「松方弘樹」最後はすっからかんの豪快人生

「別れてからもう何十年も経過して、恨む気持ちなんてありません。時が解決したんですね。いまは感謝の気持ちでいっぱいです。彼との写真はまだ大事に持っています。これからも役者として活躍してほしかったのですが……」

 そう話すのは、1月21日に脳リンパ腫で死去した松方弘樹さん(本名=目黒浩樹、享年74)の妻だった元モデルの夏子さん(72)だ。現在都内に在住する彼女は、2番めの妻・仁科亜季子(63)と松方さんとの不倫が原因で1978年に離婚した。3億円の慰謝料が松方さんから支払われたという。

 映画『仁義なき戦い』やテレビドラマ『遠山の金さん』、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』など数々の映画やテレビで活躍した人気俳優の松方さん。最期を看取ったのは元女優で内縁関係にあった山本万里子さん(44)だ。彼女は「死を覚悟していたものの、亡くなったことをまだ受け入れられない状態だ」(個人事務所の関係者)という。

 長年にわたり芸能界で活躍してきた松方さん。だが、遺した資産はほとんどない。ある芸能関係者はこう話す。

「松方さんは、映画の主役で1000万円のギャラが入ると、それを皆に還元しようとする人でした。京都の祇園で、出演者やスタッフと飲みに出たら、ファンがついてきて、総勢60人の飲み会になったことがある。そのときも笑いながら全額払っていました。

引用URL : http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170204-00010003-jisin-ent

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