【シリーズ ヴィクトール・フランクル】ナレーション 門脇麦さん インタビュー “座右の書”『夜と霧』著者フランクルの人生をナビゲート | こころの時代 | NHK

ビクトール
フランクル精神家の意志でし
た37歳の時ナチストイツに捉えられ
アウシュビッツを含む4つの収容所で2年
半を過ごしまし
た絶えがたい苦しみの中でも光を見つけ
生きようとしたビクトールフランクルの
人生と思想を見つめます絶望の底に
突き落とされた時人はどのように生きて
いくことができるの
か最初あのお話しいただいた時
マネージャーさんに本当に私じゃない方が
いいと思いますって言ったんですよなんか
まだまだまだあの人生ひよっこのあの私が
そんななんかこう人生の話をする
なんか素敵な番組のナレーションをやらせ
ていただくのはなんか早い気がし
てまでもあの本当に自分は夜と霧は人生の
バイブルだって言ってきてるような本です
しなんかまあの思いは人1倍あると思うの

[音楽]
[音楽]
日々のパンのためのあるいはただ単に
生き延びるための戦いは私立を極め
たとにかくわが可いさ
から人は容赦なく戦った
私たちはためらわずに言うことが
できるいい人は帰ってこなかっ

となんか人間のゾだったりうーんなんか今
までの人生にあまりにも感じたことの
ないものが詰まっていたの
でしかし
意外とそれが理解でき共感できるっていう
本当に意味では共感できてないです
けど何歳ながらにそれを本能的
にキャッチでき
るっていなんかそういう意味の衝撃もあっ
たのかもしれない
ですなんかすごい印象残ってるフレーズで
ま人間は2種類いますとまともな人間と
そうじゃない人間まともじゃない人間で
まともな人間は生き残れなかった帰って
これなかったっていう
文章がすごい印象に残っててま子供ながら
に自分がそういう状況に陥ったら自分は
まともな人間でいられるのかそれと
も今現実だったら自分はそうがならないと
信じているけどそうじゃない何かが出て
くるのだろうかっていうなんかそんなこと

たくさん考えましたね初めて読んだ時私
物心ついた時から人は何のために生まれ
なぜ生きて死というものはもうゴールが
あるのに何のために産み落とされたの
かっていうことをずっと悶々と考えている
ような子供でなのであのま答えではない
です
けど自分が求めている
言葉
も残酷な現実の描写のがありながらなんか
あったんですよ
ね自分なんて全然違う環境だし言葉も違う
し考え方も違うのに時代も違いますし
なんか人間という生き物が絶対
にそこにたどり着いたりたどり着かなかっ
たり通る道なんじゃないかなって思い
ます私なんかちっちゃい時から父
に人生も全部決まってる
からまあゆっくり生きていけばみたいな
あの人間はま日々一生懸命生きていれば
まあ一生懸命生きれない日があってもそれ
から失敗しちゃっても間違えたことし
ちゃったとしてもこう誠実な心を持ち生き
ていれば
どこかたどりつくたどり着くところに
たどり着けるように人生はできてるから
まあまあまあ力無な力むなみたいなことを
よく父から言われていてそれ私もすごい
思ってるの
で私たちからは状況はま選ぶことはできな
いっていうか向こうから振りかかってくる
ものなのででもまそこに対し
てどういう思いを抱くとかも他者がいたら
どういう言葉を他者にかけるとかもし何か
行動するならどのような行動を取るかって
いうその1つ1つが運命でありもちろん
襲いかかってきてしまったものからは
逃れることはできないしその出来事が運命
を狂わせていったりするもんなんですがで
もそこってやっぱもうもう決まってしまっ
てるもんだと思うのであとは自分がそこと
どう向き合っていくかっていうのがなた
さっき言ったまともな人間とまともじゃ
ない人間っていうとこにすごいかかって
くる気がして常にまともな人間って何だろ
うってどっかで思ってます
ね優しいですよねまなざしがなんか私だっ
たらそうやって収容所の世界を見てき
て人がパンを
食べて生きていくのに争う姿を見てい
て残虐な目を見
ながらそれでも人間
参加の言葉を人々に投げかけ続けれるか
なって思っちゃう絶望しちゃうかもしれ
ない人間という生き物に対してでもやっぱ
そうじゃなくてまもちろんそういう部分が
あるということも体験しながらもやっぱり
彼の言葉に人っていっぱいいるじゃない
ですか自分を肯定してもいい自分の人生を
肯定してもいいって
いうその世界を見た人がその言葉を発せ
られるのっ
てやっぱりちょっとすごいなって改めて
思いますか
ね今1回目ナレーションさせていただき
ましたけどなんかその夜と
霧のことだけでなくやっぱ彼の立ちだっ
たりとか他の書で残されてる哲学的なと
いうかそういう言葉が散りばめられながら
こう放送を見れますの
でもちろん解釈も深まると思うしそして
自分自身で自由に捉えてこれを自分の中に
咀嚼した時にどういう言葉になるのかなっ
ていうヒントがとてもたくさんあるよに
あの思いました私自身もなので6回全6回
楽しみです本当に皆さんもなんかそうです
ねいろんなことを考えたり何かに思いを
はせる時って意外と日常生活で少なかっ
たりすると思うのでそういう大切な時間に
していただけたらなと思い
[音楽]
ますOG
[音楽]

こころの時代~宗教・人生~ その言葉が道をひらく

絶望で心が折れそうになったとき、どのように考え、乗り越えればよいのか?4月から始まる新シリーズは、80年前、600万人のユダヤ人の命を奪ったホロコーストを生き延び、人生をかけて「それでも生きることには意味がある」と訴え続けたオーストリア人精神科医、ヴィクトール・フランクルの人生をたどる。2年半に及ぶ強制収容所での過酷な体験、愛する家族との離別など、数えきれないほどの苦難を経ても、なぜフランクルは人生を肯定できたのか。膨大な著作や資料を通じてその思想に迫るとともに、争いや生きづらさが蔓延する現代で、私たちが苦悩を乗り越え、より広い世界に目を向けて生きる手がかりも探る。【2024年4月から月1回・全6回放送】

4月から月1回、全6回にわたって放送されるシリーズのナレーションを担当するのは、俳優の門脇麦さん。ヴィクトール・フランクルの世界的ベストセラー『夜と霧』に小学生の頃に出会い、折々読み返してきた人生の座右の一冊だと語る。門脇麦さんに、第1回のナレ―ション収録を終えての感想や番組への思いをうかがった。

【出演者】
門脇麦(俳優・ナレーション)

【放送情報】
NHK Eテレ 毎週(日)午前 5:00~/[再放送]毎週(土)午後 1:00~
放送後1週間は見逃し配信があります。
https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/plus/?cid=dchk-yt-2404-92

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