トラウデン直美さんと考えてみた。大量の衣料品廃棄問題に立ち向かう「帝人フロンティア」の挑戦とは?

[音楽]
うわあすごい量ですね圧かんですよねえ
ここでどのくらい今あるんですかこれで
800Tぐらい800T800Tて一体分
のて思っちゃいます
ねすごいすごいですよね毎日かなりの量
運ばれてくるんですかそうですね日々大体
100Tぐらいの量
がま送られてきてっていう状態ですねああ
毎日こんなに捨てられてるなんてはい
もったいないですよねもったいない
ちょっと結構こうやって間の当たりにする
と衝撃的ですねそうねこちらで皆さんず
ざっくり仕分けされる形ですかそうですね
えっと種類ごとにま1人1人こういった形
ではいうん分けてる状態になっておりまし
てずっともう商材が流れてきますのでもう
見た感じでセーターだったりとかまえっと
アウターだったりま小道服だったりとか
そういったものの形でえっと取り分けて
るっていう状態になっておりますうんうん
うんさお洋服って全部形が違ったり柄が
違ったり素材が違うからどうしてもこう
機械でやるっていうのがそうなんですよね
できないですもんねま1つ1つ見て品質
表示の方確認してうんまウールが何
パーセンとかまコトが何パーセンとかって
いうそういった品質表示でもを分けてえて
いう状態ですねももう皆さん慣れ
てらっしゃると結構分かってくるですかね
そうですね触っただけただその中でも
やっぱり古着になりますので選択しちゃう

うん風合がちょっと変わって取れちゃって
品質表示自体が見えないものだったりとか
あとはもちょっとチチするんでこう切っ
ちゃう方とかいらっしゃるんですよねあ
そうですね確か
にすいませんお待たせしましたたこちら
どうぞありがとうございますよろしくお
願いいしますます人フロンティアの鶴田と
申します鶴田さんお願いいたしますお定
フロン滝です友さんよろしくお願いいたし
ますcdm株式会社中井と申します
よろしくお願いよしお願いしますはい改め
ましてトラウデンですよろしくお願い
いたしますしますでは早速おかげに私が
言っていいのどうはい失礼します失礼
いたし
ますうん正直やっぱすごく複雑な気持ちに
なるといいますかショッキングな光景では
あるなと思ってやっぱり日々私たちがね来
ているお洋服で何気なく多分ボンボン捨て
てしまっている者たちがこういった形で
集められているでそれもしかもこれも一部
でしかないみたいなのはすごく複雑になり
ましたし国内の店舗の方で販売ができる
療品を回収まず第地にさせていただきまし
てでその後にえっと海外の方で販売できる
アイテムっていうのを撮っている形になっ
ております販売できないものに関しては
工業用で使いますまこういうえっと服
ウェスあとは反問といいましてフェルトの
ようなものなんですけどもコートとかあと
まスーツねウール系のものを中心に再て
えっとまた違うフェルトになってっていう
状態になるんですけどもまだまだやはり
ちょっと回収してもえっとその品質表示
ですねでそういったものが薄くなったりと
かしますとどうしてもちょっとどういった
素材のものか判別がつかないものっていう
のがうんでそういったものはやはり
ちょっと焼却処分とかになってんしまって
いるっていう現状にはなります
ね天人さんと一緒にこうやってらっしゃる
部分で天人さんの方にこう行くものって
いうのはどどういったものがこうあるん
でしょうか我々の方でやあの受けさせて
いただいてるのはポリエステルの製品に
なりますうんウール系は反問になったり
面形はウエスになったりするんですけど
どうしてもポリエステルだけがま使い道が
なかったというとで僕らの方で受けさせて
いいてリサイクルをさせていただいてい
ます大体ま世の中にある服の中で何パン
ぐらいがポリエル100%だと思いますか
え100100%は結構少ないような気が
10%もないんじゃないかなと思っちゃう
んですけどもうちょもうちょっと多い数字
を言っていただいたら嬉しいんですけどあ
そうかずばり10%レさそうなんですか
すごくないですかすごい素晴らしいです
やったやったうんじゃあ10%以外は
やっぱり何かと混ざってしまっていた
りっていうまもちろん面とかもあるとは
思いますけどポリエステルが使われてる中
でも色々混ざっているとリサイクルには
向かないっていうこと難しくなっています
うん今そういったものはもうじゃあ使える
ものは仕分けでそれ以外の混ざってるもの
はもう排気っていう形になってしまうん
ですかねそのまだとやはりリサイクルが
難しいものも例えばプエルがその1つなん
ですけどもそれを分離する技術ってのも
えっと僕らの方で開発して進めています
まずこれがえっとポリエステルのえっと
100%の原料になります僕らこれを
リサイクルに使ってるんですけれどもはい
まずは回収してきた衣服からボタンやえ
金属分などポリエステルじゃないところを
取り除きましてこの最短したような状態に
しておりますでこれポリエステルという
えっと化学物質なんですけれどもこれを
化学分解することによって原料のモ
うんうん呼ばれるものに戻していきます
ケミカルリサイクルケミカルリサイクルと
呼ばれるものになっておりますはいで
えっとここにあるんですけれどもこれが
えっとえモノマーと言われるちゃんと
真っ白になるんですねそうですねえっと
特殊な処理をすることによってま含まれて
いる成分も除去しましてモノマーと言わ
れるものにえっと変化させるというえ工程
になっておりますでこれがえっと糸になる
までポリエステルになるまでの工程15
工程というのがありましてこれをえモを
15工程というのを通してまプラスチック
の状態に戻していきますこれがえっと実際
にそのモノマーから合されたえっと
ポリエステルになりますまこのビーズの
ような形になっている状態はい
プラスチックのチップみたいはいつぶつぶ
の状態でえっとリサイクルをえしており
ますでこれをえっと繊維に戻すためにま
このままの状態ではま糸にはならないので
一度えっと熱をかけて溶かして液状の状態
にしてあげますで溶かした液体のものをま
シャワーヘッドみたいなところからこう
ぎゅっと押し出しまして冷やすことでま
繊維にするというところで僕たちはえ繊維
のリサイクルをうん実上がったうなでま
このようなを加してまた品に戻すという
プロセスでえケミカルリサイクルを進めて
おりますこれは単一だからこの工程が
スムーズにいけるできるっていうことはい
そういうことなんですすごくいいパスを
いただきまして複合素材えっと
ポリエステル以外のものが入っているえ
製品につきましてはケミカルリサイクルが
少し難しいというえ状態になっております
特にえと最近ではですねポリウレタンと
呼ばれますものストレッチ性があるものな
んですけれどもま皆さんもあの快適伸びる
とかいうところでまよく馴染みがあるかな
と思うんですけれどもえ少量なんです
けれどもまたくさんの服に入っていると
いうところでえっとテジフロンティアでは
一応そのポリウレタンのえっと除去技術
検討というところをえっと進めている
ところでございますじゃポリエステルと
ポリウレタンの2種類であれば天人さんで
はこれは分けられるとそうですねちょうど
昨年技術が完成しましてあの発表もさせて
いただきまして非常に多いはい反響を
いただいておりますうんはい今その
ポリエステル100%
でサイクルできてる部分とまあと
ポリウレタンとポリエステルでリサイクル
できてるのでどのくらいの希望感があるん
ですか実はですねえっと衣類の中でえっと
リサイクルされて元の衣服に戻るのが全体
の1%もないんですはあ1%もないでも
廃棄されてる総数って考えると1%でも
結構な量きっとありますよねはいいや途も
なく思えてしまいますねまその途方もない
ことを1つずつやっていかないとやっぱり
限れある資源なのでうんやっぱりこの先は
繋がっていかないのかなとは思いますはい
やっぱり1つあの重要な僕らの持ってる
考え方はクローズドループていうので
やっぱりペットボトルならペットボトルの
リサイクル服なら服のリサイクルすること
がま僕らの真の使命なのじゃないかなって
いうところで取り組んでいますうんうん
うんでも今こうお洋服のねリサイクルをさ
れている中で先ほどもねいろんな繊維が
混ざってと難しいっていう話ありました
けど1番の大きな課題っていうのはどこに
感じてるんですかそうですね例えば今
トラウデンさんが来てる服で
えっとどこにどんな素材が混ざってるの
かって分かりますかあ正直多分タグを見て
も分からないと思いますそうです実はそれ
が分からないんですでタグを見ても実は
分からないんですうん実はタグに書いて
ある商品はこの未生って言われてる生地の
配合ですねそれこそポリエステルとかい
メレ4ナイロンアクリルって代表的な繊維
がどう混ざってるかただそこにボタンが
どんな技を使われているのか縫い糸が何な
のかそれこそ目に見えない真事の種類は何
なのかっていう情報はないのでリサイクル
がすごい大変になります今はどうどうされ
てるんですかポリエステル100%って
書いてあったら糸もポリエステルなんです
かねというわけではなくては実は先ほど
10%という話をした
はいで表示のでありましてまポリエステル
100って書いてあるでもま最初お話した
んですけどボタンとかまチャックとかそう
いうところがえっとポリエステルではない
というところでそういうところをま事前に
分離することが必要というところあと見見
て見て分かる分にはいいんですけれどもま
縫い糸とか分からないですしいちいち全部
取るみたいな話もありますでまその分離と
いうところをしっかり技術開発進めていか
ないとこのケミカルリサイクで繊維とを
実現するのは難しいかなと考えますそう
ですねあまりにも手間がかかってしまっ
たら結局採算が合わなくてそうです持続的
じゃないっていうことになりますもんね
そうです難しいですね難しいですさらに
やっぱりファッションなのでやっぱ楽しむ
ものなのでうん全て同じ色であったりとか
同じ形だと楽しめないじゃないですかそこ
の楽しむ部分は崩さずにけど環境入る設計
としてまリサイクルしやすいだあったり
循環しやすいそれに立まリサイクルは僕ら
は最終手段だと思ってるんですね廃棄する
んじゃなくてそれだったらリサイクルする
その前にどれだけ使い回せるかいわゆる
理由スの部分ですねそれをまどれだけ
使い回せるかっていうところも重点分野を
置いてファイバーシフさんと一緒に
取り組んでうん行って
[音楽]
ますあと私今日工場見学で再確認というか
ちょっと反省したのはやっぱりタグを
ちゃんと
残す残してて欲しいですうんだかやっぱ
チクチクしてとか思ってこう切っちゃった
りっていうことってあると思うんですけど
それをしちゃうと分かんなくなって分け
られなくなってしまうっていうことを
さっきね工場見学しながらお話伺ったので
それはすごく大事な視点だなとは思いまし
たね意外と意外とやっちゃいがち
なことな気がしますはいあとは例えば回収
っていうのも1つの手だと思いますはい
そちらにま後ろにあるのが例えばなんです
けどもこんな回収ボックスがあればその店
は回収しているんだなっていうのも1つの
目印になるかなとは思いますうんいや
やっぱり工場見学してあれだけのお洋服が
捨てられてるっていうのがやっぱりこうね
数字として聞いてしてはいてもああやって
目の前にすると結構やっぱショッキングな
ものがあったのでうんやっぱりどれだけ
こう自分で長く使えるかっていうことをま
費者としてはすごく気にしたいところでは
あるなっていうのとあとやっぱりでもどう
してもこう人間なので可愛いものじゃない
とやだとかダサいものを環境にいいからっ
て着るっていう選択肢取れる人って本当に
なかなかいないと思うんですよだそういっ
た中でファッションっていうある意味文化
でもあるからそういう文化的な面をこう
守り
つつでもこう環境負荷をかけないような
やり方をしていくっていうので今日
やっぱりすごキーワードとしてあったなと
思うのはクローズドループクローズドルー
プっていうのがやっぱ今後の社会には
すごく大事なのと思って新しい資源を
ガンガン入れて新しいもの使いましょうっ
ていうのはもうもう違うと思うんですよね
だからこう今ある切れるお洋服は切れる形
で欲しいと思う人の元に回るようにして
そうじゃなくてちょっともうね人が着るに
はボロボロすぎるねっていうことだったら
やっぱり作るところからそういうことを
想定しして単一素材で作っておくとか
なるべくリサイクルしやすいようにしてお
くっていう作るところからスタートしてで
何度も何度もこうリウスでいっぱい循環し
てそれでももう使えないねってなったら
もうリサイクルしていただくていうような
形でクローズドループが今後できていく
ような環境と言いますかエコシステムが
できていったらいいなっていうのはすごく
今日のトークセッションで感じましたはい
頑張りますよろしくお願いしますすごく
こう皆さんとお話ししてて改めて勉強に
なる部分がたくさんあったのですごく実り
のあるあの時間になりましたありがとう
ございましたありがとうござい
ます

「ファッションロス」と呼ばれる、大量の衣料品が廃棄されている現実。サステナブルな社会実現のためには、解決すべき課題のひとつです。今回、モデル・タレントとして活躍するトラウデン直美さんが、国内最大級の古着リサイクル工場を訪問。「繊維to繊維」の技術開発や衣服の循環システムづくりに取り組む「帝人フロンティア」の担当者も加わり、この問題を語り合いました。

詳細レポートはこちら
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/thinkeco/202403/

企画・制作/読売新聞社ビジネス局
企画協賛/帝人フロンティア株式会社 https://thinkeco.info/
取材協力/ファイバーシーディーエム株式会社

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