【修羅場】

私は木村香30歳恋人の蒼介とは仕事関係 で知り合い付き合って6年になります先日 私が30歳を迎えた誕生日に彼は素敵な レストランでプロポーズをしてくれました 6年も付き合っていたのですでに家族の ような関係になっていたため改めて一生を 共にする夫婦になると思うとなんだか 不思議な感じがします今は結婚式や新生活 の準備で大忙しです彼と一緒に住む新居が 決まったのでこれまで私が住んでいた マンションは就職のために状況する妹の さりが引き続き使うことになりました妹は 早速引っ越してきましたいいなお姉ちゃん 超高級マンションに引っ越しかそんないい とこじゃないわよさおりの荷物これだけ 随分少ないわねお姉ちゃんに色々もらえる からあこれも置いていくよねえそのサイド テーブル新距離持って行こうかと思ってた んだけどへえせっかく結婚するんだから 新しいの買いなよ広い家にこれは似合わな いってまたそんなこと言ってりが欲しい だけでしょバレた新入社員はお金がないん だよねいいでしょもう言い出したらどうせ 聞かないでしょ分かったわよさすが お姉ちゃん ありがとう妹は虫から甘い上手な子で しかも言い出したら絶対に曲げない頑固な ところがあるので姉である私が折れること がほとんどです今回の引っ越しの手配も 気づいたらほとんど私がやっていました さおりこれから1人暮らしなんだから ちゃんと自分で色々できるようになら なきゃだめ 大丈夫よお姉ちゃんがいるし新居も近くな んだからすぐ会えるでしょもう社会人に なるんでしょか誰か来てるのかそこにすが やってきましたああすちょうど妹が 引っ越してきててそうだ結婚の挨拶の時に は就活で会えなかったから紹介するね妹の さおりですああ初めまして あ妹さんかこちらこそ初めましてです よろしくなんかりと雰囲気違うねかおり ごめん仕事の呼び出しが入ったからすぐ出 なきゃなんだけどこれ書類関係俺のところ 書いといたからあありがとうじゃあさおり ちゃんまた はーいバタバタとすが出ていくと妹は興奮 した様子で話しかけてきましたちょっと お姉ちゃん蒼さんめっちゃイケメンじゃん しかもお父さん会社の社長って言って なかった将来社長でしょお金持ちで イケメンなんて最高 じゃんそうま息子だからだって社長に なれるとは限らないからね6年も付き合っ ててなんで今まで紹介してくれなかったの

よ本当に秘密主義なんだからあんな人と 結婚できるんだいいな自分の彼氏を妹に 紹介するって結構勇気いるのよでも気に 入ってくれたみたいでよかったわまた ゆっくり3人でご飯でも行こっか行く行く それから妹の引っ越し祝いとしてすを呼ん で3人で食事に行くことになりました妹は 随分すさんを気に入ったらしく宗も素直な 可愛い妹さんだなんて言っていましたこれ から家族になる人なので妹と仲良くなって くれて一安心ですそれから数ヶ月後結婚 準備が一段落しいよいよ来週結婚式を 迎えるだけと言った時に妹がやってきまし た玄関の扉を開けると後ろには出かけた はずの宗助も立っていますさおり蒼介と 一緒だったのうんお姉ちゃん入るね ううん妹は慣れた様子で部屋に入っていき ますそれに鈴すはばった表情をしています なんだろうと首をかげていると妹は 振り返ってこう話しかけてきました お姉ちゃんごめんねえ何がすぐに分かる ことだと思うからもうはっきり言うね私 蒼介さんと結婚するは結婚うんだから ごめんね えちょちょっと意味が分からないんだけど 蒼佑ってここにいる蒼介のことそう突然の ことに私は妹の言葉が理解できません妹が 私の婚約者と結婚すてるどういうことだ から私と蒼介さんは付き合ってたの初めて 会った時からお互いのことが好きになっ ちゃったのお姉ちゃんとは結婚できなくて 私と結婚するの え え蒼佑さんからも何か言って香りすまない そのえ意味がわからないんだけど来週 私たち結婚式でしょなんでそんなことに なるの信じられないと思うけどもう私たち の心は決まっちゃったのそれにそれに私 妊娠したの衝撃的な発言に私は驚きの あまり固まってしまいました隣の蒼介は私 の方を見ようともしません私の様子に構う ことなく妹は続けますお姉ちゃんは幸い まだ子供できてないでしょ私は妊娠までし ちゃったし蒼佑の心ももう私の方にあるし お姉ちゃんとは結婚できないのよだから 分かってさおりあんた何言ってんのよ あまりに勝手な言分に言葉がうまく出てき ませんまさか妹をミコの母にはしたくない でしょお姉ちゃんは仕事もできるし1人で も生きていけるじゃない次の声だってある かもだしさ俺もちゃんと責任は取ろうと 思ってるなんとか分かってくれないか私は もう限界でしたもう2人の顔も見たくあり ませんごめんにこんなこと言われて何も 考えられないのとにかく今日は1人にして

くれないそう言うと妹と蒼介はさと黙って 家を出ていきました1人になると勝手に涙 が溢れてきて私は方針状態になりました 来週結婚式という今になってまさか妹に 婚約者を奪われるようなことになるとは 思っても見ませんでしたこれからどう しようかとぼんやり考えているとスマート フォンの通知音がなりました画面には妹と 蒼介からのメッセージが表示されており どうやら2人でのやり取りを間違えて私を 含めたグループチャットに送ってしまって いるようですさっきはお疲れ仕事間に合い そう全然大丈夫てか香り怖かったな本当 この世の終わりって顔してたまそりゃそう か結婚破断だもんな本当に私たちのこと 気づいてなかったのね鈍30超えた生き 遅れだからな焦ってんだろねえこれ送り先 間違えてるその後しばらくして開くと やり取りは全て削除されていました私は ショックが限界を超えたのか自分でも 不思議なほど冷静になっていくのを感じ ました新居に自分の荷物を最低限まとめる とそのまま出ていくことにしましたこんな ことがあってもう蒼介と結婚できるとは 思えない妹の顔も見たくないもう混練罪 関わらないでおこうそのつもりでした次の 日妹から電話がかかってきましたあ お姉ちゃん電話出てくれたあんなことして おいてよく連絡してこれたわね家出ていっ たんだね心配するじゃんもうさおりのこと もすのことも顔も見たくなくなったのよ そんなこと言わないでよああでも本当に もうこの家には戻ってこないのその家蒼介 の名義で契約したから私には関係ない結婚 ももうどうでもいい2人とも2度と私には 関わらないでうーんとりあえずお姉ちゃん がそう言ってたってことは伝えておく じゃあ来週の結婚式も来ないってことよね 当たり前でしょ私は怒りに任せて電話を 切りましたどこまで厚かましいんだかそれ から私は2人のことを考えないようにする ため仕事に全力で取り組んでいました そして本当は私と宗介の結婚式をあげる はずだった日が来た時にはそのことを 忘れるほどに立ち直りかけていましたふと スマートフォンを見ると妹から着信が何十 件も来ていましたどうしようか迷いました がさすがに何かあったのかと思いまた かかってきた時に出てみましたやっと出た ちょっとなんで出てくんないのどれだけ 電話したと思ってんのよ2度と私に関わら ないでって言ったはずだけど何言ってんの よお姉ちゃんのせいでお姉ちゃんのせいな んだから はーんさおりちょっと泣いてるの妹は

電話口で泣き出してしまっているようです 何を言っているのかもさっぱり分かりませ んしばらく落ち着くまで待っているとなん とか事情が分かってきました私が出て行っ た後2人は新居で生活を始め今日結婚式を あげようとしたようですところがいざ式場 に行ってみると結婚式はキャンセルになっ ていましたしかも直前のキャンセルだった ので高額の請求が来たというのです お姉ちゃんでしょなんでキャンセルなんて したのよは当たり前でしょ結婚が破断に なったんだからお姉ちゃんはそうでも私が 蒼介さんと結婚するんじゃんまさか私が 用意してた結婚式をそのままあげるつもり だったのできるわけないじゃない常識的に ありえないでしょ何考えてるのよおかしな こと言ってんのはお姉ちゃんじゃんすさん だって驚いてたわよはあ2人揃って脳天気 すぎでしょお姉ちゃんがちゃんと教えて くれないから蒼佑さんが蒼介さんが何 ちゃんと話して蒼佑がどうしたの警察に 連れて行かれちゃった はあ警察どういうことよパニックになって いる妹をなんとかなめながら話を聞いて みるとどうやら式場でキャンセルされた ことを知りさらには高額な請求をされたす が激怒して式場の担当者を殴ってしまった ようなのですはすならやりかねないわね え昔から怒ると手をつけられないところが あったから特に事務的なこととか細かい 手続きとか本当に苦手ですぐイライラし ちゃうのよだから私が全部やってたんだ けどえそうなのそんなとこ見たことない さおりは付き合ってそんなに立ってない でしょ最初は外面がいいからね何よ自分の 方がさんのこと知ってて言いたいのこんな 時にそんなこと言わなくてもいいじゃん そもそもお姉ちゃんがキャンセルしたのが いけないんでしょなんとかしてよあのね それを言い出したらさおりが姉の結婚相手 を取ったからこんなことになってるん でしょ知らないわよあんた子供もできたん でしょこれから母親になる人間がなんとか してよなんて言ってるんじゃないわよ私は もう関係ないからそんなお姉ちゃん冗談 でしょこんなことで冗談なんか言わない じゃあねそう言って私は電話を切りました その後妹からまた着信が聞きていたよう ですが私は完全に無視しましたしばらくし て噂で聞いたのですが蒼介は警察から釈放 されたものの会社を首になったそうです 元々勤務態度にも問題があり事務作業もろ にできず今回のことで親である社長が激怒 して追い出したのでした無職になったのに 結婚式のキャンセル量や式場の担当者への

賠償金を請求され一気に生活は苦しくなり ました私と住むはずだったマンションの 家賃も支払うことが苦しくなり妹と一緒に 安いアパートに引っ越したそうです妹はす の本を知って気持ちは覚めてしまったよう ですがシングルマザーになる勇気がない らしく必死に仕事を続けてすを養っている ようですあの妹が家庭を支えるようになっ ているとは人生どうなるか分かりません ね

Leave A Reply