなのに今朝は寝坊しちゃって何も
できなかったじゃないですか一体どうして
くれるんです
かそんなこと言われても困りますよだって
私あなたに起こしてほしいなんて頼まれて
ないんだもの言い訳なんてしないで
くださいお母さんのせいで私は大勢の
ファンをなくしてしまうかもしれないん
です
よ朝から星を飛ばすさやかに私は苦する
しかなかったそこへたけしもあびをし
ながら起き出してきた一体どうしたんだよ
朝っぱらからおふがまた何かやらかしたの
かねえ聞いてよたけしお母さんたらね
ひどいんだ
よそう言ってさやかはたけしに私が人気
インフルエンサーの嫁に嫉妬してわざと
寝坊させるために起こさなかったとありも
しないことを告げ口したそれを聞いた
たけしは私にちらりと視線を向けると
やっぱりねいかにも印出なお袋がやりそう
なことだ
よ私の言い分などまるで聞く耳なしといっ
た様子で一方的にさやかの主張を認めた私
はこれみよがしに頭を抱え
てインフルエンザだかモーニングコーヒー
だか知らないけど私はさやかさんに起こし
てくれなんて一言も頼まれてなかったのよ
それなのにどうして私が怒られなきゃいけ
ない
わけ私は嘘なんてついてないよだって昨日
私何度も言いましたよね明日早いから6時
には起こしてくれってたけし本当だ
よさやかの目には涙が溢れているこれは
なか大した女優だと私は怒りを通り越して
完全に呆れ返ってしまったかい嫁を演じる
さやかにころっと騙されたたけしは彼女の
頭を優しく撫でるとよしよし大変だったね
こんな悪いお袋には俺が後で厳しく言って
おくから
ねありがとうたけし本当愛してる
よ2人は母親が見ている目のの前で強く
抱きしめあった私は深くため息を漏らす
と明日までそうやってイチャイチやって
なさいとにかく私のことがそんなに嫌い
だったら2人でどこへでも好きなところに
行ったらいいでしょうと語尾を強めて
言い放ったするとさやかは立ち上がると
大げさなほど髪をかきむしりああもう
こんな生活嫌だこのままずっとお母さんと
同じ空間で同じ空気吸って生きていく
なんて私にはもう耐えられないんだ
からそうかさやか君がそこまで苦しんでい
たなんて俺も気づかなくて悪かった
なそう言ってたけしは再びさやかの体を
ぎゅっと抱きしめ
たこれで決まったわねあなたたちがこの家
を出ていくというなら私も止めたりしない
わどこでどうなろうと私の知ったことじゃ
ありませんから
ねさやかがぷっと笑いを吹き出していや違
うっしょ出ていくのは私たちじゃなくて
お母さんの方だしどうして私が出ていか
なくちゃいけないのだってここは私の家な

よ私は至って落ち着いた口調で反論する
だったらこうしようおふは度にこもって
くれよ
たけしの奇妙な提案に私は自分の耳を疑っ
たはいあんた自分が何を言っているか
分かってるのどうして母親である私が難度
にこもらなきゃいけないのよ主業層じゃ
あるまい
しさやかはおふと同じ空気を吸いたくない
と言っているんだそれに俺たちはここを出
ていくつもりはないとなれば答えは1つ
が何度にこもれば万事
解決何度も言いますけどねこの家は私と
お父さんが立てた家なのよ出ていくのは私
じゃなくてあなたたちの方
よするとさやかは椅子を持ち上げて床に
激しく叩きつけると腹いっぱいに空気を
吸い込ん
でごめんなさいお母さんちゃんとお母さん
のためにお掃除もお料理もいたしますから
叩かないで
くださいわざと近所に聞こえるような大声
で叫ぶ言葉では助けを求めているがさやか
の表情は明らかに私を小にしたように笑が
こぼれていた泣き出したいのはこちらの方
だが私はこんなバカ相手に屈するつもりは
ないあんたが毎日私に対して嫌がらせを
繰り返してるって近所中に知られちゃって
もいいいいのね私の影響力を甘く見ない方
がいいわ
よさやかはまるで勝ち誇ったように上から
目線で行ってくるそれを聞いた私はむしろ
逆に笑い飛ばしてやれるものならやって
ごらんなさいあなたがチャランポランな嫁
だってことはこの近所じゃ有名ですからね
あなたたちは知らないでしょうけどみんな
噂してますよと自分はするように強気の
態度で
迎え撃つさやかは悔しそうに唇を噛みしめ
たがこれ以上反論する材料が見つからない
らしく続きの言葉が出てこ
ないそんなさやかを擁護したのはたけし
だっ
ただったら親父にちくる
ぞ感情を押し殺した低い声でたけしは言う
その声は勢いづく私の反論を押しとめるの
に十分な威力を発揮した冷静に考えれば私
に火がないことは明らかである一方的に理
不尽な主張をぶつけてくるのはさやかと
たけしの方で私が文句を言われる筋合い
なんて何1つ見当たらないのだそれでも夫
のことを言い出された途端私の心から反論
する気力がみるみる失われていく夫は現在
初の海外不妊で張り切っている立場上重要
な役割を任されているため個人的な事情で
余計な負担をかけさせるわけにはいかない
夫とは離れて暮らしているが毎日電話で
連絡を取り合っているそれでも家庭内の
ゴタゴタを相談することは1度もなかった
夫には仕事のことだけを考えてほしい余計
なことで足を引っ張りたくないたけしは
そんな私の弱点を見抜いていたのだろう
にやりと口元が釣り上がり私は自分の息子
であるにも関わらず恐怖して
しまう私の様子が明らかにおかしくなった
状況を察したさやかもたけしに合わせて
にやりと
笑いへえお母さんの弱点ってお父さんだっ
たんだ超
受ける手を叩いてゲラゲラ笑い出し
たそれじゃ約束てください今日から
お母さんは難度にこもるそして2度と私に
なめた口を聞かないもし私に少しでも不快
な思いをさせたらその時は分かってますよ
ねさやかは夫を人質に私を優がままに操る
つもりなの
だわかりましたもうこれ以上あなたたちに
迷惑をかけるつもりはありませんし今日
からは何度にこもるにし
ます今まで散々さやかに嫌がらせをしてき
た無いだよ自業自得なんだ
よ心がしれてしまった私にたけしがとどの
一言を突き刺したその日から私の部屋は何
度と決まった食事の準備や洗濯など家事を
任される時だけ私は難度から出ることを
許されそれ以外は常に気の当たらない
じめじめした空間に押し込められている外
から鍵をかけられているわけではないが
一歩でも外に出ようとするとさやかが白中
監視していてお父さんに言いつけちゃい
ます
よと脅し文句をかけてくる食料がつき
始めると私は外出することを許され
たお母さんそろそろ食べ物が減ってき
ちゃったので何か買ってきてくださいそれ
とついでにまとまったお金も引き出して
くれると助かり
ます何でも都合よく働いてくれる便利な
火星府を雇ったつもりだろうさやかの態度
は日日に蒸気を一していく買い物袋を下げ
て近所を歩いている
と奥さん最近見かけないわね元気でやっ
てる最近痩せたんじゃない顔色悪いわ
よ本気で心配して声をかけてくれる近所の
主婦仲間の優しさが身しみて私は涙が
止まらなくなるのだっ
たそんなある日さやかが難度にこもる私
にあんたに客が来たよなんか超めんど
くさいことになりそうなんだ
けどと眉間にしを寄せて行ってきた誰
だろうと思い私が玄関に出て行くと
お母さん
元気娘のまみが子供の頃と変わらないくの
ない笑顔で手を振っているまみ帰ってくる
なら帰ってくるって電話くらいしなさいよ
ね私は涙を流しながら愚痴をぶつけ
たごめんだけど私も一応電話は何度もした
よでも誰も出なかったじゃない
いえば私が難度にこもっている間時々玄関
横の電話が鳴っていたのを思い出すだが
たけしもさやかもめんどくさがって誰も出
なかったの
だお母さん私ついにやった
よ本当かいそりゃおめでとう
[音楽]
まみそう言って私は出来の良い娘をぎゅっ
と抱きしめたまみは昔から抱き続けていた
夢に向か努力していたのである大学を卒業
した後小さな会社で事務員として働き
ながら3年にも及ぶ浪人生活を続け今年
ついに念願の夢を実現したことを報告しに
帰ってきたのだ私が難度へ入ろうとすると
さやかが小声
で今日はいいわあんたは娘の相手をし
なさいと命令してくる要するにに義母を
難度に押し込めている事実をまみに知られ
たくないのだ私は素直に従いリビングで
待つまみの元へと向かうさやかが慣れない
手つきで紅茶を運んでくるガタガタ震える
手でテーブルに紅茶を置くとうわあっちい
なこの
野郎まるでも重の
唸り声まみが目を丸めて驚いていると
たけしが呑気にあびをしながら2階から
降りてきたなんだよまみ帰ってたの
か兄貴こそいつ帰ってきたの私何も聞いて
なかったんだ
けどまみはたけしとさやかを交互に見てだ
けど良かったじゃないお母さんお父さんが
海外転勤になっちゃって寂しかったところ
に兄貴が戻ってきてくれ
てそうねまみはは力なく笑って頷く私を
不審に思ったのかどうしたのお母さん元気
ないみたいね何かあった悩み事なら私が
聞くよなんでもないあんたが気にするよう
なことじゃない
わ私は精一杯の作り笑顔で返したまみは
しばらく止まっていくことになっ
た楽しみねあなたが周りから先生と呼ば
れる日が
私がからかい半分そう言うとまみは
照れ笑いを浮かべ
て何か困ったことがあったら私がお母さん
の力になるよと力強く言ってくれ
た先生ってことはまみさんは学校の先生な
んですかすごい勉強できるんです
ねさやかがわざとらしく手を叩いてまみを
褒めたえたその夜私が難度に入って扉を
閉めようとする
とちょっとどうして閉める
の軽減そうに首をかしげる普段滅多に足を
踏み入れることがない難度の扉は常に開い
た状態だたえ何度に用があったとしても
閉める理由が思い当たらないの
だろういつもここで寝ているのよ窓はない
けど一応閉めておかないと寒いでしょ
そう言って私は難度の中を娘に見せた窓も
換気扇も備わっていない空虚な空間の中央
に意識の
布団お母さん最近痩せたんじゃない大丈夫
なんだかやれているように見えるよ大丈夫
よいつものことだからそれとお父さんには
このこと内緒にしてね変に心配かけちゃっ
ても良くないと思う
から今夜はもうからあんたは私の部屋を
使い
なさいまみは私の言葉から何か不穏なもの
をさしたらしく2階へ駆け上がると兄貴
ちょっと話があるんだ
けど私は心配になってまみの後をついて
いくたけしが部屋を開けるなりまみは自分
の兄の襟首を掴んでこれは一体どういう
ことどうしてお母さんが何度に押し込め
られてる
のたけしはふくされた表情で話せよ全て
おふが自分で招いた結果なんだから
仕方ないんだ
よそしてたけしは恥ずかしげもなくこの
次第を妹に話して聞かせたのだっ
たというわけだよこれでお前も分かった
だろうおふがとんでもない悪おばさんだっ

ことまみは深いため息をつく
とばっかじゃないの兄貴はそれを信じてる
わけ信じるも何もさやかが俺に嘘つくわけ
ねえしってことは嘘をついてるのは紛れも
なくおふおいさやかを呼べあいつにも話が
ある自分の部屋で隠れて話を聞いていた
さやかが何よと顔を
出すあんたどんな恨みがあってお母さんを
こんなひどい目に合わせる
のさやかは全く悪びれる様子もなくだって
本当に悪いのはお母さんなわけだし反省し
てもらう意味も込めて何度に寝てもらっ
てるん
です何も問題はないはず
だろうたけしもさやかに同調するまみは
気前とした態度
でだったら法廷で争いますかさやさんの
主張とお母さんの主張どちらが認められる
か裁判で決着をつつけることにし
ましょうそんなことできるわけない
でしょできるわよこれ見てなんだか
分かるまみが金色に輝くバッジをさやかの
眼前に突きつけ
ひまわりと計りが書かれたそのバッジ
は弁護士バッチよあんたもそれぐらい知っ
てる
でしょうさやかは一瞬バが悪そうに視線を
彷徨せたが鈍い知恵を働かせて偽物ですか
そうなんですよねそれで私を脅せと思っ
たら大間違いですよ
なおも勝ち誇ったように反論するさやかに
私もついに堪忍袋の尾が
切れるまみは本物の弁護士よ娘をバカにし
ないでちょうだいあんたとは違うんだ
からさやかは今度は私を睨みつけると嘘よ
だってこの人さっきは学校の先生だって
言ってた
じゃんすると後ろで黙って聞いていた
たけしが口を挟んで
いやまみが司法試験を受けていたのは本当
だよというか学校の先生はお前の勘違い
だと冷静にツッコみを入れたマジでそれ
じゃあうちらに勝ち目はないじゃんどう
するんだ
よこの後にを呼んでさやかは慌て出す
しかしそれでたけしもこちら側の味方に
なったわけではなくだとしても今じゃない
かそっちはプロでこっちは素人だ裁判
なんてげないことするな
よ気に入らない親を何度に押し込める方が
よっぽどげないと私は思う
けどまが強い口調で言い返したとにかく
裁判はやめてくれそうだおふも今日から
自分の部屋で寝ていいからどうか音便にな
兄貴の頼みだ
よどうか許してくださいお母さんに
嫌がらせをしたこと反省してます
からその後私はまみと相談した上でたけし
とさやかには今すぐこの家から出ていく
ことそして2度とこの上の敷をまたがない
ことを確約させさらに私に対する詫びとし
て現金8万円を支払うことを条件に許して
やることにした
さやかは最後の最後まで元気の支払いを
出ししぶったが私がこれまで密かに
書きためたノートを見せつけると彼女は
顔面蒼白になりけこんなものいつの間
にそのノートは私がいつでも裁判に
持ち込めるようさやかから嫌がらせを
受けるたびに詳細を記録していたもの
だこれは立派な証拠として認められます
けどそれでも裁判に持ち込みたいです
か勘弁してください参りまし
たさやかは膝から崩れ落ちてしまには泣き
出してしまったたけしとさやかが荷物を
まとめて実家を出ていった後でまみは
こっそり私にこう言っ
たちょっと手ぬいかなとは思ったんだけど
実際裁判とかやっちゃうと色々と面倒なん
だよ
ね私も釣られて笑いが止まらなく
なるでもあなたがいてくれて助かったわ
ありがとうそれから数ヶ月後事務所を開き
弁護士としての第一歩を踏み出したまみの
元に突然さやかが現れたさやかは結した目
でまに向かってたけしから離婚させられて
爆料を要求されてるの助けて
よとこともあろうにたけしの妹であるまみ
に助けを求めたのだ話を聞けば原因は
さやかの浮気だというさやかと相手の男と
の関係はたけしと結婚するよりずっと前
から始まっておりその関係はたけしとの
結婚後も密かに続いていたたけしと実家で
暮らしていた頃毎晩さやかの帰りが遅かっ
たのは浮気相手と遊び歩いていたからで
その浮気がバレてたけしに愛をつかされた
のだ離婚だけならまだ良かったのだが稼ぎ
の少ない動画配信の課金だけでは今後の
生活がかなり厳しくなって
しまう離婚したとはいえ一時は私にとって
義だったんだからさそのよしみで弁護費用
を安くしてくださいよ
さやかは自分の立場を湧きまえない不可解
な要求をまみにぶつけてき
た自業自得でしょ私にあなたを弁護する
義理なんてありませ
んまみはそう皮肉を言うと塩を巻いて
さやかを追い返してやったと後で笑い
混じりに私に教えてくれた結局費用が払え
ずどこの弁護士にも相手にされなかった
さやかはなくなく多額の慰謝料を払うこと
になってしまったのだっただが一方の
たけしもネットで見つけた婚活パーティー
に申し込み新たな出会いを求めたのだが
運営会社そのものが詐欺グループだった
ことが後になって判明し多額の投力量を
騙し取られて貯金はすっからかん
頼むよまみ兄貴が困ってるんだよ助けて
くれ
よだがはがとして知るか母親を裏切った
バツだ自業自得なんだ
よと実の兄を切り捨てたまみは仕事が
終わると真っ先に私の待つ家に戻ってきて
私の手料理を食べるのが日課となって
いるあの人たちがいなくなってなんだか家
の中が寂しくなったんじゃ
ないまみが冗談めかして言うと私は顔を
しかめてああもうあの人たちの話はなし
なしそれよりまみがいてくれたら私は十分
ですまみは照れくそうに笑うとそれじゃあ
お父さんも帰ってこなくていいの
ね母親をからかうものじゃありません
お父さんがそばにいてくれたらもっと幸せ
ですけど
ねこれはこれはのろけ話ごちそうさでし
たまみが呆れ気味に言ったご飯のお代わり
はありがとうお母さんの作る料理最高すぎ
て私もこの家出て行きたくない
なもういつまでもわがままな娘
ね私とまみは夫が海外から帰ってくるまで
2人で仲良く楽しく暮らして
いるDET

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※当チャンネルの動画に登場する人物は仮名です。実際の人物や地名とは関係ありません。
※当チャンネルのストーリーはオリジナルです。
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