【日ウクライナ経済復興推進会議、都内で24年2月19日に開催】両国企業のビジネスマッチング加速へ、増加する復旧・復興ニーズに対応/松田邦紀・駐ウクライナ大使に復旧・復興プロジェクトの行方を聞く・後編
ここからはゲストトークのコーナーです 今回は国際情勢の最新動向を深掘りする ワールドウォッチの特別編を日経CNBC の岩本洋一解説委員とお届けします岩本 さんよろしくお願いいたしますはい よろしくお願いし ますでは本日のテーマですウクライナ支援 と復旧復興プロジェクトの行方松田国典中 ウクライナ大使に聞くですえ去年12月 22日に放送したインタビュー前編に続く 後編となります聞き手は同じく岩本解説 委員ですが岩本さんインタビューの前編の まず振り返りとそして後編はどういった ものになってるんでしょうかはいあのこの インタビューですねウクライナの首都9に 駐在されている松田大使に昨年の12月の 20日にえお聞きしましたえオンライン でしたねあの前回放送したインタビューの 前編ではですねそのウクライナのま現状 ですねまどのような暮らしになっているの かそれから勉強まどの地域があの主に被害 を受けているかとかいう話それからあの ゼレンスキー大統領の指導力ですねとあと 軍部との関係などそのどちらかというと その足元あの現在起きているという話に ついて色々とお話を伺いましたで インタビューの後編ではですねもう少し この時間軸を引き延ばしてえ中長期的な 観点からその国際社会があのこれから 取り組むべき課題についてま支援策を含め て松田大使にお考えを伺っていますあの今 ロシアのえウクライナの進行からですね間 もなく2年になるんですけどもあのま 先行きなかなか見通しにくくてですね戦闘 の中断とか停止っていうのは見通しにくい 状況ではあるんですがまこの先の復旧復興 ラダ大きについて具体的なお話があの聞い てきたと思いますはいそれでは松田大使と のインタビューのVTRをご覧 ください現時点でえ短期的にですねえ やっぱり 1番重要な分野としては今もうすでに寒い 冬を迎えておりますからこの冬をしっかり 乗り切るためのえエネルギー分野っていう のが言えると思いますそれから同時にえ 前線に近いところを中心にえ住宅が破壊さ れたりしておりますしえやはりあの住宅の ですねえ復旧というのも急がれるという風 に伺っておりますまたあ多くの市民がです ね回線以来え外国に逃げたりあるいは ウクライナ国内においても前線に近い東部 から西武に逃げてますけれどもこういった 人たちがですね必要に応じて安心して移動 できるためのやはりえ運輸交通手段えこう いったもののですねえ復旧復興も急がれる
えかつてロシア軍が占領してた地域に残し ていた爆発物団地雷でえ怪我をしたり なくならないようにですねやはりこのえ 人道的な地雷除去不発断処理こういった ものも今短期的には急がれていると言って いいんだと思いますそれからあとですね 雇用を生み出すための産業の育成こういっ たものが中長期的には重要になってくると 思いますしまたそのためにはあ産業 インフラ社会インフラあも必要になってき ますまた中長期的にウクライナ自身のです ね経済を最高するためには輸出進行が必要 になってきますのでそういう意味では ウクライナ世界的に有数の農業国ですから あ農業生産の拡大それからあとは鉄構中心 に金属産業のですねえこれもウクライナの 重要産業ですがこれの最高こういったもの が中長期的に必要になってくるとえ今山本 さんがご指摘のなった原子力発電者高速 鉄道等々えに対する期待がウクライナから 出てるのは私どもも承知しておりますし それはそれとしてええ私もいれかの段階で しっかりと研究する必要あるかなと思って ますがまずは短期中期長期で日本として できることで1番お役に立てる分野という 意味では繰り返しになりますがまずは地雷 や不発断処理あるいは瓦礫の 除去それからあすぐに必要となる生活再建 という意味では電力 えそれから交通教育保険といった分野に 取り組んでいければという風に考えており ますうんあのウクライナの現状なんです けども岩本さん寒い冬をきるためという ことで電力などエネルギー支援や住宅の 復旧これ急がなければいけませんねうん そうですねあの加えてですねその地雷の 除去や不断処理ということも強調されてい ましたまたその中長期的にはその瓦礫の 撤去などにも取り組まなければならないと いう話でしたねこれはですね10年以上の 長丁場になりそうだということでしたあの 加えてその雇用を生み出すための産業の 育成ええ最高や育成も必要となってきます つまりその国際社会にはこれからかなり息 の長い支援が必要になってくるということ なんだと思いますねえインタビューの中盤 ではですね日本の関与について伺いました 日本に対してナ政府からの期待が非常に 大きくてその資金だけでなくて技術や ノウハウについてえ今後の新しい国づくり に欠かせない要素であるということがあの 分かると思いますそれではインタビュー 中盤のVTRをご覧 くださいあのそれはもう極めて重要なご 指摘であの公的資金だけではですねえ
先ほどお話になったあ水計4110ドルと 言われている復旧復興のニーズを全部賄う ことは事実上不可能だと言っていいと思い ますまたえ来年の2月にはこの復旧復興の ニーズのですね新たな数字が出てくると 思いますがこれは必ずや410億ドルをて ですね超えた数字になると思いますこうい た巨大なですね復旧復興のニーズに応える ためには官民がですねしっかり日本を含め て官民がしっかりと協力して勘でできる 分野それから あ民プライベートセクターにお願いする 分野という風に分ける必要があると思い ますしまた戦事家のウクライナにですねえ 民間企業がですね安心して入ってこれる ためのですね仕組みというものも必要に なってくると思います そういう意味ではまず避けて通れないのが あ戦事保険の適用の拡大ですしまた民間 企業の人が安心して入ってこれるための ですね交通インフラ等等の整備も必要に なってくると思いますと同時にえ分野を特 特定してウクライナの民間企業とそれから 日本を含む外国の間企業はですね効率的に 協力できるようなですねビジネス マッチングえといったものそのために必要 となる情報の提供といったものがですね これはもう今から始めないとですねえいけ ない分野だと言っていいと思いますこの日 ウクライナ経済復興推進会には今来年 2024年のですね2月の19日に東京で 開催を予定しております実はあのこれは ですねえ今年の6月にロンドンで開催され た復興会議と違いまして他国間の会議では なくて日本とウクライナの2国間の 官民両法が参加しての会議という位置付け になっておりますそして現在この会議の 準備ということでえ例えば大使館も参加し ましてウクライナと日本のですね関係する 企業のオンラインでのビジネスマッチング というものも積極的にやっておりますつい 先日日本及び東京両商工会議省の主催に よるえセミナーが行われました私もオン ラインで参加しましたがこれには嬉しい ことに日本がにおいてですね300社以上 の企業が参加してくださいましたそういう 意味では日本の企業の皆様を中にですね ウクライナの復旧復興に自分たちが持って いる経験知見技術ノウハウそういったもの を惜しみなく提供したいという強い意欲の 現れだという風に受け止めておりますまた あウクライナ側においてもですね現在この 2月の会議これはあのウクライナ側は清張 首相が団長として参加されますがこれに 同行する
ウクライナ側のですね企業を選定してる 作業が現在進んでおり ますはいということで復旧復興 プロジェクト公的資金だけで賄うことは 難しいというお話ありましたねそうですね あのまさにそこがポイントになると思うん ですけども大使は巨額の資金負担を賄う ためには官民連携が欠かせないと強調して ましたあの日本の場合ですね300勝以上 の企業が現在らいな支援にあの復興に関心 を示してるということですのでまずはです ね都内で2月のえ19日に開催予定の日本 ウクライナ経済復興推進会議の成果に注目 したいと思いますはいこの場で具体的に その日本企業とウクライナ企業の マッチングがあるかもしれませんのでえ 注目だと思いますえそしてインタビューの 最後はですね国際秩序を破壊してまであの ま無謀な戦争を続けるロシアの麻について 松田大使に意見を聞きましたえ松田大使は モスクワにえ験があり外務省本でロシア 課長を務めたロシアの専門家ですでは インタビューの最後ですご覧 くださいご案内のようにあのウクライナと 比較してえもちろんロシアですねえ山本 さんもジャーナリストとしてよくご理解さ れてるように正しい情報をですねえ入手し 分析するのが極めて難しい社会そして特に この侵略戦争が始まって以来えどんどん どんどんですねえ正しい情報を入手するの がロシア国内で難しくなりえ逆にえ完成の ですねプロパガンダがですねえどんどん どんどんえ発信されてるという状態の中で えそもそもえ現時点でえロシアは何をこの 侵略戦争で目指しているのかあるいは出口 はどこに置いているのかそして果たして ロシアの現在の経済の状況や社会の状況は それに耐えられるのかえ高官言われてる ように本当に大国ロシアだから経線能力は 無人像にあるのかどうかあるいは国民の中 にえすでに西側の水計では30万人以上の ロシア兵が支障したという状況を受けて 国民の中に沿線気分やあるいはさらには 反戦気分ってはないのかこういったことは ですね実はですね相当慎重にえしっかりと 情報を単年に拾ってですね分析していく 必要があると思いますただ私はあの結論 めえたことを申し上げるとすればあロシア のいわば能力を課題評価してはならないし 逆にウクライナの能力を過小評価しても ならないとえいうのが1番重要だという風 に思っております その上でえ侵略戦争開始以来2年が経ち ましたので我々日々の選挙にですね一期 一憂する中でこの2年間の全体のですね
流れをですねややもせれば忘せがちなん ですけども結局この2年間で起きたことは と言えば えロシアを取り巻く状況としてはロシアが 1番望んでいなかったことを自ら真て しまったんではないかと具体的にはの拡大 今やフィンランドがナトに入り スウェーデン もナト加がもう時間の問題と言われてます しまたそもそもの侵略戦争対象国であるえ ウクライナがあEUとの加盟交渉が決まり さらにはナトとの間で今年の7月にえ ウクライナナ理事会というものも設置され てナとの間で様々な情報換意見交換が できるようなそういう状態になってしまい ましたこういう全体の状況を見た時にです ねえ果たしてロシアというのは今後この 戦争をですねえどのように終わらせるのか を考える時期に来てるんだと思いますと 言いますのは国際の秩序と国際法に違反し てえ一方的に始めた侵略戦争これを始めた のはロシアですからどこまで言ってもまず はロシアがこの戦争を終らせるためのこと を考える責任があると思います従いまして え現状で私が申し上げられるのはこういう 中において欧米や日本を始め国際社会の パートナー国同士国は引き続きしっかりと 団結をしてウクライナを支援すると同時に ロシアに対しても強い制裁を行い続ける ことでロシアをしてですね1日も この戦争をやめさせえ舞台をウクライナの から完全に撤退させるという方向に持って いくためにですねさらに強力に取り組んで いく必要があるとそんな気がしており ますさて松田大使はですねロシアにこの 戦争を終わらせる責任があるということ 述べてましたねうんそうですねあの大は あのこのインタビューの中でロシアがでい なかったことつまりそのナトの拡大や ウクライナのEU加盟交渉が決まって しまったことなんかですねをあの自ら ロシアが招いてしまったんだと分析して この結果ロシアはこの戦争をどう終わら せるのかあの自ら考えるあの時期に来て いると話していましたえ一方でですね アメリカの大統領選挙あのいよいよ今月 からあの本格的にスタートしますけれども この結果次第ではウクライナにとって最大 の支援国支援国である米国からのその支援 うんがですねえまってしまう安全保障政策 が変わることによってま変わってしまう 可能性もあるのでまロシア当面様子を 決め込むかもしれませんうんまただですね 例えそうだとしてもあの国際社会 ウクライナ向き支援で引き続き連携を図る
とともにその大路制裁を継続してロシアに えま強力な圧力をかけ続ける必要があり ますはいえ先日ですねあのアメリカの調査 会社のユーラシアグループはあの今年の 世界重大リスクの中にウクライナ分割を 上げていますけれどもこれは何としても 避けなければいけない事態ですあの国際 社会が強力な連携をかけ続あの連携を続け てえロシアにですね現在の状況っていうの は誤算であるということを認識させること ま痛感させることまこれによってえ不法で 無用な戦闘行為を一刻も早く終わらせる 必要があると思い ますここまで中ウクライナ大使に聞く インタビュー公を日経CNBCの岩本説 委員と共にお届けしました
【画面に表示される指数等の数値は2024年1月15日9時45分時点のものです】
▼チャンネル登録&高評価をお願いします https://www.youtube.com/@NikkeiCNBC?
日経CNBC「World Watch」特別編 [後編]
【ウクライナ支援と復旧・復興プロジェクトの行方~松田邦紀・駐ウクライナ大使に聞く】
ゲスト:駐ウクライナ⼤使 松⽥ 邦紀⽒
聞き手:日経CNBC 解説委員 岩本 陽一
スタジオ進行:日経CNBC 佐々木 真奈美
[前編]はこちら▶https://youtu.be/wg_vH4DckiQ
〈概要〉
ウクライナはロシアの侵攻に不屈の意思で立ち向かい、徹底抗戦の構えを崩していません。しかし、国際社会からの支援は足並みがそろっておらず、問題解決の道筋が描きにくい状況にあります。首都キーウ駐在の松田大使にオンラインでインタビューし、ウクライナ国民の姿や経済の現状、国際社会の関心が薄れていることへの懸念、現地の復旧・復興ニーズ、日本で2024年に開催予定の復興支援会議の狙い、日本の官民が取り組めることなど、幅広いテーマでお話しを伺います。
〈目次〉
00:00 インタビュー概要/[前編]は足元で起きていること/[後編]は中長期のことを聞く
01:55 松田邦紀氏「冬を迎えエネルギー需要、住宅の復旧と運輸・交通手段の確保急がれる」
02:52 松田邦紀氏「地雷や不発弾除去も急務、中長期的に産業の育成が必要」
05:00 スタジオ解説:ウクライナには息の長い支援が必要となる
05:53 松田邦紀氏「公的資金だけでは復興需要(推計4110億ドル)を賄えない」
07:48 松田邦紀氏「日ウクライナ経済復興推進会議、24年2月に東京で開催」
08:38 松田邦紀氏「日本から300社以上の企業がウクライナの復興に関心を示している」
09:38 スタジオ解説:復旧・復興ニーズはさらに膨らみ官民連携が必要
10:38 松田邦紀氏「ロシアを過大評価してはならない・ウクライナを過小評価してはならない」
12:47 松田邦紀氏「ロシアが望まない結果(NATO拡大)を自ら招いている」
13:37 松田邦紀氏「戦争を終わらせる責任はロシアにある」
14:48 スタジオ解説:同志国の団結とロシアへの制裁継続が必要
15:16 スタジオ解説:米大統領選挙の結果が極めて重要
【日経CNBC ウクライナ特集】
古川 英治氏(キーウ在住・ジャーナリスト)👉https://youtu.be/qJptg_Qv_Bk
セルギー・コルスンスキー氏(駐日ウクライナ大使)👉https://youtu.be/giqWhCz22nc
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ご視聴ありがとうございます。2023年12月22日に放送・配信した、松田邦紀・駐ウクライナ大使にウクライナ支援と復旧・復興プロジェクトの行方を聞く・前編【ウクライナへの国際支援は揺るがず】はこちらからご覧ください。[YouTube]https://youtu.be/wg_vH4DckiQ
長引いている戦争が早く終わってほしい
40超規模おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ゼレンスキーとバイデンは早く大統領やめてほしい