第四十回「届く声 届ける声~れろの会の朗読~」

届く声届ける声こんにちは栗原敬子です この番組は農型市の朗読グループレドの会 の声をお届けします今回は民話を2作品を お送りいたし ましょう浦辺のさんの地行弁で語る地の民 ゆりまずは田川郡河原町のお話を高野 れい子さんがお伝えします 悲しい恋の 物語田川軍の 話河原だけの麓村のご徳谷に平五郎中若者 が住んじった平五郎は百勝のせがれで隣に 住む娘のおよしとは緩む親も許しおうた 親しい仲やった それが去年の夏村をあげち賑わう祭りん夜 ひょかっとしたことから平五郎は城所の 次女のおふさに熱をあげるごとなっちいつ 間にかあっちやられん中になっちしもう たそんでスとなっちきたヘイゴルの態度に およしは悲しい日々を過ごさないいか後と なっ たちょうどそん頃 ここ河田県中腹にある鬼が城を巡って戦が 始まっ たさはいよいよ激しなり流れ屋が飛び交い 時の声は山や谷にこだまこの世の終わり かち思われることなったこん時およしはゴ の心を引き戻して一で焦げう たさんで滅するちゅう噂です村を離れて いく人もだんだんいちきました怪がらせ うちにひこさんの私のおばさんかさい一緒 に逃げましょうち寂しそうな顔をしてヘゴ の袖にすがって誘たばってんおうさんに心 を惹かれてしもちる平五郎はおよしの言う ことやらいつも聞な気配がなかっ た何よるとかぱになるならお前1人で 行きゃいいやねえか俺はこ村から一歩も 動かんぞあなたが村を離れんとならうちも この村にあなたと一緒におりますおよしは 涙ながらに訴えた平五郎にはおよしの言う ことは耳に入らんで頭の中はおの中におる おうのことでいっぱいあっ たもすでに4日目を迎え正月12日の夜 とうとう鬼ヶ城から火の手が上がってきた あお城が燃える平五郎はクルたことなっち お城の斎無が夢中で走ったヘゴさんどこさ 行きおるとうちも連れちっておよしは必死 になっちヘゴに取りすがったせかし邪魔 すんな郎は邪におよしを突き飛ばし たでおは道端のよに頭をぶっつけちとうと 息をきちしもうた倒れたおよし顔に心身と 降る冷たい雪がツモっちいっ たそれんとに平五郎はおよしを振り返りも せんで感動伝に燃え上がる鬼が城の中に 走り込んじいっ たさささはどこじゃさするを分け必死でお

の姿を探し求め た炎と煙の中に倒れちるおうの姿をやっと こさ見つけた平五郎はさの体を抱き抱えた そして振りしきる雪の中を場外目指しち 走り下っ たおさおさしっかりせ俺だへごじゃヘゴは 清牛のふを雪上に下ろしち弁を軽叩いたり 背中をさすったりしち一生懸命に解放し ちゃっ た一時してさは目を開きヘゴに気がついた そして手に手を取り生きちることを喜び おう た2人が座り込んじるところはちょうどお よしが岩に頭をぶっつけち死んだ場所やっ た郎とさの2人が座っちるその雪下には すでに爪となったおよしが埋まっちょった およしの腰紐が雪の下からちょこっとと だけ出ちょったばて平五郎もおふさもそれ にはなんも気がつかんやっ た2人が喜び合いよるうちに城の方では 一段とたけ完成と合音が周囲に響き渡った それは寄せくる敵兵をなんとか防ごうと 上兵たちが最後の力を振り絞っち準備し ちょった大きな石を転がり落とす音やった 大将の石が雪煙をあげち攻めよせる敵兵の 上にそして抱きた平五郎と大佐の上さえお てきたあっという間もなく2人は大下に のんこまれてしもうた 愛する人のために命を落としたおよし そしてその命を取った平五郎それにおふさ の3人の悲しい物語を秘めち大石はただ 静かに横たわっちゃっ たそれから長い長い歳月が流れた風もない 雪の降る夜にこの大いそばを通ると悲しい 恋に散ったおよしのすすりなく声がかすか に聞こえてくるちいう話し [音楽] たい [音楽] T [音楽] T [音楽] フレデリックショパン別れの悪 変異作品69の1村上かさんの演奏でお 楽しみいただきましたさそれでは後半の 民話をお届けいたします田郡添田町のお話 山本信さんがお伝えいたし ますおが田川軍の 話今からおよそ800年前裏の戦いで兵が たこっ たい今添田の山深いの里にくびれはて足を 引きずって歩く2人の上品な女の姿が見 られ た2人の様子から1人はお姫さんでもう

1人の方は馬のごあっ たこの左門ははめうちはこの2人を変な人 やねち思いよった抜天そのうちこの2人の けなげな姿に胸胸を打たれちみんな道場 するごとなっちきたそしち2人が身を 寄せる小さな家を見つけちやっ たそれからはこの2人の住む家からはおり ん音が聞こえてくるごとなった旗おりんな 連気やろうか毎晩毎晩おそうまで2人は 働きおっ たそんでさもはかわいそうになっち時々 しわっと食べ物を差し入れちやったりし たさと門はいつ間にかこの2人が兵家の おちどちゅことを知っ た今2人にとってさやかな幸せは名は続か んやっ たお中度狩りがある中知らせが届いた もうどっこにも逃げるところはね2人胸は 張り裂けるごあっ たせっかく落ち着いてこの野段里でなんと か幸せに暮らし寄ったとに捕まったら殺さ れることは日を見るより明らかやった宇は 姫に言うた姫様私どもが現地の武士にとわ れればきっと生き恥を欠かせられる違い ございます それより急ご違い をだがいえいえ姫様はまだその若さで ございますどうぞ逃げ延びてどこかで幸せ に生きてください ませとはいうものの姫はうがラん子となっ たことを考えたらどしていいかわからん やっ たあげこげ考えよるうちにとうとおっが やちきた早くお逃げくだされ咳立てられち 姫は山に隠れちいっ たそ後ろ姿を見送ったばはその場で自害し てしもう た1人になった姫は自分の行末を悲観しち 途方にくれしもうたひょっと気がついたら 姫は知らうに今逃げ尽きた元道をとぼとぼ とりよった 宇と2人ですんじった家が見えてき た宇は私に用してくれたさとん人も親切に してくれ た貧しかったけど幸せやっ た家に向こち手を合わせ姫はまた歩き出し た何回も何回も振り返っ た懐かしい絵はだんだん遠ざかっち行っ た姫は彦山川のほりに立っ たもう生きていく力が ない姫はそのまま淵に身を沈め たその後夜になるとこの淵からかすかに旗 おりの音が聞こえるごとなった姫の名前は おちちた 里人は生前のお蝶しちこのふをお蝶がふち

なけち霊をとろうたち話し たいいかがでしたでしょうか届く声届ける 声ご案内は栗原敬子でしたではまたお会い いたしましょう

2024年2月19日放送
案内人:栗原景子氏(かたりね代表)
朗読者:高野玲子氏・山本伸枝氏
演奏者:村上和正氏(別れのワルツ変イ長調作品69-1 / フレデリック・ショパン)

毎週月曜日 11:30-11:45
FMちょっくらじお(86.1MHz)にて放送中。
リスラジ( http://listenradio.jp/ ) で全国のラジオ局から選んで頂ければインターネットの同時放送をお聴き頂けます。

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