【スカッとする話】義実家に帰省すると深夜に寝ている嫁に水をぶっかけた義母。「嫁の分際でのんびり寝るな!」→キレた私は義母が寝静まったことを確認し…
バシっという音とともに全身に冷たいもの を感じ私ははっと目を覚ました気づくと神 から上半身までがびしょびしょに濡れて いる頭上には義母が立っていたおお母さん 一体何を何をじゃないでしょ何ぼさっと寝 てるのよえでもまだ外は真っ暗だし うるさい嫁の分際でのんびり寝てるんじゃ ないわよ家事も全部やっておきなさいよ 分かったわねそう言い捨て義母は部屋から 出ていった真冬に水をかけられたことで体 はガタガタと震えていた信じられない私が 気に食わないからってこんなことまでする なんて絶対に許せないこうなったらこっち だってやり返してやる義母が寝詰まったの を確認し私はすぐさま行動を開始した 私の名前は石川彩の28歳1週間前に結婚 したばかりの新婚女性だ夫の悟とは2年の 交際期間を経て結婚会社は違うが職種は 同じなので帰宅時間もほぼ一緒だ家事は 2人で分担しながら行っているうん今日の 煮物めちゃくちゃうまい夕飯に作った煮物 を一口食べた夫は笑顔で褒めてくれた そんな彼を見ているとこちらまでつれて 笑顔になってしまう本当よかった朝のうち に作っといたから味が十分しみたのかも 綾野って本当に料理うまいよなどれもこれ もめちゃくちゃうまいもんそんな風に言っ てもらえて嬉しいなもも料理は好きだった からさこんな素敵な嫁さんと結婚できて俺 は幸せ者だよ本当にもうざるっては照れる じゃない少し大げさに褒めてくれているの は分かるそれでも夫がそう思ってくれる ことが素直に嬉しかっ たそんなある日のこと夫は休日出勤で会社 へ向かった家で1人ゆっくり過ごしている とインターホンが鳴ったはい玄関を開ける とそこには義母の姿がお母さん思わず口に すると義母はずかずかと中に入ってきた 開けるのが遅いわよ義の母親をいつまで 待たせるつもりすみませんでも今日はどう して今朝たまたま悟に連絡したら休日出勤 だと聞いたからあなたを教育しに来たのよ 教育ですか義母の言う意味はよくわから なかったが何やら嫌な予感がする連絡も なくいきなり来て教育って何それに前に 会った時と雰囲気が全然違う悟がいない時 にわざわざ来るなんて絶対におかしいとは いえそのまま返すこともできない仕方なく リビングへ通してお茶を出すと木母はそれ を一口飲んで顔をしかめたちょっと何よ これこんなまずいお茶よく出せたもんだわ えごめんなさいでもこれ今年うちの実家 から送られてきたお茶でそんなことどう だっていいわよはギリの母親にまともにお 茶も入れられないなって普通じゃないわ
すみませんすぐ入れ直しますからもういい わよなんか入れたってどうせまずいん でしょうしすすみません明らかに機嫌の 悪い義母の様子にうまく言葉が出てこない なぜ彼女が急に訪ねてきたのかなぜこんな にも私に対して当たりがきついのか結婚 挨拶で気実家に出向いた時には義母は こんな態度ではなかった娘ができたみたい で嬉しいと笑顔で言ってくれたはずなのに 今目の前にいる義母とはどうも似ても 似つかない中はパニックになりどう 立ち回ったらいいのか分からなくなって しまうその場に立ち尽くす私を義母は ギロリと睨みつけた何をつってるの掃除は 洗濯は終わったのえあ洗濯は終わってます でも掃除はまだだったら早くやりなさいよ 見ててあげるからいやお母さんがいるのに 掃除なんてできませんよ家のことなら後で いくらでも聞いてなかったの私はあなたを 教育しに来たのつべこべ言わずとっとと 始めなさいあ おい私はすぐに掃除機を取り出し床掃除を 始めたあまりの義母の気迫にとても口応え ができる雰囲気ではないしかも義母は私の 行動1つ1つに文句をつつけるので はっきり言って掃除どころではなかっ た掃除機のかけ方が違うこれだから家事の できない嫁は洗濯物の欲し方がなってない やり直し洗い物も直線器に頼らないで自分 で洗うの よ1度干した洗濯物をもう一度干しなし 直線機で洗いの食器たちをもう一度手で 洗い直すこれほど無駄なことがあるだろう かせっかくの休日だというのにとてつも なく時間が長く感じたその日の夜私は義母 の件を夫に伝えることにした今日お母さん が ねとろで夫は嬉しそうに口を開いた母さん から聞いたよ今日2人で仲良くお茶したん だってえお茶うちに来ていろんな世間話 できて楽しかったって言ってたよ母さんと 仲良くしてくれてありがとう ないやそうじゃなくてお母さんにその家事 の仕方で色々怒られたんだけどえ母さん が夫は目を丸くしトンとした顔で私を見て いる今日の出来事を一通り説明すると夫は すぐ義母に電話をかけ始め たもしもし母さんどういうことだよ話が 違うじゃないか綾乃困ってたんだぞ とにかくもう俺がいない時には来ないで くれそれじゃ夫は少し怒った様子で一方的 に電話を切ったどうやら彼は私の言った ことを信じてくれたらしい夫が私の味方を してくれたことはしたが同時に心配もあっ た彼が注意したことで義母がどちらへ傾く
かということだ本気で反省し悪いと思って くれれば同じようなことは2度と起こら ないだろうしかしこれで逆上すればもっと ひどい嫁が待っているかもしれない最悪な ことに結果は好者だった義母は我が家を 尋ねてくることはなかったが毎日のように 嫌がらせのメッセージを送りつけてきたの だもちろん夫に相談しようとも考えた しかし中には悟に告げ口したら離婚させる など脅しに近い内容もある私は怖くなって しまい夫に打ち明けることができなかった 同時に今度は義母から疑実家に呼び出さ れるようになった事前にメッセージが届い ており仲直りしたふりをしなさいと命じ られている我が家は出禁になっているので 最終手段として私たちを疑呼びつける つもりなだろう悟の元に義母から誘いが 来るたびに彼は私に訪ねてきたまた母さん からだしつこいな行かないって言ってるの にああのさ悟私いいよ悟の実家に行っても えでも母さんが確かに最初のあれは びっくりしたけど私もお母さんといい関係 を気づきたいと思ってるしせっかく誘って くれてるんだからねまあ綾乃がそう言う なら俺は別にいいけど こうして私たちは実家へ初規制することに なった義母のアポなし訪問から5ヶ月ほど して下実家へ到着すると義母は満面の笑で 夫を出迎えたサルお帰りなさい待ってたわ よ母さん言っとくけど綾乃に変なことは 言わないわよお母さんだってね前の件は 反省してるのただ綾乃さんにいいお嫁さん になってほしいだけなのよとにかく ほどほどにしてくれよ今日だって綾乃が OKしてくれたから帰ってきたんだから 分かってるわよ綾乃さんも来てくれて ありがとう ね以前の義母からは想像できないほど 清々しい笑顔だまるで初めて会った時の 義母そのもの私は最初この笑顔に騙されて いたのだそうしみじみを思った実家にいる 間は模の嫌をそこよ当たり障りのない行動 を心がけなくてはならないしかも幸運な ことに今夜は夕方から夜にかけて雪の予報 になっている車で帰ることを考えれば早め に帰宅することになるだろうあと数時間の 辛抱だそう何度も自分に生かせ疑実家での 時間を過ごしたあ女義母の注目は全て夫へ 向いていた特に私が中心になって話すこと はなくひたすら義がそうに悟りに話しかけ ていた早めの夕飯を済ませて帰宅すること になっていたのだが義母の話が長引き夕飯 の時間が遅れてしまった食事を終えた タイミングで義母がこんなことを言い出し たごめん悟さっきデザートに出したケーキ
なんだけどお酒が入ってたの忘れてたわえ 酒そう気づかなかった結構度数が高いやつ だったみたい嘘だろうじゃあ運転はやめた 方がいいわねそれにほらもう雪も降り始め てる し外を見ると確かに雪が降り始めている ケーキにアルコールが入っていたかどうか は関係ないタイヤはスタットレスではない ためどの道帰るのは危険だった ああマジかよがっくりと肩を落とす夫 ごめんあのと申し訳なさそうに告げる彼に 私は首を横に振った今回ばかりは仕方ない 夫は何も悪くないのだから結局私たちは疑 実家に泊まることになった夫は昔彼が使っ ていた部屋に私は来客用の和室に泊まる ことになった本音を言うと夫と同じ部屋の 方が安心なのだが義母が何度も進めてくる ので和室で寝ることにしたのだこれについ ては夫も義母と同じ意見だったらしく 申し訳なさそうに私に言った俺の部屋狭く てさそれにベッドもシングルだし私は全然 いいのにいやこっちのせいで綾乃にまで 迷惑かけてるし来客用の布団の方が綺麗だ し部屋も広いからさせめてゆっくり寝て ほしいんだ分かった悟がそう言うなら今日 は本当にごめん明日朝一で帰ろううん ありがとう風呂から出た私は明日に備えて すぐに寝ることにした明日になればきっと すぐに帰ることができる私はすに安心し きってい たそれから数時間後バシャッという音と共 に全身に冷たいものを感じ私ははっと目を 覚ました気づくと髪から上半身までが びしょびしょに濡れている頭上には義母が 立ってい たお母さん一体何を何をじゃないでしょ何 ぼさっと寝てるのよえでもまだ外は真っ暗 だしうるさい嫁の分際でのんびり寝てるん じゃないわよ え義母は鬼の行走でこちらを睨みつけて いる何がなんだかわからず私は恐る恐る 問いかけたお母さんどうしてこんなこと そんなの決まってるでしょあなたが気に 食わないからよ何のために1人で寝かせた と思ってるのよこんなことしたって悟が 起こるだけですぐぐとうるさいわね口ごえ するなら離婚させるわよなそういうのは 夫婦の問題でとにかくさっさと起きて家事 を全部やりなさいそれからこの部屋の布団 も片付けておきなさいよサルにバレたら 承知しないからね分かっ たそう言い捨て義母は部屋を出ていった おそらく彼女はこれまで通り私が何でも 言うことを聞くと思っているのだろう真冬 に水をかけられたことで体はガタガタと
震えていた 計り知れない怒りが込み上げ額に血管が 浮き上がるもはや義母への恐怖は消え嫌悪 感しか感じなかった信じられない私が気に 食わないからってこんなことまでする なんて絶対に許せないこうなったらこっち だってやり返して やる震える体をさりつつひとまず布団に くるまる義母が寝静まったのを確認し私は 起き上がって部屋を出たた先は夫の部屋 だったさとるごめん起きて体を揺すると夫 はうすらと目を覚ましたびしょびしょに 濡れた私の姿を見て驚いたように 起き上がるおのそれどうしたんだよ冷めた え水びっくりさせてごめんこれねお母さん にやられたのはあ母さんになんでこんな ことあのね悟る実 は私は体の震えを抑えつつこれまでの経緯 を打ち上げた義母に言われるがまま仲直り したふりをしていたこと和室に私を1人で 寝かせたのは嫌がらせをするためだった こと義母は私に今でも嫁を続けており悟と 離婚させようと画策していること最後の方 は泣いてしまったがそれでも必死に訴えた すると夫は無言で立ち上がり私の手を引き 風呂場へ向かったすぐに温かいお湯を張っ てくれゆっくり使ってと優しく微笑んで くれた肩まで湯に使っていると体の芯から 温まってくる一息つきながら今後について 考えていると2階から義母の悲鳴が聞こえ てきた慌てて風呂から出た私は下着と服を 身にまとい急いで2階へ向かったすると ちょうど義父も駆けつけており義母の前に 立っていたあお父さん今の悲鳴は義母の 部屋にはバケツを手に持つ夫の姿があった ベッドに横たる義母はびし濡れでガタガタ と震えている信じられないと言った様して 夫を見つめ義母は抗議したざるなんてこと するのそう叫ぶ規模に夫は冷たく言い捨て た何って母さんが綾にしたことをそのまま しただけだけどな何を言ってるの変なこと を言わないでちょうだい私はそんなことし てないわじゃあなんで綾乃はあんなに濡れ てたんだそそれは私のせいにするために わざと自作自演をふざけるな綾乃がそんな 汚いことするわけない だろうこれまでに聞いたことのない夫の声 にがしと 静まり返る義父母もまたここまで夫が怒っ た姿は見たことがなかったの だろうどういうことなんだそう訪ねる義父 に夫は静かに口を開い た母さんは嫁をずっと続けてたんだそれで 今日は綾乃に嫌がらせをするためにわざと 1人で和室に寝かせたんだよおいおい嘘
だろ本当だよ綾乃は母さんに水をかけられ て震えてたこれまで我慢してたことを やっと俺に全て話してくれただから俺も 母さんにやり返すと思ったんだ悟る俺は 母さんを絶対に許さないこんなひどいこと をするような人間なら母親なんていらない んだ よ夫はそう言してるとタクシーを呼ぶから 帰ろうと言い私の手を引いたその時義母が 顔を引きずらせて私の名を呼んだあ綾乃 さん待って何でしょうかこれまでのことは 私が悪かったわ謝るわよねえだから悟を 説得してちょうだい私にとって悟は大事な マナ息子なの よおそらく義母は子離れができないタイプ なのだろう息子が大切なあり嫁である私を 適しし嫌がらせを続けたのだだがそんなの 私の知ったことではない理由がどうで あろうと彼女の行為は決して許されること ではないからだ義母をきっと睨みつけ私は はっきり宣言したそっちの理由なんか知ら ないこっちはあんたに散々傷つけられたの よそれを簡単に許せたなんて馬鹿にするの もいい加減にして私は絶対あんたも許さ ないそそんなこと言わないで私は本当に 反省して反省そんな口だけの反省いらない んだよ1度はあんたに歩み寄ろうとしたで もそれを裏切ってぶち壊したのは自分 でしょうにもう2度とあんたに会うつもり はないさようなら待って綾野さん悟る待っ て よ義母の声を無視私と夫はタクシーを呼び そのまま家に帰ったその後義母から何度も 謝罪の連絡があったが全て無視した夫の方 は義母の連絡先をすでにブロックした らしい義父によると義母は悟に関係を立た れたことにかなりのショックを受け部屋に 引きこもってしまったらしい彼の名を呟い ては自分の過去の行いを悔やんでいると いう義父もまたタイミングを見て今後の ことを考えると言っていたどちらにせよ 私たちも引っ越しを考えているのでもう 義母に会うことはないだろう今回の件は私 1人では決して解決できなかった夫が私の 味方をしてくれたおかげでこうして幸せな 日々を取り戻せているサル本当に ありがとう私を信じてくれて何言ってるん だよ家族を信じるのは当たり前のこと だろこれからもよろしくねこちら こそ私の選んだ人は決して間違ってい なかったこれからも愛する夫ととに人生を 楽しんでいき [音楽] たい 授かり婚をした兄の子供がとうと生まれ
た兄と義姉が子供を実家に連れてくること になり私はお祝いに3万円を包みスイカで ブランド物のベビー服とおもちゃの プレゼントを用意してい た祝いの言葉を述べると義姉は独身の私を 見下しながら言っ たはいはいありがとねもう本当に疲れたわ 出産って大変なのよ子供産むなら早い方が いいわ よ嬉しそうに孫を抱く父を前に爪を いじくる 義姉私は彼女に用意してきたものを渡し たすると義姉は目を輝かせ私の手からご 祝儀袋を奪い取っ た一緒にに渡したプレゼントには目もくれ ないそれどころか私の前でご祝儀袋を開き 始めたの だ私はあけに取られていただが後に義姉が 放った言葉にさらに驚かされることに なるはあ 3万たったこれ だけ えあんたていい年してって独身どころか 貧乏人だったんだ ねこの後に待ち受ける波乱の展開を私と 義姉はまだ知るよしも ない私の名前はその田あ今年30歳になっ た大学の文学部を出た後憧れの出版者に 就職以来仕事にせを出す日々が続いて いる恋人はおらず結婚願望も特に ない私の家族は父と3つ離れた兄せいや だ母は数年前に病気で亡くなっている家族 中はよく母が多した際も支え合って悲しみ を乗り越えてき た母なき後父は実家で1人暮らしをして おり兄も実家を出て大手製薬会社に務めて いる今はたまにに3人で食事をするなど 良好な関係を気づいてい たそんな私たち家族だがある天気を迎える ことに なる穏やかな日々を送っていたある日兄 から電話がかかってき た実は 俺近々結婚することになったん だ私は内心驚いてい た兄は優しい人ではあるのだが理系で研究 一筋口べたなところが災いし女気がなく これまで彼女がいたこともなかっ た おお兄ちゃんが 結婚さすがに驚くよ な兄が苦笑している姿が目に浮かぶ私は 慌ててりっ たい いやらしいじゃないお兄ちゃんおめでとう
ああ ありがとうそれで父さんとあに結婚相手を 紹介したいんだ来週末開いてる かうん顔せって やつそうなるなじゃあ実家で会おう よろしく な電話を切ってから私は驚きと喜びの 入り混じる不思議な気持ちになった 果たしてあの兄の結婚相手とは一体どんな 人なのだろう かこうして訪れた顔合わせ 当日実家で豪華な寿司を取り私と父は緊張 しながら兄と婚約者の到着を待ってい た約束の時間から少し遅れて彼らが到着 する父さん あね今日は ありがとうこちらがひいみきさん俺の婚約 者 だ初めましてミキ ですどこかしこった兄とは対象的に容気に 挨拶する ミキ明るい茶髪に派手な化粧爪には キラキラとしたネイルアートをしている やかな印のははっきり言って兄の結婚相手 とは思えなかっ た私と父は緊張しつつも挨拶をしみんなで 雑談を始め たミキさんとせやはどのようにして出会っ たのか な父がそれとなく2人の関係を 探るあそれは会社の人に誘われていった 食事会 で兄がそこまで告げたところでミキが あっけらかんと言い放っ たあいわゆる合コンてやつです私がせや君 を一目で気に入っちゃっ てえお兄ちゃんに一目惚れ 私は思わず呟いた赤抜けない子の兄に今時 の女性のミキ が驚く私にミキは口を尖らせた なんかおかしいですか私たちラブラブなん ですだって出会ったその日には 私たちそそう分かったわ2人は仲がいいの ね私は慌てて遮ったいくらなんでも兄の そのような話は聞きたく ない兄の腕にしがみつきニコニコと微笑む みき私は少し気れしつつも愛そ笑いよをし たえっとみきさんよければ食べて ください彼女がまだ食事に手をつけてい ないことに気づき私慌てて促し たそんな私に父も続い た飲み物はお酒でいいのかな飲めるか いえいやだけは無理 ですミキは食卓にある出前をじろじろと 眺め回し足を置いてため息をつい
た えっと気を使わないかと思って出前にした んだけど気に入らなかったです かするとミキは私の顔を見 たこれを選んだのはあね ちゃん年下のミキにちゃん漬け呼ばれた ことに少し驚い た意思になるのだからそんなものかもしれ ない がはいできるだけ華やかなものをと思った んです [音楽] が ふーあねちゃんって30歳だっ けその年齢で結婚もしてないんじゃわかん ない か え 意味が分からずミキの顔を見ると彼女は どこか得意げな表情をして いるお寿司は無理こっちは生ハムが入っ てるから無理お酒なんて持っての他 よえっとお嫌いでした か違うわよ私は妊婦なんだから食べられる ものが限られてる のその瞬間父がビールの入ったグラスを 倒した私まりと口を 開けるに ニプ ええ私妊娠してるの今3ヶ月よせいや行っ てなかった のミキがふれで兄の方を 見る兄は顔をばらせて口を開い たその今日しようと思ってたんだけどそう いうことなん だ私と父は顔を見合わせた父もまた驚きの 表情を浮かべて いるまさかあの兄が結婚前に女性を妊娠さ せると は想定外の出来事に私は混乱してい た えっとまずおめでとうござい ます2人はいつ知り合ったんでしたっ けうんと4ヶ月前だったか な4ヶ月前に知り合い現在妊娠3ヶ月 つまり出会ってすぐに妊娠したことに なる交際期間などないに等しいではない かその そんなことになってミキさんの親子さんは 何て言ってるんだ い恐る恐る尋ねる父をよそにミキは軽い 調子で答えたああ私の親ですか妊娠には 驚いてたけど製薬会社勤めのエリートと 結婚するって言ったら喜んでました よ私はとっさに兄の顔を見た彼は覚悟を
決めたような表情をしていた つまりはそういうこと で結婚してしっかり責任を取りたいんだ 父さんとあも応援してくれるよ なあ ああそれはもちろん 父はそう言ったが私は小さく頷くことしか できなかっ た後に場を開きとなり兄とミキは並んで 帰っていった兄がミキを庇うように歩く姿 を父と2人で 見送る お父さん驚いた ね私のつぶやきに父も静かに落ちた ああまさかせやが授かり婚をするなんて なしかしそうなった以上責任を取るのは男 としては当たり前のこと だろうミキさんも明るくていい子じゃない か ううんそうだね祝福するべきだよ ね何よりも子供がいるのだから私が何かを 言える立場では ないしかし私はミキに対してどこか不安を 抱いてい たそれからしばらくして兄とミキは入籍し たミキの希望で早急に結婚式をあげること になりあっという間に式の当日が来 た私は兄にご祝儀として30万円を包ん だ額は知らないが父はさらに多く包んだ らしい親族席で式を見守っていたのだが 元々華やかな席が苦手な兄はずっと加った 表情をしてい た対象的にミキは収支テンションが高い 膨らんだお腹を隠すようなウェディング ドレスに身を包んだ彼女は確かに綺麗 だミキの友人席には女友達が少なく男友達 ばかりだっっ たそれでも私は何も言わなかっ た式はつがなく進行していき花嫁のブーケ を誰かに渡すイベントが始まった本来なら ブーケトスやブーケについたリボンを複数 の友人たちが一斉に引っ張るブーケプルズ などのイベントとなるはずだが ミキはマイク越しに行っ た私はこのブケをある人にあげたいと思っ て ます新郎の妹あねちゃんですさあこっちへ 来 て突然呼ばれて驚きながらも3列者の注目 が集まっているため前に出ていかざるを得 ない気が引きつつもの前に立つとはまた マイクを握っていっ たあねちゃんは味噌すぎてるけどまだ結婚 できてないんです義の姉としては心配 でこのブケをもらってあちゃんにも幸せを
掴んで欲しいと思い ますこれではまるでさらし者 だサル者がパラパラと拍手をする中私は 引きずった顔でけを受け取っ [音楽] ミキは満足系な表情でさらに続け た3列車の独身男性はぜひあねちゃんに声 をかけてあげてね よろしく私は一刻も早くここから立ち去り たい気持ちていっぱいだっ たようやくイベントが終わり席に戻ると父 が心配そうな目で私を見つめてい たあね悪く思うんじゃないぞミキさんは きっと分かってるから お父さんしばらくほっとい てこうして結婚式は終了し た収支ミキの独断上だった結婚式 が私はミキへの感情をどう処理していい ものか悩んでい たその後兄とミキに関わらないまま数ヶ月 が過ぎた そういえばそろそろ出産予定日の はずカレンダーを見てそんなことを思って いると兄からメッセージが届い た子供は無事生まれたよ母子共に健康だ 男の子だっ た私はすぐ兄に返事をし たおめでとう お兄ちゃんもついにパパになったのねお 祝いはどうしたらいい 兄によると退院したらすぐ実家へ赤ちゃん を見せに来るつもり らしいその時に同席すると約束し私は携帯 を閉じ た私にもおっこができたのかと思うと 嬉しい気持ちになる彼らに会うのが楽しみ だっ たネットで調べてみると兄弟館の出産祝い の相場は5000円から3万円とのこと 私は3万円を包み追加でブランドもの ベビー服とおもちゃのプレゼントを用意 することにし た少しでも多く気持ちを伝えたいと思った の だ後に兄とミキが子供を実家に連れてき た父と一緒に待っていると赤ちゃんを泣い たミキが兄と現れ たみきさん出産お疲れ様でしたこの旅は 本当におめでござい ます私が挨拶するとミキはこちらを見下す ように答え たはいはいありがとねもう本当に疲れたわ 出産って大変なのよあねちゃんも出産する なら早い方がいいわ よそそうです
か赤ちゃんの前で滅多なことも言えず私は 適当にいなし た嬉しそうに孫を抱く父を前に爪を いじくる 義姉私は彼女に用意してきたものを渡し たミキさんこれ出産祝ですお体大切に なさって くださいするとミキは目を輝かせ私の手 からご祝儀袋を奪い取っ た一緒に渡したプレゼントには目もくれ ないそれどころか私の前でご祝儀袋を開き き始めたの だ私は負けに取られていただが後に義姉が 放った言葉にさらに驚かされることに なるはあ 3万たったこれ だけ えあねちゃんっていい年して独身どころか 貧乏人だったんだ ね不満なを前に私は溜まってしまった父も また孫抱いたまま驚いて いるおおい ミキ兄が慌てて痛めるもミキは止まら ないていう かせやの家族ってケチ臭くない結婚式のご 祝儀 もあねちゃんはたったの30万お父さんを 100万しかくれなかったよね ミキは眉を潜めてさも当然という風に 続けるそのだけの後とを産んでやったのは この私なんですけどお父さんももっと感謝 の気持ちを持ってほしいわ孫の顔を見せて やったの よ父はありと口を開けてミキを見ている するとミキは私を横目で見ながら行っ たこの遅れはどうせ孫なんて埋めないんだ し2人ともせいぜいこの子に投資してよね まずはもっと出産祝を増やして よ私はもう我慢の限界だっ た散々独身の私を見下し父にまでこんな 言いする なんて到底許せるものでは ない震えながら口を開こたその兄の静かな 声が響い た今日で会うのは最後 だ兄は携帯を握りしめ真っ赤な顔で震えて いる えせや君今なんて言った の巨とする ミキそんな彼女に兄は動きを強めていった 今日で会うのは最後だと言ったんだ赤 父さんになんてことを言うん だ はあ嫁より自分の家族の肩を持つ つもり普段温厚な兄がかつてないほどの
怒りを見せている私と父はそんな兄を ポカンと見つめることしかできなかっ た味方も何も俺はお前と結婚したことを 後悔してるん だするとミキは劣化のごとくを掘り出し たはふざけんなよ結婚前に私を妊娠させて おいて後悔してるあんたみたいなダサと 結婚して子供まで産んでやった私になんて こと言うの よ兄は黙ってカからあるものを取り出した それは署名院済みの婚届けだっ たおおい せや確かにミキさんはひどかったが子供が いるのに離婚 なんて慌てて口を挟む父に兄は言っ たいいんだ父さん俺はこいつと離婚 するは離婚何考えてんの よエスカレートしたミキがた目で兄の襟を つむあんた自分の家族がちょっと馬鹿にさ れたからって私と分れよって わけこのブラコンシスコン 鬼畜好きなように言えばいいなんとしてで も俺は離婚する から信じらんな離婚したら覚悟しておき なさいよ慰謝料と養費をふんだくってやる から乱闘が起きそうだったので兄とミキの 間に割って入ろうとするとミキは私に唾を 飛ばして怒鳴りつけ た邪魔よこの息をれ私はね我が子を 捨てようとしてるあんたのバカ兄貴に行っ て聞かせようとしてるところな のなまだそんな こと すると兄が声をあげて突然笑い出した場に そわない行動に私は明けに取られた え お兄ちゃん はは我が子を捨てようとしているだっ て何言ってんだよこの子は俺の子じゃない の [音楽] に一瞬場に静寂が訪れた 真っ赤だったミキの顔がどんどん青めて いくそんな彼女に兄は淡々と告げ た正直言って最初から少し疑っていたんだ でもあなたの子だと言われたら身に覚えが ある身としては責任を取るしかなかったん だでも今ははっきりと 言えるこの子は俺の子供じゃない お兄ちゃんそれは確かな のかすれ声で訪ねる私に兄は頭を振り ながら答え た生まれてすぐミキに黙ってDNA鑑定を したその結果がさっきメールで届いたんだ よ親子である可能性は0パーだって
さ兄が掲げた携帯にはそのような情報が 映し出されてい たそそんな何かの間違いよこの子はせやの 子 よそう叫ぶミキに兄は静かに答え たそれじゃああは裁判ではっきりさ せようもうお前の顔も見たくないさあ さっさとこの家から出て行って くれ兄はそう言ってめくを我が家から 閉め出したのだっ た後に再びDNA鑑定を行い兄と赤ちゃん の血縁関係はななく否定され た兄はその結果を証拠として離婚を 要求ミキはごねにごねたが結局は長底離婚 となっ た離婚後捨て場になったミキが語った ところによると彼女は名前も知らない男の 子供妊娠し焦って合コンに参加そして 大人しそうな兄に目をつけたとの こと兄が気づかなければ他人との子供を 育てさせるつもりだった らしいそれを聞いて私はぞっとし たミキの親からは深く謝罪され慰謝料とし て数百万年が兄に支払われ た騒動が落ち着いた頃兄から頭を下げられ ただが私と父は逆にそんな兄を励ました 一番傷ついたのは他でもない兄のはずだ から だ兄が離婚したことを学生時代の親友に 話すと親友はこう言っ た独身に戻ったのならせやさんと2人で 会いたい と彼女は学生時代にうちによく遊びに来て いたのだがその頃から兄に密かに憧れてい たのだと いう彼女を兄に紹介したところ2人は気が 合い一緒に食事に行くようになっ た兄が本当の意味で幸せになれるの妹とし て見守っていきたいと思って いる えどどうしてその光景を前に私は我が目を 疑った今日は義父の葬儀当日にも関わらず 親族であるはずの私の席がなかったからだ 私の様子を伺いながらニタニタと嫌な笑を 浮かべる義家族その中心には義母がいた やっぱりの仕業だったのねお父さんの葬儀 当日にこんなことしなくたっていくら何で もひどすぎる わやり場のない思いを抱えていると義母が あらうように言い放った今まで介護ご苦労 様用済みのあんたの席はないから帰り なさいその瞬間目の前が真っ暗になった 優しい義父がなくなった今私の居場所は どこにもなかっただがその直後事体は予想 外の結末を迎えることと
なる私の名前は有坂美男35歳夫のはと 結婚したのは30の時だ当時同じ会社に 務めていた私たちは部署の飲み会が きっかけで話すようになったそれから2人 で食事をしたり休日には映画を見に行っ たりなど徐々に距離を縮めていった交際し て1年で彼とスピード結婚そこまでは 良かったものの結婚して半年が経ったある 日のこと夫に電話がかかってきたう何 おいおい嘘だろ普通にやばいじゃんどう するんだよ分かったとりあえず見よと行く わ電話を終えると夫ははーと深いため息を ついた明らかにいい電話ではないことを 確信し恐る恐る 問いかける早とどうしたの今の電話ああ 母さんから父さんが出先で倒れたらしい 検査したら濃梗塞だってえおお父さんが 母さんがひとまず来てほしいってさなんか メンタルやられてるっぽいまあそうだよね とりあえず急いでハトの実家に 帰ろうこの日はちょうど日曜日で仕事が 休みだったこともあり私たちはすぐに車で 疑実家へ向かっただが到着してすぐ私は 違和感を覚えたね何この雰囲気お父さんが 大変だというのになんでこんな感じなの義 実家には義父と義母そして義姉のゆかが3 人で暮らしているのだが大国柱だった義父 が倒れたことで私はてっきり義母と義姉が 落ち込んでいるとばかり思っていたしかし 実際は悲しむそぶりは一切ないそれどころ か義母と騎士は信じない会話をしていたは 全くあの人仕事を退職して収入もないのに なんで余計なお金をかけるのかしら本当 本当お父さんどうせならぼっくり行って 遺産を丸ごと残してくれればいいのにそう よね入院費やら検査費やらでたくさんお金 がかかっちゃうわよいい年になってから 家族に迷惑かけるなんてマジ無理なんだ けど出先でを呼ばれちゃったのが不運だっ たわ ね彼女たちは義父が倒れたことを何とも 思っていなかった普通この状況なら命が 助かっただけでもありがたいと思うべき だろうなのに彼女たちは美人もそんなこと を思っていないのだ信じられない救急者を 呼ばれたのが不運むしろそのおかげで 助かったんでしょうそれなのにどうして そんなひどいことが言えるの私は空気を 変えるべく義母に話しかけたあのお母さん お父さんの容態はああ大丈夫よなんか体が 麻痺してるみたいでこれまで通りの生活は できないようだけど麻痺ってそんなこれ からどうするんですかあの人のお金で ヘルパーを雇うなりするわまあ遺産を 減らしたくないからなるべくなら誰も雇い
たくないけどそそれじゃお父さんが暮らし づらいんじゃそう告げた途端義がりと こちらを睨んだあかさに苛立った様子で 冷たく言い放つならあなたがあの人の介護 をしなさいよえ私がですかだって暮らし づらいって思うんでしょそれならみおさん がどうにかしてあげてちょうだいでも私 介護なんて全くしたことがなくてどうにで もなるでしょはが帰ってきてくれた方が男 でも増えてありがたいし ねあまりに突然の提案にうまく言葉が出て こない私は夫にアイコンタクトを送り助け を求めただが彼の口からは求めていた回答 とは違う発言が飛び出したそれめっちゃ いいじゃんみお俺たちここで暮らそうぜえ ハト冗談だよねだって家賃も置くんだぜ みお子供が2人は欲しいって言ってた だろう子供のことを考えたら節約できる ところはしていった方がいいじゃん それはそうかもしれないけどいきなり同居 なんて結婚挨拶の時は疑実家に対して マイナスイメージは一切なかった義父は 口数が少ないが優しく一方の義母は物事に 対してはっきりしているそこも含めて 義父母は仲むつまじく見えた義姉とは ほとんど話したことがないので印象は あまりないが今回のことがなければ特に 思うことはなかっただろうだが今は違う 義父がこんな状況になったというのに 冷たい義母と義姉には不信感しかない そして同居を受け入れようとする夫に対し ても違和感しかなかっ た確かにお父さんは心配だけど急に同居だ なんてでもここで私が同居を断ったら お母さんやお姉さんの様子だと本当に お父さんを何がしにしかねないこの日は そのまま帰宅の流れになり後日義父が退院 してきたタイミングでもう一度話し合う ことになった当日疑実家へ行くと開校1番 義母は嬉しそうに夫に告げたはとそれで いつこっちに引っ越してくるのああそうだ なマンションの更新がすぐだからその タイミングでこっちに帰ってくるよあら じゃもうすぐってことね部屋は元々使って たところでいいかしら十分だよありがとう 母さんいいのよもも一緒に住みたかったん だものさんさんも嫌がってたのに悪いわね ああこいつは大丈夫だっってそうならいい けどいずれにしろ嬉しいわ俺も戻ってくれ て嬉しいよ彼らの会話を聞いた私は頭が 真っ白になった私が嫌がってた何の話はと は一体何を言ってるのお父さんが倒れる まで同居の話なんて1度もなかったのに その時私は直感したこそような状況になっ た時夫は私ではなく義母や義姉の味方を
するのだとおそらくすでに同居の話は 決まっていたのだろうマンションの契約 名義は夫なので彼が更新しない限りあの 部屋に住み続けることはできないの だ義母と義姉そして夫が引っ越しについて 楽しそうに話しているそこへ車椅に乗った 義父が顔を出したみおさん久しぶりだね 今日はわざわざありがとう お父さんあのお体は大丈夫なんですか おかげ様で麻痺が残ってしまったから左 半身がほとんど動かないんだがね右利き だったのが不幸中の幸いだよよかった本当 にお父さんが助かって良かったですそうは 思ってない奴らもいるみたいだけどな う最後の最後に義父はぼそっとつい たらくには聞こえなかっただろうイボや 義姉は明らかに面倒くさそうな表情で こちらを睨んでいる私は恐る恐る小さな声 で義父に訪ね たああのお父さん退院してからお母さん たちとはああ見ての通りあんな感じだよ まるで俺のことを面倒な老人でも扱うかの ようにそんなまあ仕方ないさこれまでとっ て家事もできなくなってしまったんだから えこの家の家事ってお父さんがやってたん ですかそうだよ母さんはいつもドラマ ばかり見ているしユカはコンビニのバイト に開けくれてるし先が思いやられる よ義父はどこか諦めたような表情で窓の外 を見たその表情に私の胸は締めつけられた 同居に抵抗がある気持ちと義父をこのまま にしておけない気持ちが葛藤しとした感情 がつるだが義父はそんな私を察したのか 優しく笑顔で言ったみおさん君に迷惑を かけようなんて思っちゃいない同居の件も 無理しないでくれでも斗さんがもう同居 することで君のストレスになるのなら俺の 方からきちんと母さんに話すさだから無理 だけはしないで ほしい お父さんその時私は思った人が内がしにさ れていいわけがない私にできることがある のならできる限り協力したいとここへきて ようやく私は同居を決意したのだっ たそれから2ヶ月後同居を決意し義実家に 引っ越しとはいいものの苦労の連続だった 義母や義姉からはぐぐ文句を言われ夫は 一切味方をしてくれないみんなで協力する と思っていた義父の介護は私1人に 押し付けられていた 最終的には家事も押し付けなれ私は心身共 に疲弊していた家事に介護に仕事全てを いっぺんに行うことはできず私は夫に命じ られて仕事を辞めることになった義父は俺 のためにそこまでしなくていいと言って
くれたがそういうわけにもいかないという のも私が仕事で日中家にいないと義父の 介護をするものが誰もいなくなるからだ 仕事を辞める前こんなことがあった 義母と義姉は家にいても義父の介護は何も しない昼食も用意しないため毎朝私が昼食 を作り義父の部屋に置いていくのだそれ だけならまだもつい先日トイレへ行きたい という義父を無視し2人は外出してしまっ た義父はなんとか自力でトイレに向かった もののトイレから自分の部屋へ戻る途中で 転倒し大きな痣を作ってしまったのだその 一見以来私はを開けることが不安になった 今回は軽い内見で住んだから良かったもの のこのままでは大怪我になりかねない夫に 相談した結果なら仕事を辞めればいい じゃんとあっさり言われてしまい話し合う 気力もなく私はそれに同意してしまったの だあれから約4年私は毎日義父のために 献身的に介護をこなしたしかし義父の容態 が良くなることはなく悪化する一方加えて 家族の当たりもますます強くなっていき私 は我慢の限界だったそんなおり突然義父が 休したしばらく具合の悪い日が続いており 1週間ほど前から再入院したところだった のだが治療の買なくこの世を去ってしまっ た お父さん悲しみにくれていたのは私だけ夫 は仕事を相待することもなく義と義姉は 義父がくばかりだというのに遺産の話をし てい たやっと言ってくれたわね最後の最後で 入院したからまた余計なお金がかかっ ちゃったけど本当にね最後の最後まで迷惑 な父親だったわまあこれであの人の財産は 私たちのものよパーっと使いましょう賛成 お父さん大企業に務めてたから退職金 たくさんあるんでしょ海外旅行でも行っ ちゃおういいわねこの際マンションでも 買っちゃいましょうか私もコンビニの バイトやめちゃおっ とその後義母と義姉は2人で買い物へ行っ てしまった数時間後にはブランドもの ショッピングバッグを大量に抱え満足げに 帰宅したおそらく夫が渡している クレジットカードで買い物したのだろう 義父の遺産があるのでいくら使ってもいい と思っているらしい結局葬場の予約から何 まで私人でを行った夫や義母たちは一切 関与せず義父の遺産でどう楽しむかについ て永遠と盛り上がってい た葬儀当日義母に家事を済ませてから来 なさいと言われ私以外の3人は先に式場へ 行った掃除や洗濯洗い物などを全てえ私は 急いで式場へと向かったしかし到着した
直後信じがい現実が視界に飛び込んできた えどどうしてその貢献を前に私は我が目を 疑った今日は義父の葬儀当日にも関わらず 親族であるはずの私の席がなかったからだ こちらの様子を伺いニタニタと嫌な笑を 浮かべる義家族その中心には義母がいた やっぱりお母さんの仕業だったのね お父さんの葬儀当日にこんなことしなく たっていくら何でもひどすぎるわ やり場のない思いを抱えていると義母が あらうように言い放った今まで介護ご苦労 様よのあんたの席はないから帰りなさい ちょちょっと待ってくださいお父さんを 最後まで見ていたのは私ですいくらなんで もこんな仕打ちはあんたが勝手にやった ことでしょそんなの知らないわよお願いし ます最後にお父さんにお別れだけでも しつこいわね他人はとっとと帰り なさいその瞬間目の前が真っ暗になった 優しい義父がなくなった今私の居場所は どこにもなかったこんなことなら最初から 同居しなければよかったのかなそんな考え が一瞬頭をよぎったがそれは違う私がいた ことで少なくとも義父の力には慣れていた はずだそこは後悔すべきところではない義 のためにも誇りに思わなくてはいけない ことなのだなのにあの人たちはその瞬間義 家族につらせていた怒りがとうとう爆発し たやっぱり許せないこうなったら必ず謝罪 させてやるとはいえ私の個人的な怒りで 義父の葬儀を台無しにするわけにはいか ない義家族を睨みつけ来た道を戻っていた その時有坂みおさんでしょうか見知らぬ 男性に声をかけられ私は足を止めた渡され た名刺を見るとそこには弁護士と書かれて い た弁護士さんですかはい亡くなられた有坂 裕二さんに依頼されあなたにお話があって 参りましたえお父さん に私たちの会話が聞こえたのか義母と義姉 そして夫がこちらへかけてきた弁護士が どうしてみおさんにった様子で尋ねる疑に 弁護士はきっぱりと言い放った有坂裕二 さんのご意行で厚生少遺言が残されてい ます私はあらかじめ相談を受けていたので 内容を知っていますがとりあえずこの場で 開けますね葬儀の直前に開けてほしいと 頼まれていましたの で弁護士は風を開封し中身を取り出した するとそこには全ての遺産を私に続したい 胸と義母たちへは を行う胸が書かれていたつまり義家族へは 一円も渡らないのだそれを見た義母は顔を 真っ赤にして発狂したみんなの注目が 集まる中彼女は弁護士に対して怒鳴り声を
あげたふざけないでなんでこんな役立たず のぐず嫁なんかに全部持ってかれなきゃ ならないのよなんでそれはあなたたちが 一番よく分かってるんじゃないですかどう いう意味を 聞くところによるとあなたたちは裕二さん にひどい態度を取り続け介護はみおさんに 丸投げしたそうですねそれで遺産だけ もらおうなんて虫が良すぎるのではなだっ てあの人の家族は私たちでしょ裕二さんは よく電話でこう言っていましたよ本当の 家族はみおさんだけだ とその言葉を聞いた途端義母はその場に へたり込んだ自分の行いがどれほど愚か だったのかようやく悟ったのだろう式の 最中も義母はずっと黙り込む屍のように なっていたその後義母義姉夫の相続排除は 認められ義父の遺産は全て私のものになっ たどうやら義父は確実に義母たちを相続人 から外すため以前から証拠を集めて弁護士 に渡していたらしい義父名義だった疑実家 は彼の主を境に解体されることになった その結果義母と義姉が使い込んだの請求は 夫へ家を失った3人は狭いアパートを借り 今は夫の収入のみで暮らしているらしい それが原因で年中家族原価が耐えないのだ とか一方の私は同じ弁護士に依頼しハトと の離婚も進めてもらうことにしたまだ離婚 は成立していないが時間の問題だろう私は 既に新しいマンションへ引っ越し最終職先 を探している義父の残してくれたお金には なるべく手をつけないでいようと思う きちんと仕事につき今が幸せだと天国の 義父に胸を張って言えるようになるまで 一生懸命に生きて [音楽] いこう
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