学長対談シリーズ:桃井かおり(俳優・映画監督) × 小倉文子(女子美術大学 学長)後編

おはようのけなんてなんかちょっと私は
抵抗しません頭悪い子なんですっていう
そぶりを見せながらか戦うしかない最後に
大優やって終わってやろうと思ってます
けどもい香りという人を通して1つの個性
女子日の個性みたいなものが発信していく
ことができたらいいなと女子の美術の大学
である女子がどういう個性を持っている
かっていうことを外に発信していきたいん
ですね美術っていうところの強みなのかな
[音楽]
うんうんで逆に仕事場行くとあの
ミーティングしてても女性は1人っていう
ケースがすごく多かったあ多かった
でしょううんその苦しい時代がもう今は
もうなくなっていってくれることを願っ
てるけどというか
ちょうど男女驚愕になっていい具合いのに
お互い理解できてるはずなのに同世代の人
たちでも女のくせにとかうんですです生
意気なんだよっ
てとか余計なことを言うんじゃないもう
全てもうシールのように言われてきた言葉
です
けど
もうどっかでどっちかの方が頭いいとか
どっちかだよあの兄弟お兄さんでしょお私
もそうなのねあやっぱり兄と私とは
やっぱりちょっと扱いが違ったでしょうん
違ったんですよ未だに兄貴にちょっと応変
なそれ違うでしょう食べ方って言われたり
するんですよムカっとくるのね好きに食べ
さしてっていう感じですけどうんそれは
差別なんだっていう風に
まだね日本は認識できてないと思う私たち
の世代は全然無理無理あの食事でも兄の方
があの1つのお魚を比べても兄の方が一般
なものが当然当然ですそれが私の中にも
あるからうん自分でもそうしちゃうそう
ですよね私昔ねこうなんか大きいお魚あげ
られるとかタワ7キあって4キ上げられ
るっていうのは私この人のこと好きなのか
なっていうバロになってたんです
よ分かりますそうですよね家の中で
お父さんとか長男とかそうそうそうそう
そういう時代ですからねねうんま私は
たまたま女に生まれてるので女優っていう
ので得してはいるいや男優も得してるから
ね区別されてるからね男優と女優って触手
がそういうところではね恵まれてるんです
よねうん最後に男優やって終わってやろう
と思思ってますけど奪い取ってやろうと
思ってますけどでもなんかすごく平等なん
だっていう感じでクリエーター同士として
うんうん男の人とうんちゃんと向い合って
仕事してみたいっていうのはもうき夢の
ような憧れでありますよねそうなんだ
やっぱりそういう世界なんですかねうんだ
からこんな喋り方こんなって今日は
ちゃんと喋ってるけどなんとかなのよねと
かなんか
なんかちょっと私は抵抗しません頭悪い子
なんですっていうそぶりを見せながらか
戦うしかないっていうねおはようのすけ
なんてなんだよっていうさなんだあのバカ
はそれから入ったっちゅのありますからね
うんうん監督ちゃんとか
さ大事なこと言うたかこれ演出絶対間違っ
てると思うって思うじゃないつまんなスん
なそういう時1番可愛くいかないといけ
ないんでああもうなも監督ちゃんちょっと
思いついたんだがみたいななんかにゃお
みたいなそれで変えちゃうそれで行くしか
ないですねそれでそれをやめた途端一気に
干されますよなるほど
ものすごく俳優の仕事と監督の仕事って
全然こう俯瞰的に見るその見え方って全然
違うでしょうとかねそんなことないのいや
全然違う全然違わないんですよあそうあの
ね目指してるものが同じなんですよだから
うんクリエイティブしなきゃいけない望み
が一緒なんですようん書きたい絵の
イメージが一緒っていうかそこに行ければ
もう完全なうん戦友っていうかうん共犯者
になれるですよねあうんうんなるほどねだ
けどそれが
とどちらかが勝っちゃうともう監督の方に
寄り添うしかないってなるでしょあ確かに
海外に行くと今ほとんどのあ俳優が監督
やったり本書いたりプロジュースやったり
してるわけうんうんうんそれでこいなんか
ちょっとテレビ見てたら演技コーチがま
ある俳優に寄ってたんだけどその僕はこう
いうのやりたいんですって言ったらそう
いうのが来ないんでですよてなんかねうん
そういうのやりたいのは来ないんですよ
みたいな作りなよって言われてるわけああ
なるほどねうんうん結局俳優やってること
とスタッフをやってることは同じことなん
ですよ
ね出会って
から20年弱ぐらいになるんですよもうあ
そんなでそんなになるのいや本当にあの
変わらないですよね最初っからうんうん
どういうところがですか自分が考えている
ことを周りに誰がいても思ったことを思っ
たように言うっていう私もあのやっぱり
こうやって来てほしいと思うのは女子日が
女子日としての個性をこれからもっと出し
てかなきゃいけないなって今すごく感じ
てるの女子代っていうのは他にも数ある
けれどもやっぱり1つ1つの女子代が女子
だけの大学ですじゃなくて女子の美術の
大学である女子日がどういう個性を持って
いるかっていうことを外に発信していき
たいんですねうんうん他者を認め他者と
比べずそれからこだわりを持ってうんえ
様々なことを許容していくっていう女子日
のこうアイデンティティというか文化と
いうかまそういうものがねそうですあ重い
香りという人を通して1つの個性女子日の
個性みたいなものが発信していくこと
ができたらいいなと思思ってるのねでそう
いう意味で今日対談の本当に第1回目に
呼べたっていうのはすごい私はラッキーで
この女子日クリエイティブラボラトリーっ
ていうのはこのえラボはあの女子日の個性
を外に発信していくチームなんですねおお
なるほどでそのチームが今度桃井先生が
来るっていうことになってくる何かこの
女子ラボであのやっていただくこと考え
ませんかって投げかけたらじゃあ私との
学長対談ってどうでしょって帰ってきて実
したのいもいつも大概大体のお授業の前に
先生とお話してでそのその話してくださ
いっていうのをしてるだけなので私もだ
からほら他のことをやりたがるでしょ自分
自分内容もう少し頑張ってほしいでしょ
みんなねだけど他のことがすっごい楽しい
のねうんまある意味の所常時なのよねだ
からもう余計なやらなくていいことが好き
なのよねうんこれは治らないもんね治ら
ないねそううん
ずっとだってこうこれぐらい人数いて良い
スタートって言ったらこれだったっていう
ことあるからねえそれでるのっていうの
ありますからねふとカメラマン
あのフィクスしてる人もいるけどこうやっ
て持ってる人とかいますからね目線でこう
やってみてもうそんななってるんだから
それで長編作ってるんですよだからそう
するともう1人とか3人とかでや
るっていうことも可能になっちゃうから
全てのことが
やれるでスタッフやってたらねねあら私
それじゃ役者やりますよって人いっぱい出
てくると思うんですよそうするとカメラ
位置とか照明なぜここに照明があるのこの
照明活かしてここでそのこのセリフ行って
やろうとかやれるわけじゃない照明が
分かればだからいい俳優出てくると思い
ますようんねうんもう素人とかベテランと
かそういうのがなくなってくるかもねうん
でちょっと聞いてみたいことが個人的にい
か出てきたあそこみんなあのラボの全部
ラボのメンバーですからねじゃ聞っしてる
教員チームでございますよろしくお願い願
しジェンダーのさ以前にこう人間として
あるがままに人間らしく生きていく方法
それはもう全人類が持っているテーマで
そこのところを桃先生の話を聞いてると
いかにそのジェンダーの差っていうものも
ある意味あの利用しながらうんあのいかに
自分が求める場所へ行こうとするのかって
いうところうん差別主義者になってるわけ
ですよでそれを克服したって話をしたんだ
けど克服しなきゃいけないぐらいなものな
わけですようんやっぱりそうね区別差別
っていうのはうんねだからそれを克服した
んだけどみんな克服してうんそれを大丈夫
にするのが果たしてだろうかていうことは
あると思うんですよやっぱり嫌いなものは
嫌い嫌なものは嫌生理的に嫌っていうのは
すごい大事なさそうね大ものすごく大事な
食べ物の好き嫌いも含めてねそうすごく
大事なクリエイティブの原点だと思うのね
生き方の生きてる人間
のだけどそれをみんな集まっ
て人間関係だけで過ごさなきゃいけない
社会に閉じ込めるから傷ついたなんとかが
すごい大きな問題になるんだけど個的に
戦ってる分には何の問題もないわけそこに
作品を作るっていうものがああればそれで
いいんですよねそっちなってこっち向いて
クレイトで充実させれば自分の差別と自分
の好みをそんなにその人みた
あなたが嫌でも嫌でっていうそういう
なんか世界にいないんじゃないのうんそし
たらある日その人がポンと見ていいね
なんて言って入ってきた途端にあこの人の
こと嫌いじゃないって思ったり嫌と大好き
はすごい似てる
から女子がいいのはやっぱり個的にさ自分
の作品に迎えざるを得なくて1人で作業
するからです
よそれはねすすごく大事なことでうんそう
ねみんな1人になりたがらないけど
グループで群れよとするけどでも1人で
作業するってすどうしても1人で物を作る
ものを考えるで作る前にはとことんその
対象となるものについてやっぱりとことん
調べる知
るっていうことその作業がすごく考える力
とか生きる力につがってくだからとかもの
を書く人も今まね研究する人は書くでその
対象となるものが人間関係の他にきちんと
あるっていうことでそこであの1つのあの
成果としてまとめるっていうお仕事がもう
あの樹脂に入った時点からあるいは付属の
中学に入った時点から女子日の中ではそう
いうことが培われてるっていうのがさっき
言ったように他者をめ自分とみんな一緒
じゃないよねってそれぞれに個性がある
から一緒じゃないよねっていうことが理解
をしていてもう人と比べてもしょうがない
よねっていうことももう体で理解してい
るっていうところがやはりその美術って
いうところの強みなのかなうんもう絶対
作品作ってることが強みですようんそう
いやもう絶対それに
女子変だけど私たちはお弁当をこう隠して
食べるみたいなね男子の前でっていう女子
びカンカンカンみんな食べないみたいな私
なんかもうせストーブの上ですき焼きやっ
たことありますから
ね本当なんでょすき焼きやったことあるん
でだから本当にのびのびそれでねここの
最後に後書きってあるじゃないこの本に
もい的言葉の最後にねはい一番長かった
でしょあ1番長かった
私ねこのね着崩すていうことがあの着崩す
なんて世界がある生きて生きて生き慣れて
生き崩すっていうことって書いてあるわけ
あその生き崩すっていうのがすごい
おしゃれだなと思ってそうでしょ私にとっ
ての生き崩すってこのままもっと過激に
なることじゃなないような気がしてうんだ
けど
まあ
英語で芝居やり始めて
から自分の言葉が使えないっていうこと
そこに持ってったことはすごい良くてああ
そうなんだ言い訳をしないあうんそれから
言葉でごまかそうとしないでもう体音
かかっていくしかないから一番せ弱いのが
セリフなんだ
からだからもい香りからセリフ取ったら
こっちのもんですよあのもう1点だけ
よろしいですかかこっち来て喋っちゃえば
いやあの今回お2人の本カメラであのワン
ショット取りしといてね質問ねそのお2人
のお話を聞いててまた出てきたことなん
ですけどあのあえて聞いてみたいんですが
ここまでのお話でやっぱりなんかその
ジェンダーの差の中にある辛さみたいな
ものをなんか語ってもしょうがないって
いうかなんかそんな感じがしたんですね
もちろんその差があることで例えばその
撮影現場でやっぱり監督に何か猫を被ら
なきゃいけないとかそういったことあるの
かもしれないんですやっぱりその本法さ
みたいなもの開いていくには女性だけの
環境っていうのがやっぱ効果的なんじゃ
ないかいううんそうあの男が見る女って
もうもう望まれるものがいら私たちには
いらないものなんうん確かにいらないの
なんクリエイティブには特にいらないあ
ああなんでそこがなんか結びつくかなって
気がするんですよねそのじゃあもうさっき
壁があったら回り道したいっていうのと
同じでこう精査がつけりゃ女性だけの環境
に行っちゃえみたいななんかその辺で
なんか女子日の役割みたいなものがまた
上がってくるかそれそうそれと男子も
変わってくると思うんですよあその反対に
やっぱり私たちの世界クリエイターにあの
芸の子がものすごく多いのね
でその方がしが仕事しやすいっていうさ
うんだそれはジェンダーだから優れて
るって
いう孤独の時間が多い
から自分のこといっぱい考えた時間が多い
からやっぱりちょとんがったっていうかさ
うん余計なものを贅肉増やしてる時間が
なかったんじゃないのジェンダーの人の方
のがうんそれぐらい隠さなきゃいけない
ぐらいの時代があったってことだけどこれ
からは大丈夫だからそれそれはこれだけを
みんな問題にしてくれる
し苦しめてごめんなさいって気持ちはある
と思うしそういう存在なんちゃんとそう
いう性なんだっていうことをうんみんなが
もう知っているからだからそういう意味で
は生っていうものがあんまり関係なくなっ
てくると思うから性別ってものがそう
全然問題
なく問題なくなってなきゃおかしいでしょ
もうそろそろうん私は芸の人と最後暮らす
のいいかなと思ってたぐらいで親友で
ありみたいな相棒としてね相棒としてま私
ちょっといい旦那さん見つかっちゃったん
でそっちにはそういう冒険にはならなかっ
たんだけど
だけど
全然そういうそういう家族もできてくる
だろうし
うんうんでもあの女性だけの環境の中で
あの物作りとか物を考える時間を持て
るっていうのはやはりあのえ余分なものを
排除した中であの集中できる環境である
ことは間違いないと思うんですねでそれと
やっぱり物を作るってことはどうしても
人それぞれ
あの同じ課題でも10人いれば10人違う
解釈でものが出来上がってくるそうすると
人と違うんだってことを認めざるを得ない
環境の中で育ってるってこともすごく素敵
なことであのこれもやっぱり女性の美術の
大学であるってことがすごく効果があるの
かなって思うんですよね絶対そうだと思う
あの
それの美術があるからすごく重要なんです
よ私は女子が女子の自分の持ったからあの
力で自分を見つける時間がやっぱりあって
欲しいんですよねそれがあれば強いから
その
後自分はこんなやつかもしれないっていう
のを大体見てででもこういう良さもあるし
ああいう良さもあるしっていうのを十分
自分を好きになる時間をねやっぱり持った
方がそれはねやっぱり人の目を通しちゃ
ダメなんだっていうね自分を自分を
ぐるぐる回るしかないからそれ作品迎え
会いながらぐるぐるやるのはすごくいい
ような気が私はそうだったっていうのも
あるしえ本当に今日はね私はこうその生き
すっていう精神を学んだのでどう生きなし
てこうかなっていうことをこれからの
テーマにあのはい自分の一生をまとめてみ
たいなって改めて思いましたはいもう
みんな長生きしてねあのだらしないおばあ
さんになろうと思ってますのでよろしくお
願いしますはい
ねちょっとみんなと写真撮ってもろろね
こっち正明いから入んないみんなでみんな
みんな入ろうみんな入ろ一緒に写真撮ろみ
みんな座っちゃう
よさんそこいやじゃ私もそじこの話この話

[音楽]

学長対談シリーズ
桃井かおり(俳優・映画監督) × 小倉文子(女子美術大学 学長)
【後編】

本学の客員教授で俳優の桃井かおり先生と、小倉文子学長との特別対談を女子美ラボで実施。
12歳にして留学を経験した桃井先生は、異文化の中で自己を見つめ直し、建学の精神である女性の自立を体験の中から育成し、役者・監督そして作家としてのキャリアに影響を与えたのかお話を伺いました。

女子美は“女性のための美大”として2025年10月30日に125週年を迎えます。
今、私たちはジェンダー、多様性の観点から女性のための美大としてどうあるべきかを考え
模索しています。そして、模索している姿そのままを社会に発信していこうとしています。
*現在、女性の美術の大学は世界に女子美とムーア芸術大学の2校だけである。
ムーア芸術大学は1848年に創立し、アメリカのペンシルバニア州にある。

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