#2 やすらぎの郷 のようなホーム 実在するか・・記憶と記録

安らぎの里のような老人ホームは実在する のか取材分坂口鈴鹿今年の4月から放送さ れてきたドラマ安らぎの里テレビ朝日が 終わった楽しみに視聴していたさ世代も 多かっただろう豪華キャストも話題を読ん だが高齢者の喜びや悲しみ孤独がリアルに 描かれ幅広い世代の共感を得た舞台となっ たのは高級老人ホームだが問題はその施設 とサービスだこれが実際の有料老人ホーム だったとしたらどうだろうその嘘と誠を 検証したいの海辺のリゾ地広大な敷地に 点在するコテージプライベートビーチまで ある安らぎの佐藤のロケチは防有名ホテル らしいがこんな贅沢な環境の老人ホームは 決して架空の話ではない特に介護保険制度 が始まるまでは豪華な設備を売りにした リゾート型の高級老人ホームは多かった ロビーにはシャンデリアプールやテニス コートスポーツジムなども完備といった ゴジさで元気なシニアがそこで第2の人生 を化していたこういったホームは健康が たっといいその多くが常時介護が必要に なったら退去しないといけないという非常 にシビアな面を持っていた介護が受け られる介護付き有料老人ホームとは別物な のだそもそも老人ホームというと介護を 受けるためのものでそれも介護が必要に なってから入るものだと思っている人は 多いのではないだろうか昔多かった健康型 ホームは今はすっかり下火になったがでは 安らぎの里のように元気な高齢者が入る ホームはないのだろうか元気な高齢者でも 入れる老人ホームはあるか答えはあるそれ が入居人私立型というホームだ有料老人 ホームの種類について簡単に解説して おこう有料老人ホームは入居する時点の 身体状況によって入居時自立型介護型混合 型に分けられる介護型とは入居時に介護が 必要な人が介護を受けるために入居する ホーム入居時自立型は名前の通り入居する 時に介護が必要ではないことが条件だ混合 型はどちらでも受けれる入居時自立型は 将来介護が必要になってもホームで介護 サービスを受けて住み続けることができる その際それまでの部屋から介護専用の部屋 に住み替えることになるこれも本人がどう しても今までの部屋にいたいと言えば無理 に住み替えなくてもいいのだが介護用の 拠出の方が介護を受けるには適しているの で本人も快適なはずだともかくその入居時 自立型のホームなら安らぎの里のような 生活は可能マンションに住んでいる感覚で ホームから職場に通勤するような人さえ いる安らぎの里のような老人ホームは実在 するのかさて冒頭の問に戻ろう安らぎの里

のようなホームは実在するかこれもあるだ 海を望む広大な敷地に点在するコテージ朝 は屋外で体操食事は広いレストランで病院 も併設されているそんな自立型の有料老人 ホームは実際にあるさらにホーム内の大学 室は温泉だったりもするリゾートホテルに 長期滞在しているようなものだただしいい ことばかりではないこれら贅沢な環境が デメリットになることもある海に近いと 湿度が高く蒸し暑い海風も強いそれから リゾ地だと場所にもよるが都心からは2 時間程度はかかり最寄り駅からも遠いこと が多いホームのバスが運行しているとして も交通の弁は決して良くないだから家族が 入居している親や祖父母を訪問しようとし てもそう頻繁には来られない元気なうちは 自分から出かけていけるが介護が必要に なった時に家族とは早々会えないと覚悟は しておいた方がいいだろう入居後に認知症 が進んだらどうなる安らぎの里では認知症 が進んだあまいね古墳する追川はしぶが 安らぎの里を出てどこか遠くの別施設 らしきところに入ったしかし実際の自立型 の有料老人ホームとしてはこれはNGだ 認知症の人にとっては環境が変わることが 1番ダメージが大きいのだ認知症が進んで も住み慣れたホム内で介護を受けて最後 まで安心して暮らせなくては介護付き有料 老人ホームの意味はないただし認知症に より暴力的な症状が出た場合などは退去し てもらうといった契約になっている場合も あるのでホム入居の際は重要事項説明書を じっくり確認してほしい追川しぶのことは 奥として安らぎの里のように石や看護師が 常駐しているホームさらに欲を言えば クリニックが併設されているホームはつの 住処としては大いにお勧めできる運営する のが別法人だったとしても隣にクリニック があるだけでも違う安らぎの里の場合は 理事長が意思という点も魅力だドラマでも 八草おるふする悲鳴は安らぎの里の中に ある病院で見取りられているホームには 必ず強力医療機関があって毎月の献身など に来てくれたりするがいざという時にすぐ に見くれるわけではないクリニックが隣接 していても一般の患者より診察が優先さ れるわけではないが診察まで部屋で待機 できるなど何らかの優先措置はある高齢に なるほど病気が増えるので看護師が常駐し ているだけでも上出だ以上安らぎの里の ような老人ホムは実在するのかについて 検証してみた結論としてはあるだが最後に 付け加えておかねばならないことがある 安らぎの佐藤はこれまで解説してきた条件 が全て揃ってしかも無料という夢のような

ホームだったが実在するリゾ型の自立型 ホームはかなり高額であるということだ身 も蓋もないようだがそれが現実だ当然 ながらドラマのようにはかないのが人生な のだ取材分坂口鈴鹿中の成果や高齢の親と 家族の関係などに関する記事を中心に執筆 する就活ライター訪問した施設は100 か所以上20年ほど前に親を呼び寄せ母を 見送った経験から人生の週末期や家族の 思いなどについて探求している

#2 やすらぎの郷 のようなホーム 実在するか
「やすらぎの郷」のような老人ホームは実在するのか? 

さて冒頭の問いに戻ろう 「やすらぎの郷」のようなホームは実在するか?   これも、「ある」だ 

取材・文/坂口鈴香
今年の4月から放送されてきたドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日)が終わった 楽しみに視聴していたサライ世代も多かっただろう 豪華キャストも話題を呼んだが、高齢者の喜びや悲しみ、孤独がリアルに描かれ、幅広い世代の共感を得た 
舞台となったのは高級老人ホームだが、問題はその施設とサービスだ これが実際の有料老人ホームだったとしたらどうだろう そのウソとマコトを検証したい 
*  *  *
関東近郊の海辺のリゾート地 広大な敷地に、点在するコテージ プライベートビーチまである 「やすらぎの郷」のロケ地は某有名ホテルらしいが、こんな贅沢な環境の老人ホームは、決して架空の話ではない 

特に介護保険制度がはじまるまでは、豪華な設備をウリにしたリゾート型の高級老人ホームは多かった ロビーにはシャンデリア、プールやテニスコート、スポーツジムなども完備といったゴージャスさで、元気なシニアがそこで第二の人生を謳歌していた 

こういったホームは「健康型」といい、その多くが常時介護が必要になったら退去しないといけないという非常にシビアな面を持っていた 介護が受けられる「介護付き有料老人ホーム」とは別物なのだ 

そもそも老人ホームというと、介護を受けるためのもので、それも介護が必要になってから入るものだと思っている人は多いのではないだろうか 昔多かった「健康型」ホームは今はすっかり下火になったが、では「やすらぎの郷」のように元気な高齢者が入るホームはないのだろうか 

■元気な高齢者でも入れる老人ホームはあるか?

答えは、「ある」 それが「入居時自立型」というホームだ 

有料老人ホームの種類について簡単に解説しておこう 有料老人ホームは、入居する時点の身体状況によって「入居時自立型」「介護型」「混合型」に分けられる 「介護型」とは、入居時に介護が必要な人が介護を受けるために入居するホーム 「入居時自立型」は名前のとおり、入居するときに介護が必要ではないことが条件だ 「混合型」はそのどちらでも受け入れる 

「入居時自立型」は、将来介護が必要になってもホームで介護サービスを受けて、住み続けることができる その際、それまでの部屋から介護専用の部屋に住み替えることになる これも、本人がどうしても今までの部屋にいたいと言えば、無理に住み替えなくてもいいのだが、介護用の居室の方が介護を受けるには適しているので、本人も快適なはずだ 

ともかく、その「入居時自立型」のホームなら「やすらぎの郷」のような生活は可能 マンションに住んでいる感覚で、ホームから職場に通勤するような人さえいる 

■「やすらぎの郷」のような老人ホームは実在するのか?

さて冒頭の問いに戻ろう 「やすらぎの郷」のようなホームは実在するか? これも、「ある」だ 

海を臨む広大な敷地に点在するコテージ 朝は屋外で体操、食事は広いレストランで 病院も併設されている……そんな自立型の有料老人ホームは、実際にある さらにホーム内の大浴室は温泉だったりもする リゾートホテルに長期滞在しているようなものだ 

ただし、いいことばかりではない これら贅沢な環境がデメリットになることもある 海に近いと湿度が高く、蒸し暑い 海風も強い それから、リゾート地だと場所にもよるが都心からは2時間程度はかかり、最寄り駅からも遠いことが多い ホームのバスが運行しているとしても、交通の便は決してよくない だから、家族が入居している親や祖父母を訪問しようとしてもそう頻繁には来られない 

元気なうちは自分から出かけていけるが、介護が必要になったときに家族とはそうそう会えないと覚悟はしておいた方がいいだろう 

■入居後に認知症が進んだらどうなる?

「やすらぎの郷」では、認知症が進んだ有馬稲子扮する及川しのぶが「やすらぎの郷」を出て、どこか遠くの別施設らしきところに入った しかし実際の自立型の有料老人ホームとしては、これはNGだ 

認知症の人にとっては、環境が変わることが一番ダメージが大きいのだ 認知症が進んでも、住み慣れたホーム内で介護を受けて、最期まで安心して暮らせなくては介護付き有料老人ホームの意味はない 

ただし、認知症により暴力的な症状が出た場合などは退去してもらうといった契約になっている場合もあるので、ホーム入居の際は「重要事項説明書」をじっくり確認してほしい 

及川しのぶのことは置くとして、「やすらぎの郷」のように医師や看護師が常駐しているホーム、さらに欲を言えばクリニックが併設されているホームは、終の棲家としては大いにおすすめできる 運営するのが別法人だったとしても、隣にクリニックがあるだけでも違う 

「やすらぎの郷」の場合は、理事長が医師という点も魅力だ ドラマでも、八千草薫扮する”姫“は「やすらぎの郷」の中にある病院で看取られている 

ホームには必ず協力医療機関があって、毎月の健診などに来てくれたりするが、いざというときにすぐに診てくれるわけではない クリニックが隣接していても一般の患者より診察が優先されるわけではないが、診察まで部屋で待機できるなど何らかの優先措置はある 高齢になるほど病気が増えるので、看護師が常駐しているだけでも上出来だ 

*  *  *

以上、「やすらぎの郷」のような老人ホームは実在するのか?について検証してみた 結論としては「ある」だが、最後に付け加えて置かねばならないことがある 

「やすらぎの郷」は、これまで解説してきた条件がすべて揃ってしかも無料!という夢のようなホームだったが、実在するリゾート型の自立型ホームは、かなり高額である、ということだ 

身も蓋もないようだが、それが現実だ 当然ながら、ドラマのようにはいかないのが人生なのだ 

取材・文/坂口鈴香
終の棲家や高齢の親と家族の関係などに関する記事を中心に執筆する“終活ライター” 訪問した施設は100か所以上 20年ほど前に親を呼び寄せ、母を見送った経験から、人生の終末期や家族の思いなどについて探求している 
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…ペットロス症候群新老人
2011.03.11~東日本津波原発事故大震災 
復興10年・20年・・30年 俺は逝く
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【311/東日本大震災/東電/原発事故/放射能汚染/避難~復興】
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