第四十三回「届く声 届ける声~れろの会の朗読~」

届く声届ける声こんにちは栗原敬子です この番組は野形市のレルの会の朗読をお 届けいたし ますそれでは浦辺のさんの地方便で語る 筑豊の民話をおみたし ましょう 大池朗読は石川恵さん です 大浦 池田川の 話遠方 年間 1670年頃徳川4大将軍イな頃のこと やっ た右炭賞の農民たちは 打ち続く間伐で苦しんじゃっ た無しはひびた田んぼを見つめちゃため息 ばっかりつきよっ た雨が降ってくれればいいかねちみんな 願いよっ た何回も村のものが寄り合いをしち話し おっ たあそこで村の山にため池を作ろうち話が 決まっ た早速むんものソで山に大きなため池を 作ったあとは雨を待つだけになっ た数日後イ週雨が降り出した雨は3日未晩 降り続いた抜天不思議なことにほんの ちょこっととしか水がたまちらんやっ た村もはそれ道おったまげしもた言った こらどけなっちょてや かどうも竜神様のたりらしい ばみんなで額口を寄せ合わせし考え た相談の 末村ん娘の中の 1人中から1人 人柱として竜神様に捧げることに話が 決まったあって自分から進んで人柱に なろうちゅう娘がおろうはずが ね出しよか焦げしよかちまうたすえ結局 くじ引きで人柱になる娘子をやることに なっ [音楽] たけん日べそた娘を娘子を連れた親たちは 真っな顔しちなさん片さへ集まってき た誰が運命の女君やろうかちみんなビビっ ち喋るものもおらんやっ たみんな下を向いてなさんが出てくると じっとと待っちゃっ たそこに鎮痛な顔をしたさんが出てこ らっしゃっ たそうしてなさんはみんなの思いがけん ことを話し始めなっ た皆さん聞て くだされうちの裏が人柱になっち村の難儀

を救うちより ます実を言いますとおは私どもの本当の娘 じゃありませ ん時から我が子同様に育ちてきた孤児でご ざすオは長い間育てちもうた恩返しにどげ でん焦げでん人柱に立つち言うて聞きませ ん名主さんは意をあるとハハと涙を流し なっ たその日の 夕暮れ時村もがみんな泣きながら見守る中 をオは白むの着物に おち池ん中に姿を消しちもう た何日も立たん打ちやったが村もが池は にっちみたそしたら不思議なことに池には 水が満々と立られし土手からは水が溢れん ばかになっちょっ たそれ以来イけ水は村の村村の田んぼを 潤し毎年方策が続い た村門は大浦の冥福を命この池を大浦池ち 呼ぶことになったち話 [音楽] た [音楽] H [音楽] フレデリック初版作曲ノクターン第1番9 の1お送りしました演奏は村上かさんでし たさあそれでは次の作品です 山芋徳はさん です山芋と川エビ 王方のお 話音川の下流の門が上流の山中村に止まっ たげ な沈着が来た中で上流の山門は山菜料理を いっぱい出しちほい たそ菜料理は火の門がめったに食べ 山いも料理あっ たそんで狩の門はとけもを喜ん だ焦げいっぱい甘いも通るちゃ大あった でしょうち狩のもんが言うたそしたら主人 はなに大したことはござせんこれを見 つかさちてお客を恨んやさいつち行っ たが多い林の中に入ったら主人は次々に 大きい竹を折り曲げちゃそん先に山芋つを 切りつけ たそれが終わると山芋も根元に持ちきた 油壺から種油をタラタラと注い だ主人 はこれで よしあとは明日お楽しみち言いながら客を 家さえつんの近行った さて明け朝主人はお客をまたうら山ウラ林 につんのち行っ た竹は曲がったまんまやった主人が山いも つる根元でとんとんち足踏みしちみなせえ

ちうたお客がとんとんちそこにで足踏みし たら山芋はストンと抜けちまっすぐになっ た先にぶら下がっちゃっ た古言して山芋は面白いことスポンスポン 抜け たお客はそれを満ちたぐり返っ たそれから何ヶ月か立ち今度は上流の門が 下流の家のお客になっ たこの前お世話になったやきちんで狩の門 は川坂な理 いっぱい出しちほい たそん中でもやんもが普段なかなか加われ ん川エビがいっぱい出 た山門はとても喜ん だお客 は焦げいっぱい川エビをとろうちゃ大手 あったでしょうちう たなんがあた大したことござっせんこれを 見つかさちゅうてお客を川につのち行っ た川の水が淀んだところに来ると主人は 持ちきた手の中から米ぬかを掴んでは川水 にバラバラと巻い たこんでよかろうちうて主人は持ちきた たぼを渡し ちこん川ん中をたぼで母み なせえそしてしてあがよし合図したらそん たぼを引き上げちみ なせえちう た客は言われた通りに水の中をはごとして かき混ぜ た主人の合図があった気放棄をしわっと 引き上げちみ たそしたら放棄には長い髭を巻きつけた 川エビがごしまんとごとしてさがっちゃっ た中話したい浦辺の坊さんの地方便で語る 筑豊の民話から2作品をお送りいたしまし た大浦池そして山芋かびいかがでした でしょう か届く声届ける声ご案内は栗原敬子でした またお会いいたしましょう

2024年4月1日放送
案内人:栗原景子氏(かたりね代表)
朗読者:石川恵氏・田代京子氏
演奏者:村上和正氏(ノクターン第1番9-1 / フレデリック・ショパン)

毎週月曜日 11:30-11:45
FMちょっくらじお(86.1MHz)にて放送中。
リスラジ( http://listenradio.jp/ ) で全国のラジオ局から選んで頂ければインターネットの同時放送をお聴き頂けます。

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