【スカッと】年末に忘年会で居酒屋に行くと、鍋をつつく夫と知らない女が…夫「ほら、俺がよそうと百倍うまいぞ!」女「あなたったら、鍋奉行ねw」➡️直後、私「なら、私も頂けるかしら?」【感動する話】
や宮女房の顔を見なくていいし今夜は最高 の気分だ よ忘年会でガヤガヤ盛り上がる居酒屋の 店内で聞き覚えのある声が聞こえてきた声 の方を見ると私たちの席の斜め後ろの席に 夫のすぐの姿があった夫は名門大学で準 教授を務めて いる仲間と忘年会に出かける私に夫は今夜 も大学の仕事があると言っていたはずなの に夫は私の存在に気づかず親子ほど年の 離れた若い女と向い合ってモナをつついて いるどうしたの顔色悪いみたいだ けど私はニコリと微笑んでちょっとねと 曖昧に返し耳は夫の会話に集中し たこの持つ鍋超美味しい寒い日は鍋に限る わねほら俺がようと100倍うまい ぞ夫は家族の前では1度も見せたことが ないほど満面の笑みを浮かべている女は夫 を先生と呼び夫も嬉しそうにあねちゃんと 呼びながら互いにあーんと食べさせあって いるのだ 見ているこっちが恥ずかしくなってき たちょっと行ってきますねとそのまま夫の いる席に忍び寄っていったほらおいしい からもっと食べて食べ て先生ったら本当に鍋武行 ね2人は私の存在に全く気づいてい ない本当に美味しそうね なら私もいただける かしらそう言って私は自分の小皿を テーブルに置いた は私と目が合うなり夫は声にならない声を もらし た私の名前はじこ49歳の専業 主婦夫の近藤すぐとは20代の時にお 見合い結婚した 近道家は代々教育者の家計で義父は某名門 大学の名誉教授すぐも同じ大学の準教授で 専門は経済学 だ結婚するまで私は地元の小さな会社に 務めていたが結婚したら仕事を辞めて親父 の介護をやってほしいと頼まれたので私は 専業主婦になっ た すぐは朝早くに大学へ行ってしまうと夕方 まで帰ってくることはないお父さんは1人 で歩くことができず常に私が付き添ってい なければならなかった朝昼バと栄養 バランスを考えた食事を用意するお父さん の寝室の枕元には呼び出し用のベルが備え られていてそれがなったら私はすぐに お父さんの元へ駆けつけなければならない お父さんは私にやって欲しいことを決して 口で説明することはなかっ た喉が乾いた時は喉に手を当てトイレに
行きたい時は無言でトイレの方向を 見つめるだけだった嫁いで間もい頃は お父さんの意が理解できずに苦労したもの だ全く使えない嫁 だお父さんは私が作る料理を気に入ら なければ皿ごとテーブルから払い落とした 今食べたいのはこれじゃ ないと吐き捨てるように言われ たお父さん曰く言われなくても 察しろということ らしい私が外出を許されるのは料理の 買い出しに行く時だけテレビを見ることも 新聞に目を通すことも許されなかった 他人と接触する機会は制限され世間を知る 手段もないお父さんに振り回される時間 だけが私にとって世界の全てだったの だこんなところもう無理すぐにでも 逃げ出し たいよよな枕を涙で濡らしながら何度そう 思ったこと かそれでも実家の両親は2人とも多して おり成果もすでに人手に渡っているので 今更私に帰る場所はなかっ た結婚から1年が経って私は長男の小平を 産んだしかし幼い翔平を育てながらも お父さんの介護は以前と変わらず続けて いかなければならなかっ た翔平の入食を作りながらお父さんの好み に合わせた料理も別に作らなければな 肉体だけでなく精神的にも疲弊していっ た翔平は成長するにつれて私の苦労を敏感 に感じ取るようになったのか僕にできる ことはあると自ら率先して手伝ってくれる ようになっ た翔平が高校に入ってまもい頃それまで 子育てに無関心だったすが珍しく平に 話しかけてき た大学はどうするんだお前の進路次第で 近道家の評価が大きく左右されてしまうん だすは息子の将来よりも近藤家の世間定を 気にしてい た翔平には昔から音楽の道に進みたいと いう願望があったそのことを翔平がすに 伝えると何をふざけたこと言ってるだ もっと真剣に考えなさい俺のいる大学に 行くんだそこなら就職にも有利だしなんと 言っても俺の顔が 聞くそれは嫌だ父さんのいる大学なんか 行きたくない音楽の道に進めなくても 父さんの大学だけは選ばないよ母さんを まるでただ働きしてくれる家政府としか 考えていないような人間がいる大学で何を 学べって言うんだよふざける うちは名門大学だ ぞすは翔平に怒鳴ると私の顔を見てさらに
怒りの表情を見せたお前のしつけがなって ないから息子がこんなふざけた考えを持っ てしまうんだいつもただ飯食してやって いるのに今まで何をやっていたんだただ飯 ってなんだ よすの私に対する発言に翔平が強く反発 する 母さんはずっと頑張っているよじいちゃん の介護だって毎日ひどいことを言われ ながら我慢して続けてきたんじゃない かそんな母さんを父さんは少しでも至った ことがあるの か翔平がとなるとその声が聞こえたのか お父さんの寝室からベルが鳴った私はすぐ にお父さんの室へと向かった申し訳あり ません翔平が騒がしくしてしまっ て誰かさんがしつけをおろかにしたせいで 翔平もダメな人間に育ってしまったようだ とお父さんは目を閉じたまま言い放った その言葉に私の中で長年押しとめていた 怒りの感情が 湧き上がるあの子は人一番優しい子です 決してダメな子ではありませ ん最の息子を侮辱された私はこの時初めて お父さんに反論した子が子なら母親も母親 だなとお父さんは気にも止めず鼻で笑った だけだっ たその日を境いに私と翔平はすぐや お父さんとは口を聞かなくなっていっ た大学受験が迫ると翔平は受験費用や学費 を気にするようになったが 学費は出さんぞとすは小平に対する援助 はっきりと断っ たお金のことなら私に任せ て息子に速歩を向いたすとは対象的に私は 胸を張って答えた実を言うと実家を売却 する際倉にあった古い所蔵品を売りに出し たところそれなりにまとまった金額になっ たのだいつかる子供のために使おうと思い 私はそれまで1円も手をつけずにいたので あるありがとう 母さんそして翔平は見事死亡大学への合格 を果たし た翔平はしばらくの間実家から大学に通う ことになっ たそれから半年後の 秋お父さんが入院先の病院で静かに息を 引き取っ た自宅で風をこじらせ肺炎を併発病院に 搬送されたがそのまま帰らぬ人となっ た葬儀には大学関係者だけでなく報道関係 者さらには正在界の大物まで長文に訪れた 私は葬儀者のスタッフと打ち合わせを重ね ながら着々と葬儀をこなしていったがすは の父親の葬儀だというのに一切手伝おうと
しないそれどころか料理や酒がなくなると おいじこ酒が切れてるぞ 急げ他の長文客への対応に追われている私 を怒鳴りつけ た葬儀が終わるとすぐは機嫌が悪かった俺 に恥を欠かせやがっ てだったら父さんが自分でやったらいい だろう 翔平が私の肩を揉みながら父親に言い返し た俺は政治家連中の話を聞いてやらなきゃ ならんから手が話せなかったん だ今日の葬儀だけじゃない父さんはこれ まで1度だっって母さんにねいの言葉を かけたことがあるの かねいも何もこいつは仕事をしてない だろう20年近くじいちゃんの世話をして たのは母さんだぜそれに家事だって母さん がいつも1人でやってくれていたん だ女なんだから当然だろ何もしない女房に たし食わせるほど俺はお人よしじゃ ないすの発言に激怒した翔平は握り拳を ブルブルふわせたしかしその手をすぐに 引っ込め たそのうち母さんに捨てられるよその前に 俺がこいつを捨ててやるよろに金も稼げ ないおばさんに何ができるんだ よすぐは手を叩きながら缶ビールを片手に ゲラゲラ笑っ た大学2年目に突入した翔平もバイトで ある程度稼げるようになり大学近くの アパートに空ができたんだそこを借りて 暮らすよと言ってずっと出たがっていた家 を出ていった すぐは止めることもなく勝手にしろと 吐き捨てるように言っ た自分の思い通りにならない息子に すっかり愛情は覚めていたの だろう翔平がいなくなるとすぐの存在が私 の中で以前にも増して大きくなっていた すぐは休みの日には書斎にこもりっぱなし で論文の執筆にあけくれていたが私に用事 がある時は声をかけるでもなく足で床を 激しく踏み鳴らし た私は最初それが自分を呼びつける合図だ とは気がつかなかったが音が鳴りやまない ので気になって書斎に向かうとさっきから 呼んでいるのにどうしてすぐに来ないんだ と顔を真っ赤にしてとりつけたすぐが コーヒーを入れろと要求するので私はすぐ にコーヒーを入れて書斎に持っていくする と今度はコーヒーが飲みたかったのは10 分前だ今はいらんと受け取ることを拒否し た机に向かうすぐの背中が泣きお父さんと 重なって見えたそしていつしか私はすぐと 同じ家にいることが苦痛でたまらないと
感じるようになっていたので あるそんなある日新聞に挟まれた広告 チラシが目に止まった地元の主婦が集まっ て地元の食材を使った家庭料理を格安で 提供する食堂で新しくパートを募集してい たの だチラシには天使を中心に従業員たちの 集合写真が掲載されていたが彼女たちの 笑顔はどれも生き生きと輝いて見え た楽しそうだな私も 外に出て働いてみたい な悪いことをしているわけでもないのに私 は無意識にすぐの目を気にしてチラシを すぐの目の届かない化粧机の引き出しに しまっ たそれから1週間後私は食堂でパートとし て働き始め た料理の腕に自信があった私はすぐに パート先でも信頼を築き上げることができ たお昼時が過ぎて店が落ち着くと私たちは パート中までおしりを楽しん だ私と同年代のパート主婦は以前癌を患っ たが家族の支えもあって病気を克服する ことができたと いう通院にはいつもご主人が車を出して くれて買い物も娘さんたちが率先してやっ てくれたそう だ 今の私があるのは家族のおかげねと彼女は 笑顔で言っ た食堂の天主は高齢の義母を夫婦で協力し ながら介護していると いう介護も仕事もどちらも大事でしょうだ からうちは旦那と話し合ってお互い時間を すり合わせて無理のない範囲で助け合おう と決めた のそこまで女性に理解を示してくれる家族 がいるのかと私は衝撃を受け た私は世の中には様々な家族がいて様々な 考えがあることをパートを通して初めて 知ることができたの だこれまではお父さんやすに尽くすことが 当たり前だと考えて生きてきたがこれから は私の心の中に少しずつ変化が起こり始め てい た大学の夏休みが終わった頃からすぐは 休日も家にいないことが多くなっ たすぐが近々教授になるという噂も 取り沙汰されているようだだから私は あえて深く追求しなかったよく分からない けどきっと付き合いとか寝直しとか色々と 大変なのだろう それとは別に私にはもう1つ気になること があっ たすぐが容姿に気を使うようになったこと
だすぐは元々外見を全く気にしない人で 白髪が目立ち始めても染めることはし なかったそれが最近では美容室に行くよう になりさらには大衆まで気にするように なっ たどんな心境の変化があったのか知らない がすぐはそれまで私任せだった石鹸や シャンプーの購入を自分で選んで買うよう になったので ある服装にもこだわりを持つようになり 休日も真新しいコートを着て外出するよう になっ たすぐが不在の時に彼の書斎を掃除してい た私はそこでシニア向けの雑誌を見つけ たなるほど さっき来ていたコートはこれ ね今流行りのロングコートを紹介した ページの橋が折られてい たすぐは私が特売で買ってきた安物の セーターにも無駄遣いだと怒っていたくせ に帰宅後すにそのことを問い詰めるともう すぐ教授になる俺とタートのお前を一緒に するなと私の想定を上回るほど声を荒げて となっ たまた別の日にはすぐのズボを選択しよう とポケットを探るとホテルのポイント カードが出てきたこんなものいつの間 に週末になると定期的にスタンプが押され ておりすぐが頻繁に利用していることが わかるすぐは週末はテレビの取材が入って いると理由ををつけて外出していたのだ がそれ以外にも単発のすぐとは明らかに 別人のものと見られる長い髪がシャツや 上着についていたこともあっ たまさかあの人浮気してるん じゃ翔平の方も気になることがある らしく俺の高校の友達が父さんの大学に 通っているんだけどさ父さんが若い女性と 夜の町を歩いているところを目撃したん だってと電話で知らせてきた最もその友達 は暗くて遠かったから断言はできないと 言っていた らしい母さんが感じている父さんの変化を 踏まえるといよいよ怪しい ね翔平は断定するように言っ た母さんは父さんと離婚したいと思わない の 翔平から唐突にそんなことを聞かれて私は 驚いたそんなことあるわけない でしょそう言って笑って返したが心の中で 離婚も選択肢かもしれないと思うように なってい た12月になり私は食堂の天主から忘年会 に誘われた私がすにそのことを伝えると 忘年会かいいぞ俺のことは気にしないで
行ってこいよとなぜか上期限だっ たそして忘年会当日私は気の会う仲間たち との忘年会が楽しみで心が弾んでいたが なぜかすぐも朝から笑顔が止まらなかった 鼻歌混じりにシャワーを浴びていたり髭も 朝剃ったばかりだというのにお昼を過ぎ もう1度っているどこで誰と会うのか知ら ないがかなりの気合いの入れよ だどこへ行くの大学に決まってるだろう はあ忙しい 忙しいそしてすぐはお気に入りのロング コートを着て出かけていっ た私は白いニットとグレーのパンツを タンスから取り出して着替えた数年前に大 していた時にまとめて買ったものだその上 から去年の誕生日に翔平から送られた黒の ダウンジャケットを羽織って忘年会の会場 となる居酒屋に向かっ た予約していた居酒屋に入ると店内はどこ もかしこも忘年会で盛り上がっていた店員 に促されながらついていくと先に来ていた 仲間たちがこちこちと手を振っている キム鍋が運ばれてきてそれをみんなで小皿 に取り分けて いく天主が日頃のねいの言葉を語った後 1人1人が今年1年の思い出を振り返っ た私はパートを始めて素敵な皆さんと 出会うことができました心から感謝してい ます今日は本当にいい1日だなと私は感動 の涙を流していたのだがわいわい 盛り上がっていた頃私はお手洗いに席を 立ったそして席に戻る途中でいや宮北女房 の顔を見なくていいし今夜は最高の気分だ よ私の耳に聞き覚えのある声が届いてきた ので ある恋の方を見ると私たちの席の斜め後ろ の席にすぐの姿があった確かすぐはこの 時間大学の研究室にこもって論文を書いて いるはずなの にすぐはこちらの存在にまるで気づかず 親子ほど年の離れた女と向い合って座って いる2人で鍋をつき合いながらすぐは女に 見れているのかずっと鼻の下を伸ばしてい た私はとりあえず分の席に戻っ た仲間たちが私の顔を覗き込んでどうした の顔色悪いみたいだけどと声を かける私はにこりと微笑んでちょっとねと 曖昧に返し耳はすたちの会話に全神経を 集中させ たこの持つ鍋超おいしい寒い日は鍋に限る わねほら俺がようと100倍うい ぞすぐは家族の前では1度も見せたことが ないほど満面の笑みを浮かべているそして 互いにあーんと食べさせあっていた職場の 大学から離れているのですぐは知り合いに
バレないと思っているの だろう女はすぐのことを先生と呼んですぐ も嬉しそうにあねちゃんと呼んでいる見て いるこっちが恥ずかしくなってき たじこさん顔が赤いわよ熱でもあるんじゃ ない仲間に指摘さ れる顔が赤いのは恥ずかしさのためかそれ とも怒りのためか結婚して以来私は1度も すぐるから食事に誘われたことがなかった それなのにすは家族ではない他人の女と 食事を楽しんでいるのだそれもあんなに 嬉しそうに顔を滅ばせ てじこさんもしかして文言とか気にし てる玉の忘年会くらいでめくじら立てる ような亭主土量が狭いわよ ねアルコールが入って饒舌になる仲間たち の言葉に私は思わず傷したその旦那ならの 席にいるわ よ私はすぐたちの席を指さしたえ 嘘仲間たちが一斉にすぐるたちの席に視線 を向け た一緒にいる女の子 は私は全く知らない女だと答えた浮気 確定仲間たちは首を2度3度盾に下ろして 頷きあっ た私もにこりと微笑むとちょっと行ってき ますねとそのまますぐの席に忍び寄って いったほら美味しいからもっと食べて食べ て先生たら本当に鍋武行 ね2人は私の存在に全く気づいてい ない本当に美味しそうねなら私も いただける かしら そう言って私は自分の小皿をテーブルに 置い た は私と目が合うなりすぐは声にならない声 を漏らした何がはー よそうだこれから研究室に戻らない とすぐは慌てて席を立ち上がろうとした まだ鍋がこんなに残っているじゃない私は にっこり笑顔ですぐを引き止めるとすぐと 女の顔を交互に見つめたこれはどういう ことただ学生だよ遅くまでレポートを書い てもらっていたんだ提出が年内ギリギリで さ危なかったんだよ なレポートの提出が目的にしては随分と 露出の多い服装ね えっと確かあねちゃんだっ けだからこれは誤解だってお前は世間を 知らなすぎるんだよ世の中では年上が年下 にご馳走してやるのは一般常識なんだっ てそこへバート仲間がぞろぞろ集まってき たあなたたちの会話ずっと聞こえてたわよ 見ているこっちが恥ずかしかった
わ仲間の1人がスマホを取り出し てあなたたが男女の関係だってことは 100人中100人が見ても明らかですよ そう言って先ほどのすぐると綾のやり取り を撮影した動画を再生したやめろ無断で 撮影するなんて犯罪だ ぞすぐが慌てて仲間のスマホを奪い取った 忘年会の思い出を撮影していたらたまたま あなたたちが映っていたのよそれにあなた の方こそ人のスマホを奪いとるなんて立派 な犯罪 よすは慌ててスマホを持ち主に返し たご主人あなたが浮気している証拠は ばっちりよ観念なさいと仲間が叱りつける ように言ったすは急に大人しくなり彼女と 付き合い始めた経緯について語り始めた まず相手の女は佐藤と言ってすの教え子だ と いう最初は準教授と学生の関係に過ぎ なかったのだが夏のゼミ合宿で就職の相談 に応じている間に深い関係に発展した らしい息子とほとんど変わらないじゃない 恥ずかしくないの年齢は関係ないだろう 体つきもお前とは違って てすは聞かれてもいないの関係についてら 暴露し たこれにはパート仲間たちも赤面してまと 耳を塞ぐ仕草を見せた追い詰められたすぐ はテーブルを強く叩きつけると大体お前が 悪いんだぞとなぜか浮気の原因を私に 押し付けようとしたのだお前に女としての 魅力がなくなったのがいけないんだろう すの話によるとお見合いの時は私のことを 笑顔が素敵な女性だと思ったそうだところ がお父さんの介護をするようになって目の 下には熊が目立つようになった化粧をする こともなくなり日に日に疲弊していく私を 見て女として見れなくなっていたという気 がつくと大学の女子学生ばかり視線が向い ていたよやっぱ女はこうじゃないとなあ とすは恥ずかしげもなくそう言っ たお父さんの介護で毎日大変だったんだ から仕方ない でしょ私が怒りの感情を爆発させるとそれ に続いて仲間の1人が口を出したそもそも お父さんの介護を押し付けたのはご主人 あなたですってね すが反論できずに困惑しているとそれまで 黙っていた綾が口を挟ん だ奥さんのこと先生からいつも聞いてるよ 介護でボロボロになった面白みもないおば さんだっ て奥さんが女としての魅力を放棄しちゃっ たから私が代わりに先生を癒してあげてる んだよ感謝してほしい
くらいと手をてゲラゲラ笑っ たあんたに介護の苦労なんてわからない でしょう夫婦で介護に励んでいるパート先 の店主が私の代わりに激怒したそしてすの 顔を睨みつけると朝から晩まで休む暇も ない何かあれば夜中でも飛び起きて対応し なければならないただでさえ大変だって いう時に夫が協力してくれないなんてあり えないわうちはお母さんが認知症だけど夫 も子供たちも協力してくれるのそれが家族 ってものよそれなのにあなたという人は 1度でもじこさんのことを至ったことは あるじこさんが毎日どんな思いで20年 尽くしてきたか考えたことあるないでしょ と天主は掴みかかりそうな勢いですを 問い詰めたご主人は知らないでしょうけど 店に立っている時のさんはとてもが素敵だ と常連さんからの評判もいいの よ天主が言うとそれに続いて仲間たちから もそうよじこさんはねあんたみたいな男に はもったいないくらい素敵な女性なんです よ店内のざわめきをかき消すほどの大声を 張り上げ たすぐは苦虫を噛みついたように私たちを 睨んだが何も言い返せないねえもう帰ろう よこのおばさんたち 怖い綾はわざとらしく身震いしてすぐの手 を握っ たあなたとは離婚ね当然だけど慰謝料も 請求させてもらう わ私が淡々とした口調で言うとすぐは笑顔 を引きつらせながらももちろん離婚して やるさ俺はもうすぐ教授になるんだ後で 泣きついてきても遅いから なプライドのためかすぐはこの後に及んで も自分が優位に立ちたいよう だ先生超かっこ いい綾が猫撫で声を発するとすぐもだろう とにんまり頬を緩めたが彼の額から 吹き出す汗は止まらなかっ たそもそもパートだけでまともにやって いけるの かすは勝ち誇ったように言った私はにやり と笑って収入なら気にしないでと返し た私はパートの他にも在宅でできる仕事を いくつか始めていたの だ編み物や小物作りなどどれも隙間時間に 取り掛かれる作業ばかりでパート仲間に 進められたものだった決して贅沢ができる ほどの収入ではないしかしたえすぐと離婚 したとしても普通に生活する分には困ら ないだけの収入を私はちゃんと稼いでいた あらあら奥さんはあなたと離婚しても全く 困らないそうよむしろ離婚されて困るのは どちらかしらねわかったよそこまで離婚し
たきゃ離婚したらいいさ慰謝料もくりて やる今の言葉忘れないでくださいよと仲間 が抜かりなくスマホで録音していた その後私は数日のうちに20年以上住み 慣れた近藤家を離れて翔平のアパートに 移り住んだ引っ越し作業には翔平の友人 たちも手伝いに来てくれてその分の代金は 安く済んだそれからほどなくして翔平が気 になる話を聞かせてくれ た以前すが綾と夜の町をい現場を目した 友達からの続報だっ た友達曰く忘年会騒ぎの後すと綾は大学内 で一目もはからず大喧嘩したらしい綾の方 は最初からすぐると一緒になるつもりなど なかったの だただ遊ぶお金欲しさと単位もギリギリ だったので色仕掛けですぐに取り入った だけだったしかしすぐの方は根と人生を やり直すつもりで結婚を申し込んだので ある当然すぐと一緒になる気など毛頭ない 綾は側頭で拒絶したそこへ綾にとっては運 悪くと言うべきか交際していたイケメン 彼氏と遭遇してしまう事情を理解した彼氏 は綾に失望しその場で別れ話を切り出され てしまったの だ彼氏に捨てられた綾は自分がこうなのは すが悪いと全ての責任をすぐに押し付けた というまあ俺に言わせればどっちもどっち なんだけどねと翔平は笑いながら友達から 聞いたことを私に教えてくれ た結局この時の喧嘩がきっかけですと綾の 関係は大学中に知れ渡ることになったよう ださらに妻に長年義父のの介護を押し付け ておきながら妻を至ることもなくその上 浮気までしていた事実が学内のみならず 週刊誌にまで報じられてしまっ た大学もさすがにすぐを庇いきれなくなり 当然ながら教授小心の話も消滅して しまうすぐはテレビや雑誌でインタビュー を受けるほどの有名人だったので悪い噂が 広がるのも早かったようだ 結果的にすぐは大学を追われることになっ たこの分だと最終職先を見つけるのも かなり苦労しそう だ父さん大学の仕事以外何もできない人だ よと翔平が他人ごのように笑った料理も 洗濯も何もかも私が至れりつくりだったの だすはそれが当たり前だと思ってたが全て を失った今となって はすぐの落ちぶれていく姿が容易に想像 でき た離婚から半年後すぐが翔平のアパートに やってきたその顔はすっかり痩せこけ着て いる服もシが目立っている髭を全く沿って いないらしくトもお酒の匂いを漂わせてい
た今すぐ帰るぞ そう言ってすぐは私の手を強引に 引っ張ろうとしたが私はその手を強く 振り払ったどうして他人のあなたに従わ なければいけないんですか女のくせに男の 俺に逆らうの かそこへバイトを終えた翔平が帰宅した 母さんから離れろよそう言って翔平はすの 体を突き放した父親に向かってなんだそ その態度 は俺はあんたを父親だと思ったことはない よ翔平がすぐの目を 睨みつける風で寝込んだ時の看病も進学の 必要資金を出してくれたのも全部母さん じゃないかあんたはすぐ二言目には誰の おかげでと口にするけど母さんがいなけれ ば何もできないのはあんたの方 だすぐは握り拳ををブルブルふわせながら 覚えてろよと最後に捨てセリフを吐いて 私たちの前から去っていっ たその夜翔平からさらなる引っ越しを提案 された私は私もそのつもりだったとその 提案を笑って受け入れたもちろんするから 身を守るための意味もあったが理由はそれ だけではない翔平が大学に行っている間 部屋の掃除をしていた私は机の引き出し からとあるものを見つけ た翔平が女の子と一緒に笑顔で写っている 写真だっ た気づけば翔平もいい大人彼女がいても おかしくないだろうそれなのにいつまでも 母親の私が一緒にいたら迷惑に違いない 優しい翔平は自分からは決してそんなこと 言わないだろがすが再び現れたことで私は このアパートから出ていく口実を得たの だそれから1年が経ちすぐのその後私は風 の噂で聞い たすぐは私と離婚した直後車を売ったり火 道具を売り払って食いついでいたらしいが すぐにお金がそをついてしまったようだ 最終的には家まで売却したというさらに1 年後の冬私はとある公園の一角で偶然にも すぐを 見かけるすぐは最後にあった時よりも さらに痩せ細った体で着ている服も ボロボロだっ た伸び放題の髪や髭はすっかり真っ白に なり実年齢より10歳も付け込んで見え た一方私の方はと言うと新しいアパートに 引っ越してそこからパート先の食堂に通っ ているパート仲間に誘われて最近は社交 ダンス教室にも通い始め た同世代の仲間たちとカラオケで 盛り上がる楽しさも知った大学を卒業した 翔平は音楽関係の小さな会社に就職が
決まり週末には学生時代の仲間とバンドに 励んで いる彼女にプロポーズしたんだ今度の 日曜日母さんに紹介してもいいかな もちろん大歓迎 よ私はこれから訪れるであろう明るい未来 を信じて笑って生きていこうと決め た
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4件のコメント
馬鹿しい…介護ケアー等何故受けなかったのかわからん!舅と旦那の為に何故そこまで我慢する必要あるのかな?お金もあったなら離婚した方が良かったのに…変なお話しですよね笑
頭からコーヒーをぶっかければいいのになぁ笑笑!良く20年も我慢するよね!息子が家を出た時に主さんも家を出ればいいのに笑笑!
話し長い!呆れてくる
へぇ~散々文句言われる生活しながらも離婚なんて考えてないんだ笑笑!この人ドMなの笑笑