ささゆり 小川軽舟「無辺」より自選十句 4K

    [音楽] [音楽] T [音楽] えさゆりや耳を貸してと女の子さゆや耳を 貸してと女の子小川 囚まさっきもえっとユの区がいく出てき ましたけれどこちらはまあ可愛らしいユ ですねさゆりというののはあのピンク色を したえとても可愛らしいえユなんです けれど でまこれも取り合わせですね取り合わせの それもその上合に記号置いて屋で切ってえ 最後名刺止めというま1番基本的なえ俳句 の方で取り合わせをして るっていうことでまあの少子の入門書のお 手本のようななんです けど僕はいはいよ愛読させていただいた ですけどはい方その位と呼ばれている方な んですけれどでま少子はあのいつも教え られていたのはその記号の取り合わせに あたって話せっていうことをもっと話せっ ていうことをよく言いましてま二物衝撃と いうような言い方もしてましたけれど やっぱり記号を話すことによってこう区に 区がはむ世界が大きくなるとうんえそこに 死が生まれるんだとえいうことでした ねでもどうもその私の取り合わせはもう ちょっと近いところが多くておはい割と こうまこれで言うと耳を貸してと女の子 っていうのに対し てま寄り添うような記号のつけ方をする ことがうん多いなという感じはうんうんし てますねまそういう俳句が小に合うのかも しれません けれどまさぎりも火憐な花だし女の子も 可愛いだろうっていうようなでしょうかね そうですねはいま取り合わせとしてこの区 がどういう風にあの読まれるかという ところですけれどまさゆり大体その こう自生してるのは産地だと思いますから ま例えばその山里の温泉宿に通りしていて こう宿の女の子とま仲良くなって少女と 仲良くなっ てま そのなんか内緒ごと耳をかしてって女の子 が言うまその傍にさりがあるっていうま そんなイメージで読んでもらえたらいいの かなと思ったりするんですけれどあでも さっきさんがおっしゃったようにこの耳を 貸してっていう女の子自体がささゆ りっぽいうんさゆりっぽいですねかもしれ なくっ てあのまよく思うんですけど取り合わせっ て実は結構その火のバリエーションである

    ことが多いんではないかとおどういうこと ですか思うんですねえつまりそのここで さゆりを取り合わせたの は その耳を貸してっっていう女の子はささり のようだって言ってるとかまあるいは逆に さりの花は耳も貸してっていう女の子の ようだってうんいうヒが成り立つと思うん ですけれどまそうも読めますよねはいでも それをヒにしないで取り合わせにすると うんだからまさっきのその物衝撃みたいな そのの取り合わせだとま火の関係は 成り立たないことが多いかもしれないです けどえ結構私の作り方はヒの バリエーション的に取り合わせをしてる ことが多いかなとあ思うところがあってま この区はその最初に言ったようなその山里 の温泉宿みたいなうん実景を想像して いただいてもいいですしまあヒのように 楽しんでいただいてもいいのかな うんそうと師匠の少子さんの作り方とは 若干違うっていうことなんですか うんまその少子の作り方と違うかどうかは 分からないんですけれどその教え方と作り 方って違いますからねま虚子なんかもそう ですけれど高虚子もそうですけれど高間虚 は客観者性を唱えながら自分は全然ねそれ とは違う大きな世界を読んでたわけので そうなんですよはいあの藤田少子もその方 で教えましたけれど自分はあの平気で肩を 破ってうん作ってましたからうんですから その指導において弟子に言うこととま自分 が俳句をどう作るかっていうこととはまた 別なんですけれどなるほどでもやっぱり 近いところ で記号をまとめようとするとまどうしても こう大趣味的になってしまったりうんま柄 が小さくなったりいうところがあると思う んでま話せ話せということを言ってたんだ と思いますけどね [音楽] [音楽] うん もそれ聞いて思い出すのはあの先生の雪 女の子ですよね鉄瓶の井になる敵しって はいはいこれなんで雪女に鉄瓶の 取り合わせが成立してるんなのかはい ちょっと伺ってみたかったんですけど [音楽] はい まあれはかなり話した遠いですよねはい 最初は違ったと思いますけどね色々あだ こうだなんか冬ごもりを思いついたけれど もなんかその話せという少子の声が聞こえ てきて雪女なにしたみたいなこと書かれて

    たと思うんですよね確かはいそううんそう だと思い ますこういうのが二物衝撃ってことですか そうですねはい うんあれは思い切って話してありますね 思い切って話してあるけれどま雪女って いうの はその吹雪の夜に見る幻想ですよねはい はいですからその周りがすごいその吹雪の 中のポツンとある一軒屋で今あの鉄瓶の湯 がこう寝れるほどに長く湧いてい るっていうそういう感じですか まだから合うことは合いますよ ねその冬ごもりだともうそこしか見えなく なっちゃうけどええあの雪女っていうこと で情景は分かるんだけれど背後の世界が すごく大きくなるっていうところはあった でしょうかねうん うんでそうですねさっきその取り合わせは ヒのバリエーションっていうことで言うと その雪女は全くそうじゃないですね全然 違いますよねだからそれが少子が言ってた 記号 話せ記が惜しあ少子が教えようとしていた ま取り合わせなんだと思いますけどうん はいつず離れてじゃないですかあのよく 言われるのはだからあんまり話しちゃうと もう分かんなくなっちゃうっていう危険も あるからその話すのはいいけどどこまで 話すかっていうのが腕の見所っていうこと ですかそうですねはいですよねそれはでも 実作の場面では非常に難しいですよね はい同じようなことはあの山口明夫さんが ねおかきになってますけど旗の宗派から 教えられてま取り合わせがこれじゃあダメ 全然だめこれなら関東みたいなでもその 理由は何も教えてくれないああそういう 世界ですね教えてくれないんだ うんま不流文字みたいなもんですかね全の 世界とかと近いんですかねそうですね悟る しかないんですね ああさし比べるとこのさりの取り合わせは 非常に優しい取り合わせなんですけどでも 近いからと言ってあのチンプじゃいけない のでですよねはいそこが勝負なんです けれどそこにやっぱり発見がないといけ なくて でこの耳を貸してっていうところが味そな んですかねそうですねうんはいその囁き かける症状の感じがやっぱり姫えさゆりに 変るわけです ね

    小川軽舟さんは、1961年生まれ。2005年俳句の師・藤田湘子の死去により「鷹」主宰に就任。句集「朝晩」で第59回俳人協会賞、「無辺」で第57回蛇笏賞受賞。丁寧・着実な句風で知られます。

    作者の師・藤田湘子は二物衝撃を唱え、取り合わせの距離を離すよう説きました。しかし、作者の作品には、季語に寄り添うようなものが数多く見られます。この章では取り合わせに対する作者の考えがつぶさに語られ、俳句ファン必見の内容となっています。

    Share.
    Leave A Reply