【スカッとする話】夫が私の父の葬儀をドタキャン!夫「底辺仕事の父親の葬儀なんてやるだけ無駄」私「離婚しましょう」→夫「いいけど、困るのはお前だろw」結果困ったのは…

父が亡くなった全ての手続きを終えて葬儀 つやの準備が万端整ったのだが私の夫が やってこないいつも汚い作業儀来て底辺 仕事の父親だろ遺さもどうせないんだから やるだけ無駄 じゃん言葉が出なかったもう愛そも尽きて いたから吹っ切れた葬儀後離婚を切り出す と夫は待ってましたと言わんばかりに 食い気味で承諾した離婚届けに記入し ながらニヤニヤと笑って私に言った離婚は いいけどさ困るのはお前 だろう私は全然困らない多分困るのは あなたの方だ よ私の名前は前山理沙大学新卒として建築 会社に入してから事務職として働きい年齢 も30代前半といういい年齢になってきた 結婚しているのだが子供はいない夫の修二 は熱っからの遊び人でパチンコ競馬協定酒 タバコ女遊びの話題はつきなかった一時期 夫と一緒に子作りを頑張ったことがあるの だがひょんなことから中断になって以来 再開されることはなかった私の方からも 最速することはなかったというのも中断の 理由が正感染症にかかったからだった私は 結婚後は夫以外に成功渉を持ったことが ないので夫の女遊びの延長による感染と 考えるしかなかっ た修二にそれを問いたたすと忘れちまった よそんなことはなという忘れた菊なの 一点張りで控えるように言うのも諭すのも できないまま話は終わってしまっ たそうしたことに加えて酒癖の悪さや素行 の悪さなどが目立ってきて愛そがつき始め てい たそんな結婚生活を送っていたある年の冬 父が亡くなっ た元々体の健康状態があまり良くなく気を つつけるように何度も言っていたのだが 働く以外に趣味のない父は年柄年中 働き詰めだった職場で倒れ入院してから 坂道を転がるように容態は悪化し58歳と いう若さで亡くなってしまっ た父は1人親方だった個人事業主として 働いていた建築関係の仕事のある分野を1 から10までたった1人で行える技術と 知識を持っていた勤勉な人だ契約を結んだ 会社側が休むように行った次の日にも出勤 していて若い社員たちを驚かせたそうだ母 はいない熱っからの仕事気質な父の性格に ついていけずに父と私を置いて出ていった らしい聞けば私が4歳の頃のことだった父 は面倒身もよく勤勉な性格で何より腕が 良かったために職人としての信頼も熱かっ た亡くなった父を病室で見とった後に葬儀 つやなどの手配を始めると父と仕事をした

ことのあるたくさんの人が悔みの分や電話 をくれたとてもありがたいのだがその対応 だけでも大変な時間がかかってしまいお坊 さんとのう合わせは全く進まなかった ほとんど自宅に帰る暇もないままようやく 全ての手配を済ませて会場の一室に敷かれ た布団に横たわる父を見ながら過ごした 会場の近くに父の弟である叔父の自宅が あり休みに来てもいいと言われたが少しで も父のそばにいくて私はそうしなかっ たところで葬の手を始めてから散に渡って 修に連絡を入れていた電話の折り返しも メッセージの返事もないまた賭博か何かで 忙しくしているのだろう仕事でないことは 確かだ式当日私は父の兄弟と一緒に参列し てくださった友人知人仕事の関係者に丁寧 に挨拶をした中には私の務める会社の取引 先の人までい たいい娘さんを持ってお父さんも幸せだっ たでしょうねとの優しい言葉に頭が上がら ない思いだった全皇帝が終了し一息着いた 時にも夫に連絡を入れてみるがやはり応答 はなかっ たリサ身の振り方を考えた方がいいよこの ままだとお先真だお前が一番分かってる だろうけど俺たちは亡くなった兄さんの 代わりにリサのこと心配してるんだ よ叔父の言葉に最近の出来事を 思い返す返答のない電話ろでもない趣味 冷たい態度どうしてあんな人と共にあれる と勘違いしていたのだろう絶望と後悔疲労 も相まって涙が 私を慰めながらその時には力になって くれると叔父は言ってくれた帰りに私は スーパーへ寄って父が好きだった焼酎を 買ったそれを飲みながらこれからのことを よく考えようと思っ た帰ってみると驚いた夫の修司が帰ってき ていたのだ夫はへべれけに酔っ払っていた リビングのソファーで大の字になって寝て いるローテーブルの上には無数のビールの 空缶つまみのスナックがあちこちに 散らばって いるちょっと何してる の充満するアルコールの匂いにとにかく そう尋ねるしかなかっ たなんだよ帰ってきたのかおいちょっと 水割りを作ってくれよビールに飽きちまっ た 夫は新しいお酒を取り出そうと冷蔵庫を 開けて中に氷がないのを知るなり扉を バタンと閉めて改めて私を見たおなんだよ 酒を買ってきてるじゃないかほらよこせ ぼーっとする な夫が私が持っているスーパーの服に手を

伸ばしてその袋から父が好きだった焼酎を 抜きとろうとしてきた 私はその手を思わず払いのけてしまった えっ てパシンとはっきりとした音が鳴ったので 確かに強く打ってしまったのは間違いない 夫はただでさえよって赤い顔を怒りで さらにあめながら私を睨ん だやめて触らないでおい痛いじゃねえかよ なんだよいきなり 一食即発の雰囲気が辺りを漂い始めた私は もう後には戻れないと思って覚悟を決める と不思議と口は滑らかになっ た私何度も連絡したよねお父さんが 亡くなったってどうして葬儀に来てくれ なかった の知るかよお前の親父なんて耳を疑った この人だって少なからず父と関係する仕事 についているはずそれなりの尊敬があっ たっていいでしょうそれに義とはいえ家族 だ大体会ったのだって23回だけだろう そんなに親しみも感じてねえよお前まさか 葬儀なんてやっちまったのかよ当たり前 でしょバカだね坊さんにそんな無駄金を やっちまうよりも俺に渡した方がいいに 決まってるだろういくら払ったんだ よ私は途端に悲しくなった葬儀の費用は おじたちが大部分を出してくれたのだ私が 負担したのはほんの1部分だけだった本当 はいくらかの貯金と相続する遺産とで 払える分にはあったのにおじたちが今後 きっと必要になるだろうからと言って私に 払わせなかったの だいくらだなんて言えるわけないじゃない それに値段だっってそれほど高額になら なかった からそうあまり高額にはならなかった もっとしっかりと送ってやれれば良かった のだ けれど夫に言えないってどういうことだよ ふざけるなそんな根のはる金額だなんて俺 は許可した覚えはないぞ俺によこせ ほっと妻の父親が亡くなったのに葬儀にも 出席しようとしない上に暴言まで行って それを夫と思えってふざけてるの貯金だ なんてそれも全部俺が稼いだ金だろうお前 は俺に無断で葬儀費用を払ったんだぞ何度 でも言ってやるふざけるな妻だっていうの なら夫を立て やがれことを言うのなら私の父の葬儀に列 しなかったあなただって家族じゃない伴侶 じゃないもしも少しでも私のことを思って いるのなら愛してくれているのなら私の 大切な人に少しぐらいの行為を向けてくれ たっていい

はず離婚し ましょう私は務めて冷静にはっきりと 言い渡し たこっちから飲みたいぐらいだねこんなや に家のことを任せてたと思うと寒気がする これまでもちょっとずつ金を抜き取ってた んだろうふざけやがって離婚してやるとも いくらでもしてやる今すぐ離婚届けを取っ てこい困るのはお前の方だ薄汚い作業儀 ばっかり着てた底辺仕事のお前の親父も 泣いてるな娘が誰に養ってもらってたかも できねえんだから親父にも感謝なんてした ことがねえんだろう俺の方は少しも困ら ないんだぞ困るのはお前の方だ今までやっ てこれたのは俺がお前の世話をしてやって たからだ俺のおかげで生活できてたんだぞ 後悔しやがれ遺産もねえんだあるはずねえ 後悔しても俺は知らねえから な私は大声で言う夫の声を無視して荷物を 簡単にまとめた少ない荷物で必要なもの だけを最低限に持つと私は家を出ていった ほえずらかき やがれ私が出ていった玄関先にまで出てき て背中に夫が罵声をぶつけてきた涙が 止まらなかった私はそのまま駅の近くの 格安のジネスホテルに止まった受付の男性 は丁寧に対応してくれたが泣きはらした目 とぐちゃぐちゃの表情を見ていぶかしむ ように私を見た多分きっとそれぐらい ひどい見た目をしていたのだと思うそれも これも全て夫のせいだ言われもない罵声を 浴びせられて耐えるしかなかっ た鍵を渡されてエレベーターに乗り込み ながら 私は今後のことを冷静に考えようと務めた けれどのりに怒り散らす夫の顔がよぎり 思考はすぐ無惨する悔しくて仕方がなくて 私は眠れなかった眠れないならと持ってき たノートパソコンを開いていい弁護士を 調べていたら離婚届けのダウンロード版が あるという私は即刻スマホでダウンロード して近所のコンビニで印刷した自治体の中 ではダウンロード版は受け付けないことも あるらしいが最寄りの役所のホームページ を調べても受け付けないという記載はない 私はすぐに記入してその足で夫の待つ家の ポストに叩き込んだそれから私はヘトヘト になって今度こそホテルのベッドで眠った 翌日会社で休みをもらっていた挨拶周りを 済ませて早めに代謝するとそのまま弁護士 事務所へと駆け込ん だ諸々の手続きや必要なものを聞くと私は その準備を始めた夫には離婚届けを夜に 受け取りに行くというメッセージを送って おいたその返事はなかったが既読はついて

いたので読んではいるようだ乗り込むのに 私は準備を整えてい た夫が帰っているであろう時間帯に私は その家を尋ねたが夫は帰っていなかった 時刻は夜の8時を過ぎているいつもなら 帰って来ていてもいい頃だ私は待った待っ ている間にやることはたくさんある家の中 の私のものをまとめて持ち出すつもりだっ た この際家具は諦める今の私には大きなもの を持ち運ぶ気力もないだけど驚くことに私 の貴重品の多くがそこになかった時計や ラグジュアリーなどがなくなっている全部 ではないが確かに少なくなっているその上 服や本なども少ししか ない夫が捨てたのだ泣いたり悲しんだり するのにも疲れて私はとにかく残っている 私物をまとめたそれは大きめのリュックに 十分入るぐらいの量にしかならなかった私 は少なくなっている貴重品やクローゼット の中まだに隙間ができている本棚の写真を 撮ると依頼した弁護士に送っておいた夫が 帰ってきたのは11時を過ぎた頃だった おいぬすっとが入ってきてるぞ人の金を 黙ってくねる野郎がいる鍵を返せこの ぬすっと がどうやらどこかで酒を飲んで帰った らしい顔が好調していて脂ぎっているそれ に最近若い女性の間で流行っているような 香水の匂いまで漂ってきていた夫の つつける香水の匂いじゃないそれだけで どこにいたのか分かったような気がした私 のものを捨てたのへ取られたものを 取り返しただけだほら受け取れよ離婚届け だ訴えるからね私と私の父に対する誹謗 中傷で勝手にしやがれ俺はそんなの屁でも ねえやお前みたいな事務職の根暗な女 なんてもらってやったのによ行き遅れで 性格も悪い別れて困るのはお前の方だぞ それが訴えるだなんて傑作 だ困るのはあなたの方だよ私は全然困ら ない から私はこの家の鍵をテーブルに叩きつけ ておくとそこを出ていっ たそれから私は本当に訴える準備を進めた 費用はある遺産だこんなことに使いたく ないお金だけれどこうなってしまっては 仕方がない弁護士の男性は同情的だった私 の所持品が亡くなっているところの写真を 撮ったのはいいことだと言ってくれ たそれからことは順調に進んだ夫はどう やら本当に私には遺産などなくてお金に 困っているはずだと思い込んでいた誹謗 中傷や夫としてするべき精神的なサポート の不などの慰謝料や処分された私物の費用

など夫に請求される費用は膨大な金額と なった当分というよりもほとんど一緒安酒 で我慢するしかないような金額となっ た請求金額の桁数に驚いた夫はようやく 正式に謝罪した本当にすまなかっ た申し訳ないと続けて謝るが私は少しも 譲歩する気にはなれない早くからこうする べきだったのだと思った弁護士が話を 切り上げようとする打ち合わせ通りに完結 に済ませるために謝罪後は事務的な説明に 入るそれからは弁護士の仕事だっ た最後にかける言葉としてふさわしい文句 がいくつか浮かんでいたがこの場に適した のはは1つしかないように思われ ただから言ったでしょう困るのはあなたの 方だってそう言って夫を一別すると夫は 深くうれていたそれからは弁護士の淡々と した口調によるこれからのことが語られた その間に夫は少しも顔をあげようとし なかった弁護士が何度も聞いていますか 把握できていますかと尋ねるのに夫は力 なくはいと答えるだけだった私はそれから 父の午前で離婚した報告をしておじたちに も同様の連絡を入れ たそうかそっちの方が良かったと思うよ今 は落ち着いているのかえ今はゆっくりし てる仕事もそんなに忙しくないから疲れも それほどたまってないの今度みんなで食事 に行こうその時にたくさんのことを話そう かえそれじゃあまたおじたちはとても 優しかっ た職場の人たちも父が亡くなってからの 激動の私生活をおもんぱかって気遣って くれたらしく難しい仕事を私に回さなかっ たそして約束通りにおじたちと食事に行っ て楽しい日々を過ごしているとある時に 連絡が入った元夫からだっ たその申し訳ないんだが月々の支払いを 少しだけ待ってほしい今生活が苦しくって なそんな文面のメッセージが3通も送られ てきた何かあったのいや最近途端に仕事が 減ってな給料があまり良くないんだ仕事も うまく回らなくなってるし最近妙にみんな 冷たい気がするんだよそれから1ヶ月後に 夫は解雇されたと連絡してきた支払いは 同じような文面のメッセージが送られて くる私は既読だけつけてもしも支払いの 義務を怠った場合の例を弁護士から聞きを そのまま元夫へと送りつけた元夫が突然 ここまで連絡していったのには理由がある 私はそれを知っているそれは父の葬儀に出 なかったからだ父は長年建築関係の会社で 仕事をしていてほとんどの仕事を1人で こなしてきたそのために様々な繋がりが あってその繋がりのためにいくらかの手が

回っていたのだ当然ながら元夫の仕事先の 取引相手や職場の上司社長依頼社なども父 と知り合いだったのを私は知っている葬儀 の際にしっかりと挨拶をしていてそこにい ない元夫の評価を改めたに違いないのだっ たそれに叔父もその界隈では顔だっ た無職になたと教えられて今後の相談がし たいと言われた時に私が場所を指定するの を条件に応じることにした会った時の元夫 の様子は貧相でかつての様子は見る影も なかった酒は飲んでいないようだっ たあったのは隣が交番の喫茶店で角の席を 選んだ元夫の頼みは初めから終わりまで 支払いにに猶予が欲しいということだっ たその後には最近の暮らしがとても苦しい ことばかりで弱ばかりを吐いているもう 聞くに耐えなくなって私は立ち上がった父 からの遺産はたくさんあったそれでもお金 以上の遺産を残しておいてくれたのは本当 に感謝しなくちゃならないと今のこの人を 見て思ったここの支払いはが持つコーヒー 1ぱ分ぐらいは選別だと思うからだから あの時の仕返しをしてやろう私は 立ち上がってここは私が持つからと優しく 言ったたっぷりと余裕を持って元夫を 見下ろす彼はにやっと笑っていた何か 言おうとしたのを私が遮って顔を 近づける吠え書きあがれ私は殺そと喫茶店 を出ていった風が気持ちよかった交番の 近くを選ばなくても良かったなと思った 交番の前を男の子と女の子がランドセルを 背負って歩いていくのにすれ違った天国の 父に孫の顔ぐらい見せてやりたいと心から 思った婚活頑張ってみようかな お前何を考えてるんだ毎月5万も渡してる のに母さんに仕送りしてないのか離婚だ 離婚今すぐ離婚だ目の前の優太の表情は とても険しいもので大声を出して私に つっかかってきた今にも胸ぐらをつまんと する勢いだ夫の態度を当たりにした私は 自分の中で最後のが崩れるのを感じ たありがとう離婚の話よね私もそう思って たのじゃあお世話になりましたおいみゆ まだ話は終わっ てにっこり笑った私は夫を置き去りにして 玄関へと向かった優太の慌てたような声も 胃に返さない言葉とは裏腹に私の心は とても晴れやかだった 私は美ゆき今年で36歳夫の優太とは結婚 して4年になる製薬会社の事務職として 務めてきた私は友人たちの結婚ラシをこれ までどこか他人ごみたいに見送ってきた別 に結婚に興味がなかったわけじゃなかった でも仕事と趣味と休息を繰り返す毎日に 恋愛が入ってくる隙間がなかったんだ

とはいえ私も30代を過ぎた身焦りは なかったけどどことなく結婚を意識し始め ていたのは間違いないそれで友人に誘われ て参加したのが婚活パーティーだなかなか しっくり来る出会いはなかったけれど最後 の最後で話をした男性に私は心ひかれた それが優太だったのだあの俺こういうのは 初めてでなんか緊張しますよねですよね実 は私も友達に誘われてきたんです今日が 初めて で私たちはそう言って笑い合った不器用な ところはあるけど優しい人で学生時代にも 似たような人と交際はしてきたのに当時の 私には彼がとても魅力的に感じた私も味噌 すぎて勝ちが変わったんだなと1人笑った のを覚えて いるよかったら連絡先交換しませんか俺次 の週末が休みなんです本当ですか嬉しい 是非お茶し ましょう優太も私をすいてくれたようで 私たちは問題なくお付き合いするように なり結婚に至るのも時間はかからなかった 新婚生活は幸せだ 気の置けない人との共同生活はとても気が 楽でそれでいてお互いを支えられる理想的 な関係だったと思う唯一の気がかりは義母 によく思われていないこと交際を始めて しばらく後にご挨拶をした際顔は笑ってい たけど雰囲気で歓迎されていないことが ひしひしと伝わってきたからだただそこに 入ってくれたのは優太だったせっかく美と 一緒に慣れたからしばらくは2人で暮らし たいんだいいかな結婚後の義父母との 話し合いで優太の実家から離れた マンションを探そうと提案してくれたのだ ありがとうでも良かったの私は話し合いが 終わった後実家から帰る電車の中で優太に 耳打ちした父さんも母さんもまだ元気だし しばらくは離れてても大丈夫だそれに美も 気を使ってしんどいだろ俺の両親ばっか気 にしてもらうのも悪い さ ゆうた私はその行為に感謝し た優太は介護職についていて時間が不規則 なシフト性の仕事だった彼はそんな中でも 休みを合わせてくれたりたに家事を分担し てくれたりする素敵な人で結婚生活は 思い描いていた以上に穏やかで幸福なもの だったそんな暮らしが1年半ほど続いた頃 だったろうか義母から入った1本の電話で 私たちの日々は大きく形を変えることに なった兼ねてから心臓が弱かった義父が 自宅で突然倒れたの だが外にいる間にお父さんが倒れて救急車 に来てもらったけど間に合わなかったのよ

ううなんでこんなことに お父さん連絡を受けた私たちが仕事を抜け て駆けつけた時義母は義父の遺体にすがっ て泣いていた義父は心臓こそ弱かった けれど未だ格としていたし私たちもあまり に突然のことでとてもすぐに受け入れる ことはできなかった私たちは悲しみにくれ て塞ぎ込む義母に変わり葬儀の手配や当日 の対応にあたったこれに関しては正直仕方 のないことだと思う私が両親を見とったと しても同じように何も手につかなかった だろう からその後葬儀が落ち着くと義母の元には 岐阜の保険金が入ってきたまだ景気が 良かった時代の保険だから額も大きくこの 先1人で義母が暮らしていくには申し分の ない金額 らしいお父さんがいなくなった以上は お母さんとの同居になるのかなと思ってい たけれど優太は私の質問に首を振っ た母さんは友達もいるし一緒に住んでくれ とも言われてないから大だと思うよ確かに その方が気が楽なのかもしれない私がいる より義母も1人の方が気楽だろうかして 義母は1人暮らしを始めたんだけど1年 経たないぐらいの時期に優太の元へ連絡が 入っ た金銭的に困っているので援助をして ほしいとのことだったあんなにまとまった お金を受け取ったのに正直私はそう思わ ざるえなかっただけど優太は父さんがい なくなって寂しんだろたくさんお金を使っ てしまったんだと思うとおんぱかって自分 の収入と貯蓄から毎月5万円を援助すると 言い出したとはいえ互いの貯蓄と収入生活 水準を考えても生活にはまだ支障がなかっ たので私も断る理由はなく義のの仕送りを 了承することにその頃から優太は責任ある 仕事を任されるようになり休日を合わせる ことが難しくなったので毎月決まった日に 私が義母を尋ねて手渡しすることが決まっ た母さんも若くないし直接顔を見に行って もらえると安心するという優太の意見は 最もだと思ったからだただ義母を尋ねる時 の私は決まって憂鬱だったああ美ゆきさん いつもありがとうねちょうどいいからお 買い物を頼めないかしらもう思いもが運べ なく てあらいつも済まないわね今日は洗濯が たまっちゃってるのお天気もいいから洗濯 して外に干してもらえない かしらこんなことが初回から続いてたから だもちろんある程度は手伝おうという 気持ちもあったけど義母は義父に先立たれ てからも体は元気だし足腰を悪くしてい

ないことは明らかだった義母は口では感謝 こそすれど悪びれた様子もなく毎回私を 夕方まで拘束した休日を1日使ってしまう ので疲れるしすませたい用事もままなら なくなってきて あのお母さん私自分の用事もしないといけ なくてもしお元気そうならご自分でできる ことはしてもらえません かある日私は物越低く義母にそう伝えてみ ただけど義母は侵害だと言わんばかりの 表情をして私に1人で全部やれっていうの なんてひどい人なのかしらと言われるだけ でのれに腕押しだったさらに仕送りが 始まって半年も経たないうちに今度は 仕送りの額を倍にしてくれと言い出したの だしかも今度は優太の稼ぎではなく私のお 金から出せという年を取ると何かとお金が 必要なのよあなたもご両親を見ていたら わかる でしょう義母はっとそんなことを言うけど パートに出て高額の保険金を受け取り ながら月10万円も受け取る必要があると は思えない今日優太と相談してみます家計 は2人で管理してるのでまたお返事させて くださいその日に言いつけられた用事を 終えた私がそう言って帰ろうとすると義母 は劣化のごとく送り出したではないかまあ あなたは年寄りを何だと思ってるのこの まま私がご飯を食べられなくなってもいい と思ってるの若い人が私たちを支えるのは 当然のこと でしょういや その一瞬言い返すと思ったけど話し合いに なりそうな雰囲気はとても感じられなかっ たので優太に確認するだけですからとその 場を納めてやっとの思いで家を出た お帰りみゆいつもお母さんのためにごめん なありがとう帰宅するとちょうど優太も 仕事から戻っていたみたいで夕食の準備を してくれていた疲れた表情の私を見て彼は 心配そうに顔を覗き込んできた何かあった かうん大丈夫平気 よ私は笑顔を浮かべ手伝うよと声をかけて 一緒に食事の支度を始め たいつにも増して優しいゆうたでも今 振り返れば後ろぐらいところのある人間が それを隠そうと優しくなることは得てして あることなの だろう翌日私は自分の口座から5万円を 引き出して義母の元へと向かってい た優太が普段どれほど忙しく疲れているか っていたし仕事に比較的余裕があるのは私 の方だということも承知しているだから 結局相談することができなかったの だまあまあわざわざうちに来てくれたの腰

が悪いから助かっちゃうわさすが優太のお 嫁さん ね義母の元を尋ねると義母は分かりやすく ニな態度で私を出迎えた普段はそんなこと 言わないのに仕送りの額が増えた途端に これだ私は義母に分からないように小さく ため息をついたでもいつもみゆさんに持っ てきてもらうのも悪いわ次からはあなた たちの家にもらいに行くから え腰が悪いたった今そう言ったばかりなの に私は会いた口が塞がらずその後の義母と のやり取りはどこか上の空だっ たそれからというもの義母は本当に私たち のマンションに訪ねてくるようになる しかも私が休みの日を事前に聞いてその日 の午前中から押しかけてくるのだそして 義母は家の掃除や食事の支度洗濯 アイロン掛けあらゆる家事の細かなところ に口を出してくるのだっただって優太はは 忙しいのよあなたがお休みの日に家のこと をやってくれるのは当然じゃない私だって 夫のためにずっとそうしてきたの私がやっ てきたのにあなたがやらない理由がないわ そこに私の意見はないのそう言いたい 気持ちをぐっとこらえて私は笑顔で応した これで優太が喜んでくれているなら彼が 仕事を頑張る助けになっているならまだ私 は我慢できるその一心だけで私は義母の 相手をし続けた時には自分の家で時には 義母の自宅で私は休日の大半を家事に捧げ たでもその我慢にも少しずつ限界を感じ 始めていた義母が来るようになってから私 は自分の時間がなくなり友達とあったり 気分転換に出かけたりすることもできなく なって久しい忙しくなったゆうたとは一緒 に夕食を食べられる頻度も減り休日も合わ なくなったゆうた最近忙しそうだねでも体 だけはああ忙しいんだよマジで今日は疲れ てるんだもう寝る から私が心配して遠慮がちに声をかけると さしそうに遮られたえゆうたってこんな人 だった何とも言えない違和感が胸に広がっ ていく加えて少しずつ上がってきていた私 の収入からかなりの部分が義母の仕送りに 当てられてしまう事実挙句の果てに義母は それを当然のことだと思っている1度 もっと増額してほしいなどと言ってきた時 にはさすが優と時間を作って話し合いをし たほどだっ たこの時ばかりは優太も義母に俺たちだっ て無限に稼いでるわけじゃないと強めに 言ってくれたけど義母が塩らしくしていた のはその時だけでその後の金遣いに改まっ た様子は見られなかったそんなある 日みゆさんいるお願いがあるんだけど

今日も京都て我が家を訪れた義母は力なく ドアを開けて出迎えた私にこう続けたお 友達が北海道旅行に誘ってくれてね誕生日 が近い人もいるからみんなでいいホテルと 飛行機を取ろうって話になったのすぐに 20万円苦めしてもらえない かしら私はギリッと音を立てて奥歯を 噛みしめる今日はまだ月の上旬今月も優太 と私の収入から5万円ずつ計10万を義母 には渡している義父の残した保険金は 1000万ではくだらない額で何度考えて も旅行の資金をそこから演出できないわけ がないこれまで何度も伝えてきた優太から も言ってもらったそれでもダメだっていう のお母さんいい加減にしてください私たち はあなたの財布じゃないんです私たちに だって毎日の生活があるどうかそんなに 軽々しく大金を無心しに来ないで くださいそれでも義母から帰ってきたのは あまりに受け入れがたい反応だったなんで すってお友達の誕生日にお金が出せない ことがどれだけ恥ずかしいことかあなた 分からないの 私の大事なお友達に普段の俺もできない あなたは義の母親にそんな恥を描かせ るっていうのねこの人手 なしないわよ え 何ふけたこと言ってんじゃないわよあ あなたそれが夫の母親に対する態度な の日日にきしんでいた私の心は当に臨海転 を超えていた目の前の人間が義理の母親で あろうと関係ない言葉遣いをたすつもりも ないいいわついに本書を表したわね優太に 言いつけてやるんだからプルプルと震え ながらそう言い捨てた義母はキビスを返す と乱暴にドアを閉めて出ていく私はその 背中を氷のように冷たい目で見送っ たみゆみゆ どれほど長い間その場に立っていたの だろう私は優太が自分の肩を揺らしてきた ことでようやく我に帰った全部聞いたぞ お前何を考えてるんだ毎月5万も渡してる のに母さんに仕りも手渡してなかったそう じゃないかちょっと待ってよそんな話どこ から母さんが言ってたんだよパートにも 行けない隊長なのにりもしてくれない おかげで私はひもじい生活をしてるんだっ て何言ってるのお母さんにはちゃんと 私たちのお金を渡してるし旅行に行ける ぐらい元気なのよそれだけじゃない 身の回りのことだって母さんが嘘をついて るっていうのか離婚だ離婚親を嘘つき 呼ばわりするような奴とはすぐにでも離婚 してある目の前の優太の表情はとても

険しいもので 私が意識を取り戻すや否や大声を出して私 につっかかってきた今にも胸ぐらをつまん とする勢いだこのところ特に彼は忙しくて 義母について話し合える時間だけでなく 普段の何気ない会話もする余裕がなかった 仕事でピリピリしているのかもしれないだ から彼からお酒や甘い香水の匂いがして くることも私は指摘しなかった確かに今日 の私が義母にとった態度もそこだけ見れば 関心できたものじゃないだろうだとしても どうして私の話を聞いてくれないんだろう なんで自分の母親の言分は聞いて私には何 も話してくれないんだろう義母はこれだけ 仕送りを受け取っておきながらなぜこんな 嘘をつくのどうして夫は ここまで一緒に歩いてきたパートナーの ことを信じてくれない の ゆうたお母さんの話は全部信じるのに私の 話は何も聞いてくれないん だ聞こえるかどうか分からない声で私は そう呟いたひどく疲れきっていた私は自分 の中で最後の砦が崩れるのを感じ たありがとう離婚の話をね私もそう思って たの離婚とだけは後日郵送しますから じゃあお世話になりましたおいみゆ ありがとうってなんだまだ話は終わって にっこり笑った私は夫を置き去りにして 玄関へと向かった優太の慌てたような声が しても胃に返さない言葉とは裏腹に私の心 はとても華やかだったもう何も気を使わ なくていいんだその事実が私の足取りを 軽やかなものにしていたとは言ったものの その足で実家に向かった私は迎えてくれた 両親の顔を見てボロボロと大粒の涙を流し たみゆどうした の玄関先で座り込んで泣く私の肩を抱いて 母がリビングまで連れ添って くれるだったテーブルには数々の料理が 並んでいて父もちょうど食卓に着いた ところだ何があったんだ話してみなさい私 は冷たいコーヒーを入れてもらって 落ち着いた後これまでの経緯を話しだした 初めは優太との結婚生活がとても幸せだっ たこと義父を見とってからの義母が明らか に不自然なお金の使い方をしてこと優太と 自分の収入だけでなく私の貯蓄からも 仕送りをやりくりしていたこと自分の休み の大半を義母に奪われプライベートも夫と の時間も失われていたこと何よりもゆうた が私を信じてくれなかったこと両親は静か に頷きながら最後まで耳を傾けてくれて私 の逆立った心はずい分と平穏を取り戻して いた私はただこうして話を聞いてもらい

たかったんだ改めてそう実感したその後数 日実家で寝泊まりし少し落ち着きを 取り戻した私は正式に離婚を決断事務連絡 を記した一筆戦だけ添え片側だけ記入した 離婚届けをゆたてに郵送してから数日の こと実で類を整理しているとゆうたから 着信が出ないつもりだったけど私はある 確信があってその電話に出たみゆ一体どう いうことなんだ説明して くれ案の定電話の相手は優太だった声は 同様で震えていて私は笑みを浮かべずにい られない説明してくれって何をですか 母さんへの仕送りに決まってるこんな額 とてもじゃないけど払えるわけがない そりゃそうでしょうね毎月10万私たちで 切lifしてたのがあなた1人になったん だからしかもあの人それ以外にも旅行だの なんだので何度もお金をせびってきたの そのお金がどこから出てたか 分かるそそんな話俺は聞いてないぞだって 母さんもみゆも何も言ってないそりゃそう でしょうね だってあなたが話す時間を作ってくれ なかったんだからしかも私の話を聞こうと もせずに離婚だなんて言うんだから電話口 から彼が息を飲む様子が伝わってきたが私 は続け たあなたが忙しかったのは分かるでもこの 状況がおかしいってことに気づいて 欲しかった私はあの人の身の回りのこと まで全部やってたのよ本当は元気なのに 毎週呼び出されて自分の休日を潰され ながら ね母さんが そんな優太の絞り出すような声で私は受を 持つ手に力を込めた本当はまだ少しだけ 優太に対する気持ちが残っていたからだで も悪かった 美謝れば許してくれると思ったあなたと 一緒にあんな母親に人生を縛られるなんて ごめんだわよりを戻すなんてこっちから 願い下げよう 私はその気持ちを振り払ったあのやり取り を経た後で私は彼と人生を歩いていける気 がしなかった から離婚届けは送りましたからあとは よろしくお願いしますさようなら優太さん 決別の意味を込めて彼の名前を呼んで私は 静かに電話を切ったそのまま彼と彼の母親 の電話番号を着信拒否に設定する ああ終わったんだ私はほうと息を吐いて 両親に報告するべくリビングへと降りて 行っ たその後の顛末は義父母とある程度 付き合いのあった両親を通して知ることに

なる優太は多忙になったのこそ本当だった けど心身疲れきったことで慰めが欲しく なり夜のお店へ頻繁に通うようになってい た休みが合わなくなるのも当然のこと だろうそれが原因で出費が増えて私がい なくなったことで一気に仕送りのツが回っ てきたというわけだ義母は案の定足腰 なんて悪くしておらず元気にしていた昔 からしていたパートに今でも出ていて少し でも収入がありながらそれを優太にさえ 隠して私に娯楽費をせびっていたことも 分かった岐阜の保険金で一度贅沢を覚えて から旅行や合有が辞められず旅先での 自慢話や見を張ったお土産を繰り返すうち に後に引けなくなったかと言って保険金を 使って目減りしていくのは耐えられない から私のを当てにしたというわけだそんな 性格だからパート先でも同僚にかなり疎ま れていたらしい優太との離婚と時を同じく して同僚から初行不良を告発され首になっ たそう だ息子のお金だけじゃやっていけないん ですお願いし ますそう言って店長に泣きついた義母を 店長は一した らしいあんたは度にがることしか知らない 自分を見つめなしてみろ恥をしれ今頃優太 と義母はどうしているだろう困りはてて いるのだろうかいやもう夫でもなければ義 の母親でもない赤の他人だ気にする必要が ない私もだいぶ精神的に安定してきて一時 的に給食していた仕事にも復帰した今は 実家から通わせてももながら新しい下宿先 を探しているところだ私を自由にしてくれ てありがとう復食の当日私は道を歩き ながら笑顔を浮かべ最後に1つだけ元夫に 感謝したのだっ たお前の親なんか海じゃなくて水溜まりに でもぶち込んで おけ私の両親のために計画していたハワイ 旅行を夫に奪われ これから夫はハワイへ 旅立つお土産期待して おけよ私は何にもいらないよ夫に笑顔で手 を振りその背中を見送ったいらないよ あなたもねハワイ旅行に胸を踊らせている 夫は何も知らない彼は地獄への片道切符 しか持っていないのだ無事に帰国できると いいね 目一杯楽しんだ後のサプライズをお楽しみ に私は30代の兼業主婦だ1歳前から息子 のハルトを保育園に預けて働き目の回る ような毎日を過ごしている宇宙人みたいな 息子にそれなりに話が通じるようになった のは年長くらいから小学生になれば軍と楽

になると考えていたが甘かった お母さんお腹が好きすぎて勉強でき ない夜7時夕飯の支度中に息子は宿題をし ている宿題は学童で済ませるよう何度も 言い聞かせたが問題が分からなかったと 言い訳してどうしても遊んでしまうまた 学童へお迎えに行くといつも息子が最後だ ねえお母さん僕学童やだよ友達と遊んでる 時はいいけどみんなが帰った後はつまん ないもっと早く迎えに来てよそう言われて も残業せず大急ぎで迎えに行っている現状 だ保育園の頃より大変になったのは間違い ないもうとにかく宿題やっちゃいなさい へえご飯が先仕方なくご飯を先に済ませる とお腹が満たされた息子はすっかり のんびりモード宿題やお風呂はあーん今 やるとのらりくらり 今すぐやり なさい今日も火山が大噴火してしまった 目標のくじを大幅に過ぎてからようやく 眠った息子の頭を撫で何も怒鳴ること なかったのにと1人反省するしかし息子を 寝かしつけて私の1日が終わるのではない ビニール袋をガサガサと鳴らして夫が帰宅 したなんだよ今日の飯 魚夫の賢二はテーブルを見るなり大げさな ため息をついた俺は仕事で疲れてるんだ から肉にしろよ肉栄養を考えてるんだ よ仕事するには栄養よりエネルギーが必要 なんだ文句を垂れながら夫はビニール袋を 開くあまたビールを買ってきたの別にいい だろう1日働いた俺へのご褒美だちゃんと 買い置きがあるのに割高だからコンビニで 23本買うのはやめてよビールなら夫の ためにスーパーで箱しているけれど今日は この柄の気分だと度々コンビニで買って くるついでにおつまみまで夫は目についた ものを気軽に買ってしまうのだうるせえな みみっちいこと言うなよ俺はしっかり働い てるんだからいい だろうでも使いすぎだよケンジのお酒やお つまみ台毎月5万にもなるの分かってる こんなんじゃ私の給料はほとんど残らない 少しでも貯金を増やしたいのに目が 釣り上がっていた夫だがふっ笑いを 漏らす責任転嫁すんなよお前の給料が そもそも少ないん だろ夫はビールをごご飲み干して頬を少し 赤くしたお前はいいよな短時間勤務で仕事 の責任も背負わなくていいんだから ストレスがたまる俺の気持ちわからない でし 一滴もお酒を飲んでいないのに私の顔は かっと暑くなった確かに夫よりは勤務時間 が短い分給料も少ないけれど私だってフル

タイムで働く社員だ残業できない上に息子 の体調不良や参観日旗振り登板などで 少なくても月に1度は休んでいる出産前 より給料がかなり減ってしまい 私自身もはがゆい思いだそれにねお前は 貯金までしなくていいって俺は言ってあげ てるじゃん俺の給料をまるまる貯金して あげてるからお前は生活費だけを出せば いいわけそんな気楽な暮らしをさせてあげ てるのに感謝するどころか文句ばっかりか よ夫は偉そうにふんぞりがった結婚当初 から私が生活費夫がが貯金を担っている 理由は夫が給料下ろしてくるのめんど くさいと言うから私の給料で食費や高熱費 はもちろん夫の小遣いまで出している夫の 小遣いは月3万円と一般的な金額だが私の 家族カードで好きにビールやお菓子を買っ てくるからたまらない食べ物だから食費 だろこれが夫の言文だ私のお金だからって 遠慮なく使ってるように感じるよ私は家族 みんなのお金だと思ってる無駄遣いはやめ てほしい出産前の私たちは良好な関係で私 が残業で遅くなる時には惣菜を買ってきて くれることもあった小遣いで惣菜を買うと あという間になくなってしまうからと私の 家族カードを持たせた今では後悔している ある時日常が一変した感染症の影響で息子 の学校が急行となったのだ学校だけでは ない会社までリモートが増えたけれど私も 夫もリモート対応できる仕事ではなく ビクビクしながら出社した1番の心配は やはり息子だ小学1年生の息子を1人で家 に置いておけないのでに住んでいる両親に 毎日預かってもらうことになった両親とも 働いていたからこれまではなかなか頼れ なかったが自粛になった影響で母は長年 勤めていたパートの仕事を退職した困って いた私に母がハルトを任せてとありがたい 提案をしてくれたのだ宿題をなかなかやら ず勉強が少し苦手だった 息子と過ごすようになってから勉強の楽し さに目覚めた母はいつもそばにいて優しく 指導してくれているつい怒ってしまう余裕 のない私とは正反対で母は小さなことでも 息子を褒めた父は在宅勤務の日があるそう で休憩時間には息子と庭で駆け回っている らしい自粛や慣れないリモート授業で息子 にストレスがたまるかと思いや両親の丁寧 な対応のおかげで息子はぐんぐん成長した 息子が3年生になる頃には随分と感染症の 制限は落ち着きほぼ通常通り投稿できて いるそれでも両親の家は居心地がいいよう で放課後は学童ではなく実家で過ごすよう になっ たお母さん見てよ仕事を終えて息子を迎え

に行くとじゃーんとテストを掲げている 息子計算テスト100点だよ100点は クラスで俺だけなんだすごい でしょ引き算でつまづいていた小一の頃の 息子とはまるで別人だすごいね頑張ったね 頭をゴシゴシ撫でると息子は満面の笑みを 見せた何もかも順調だと実家にいるわずか な時間だけは錯覚してしま けれど自宅に戻り息子が寝た後は現実が 遅い くるまた飲んできたの最近の夫は帰宅が 遅い日付が変わった頃に帰宅する悪い俺は 仕事の息抜きもしちゃいけないのかよ もちろん飲みに行くのは構わないけどお 小遣いの範囲でやってよはあ飲み食いに かかる金は食費だろ少ない小遣いで我慢し てやってるのに食費まで削れってか夫は家 のみが多かったのにここ最近は外で飲む ようになって余計に出費が増え たお前がうるさいから家にいくないの俺が 外で飲むのはお前が原因な のガンとダイニングテーブルを拳で殴った 夫するとテーブルにあるパンフレットに 気づいたらしい私が説明しようとする前に 夫はそれを手に取っ た ハワイ険しかった表情が少しだけ 和らぐハワイ旅行するつもりがいいじゃん あごめん違うの私たちじゃなくて私の親へ のプレゼントだよケンジにも今日相談 しようと思ってたの プレゼント海外旅行をプレゼントして やろうなんて本気か息子が寝ているのに夫 は遠慮なく声を張る夫を落ち着かせようと 私はなるべく優しい口調で伝えた賢二も 知ってると思うけどいつも親にハルトを 預かってもらってるでしょうそのお礼に ハワイ旅行はどうかな現金じゃ受け取って もらえないし親は物欲もあまりないから それで旅行がいいと思うのうわ出た身内 びき何も100万円もする工学ツアーを プレゼントしたいわけではない両親に事前 に相談したらお言葉に甘えて航空券だけお 願いしますという返事があったそれなら 両親2人で30万円ほどだ数年間息子の 面倒を見てくれている礼としては安い くらいへえ無駄金だは説明しても夫が理解 する様子はないお前給料安いくせに見え はんなまさか俺の貯金を使おってんじゃ ないだろうな違うよ私だって少しは貯金し てるそこから出すよでもそれも家族のお金 だからこうして検事に相談してるんでしょ ふーんじゃ だめもっと無関心ににへえで終わることを 期待していた反対されるなら独身時代の

貯金から出すと提案するでも夫の答えは 変わらなかった生活費だけでヒヒ行ってる 安月給のお前がどうしてまともに生活でき てると思ってるの俺がちゃんと働いてあげ てるおかげだからな私の顔をずっと 覗き込むと夫は薄ら笑って告げたお前たち にはもったいないハワイは俺が言ってやる へ海を見ながらビール最高じゃねえか日頃 の疲れも吹っ飛びそうだ夫はベラベラと 話し 続けるよし決まり1人旅じゃつまらない からそうだな友達と行ってくるか勝手に話 を進められた待ってよ私の親もハワイを 楽しみにしてるのに知らねえよお前の親 なんか海じゃなくて水溜まりにでも ぶち込んで おけ夫はぎャと汚らしく笑った私が何を 言っても夫は聞いていないんじゃ予約とか 頼むな俺はそういうの苦手だからあいやで もああこっちで予約するからお前は何もし なくていいや夫はにやりとして一方的に 話合いは終了とされたご機嫌そうにスマホ を開いて誰かに連絡を取っているよし友達 が予約してくれるってさどうせならいい ホテルに泊まってうまいもん食いたい なあ自分勝手な夫にうんざりだええマリン アクティビティいるかそんなのやりたいの か よぼそぼそと独り言をつぶながら夫は スマホに向き合っている友達とすっかり 盛り上がっているようだこうなってしまえ ば今から旅行はなしとはできそうにない せっかく両親のために計画していたハワイ 旅行を横取りされて悔しいでも悔しさや 怒りより妙な胸騒ぎがまさったいくら ハワイ旅行とはいえ浮かれすぎではないか 翌日も夫は機嫌が良くハワイの雑誌を抱え て深夜に帰宅した雑誌のページをパラパラ めくってみるとおしゃれなパンケーキ店に 丸印がついているその瞬間確信した女が いるなと家ではモハなのに浮気なんかし てるんだどこかでそんな気がしていた以前 は家のみばかりだったのに外の実に変わっ た夫外で飲むのなら相手がいるはずだから 覚悟しておきなさい楽しいハワイ旅行にし て あげる旅行当日夫を空港まで車で送った 登場口までお見送りするよと申し出る私に いやいやいいから中で友達が待ってるし 行ってくるわと夫は首をブンブン横に振る そうじゃあくれぐれも気をつけてねああお 土産期待しておけよ私は何にもいらないよ 夫に笑顔で手を振りその背中を見送った夫 は振り返りもせず空港の中に消えて いくいらないよ賢二もねハワイ旅行に胸を

踊らせている夫は何も知らない彼は地獄へ の片道切符しか持っていないのだ無事に 帰国できるといいね心の中で呟いて賑やか な空港を後にした夫から連絡が来たのは 翌日だっ た今さっきハワイに着いたんだけど空港で コーヒーを買おうとしたらクレジット カードが使えないんだよ海外でも普通に 使えるよなうんクレジットカードは日本と 変わりなく使えるよだよなでも俺のカード は使えないんだおかしいだろうなんでだ だろう私は一呼吸を置いて 答える何にもおかしくないよだってカード は利用停止にしたものはあ どどどど心臓の音が口から飛び出している みたい夫のまけなつを鮮明に想像できて 笑ったどどうして夫の裏返った声が響く どうしてって聞かなくても理由は本人が 一番よく分かっているはずだ浮気旅行のお 金を家計から出すわけない でしょう浮気に気づいた私はもちろん柵を 講じたオプショナルツアーなどたっぷり 申し込んだようだが実は家計には全く響い ていない無駄金を使わせずにさっさと離婚 届けを突きつけることもできたがそうし なかった私の両親からハワイ旅行を奪った ことを後悔ししてもらうために楽しい旅行 へと出発させたのだちちち違う今更隠さ なくてもいいよせっかくハワイまで行った んだからとりあえず楽しんできたら電話の 向こうからはあああちちちと途切れた声 ばかりが聞こえるハワイにいる夫と電話が 繋がっているはずなのに宇宙との更新 みたいだ安心でねあなたの楽しい旅行を 全部ぶち壊したかったわけじゃないのだ から出発前にクレジットカードをも1枚 持たせた でしょう夫はいつも私の口座から 引き落とされる家族カードを使っているで も何年も使っていない夫名義のクレジット カードも所有していた念のためそれも持っ ていったらと促しておいたのだ私ってば気 が効くでしょうこれで現地での観光や 買い物で困らないよねあああ相変わらず 宇宙それじゃあラブラブ旅行の邪魔をし たら悪いから切るねバイバイ私の行為に腹 を立てつつも浮気相手の手前いつまでも不 機嫌でいられないだろう家計から 引き落としのクレジットカードが使えない なんてまだまだ可愛い ハプニング今後夫から重要な連絡が来ると したら旅行最終日である4日後だ案の定4 日後に電話が なるどどどどう しよう今にも過去吸を起こしそうなほど夫

は取り乱しているか彼女が消えた朝から ちょっとお土産買ってくると出かけたまま 帰って来ないんだおお前のせだぞある計画 がうまく実行されたらしく私はりし たなんかメールが来てやっぱり浮気するの は奥様に申し訳ない別れるっておかしい だろう今様では普通にハワイを満喫してた のにお前がカードを使えなくするなんて 余計なことしたから彼女が気にしちゃった んだどうしてくれるんだよ一方的に 怒鳴り散らす夫私は冷静に尋ねたそれは 大変だねこで呑気に電話なんかしていて いいの帰りの飛行機の時間は大丈夫 だから困ってるんだろうどうしたらいいん だ よ罵声が震えて いるだって飛行機に乗るためのQRコー ドってやつは彼女のスマホに入ってるんだ 俺の飛行機はどうなんの乗れるのっていう か俺1人じゃ空港まで行けない英語の国で 1人ぼっちなんて無理だよ夫はとうと 泣きわめき出した彼の英語力はマイネムイ ケンジ程度以前息子がタブレットでローマ を打つためにガのスペルを聞いたところ夫 はががぐあぐわ ぐわとアヒルのものまねになってしまい 情けなかったそんなローマすら危うい夫が ハワイを1人で歩くのは難しいだろうとは いえ日本人の多いハワイホテルにも日本語 が話せるスタッフはいるはずだがあえて 教えなかったどうしたらいい の私の親から奪ってまで行きたかった ハワイなんだから最後までどうぞ楽しんで ねそんな無理だよモハ夫が今更泣いても 気持ち悪いだけだ鳥肌がって耳が難くなる これ以上聞いていられなくてさっさと電話 を切り着信拒否にした帰宅予定の翌日に夫 はすっかり少水しきった様子で帰ってきた まるで無人島で遭難しやっと帰還できたか のようなやれ具合だ帰宅できた喜びでうろ な目には涙が滲んで いる ただいまリビングで私のの姿を見るなり夫 はアンドの表情を浮かべた俺の帰る場所は やっぱりここしかないあの今回のことは 悪かった よ夫はスーツケースを雑に漁り1つの箱を 取り出す約束したお土産だよハワイといえ ばマダや夏チョコレートほら受け取って いらないよそんなこと言わないでほら しつこくチョコレートを渡そうとしてくる 夫に私の意志をはっきりと 伝える本当にいらないチョコもケンジも夫 は目を見開いて言葉に 詰まる浮気相手とハワイ旅行をしてきた

くせによくのこのこと帰ってこられたわね 私は許してないよ離婚して夫は私から目を そらすすると部屋が綺麗に片付きすぎいる ことにようやく気づいたらしいすでに自宅 には私と息子の荷物はない顔面蒼白の夫は へなへなと腰を抜かし たその後夫とは離婚貯金は財産分与と慰謝 料で私がほぼ全額もらった女性と遊ぶため に貯金を使い込んでいたため夫の取り分は なし夫はまだまだお金を失う 今回の旅行にかかる費用は全て夫の クレジットカードを利用した夫の独身時代 の貯金から引き落としとなったが足り なかったよう だこの工学世紀は何なんで飛行機の予約 まで俺のカードなの異変に気づいた夫に あえて真実は教えないさあなんでだろうで もケが使ったお金をケが払うのは当然だよ ね実は旅行前に浮気相手と接触した若くて 美人な女性で夫にはとても釣り合わない やはり夫に本気ではなく遊ばれているだけ だった今すぐ別れますよと軽い謝罪をする 女性にあるお願いをしたいいえ別れなくて 結構です楽しくハワイ旅行してきて くださいそれで夫のクレジットカードで 旅行の予約をさせた2人で存分に楽しんで もらい最終日に女性は姿を消す天国から 地獄に突き落とすそれが私の復讐だった 怒りは女性ではなく100%夫に向かって いた慰謝料を請求しない代わりに協力を得 た随分割り切った女性らしく予定通り動い てくれたちゃっかり夫に高額なお土産まで 買わせていて完全に愛のない関係だったの だと夫が哀れになるほどだ金が足りない 生活もできない頼むよ助けてくるよ夫の 懇願は一切聞くつもりはない旅行なんて 行かなければよかっ た恋人も家族とお金も失ったのは自業自得 だ一方私は息子と平和に暮らしている夫に は安月給だと馬鹿にされていたが無駄遣い する夫がいなければ普通に生活できるの だお母さん明日は海だね楽しみすぎて寝 られ ない息子は布団の中で目をララとさせて いるばあちゃんが海でかき氷買ってくれる んだって何でも食べていいってよ興奮気味 の息子をなんとか寝かしつけたハワイ旅行 が潰れた代わりに私たち親子と両親での 旅行を計画し直した大切な人たちと一緒に 過ごす時間を楽しみ たいあなたみたいな人を何て言うかわかる 寄生中よ出ていけば私だってちゃんと仕事 しているの に私の名前はみほ翻訳の仕事をしている 主婦家にいながら依頼された本とか映画の

セリフとかを日本語にするような 仕事地味だけどやりがいが ある夫の順とは結婚して4年になるけど とても幸せな 毎日義両親も優しい方々で結婚してよかっ たと心から 思うただ1点を除いては それは結婚して2年ぐらい前の 出来事結婚生活がいにつき2人での生活が 当たり前に感じられるようになった頃の ことそろそろ お母さんたちに孫の顔を見せてあげたいね なんて話しながら新しい家族のことを思っ ていたんだけど1年間ずっと妊娠でき なかった の妊娠やすくなるようなことは調べて全部 試した けど治療も視野に入れて何かアドバイスを もらえるかなと思ってお医者さんに相談に 行くと不妊症と診断されてしまっ たしかも詳しい検査をしても原因が分から ない の可能性はゼロじゃないから辛抱強く 頑張りましょうと励ましてくれたけど年齢 が上がるにつれて妊娠の可能性はてしまう でも時間がかかるっって不安に襲われた それに孫の顔を見せてあげれないことに 対して罪悪感もあっ た思い切って義両親に相談すると 優しく気にしないで大丈夫だよ言いにくい だろうに打ち明けてくれて ありがとうと優しく声をかけてくれ た嫁は子供を産んで1人前なんて古い言葉 があるけれど義両親の寛大な心にとても 救われたそれでも義両親や潤に対してどう しても拭いきれない申し訳なさが心の中 にせめて何かしらの高校はしたいなと思っ て私は順とあることを決めた のどうですかお父さん お母さん本当に大丈夫なの一等地の高級 マンションでしょ ここ私たちが決めたことそれは私たちのお 金でマンションに住むことそれもバリア フリーに特化した物件で都会の一等地家賃 生活費など全額負担 だ一緒に住めば身の周りのお手伝いをして あげられたり相手になってあげたりと少し でも助けになるかなと思って私から提案し た の翻訳の仕事は基本的に在宅でできるし 会議もリモートが主流になったから ね義両親は一軒屋に住んでいた宿年数が かなり立つもので段差がたくさんあったり 階段が急だったり危ない部分が多いと以前 ぼやいているのをたまたま覚えていたの

リフォーも考えたけど駅から少し遠くて車 が必要になるからそれならもっと駅近くの 方がいいかなと思ってマンションにし たお金のことは気にしなくて大丈夫ですよ 私もじさんも働いているしお互いお金を 使わないから貯金はあるん です私の体のせいで孫の顔を見せる1番の 親高校ができなくなってしまったから せめて何かしてあげられることはないか なって2人で話し合って決めたんですそう だよみほの言う通りお金のことは気にし なくていいよ僕もこの話を持ちかけられた 時は少しびっくりしたけど母さんたちに 何かしてあげたいし僕たちの気持ちを 受け取って よそうか俺たちはいい息子と娘を持ったな 母さんそうねありがとう2人 とも私たちの高々を喜んでくれてとても 嬉しかっ た孫の顔を見せてあげられない罪悪感も 少し軽くなって楽しい毎日が待っているん だろうなと希望に満ちた想像をしていたん だけどまさかもっと重い問題が私に のしかかることをこの時の私は知るよしも なかっ たすごくいい物件だわ 私がもっとおばあちゃんになっても安心 ね喜んでもらえてよかった内心ほっとし ながら義母を見つめる私今日は引っ越し前 にどんな場所か義両親に来てもらっている 2人ともとても楽しそう だみほよかったなみほのおかげで父さん たちが嬉しそうにしてる俺もすごく嬉しい よ ありがとうこっちのセリフだよ私の無茶な 提案に賛成してくれて ありがとう貯金があると言っても マンションを買うなんて大変な決断だよね ジュンが背中を押してくれたおかげで今が あるんだよ ありがとう物件も気に入ってもらえたしジ も嬉しそうだしこの先絶対楽しい日々が 待ってる引っ越しの日まで待ちきれないな とワクワクしながらその日を待っていたん だけど引っ越し当日お母さんたちの荷物を 一通り運び終え人段落つきみんなでおしり をしていた時のことだっ た ピンポン誰だろう引越し業者の方かな 忘れ物でもしたのかななんて不思議に思い ながらインターホンの方へ はーいうわあすっごいでっかいマンション だわ部屋も広そうね あみほさんお久しぶりまいですお久しぶり ですどうぞ上がって

くださいインターホンの先にいたのは義の 舞だったこの義姉私はちょっと 苦手私が義姉と初めて会ったのは結婚して 2週間ぐらいが経った頃両家わせに義姉は 仕事の関係上出席しなかったから義姉との 顔合わせ別にしようとのことになってねご 挨拶が遅れてしまいましたがみほと申し ますよろしくお願いしますみほさんね よろしくところでみほさんは何の仕事をし ているの翻訳の仕事をしています専門学校 で英語を勉強していたので英語を生かせる 仕事につきました ああみほさんは専門学校に行ってたのね そうですね以外に脳がなくて ほう専門学校って私よくわからないのよね 2年で専門的な勉強もできないだろうし1 つだけのことを学んでも仕方ないと思うの よね はあそうですかあごめんなさいね気悪くし てしまったら私普通の大学に通ってたから どこか専門学校の私を見下すような態度を 感じてしま そんな私の様子を察してかじがごめんね 姉ちゃんは俺と違ってすごく頭がいい人で 都内の有名大学に通ってたんだ今は上場 企業に務めていて少しプライドが高い部分 があるんだ僕も少し苦手だから姉ちゃんの 態度はあんまり気にしなくていい よ出会いの印象があまり良くなかったし その後も関わることはほとんどなから苦手 なのでも年月が経ったし大丈夫かなとは 思いつつ一松の不安が心にそしたら義姉が まさかお邪魔します綺麗な部屋だ わどうぞあれどうしたんですかその荷物 出張帰りですか久しぶりだね姉さんなんか 雰囲気変わったねそれで今日は何のような のえ行ってなかったっけ私ここに住むのよ え義姉以外全員で全く同じ反応をし た私元々実家暮らしだからさ実家が 取り壊されたら住む場所なくなっちゃう じゃんあらまいあなたアパート探したって 言ってたじゃない実家がなくなるなら私 1人暮らしするわって生きまいてたじゃ ないのそうだぞ急に来て住むだなんて みほさんにも迷惑がかかるだろう部屋も たくさんありますし私は全然大丈夫ですよ やったありがとうみほ さん義両親がいるたえ断ることができず 受け入れてしまった少し不安はあった けれど義両親への高校を通して少しは認め てくれるかななんて淡い期待を抱いていた のでもすぐに裏切られることになって しまうのだ けれど義姉が同居するという予想外の 出来事に身構えていたけれど特に変わった

様子もなくいびりを受けることもなく普通 の日常が過ぎていったそれに義姉は仕事の ためか夜遅くに帰ることが多くあまり顔 合わせることがなかっただ けどそれはある日のこといつも通りその日 やる分の翻訳を終え まだ帰ってこない義姉のために夜ご飯を 準備してベッドへぐっすり眠っている ところを 突然ちょっと起きなさいよ え頭が真っ白な私を無理やりリビングへ 引っ張っていく義姉寝ぼけた頭で状況を 理解するが全く検討がつかないそして リビングで見せられたのは私が作った 卵焼き だ卵焼きが甘いってどういうことよ私たち 家族にとって卵焼きはしょっぱいものな の私に向かって怒る義姉からはお酒の匂い がすみませんうっかりしてました全くこれ だから定学歴はこんなことも覚えられない のごめん なさい酔っていたせいか私に当たりの強い 義姉どうして卵でこんなに怒られるの だろうかどこかモヤモヤした気持ちのまま 再び私は眠りにつく今日は酔っていたから だよね明日からはまた普通に過ごせるよね そう心の中で祈って次の朝私はいつも通り 義母と一緒に朝食の準備を する私昨日うっかりしてお姉さんに甘い 卵焼きを作ってしまったんです 実家では甘かったので悪いことしちゃった なあらそうだったのでも甘い卵焼きも 美味しいわよねあまり気に止むことないわ よ義母に相談すると優しく励ましてくれた 次はミスをしなきゃ大丈夫だよ ね朝食はいつも通りみんなで 食べる義姉は昨日のことには触れず知ら ないふり私もみの前で言うのも気が引けて いたのでもう水に流してくれたのかなと 安心しきってい たすると義姉はむにケチャップを取り出し 料理にドバドバかけ 始めるちょっと体に悪いわよ義母の精神も 聞かずに今はこれがブームなの よ今までこんなことなかったのにやはり 昨日の卵焼き事件のせいか 前から思ってたんだけどみほさんの味付け 少し薄いのよねだからこれぐらいが ちょうどいいのよ まいみほさんが薄い味付けにしているのは 私たち夫婦のことを思ってなのよだから あまり悪く言わないであげ て義母がフォローしてくれたおかげでなん とかその場収まったけどこの先どうなるん だろう不安は募るばかり

義母は気にしないで大丈夫って言ってくれ たけどどうすればいいん だろうそんな私にさらなる試練が 降りかかると は義両親が友人と旅行しに行くことになっ たのさらに悪いことに同じタイミングで ジュが出張へ義母のことを少し相談してい たので何かあったらすぐに教えるんだよと 優しい言葉をかけてくれた でもせいぜい4日間だから大丈夫かそれに 義姉も仕事で忙しいだろうし私にかってこ ないよ ねポジティブに捉える私だ けどおはようございますおはようあ私有休 取ったから今日から3日家にいるわねあ えはい分かりましたえなんてことだよりに もよってこのタイミングで有給を取る なんて想定外の出来事にびっくりして しまったポジティブな気持ちが一気に 崩れるさ始めるわよな何をですか決まっ てるじゃない掃除をするのよ低学歴のこと だから手が悪いだろうし十分に掃除できて いない部分もあるだろうしね私が指導して あげるわ よ家事に学歴関係ないと思うけどという 言葉を飲み込んでわかりましたよろしくお 願いしますと返事をする 私こんなのはまだ序の口だったどうして できないの普段怠けているからそんなに 鈍いのよだから赤ちゃんもできないんじゃ ないの1度言われたことはすぐに覚え なさいよこれだから定学歴 は断るごとに小言を言われる 私言い返しても日に油を注ぐだけなので 黙って 従うそろそろ翻訳の仕事をしたいのですが どうしても今中に終わらせておきたい ところがありましてそんなチチな仕事後で しなさいどうせ学生のアルバイト程度の ものでしょお小遣い稼ぎにそうやってめて 遊んでるんでしょ順に養ってもらって あなたみたいな人のことを何て言うか わかる パラサイトよこんな難しい単語あなたには 分からないよね寄生中よわかる寄生中家事 ぐらいしなさいよ出なきゃ出ていけば子供 が産めない嫁に価値はないし ねじや義親がいないところでかていう 義私も我慢の限界に達しある決断をする こと に断るごとに寄生中呼ばわりや私が妊娠し にくい退出のことをネタにして私をいびっ てくる 義どうしてこんなことを言われるのだろう か1人で抱えきれずに順に連絡することに

し た俺がいない間にそんなこと がそのこと家を出ていったらどうかな えでもそうしたらちょっといいこと 思いついたんだ けどじからのアドバイスもあり私は家を 出ることにし たわかりました家を出ていきます家賃は私 払いませんからねさっさと出て行って ちょうだいよ高卒で払える家賃なんて高が 知れてるんだから別にいいわよ同意して くださるんですねでは名義変更の手続きも お願いし ます高卒じゃないわよと言い返したい 気持ちをこらえて家を後にする行く当ては あったし私の仕事はパソコンさえあれば できるので問題ない音便に済ませたかった 私もさすがの出来事に気が立ってしまっ た早速実家へ向かう 両親は今仕事の関係でアメリカにいるので 私1人だけだ出張帰りの順にもこっちに来 てもらい2人きりの 生活義両親は不思議がっていたがショック を与えてしまうと悪いかなと思い少しの間 2人きりで痛いと説明をしやり過ごし た賃貸契約の名義変更も無事に終わり1 ヶ月ぐらいが経った頃だ そろそろだなと思っていたところに義姉 からの電話がもしもしちょっとちょっと どうなってるのよ何がですか知ら ばっくれるんじゃないわよ家賃のことよ どうしてこんな金額になってるの都会の 一等時に立ってるマンションですからね それなりに家賃はかかりますよそんな金額 どうしてあなたみたいな定学歴に出せ るって言うの詐欺だわ確かに私は学歴で 言ったらお姉さんに劣るかもしれませんが 幼い頃海外に住んでいたので自分で言うの も恥ずかしいのですが語学のスキルはそれ なりにあるんですだから翻訳の仕事も色々 頂いていますおかげで収入もそこそこ もらっているのであのマンションに住む ことができるんです学歴だけが全てじゃ ないんです ううるさいわね私は一流大学を卒業して 一流企業に就職してるのよ私の方が偉いに 決まってるじゃないのそんな華々しい経歴 の持ち主なら家賃払えますよねわざわざ私 に文句言わないで ください今はちょっと持ち合わせが電話 じゃ拉致が開かないので今からそっちに 行くので話し合い ましょう義両親義姉潤私の5人で家族会議 が開かれたその場で私と義姉が2人きりの 時にされたことどうして家を出ることに

なったのかという経緯全てを話したそして 家賃についても持ち合わせがないってどう いうことだ実家暮らしで生活費も家賃も いらないから貯金があるはず だろ義父がそう問い詰めると 美容整形にお金を使ってたから貯金はない ですこの間も手術したばかりでそんなこと にお金を使ってと 義母だから姉ちゃんの雰囲気が変わってた のかごめん なさいこのまま実家暮らしを続けてたら お前はダメになる家から出ていって1人 立ちしなさいえやだ私何でもするから家に いさせて そもそもお前がみほさんを学歴なんて くだらないもんで見下してたから問題なん だ勉強ができるからって何でも許されると 思ったら大間違えたぞそんなこと小学生で も分かる ぞ分かりましたごめん なさいこうして義姉やマンションを出て いくこと にまさか義姉が美容整形でお金を使ってい た なんてもしこのままだったらもっと はまり込んで借金をするはめになっていた と考えると義姉のためにもなったのかな そう安心していたのその時までは義姉が家 を出ていって2ヶ月が経った頃泣きながら インターホンを鳴らす義士何事かと家に あげるとそこには全くの別人があなたどう したのその 顔整形でやめろと言っただろ大事な体を 傷つけて義両親は怒りしと義姉の整形癖は 家を出ていってからも治らなかったのだ この一見を経て義子の口座を義両親が管理 することとなり義子の金遣いを監視する ようにせっかく綺麗だった顔 が顔は隠すことができないので義姉は会社 でも整形していることがバレて片身が狭い 思いをしている自信満々だった義姉も すっかり別人のように大人しく謙虚な人に なっ た私はジュとマンションを出ている間に実 は子供を授かり今は順調に育って いる今度は孫の顔を見せてあげて高古をし たいなそれが今の私の目標だだから お父さんお母さんもう少し待っていて くださいあなたそろそろパート2でも出 なさいそして給料は全額私に送金しなさい えどういう意味ですか私妊娠してるんです けどもうそろそろ安定期に入った頃でしょ いつまでも怠けてもらっちゃ困るの よ夫にも疑実家にも奴隷のように扱われる 日々私は言われるがまま30年間毎月鬼

実家に仕送りをし続けたのだっ た私は美54歳の専業主婦だ夫達也と息子 後期の3人で暮らして いる4つ年上の夫とはかつて勤めていた 会社で出会い交際へ発展結婚した当時私は イラストデザインの業務を担当していた夫 は営業担当だったのだが私が入社した当時 先輩社員として色々なことを教えてもらい 恋心を抱くのに時間はかからなかっ た当時の夫は更新長顔もそこそこ行けてい て仕事もできたそんな先輩に優しく指導さ れて好きにならない方が難しかったと 思う告白の末私の思いが実った時は夢の ような心地だった それから1年の交際を経て 結婚やりたかった仕事にもつけて大好きな 人と結婚できるまさに人生は順風満々だっ た不安だった義両親との関係も初めてあっ た時からとても親切にしてもらい本当の娘 のように可愛がってもらっていたうまく いきすぎて不安になるくらい幸せな毎日を 送っていた その時はこのまま幸せな日々が続いていく のだとそう信じてい た結婚して一月が経った頃夫からあるお 願いをされ たみや子仕事をやめて専業主婦になったら どうだ俺の収入だけでも家族が暮らして いくには十分だと思うしこの先子供ができ たら今の仕事を続けていくのも大変だろう 夫の言うことは最もだうちの職場は やりがいはあるものの休日出勤や残業は 当たり前のなかなかハードな職場だった 突然の案件などもあり対応しなければなら ないことも多いそうなると幼い子供を育て ながら職場復帰というのもなかなか難しい 話かもしれないイラストデザインの仕事は 幼い頃から絵を描くことが好きだった私に とって天職といいものだったしかし大好き な人と結婚しその旦那様を支えていくのも また1つの幸せかもしれない私はそう思い 仕事を辞めることを承諾したのだった半年 後予定通り私たちは子供を授かることが できた何もかもうまくいっているその時は まだそう思ってい た達也さん今日はご報告があります なんだか嬉しそうだねどうした の私のお腹に赤ちゃんがいるんですっ て夫の祝福を期待し私は息をおようと夫へ 告げたふんそうやっとか え夫も喜んでくれると疑いもしなかったの に妊娠を告げた瞬間夫の態度は急変どうし て夫も子供を望んでいたはずなのにその時 私はまだ気づいていなかった私に仕事を 辞めさせ子供を

作るそこまで全てが仕組まれたものだった ということ私の妊娠を気に幸せだった日々 は一点地獄のような生活に変わっていく ことと なる最初はたまたま不機嫌だったのかなと 思っていたのだがその後も夫の態度は 変わらず冷たいままだった不安を抱えた まま夫と共に義両親への報告へ行くこと にあらあらいらっしゃい今日はどうしたの 義家に到着すると義母はいつも通り優しい 笑顔で迎えてくれた私は少し安心した今へ 通され義父に挨拶をすると義父もまた 優しく対応してくれる夫もこの日ばかりは 笑顔で両親と会話しているよかった私の 不安は思い過ごしだったのかもしれ ない今日はお2人にご報告があってまいり ましたおやおや何かなまあまあ嬉しいご 報告だといい けれど義両親はワクワクした様子で私たち の言葉を待っ た実はあ妊娠しました6周目になり ます私は夫の霊があるので内心不安を抱え ながらも明るくそう 告げるそうよくやったわそして不安が現実 のものとなる言葉こそ私への褒める内容だ が義母の声のトーンはどこか不気味で嫌な 笑を浮かべている今後は高鳥家の後継をを 宿す身としてしっかり商人するようにどう いう意味かは分からなかったが私にとって いい内容でないことだけは分かっ たそれからの日々はまさに地獄のようだっ た妊婦だと言うにも関わらず疑実家に毎日 呼び出され修行だと称して疑実家の家事を 全て押し付けられる少し苦言を低そもの ならあなたは嫁としての自覚が足りないの よ私が若い頃はねと義母の長い説教が 始まり帰宅時間が遅くなるそうなると今度 は夫からはい飯もまだできてないのかよ そんなこともできないなんて本当お前は 役立たずだ な夫からも義量心からも辛く当たられる 日々それがもう日常差半時となっていた私 に仕事を辞めさせたのも早々に子供を作っ たのも全ては私を逃さないための作戦だっ たのだ私が後戻りできないところまで来た 後で本章を表したの だ気づいた頃にはもう遅かった私は今や この家の嫁ではなく奴隷と言っても過言で はない状況に置かれていた妊娠が12週を 迎えた頃あなたそろそろパート2でも出 なさいそして給料は全額私に送金しなさい えどういう意味ですか私妊娠してるんです けどもうそろそろ安定期に入った頃でしょ いつまでも怠けてもらっちゃ困るの よ怠けるどころか疑実家でも自宅でもコ

使われる毎日だというのにそれにしても 全額お母様に送金するというのは私にじゃ ないの高取家に仕送りをしろと言っている のよあなたも高取家の一員としてしっかり 働きなさいと言っているのそんなことも わからないなんて一体どういう教育を受け てきたんだ かすみません夫にも相談してみます 帰宅後夫に相談してみたが はあ母さんの言い太りだろう本当にお前は 昔からどん臭い なその時もはや逃げ場はどこにもないこと を私はようやく悟ったのだっ た私はスーパーでレジ打ちのパートに入る ことになった両親には相談できなかった私 は両親が遅くに授かった子供だったため父 も母もすでに70歳を超えていた高齢の 両親には絶対に心配はかけたくなかった だんだんと大きくなるお腹を抱えながらも 働き続ける 毎日義実家に呼び出され呼使われるよりは 外で働いている方がよほど増しだった職場 の人は心配してくれたが私は笑顔で心配 ないと返すよりほかなかった パート代は約束通り全額を義母に没収さ れるそもそもパート代が振り込まれる口座 を義母が管理しているため私にはどうする こともできなかった毎日働いているにも かわらず夫からもらえる生活費は 5万円それで全てをやりくりしなければ ならなかった夫に関係することで節約すれ ばまた怒られる削れるのは自分の食費と夫 がいない間の高熱費くらいだっ たその点では働いていれば家の高熱費は 浮くし食事はスーパーで廃気をもらって しのげるためスーパーのパートは ありがたいものであったと 言えるその後私は無事に息子の後期を出産 さすがに出産前後は休ませてもらったが3 後2週間後にはもう職場に復帰させられる ことに 職場の人たちは驚いていたが私は笑って ごまかすしかなかっ た私がパートに行っている間後期の面倒は 義両親が見てくれていた見てくれていたと いうよりも奪われていたという表現の方が 正しいかもしれ ないそんなことをしていれば息子も私に なつくはずもない私が抱いても泣き止ま ない息子昼間ぐっすり眠っているからか夜 はなかなか寝てくれない寝ない息子に 付き合って寝不足のまま翌日は朝から疑 実家に息子を預けそのままパートへ行くと いう 生活その頃の私はまさにボロボロといった

状態だったと思うほぼ義両親に育てられた ような息子もまた義両親や夫の言動を見て いるからか私を見下すようになった 甘やかされて育った息子はろに働きもせず ギャンブルざまの立派なクズとなったの だった義両親からお金をたかりそのお金で 好き放題ま元はと言えばそのお金も私が 稼いだものなのだ が結婚してから30年私はそんな地獄の ような毎日を過ごしてきた唯一の楽しみと いえば絵を描くことそんな些細な楽しみが 私の息抜きとなっていたこんなことなら 結婚などせず夢を追い続けていればよかっ た何度後悔したこと だろう1つ良かったと言えるのは両親が そんな私の状況を知らずに幸せだと信じて 疑わないままこの世を去ってくれたこと 結婚してからというものなかなか実家に 帰ることもできなかったけれどそれが せめてもの親高校だった30年経った今も 私はスーパーのパートを続けていた今では 1番の古株だある日の勤務中昔取った金塚 で商品のポップを楽しく書いていた時だっ た最近入った大学生のバイトの子みか ちゃんに話しかけられた高鳥さんすっごい 上手です ね ありがとう昔から絵を描くことは好きでね SNSとかに投稿してるんです か SNSいやいや私は趣味で書いてるだけで ええSNSなんてみんな趣味で書いてる人 ばっかりだし高鳥さんより全然下手な人で も投稿してますよやってみましょうよ試し に私のTwitterにこしてもいいです かみかちゃんの勢いに押されるままに私は 投稿の許可を出し たその数日 後たとさん久々に出勤してきたみかちゃん に話しかけられるこんなおばさんに 話しかけてくれるなんて本当にいい子だ この前高鳥さんの描いたポップを投稿し たら 大り見てくださいもう3万いいねついて ますよまだまだ伸びてるし絶対SNS始め た方がいいですってまあよくわからない けどそんなにたくさんの人が見てくれた の嬉しいけれどみんなみかちゃんのお友達 なんじゃない の違いますよ私のフォロワーなんて生ぜ 100人くらいですからむしろ初めてバっ たツイートが人様の絵ってかなり複雑な 気持ちですよ笑いながらみかちゃんは言う バズルという意味を教えてもらい私は ようやく自分の絵が評価を受けたことを

実感したその後みかちゃんのすめで アカウントを作成してもらい捜査までも 教えてもらったその日から私は息抜きで 書いた絵や日常のつぶやきなどを投稿し SNSは第2の私の趣味のようになって いったみかちゃんのおかげで私は新しい 世界を手に入れたのだった今まで自分の 境遇を誰にも話せなかったが匿名という 気軽さもあり愚痴のようなものも簡単に 言えるSNSってなんて素晴らしいの だろう私は心に溜まった鬱憤を漫画にし 投稿するようになっていた私が今まで受け た仕打ちを元にした実話の性漫画なのだが それがまた結構を受けて読者もつい たさらに実話だと知った読者さんが色々な アドバイスも くれる多くの人から言われたのは夫や疑 実家へ復讐すべきということ今までそんな こと考えたこともなかったのだがこれだけ 多くの人が行ってくるのだからそうすべき なのかもしれない私は多くのアドバイスを 受けながら復讐の計画を練り始めたある日 夫が私に話しかけてくる近頃は6に会話も していなかったので珍しいことだ俺この家 で出るから親の介護は引き続き頼むわ話を 聞くと何でも遠くの死者に転勤になった ため転居する必要があるしかし今や80を 過ぎた義両親は2人とも介護の 状態そのため私にはここに残って今まで 通り面倒を見て欲しいということだった 最もらしいことを言っているが実はすでに 私はそれが嘘だと知って いるまさに計画通り私は心の中で北添み つつ表向きはしぶしぶと夫の提案を 受け入れたのだったそれから2週間後夫は 家を出ていた私は笑顔でそれを見送った みこさんちょっと朝ご飯はまだな の義母が実質から何か叫んでいるちょっと 聞いてるのみこ さんいつもならばご機嫌を損ねないよう 即座に対応するところだ がそんな生活も今日で 終わり私は義母の言葉を無視し家を出 た数時間後私は新居の一室で優雅にお茶を 飲んでいるそこに夫からの着信が はいおいどういうことだよどういうことっ て何 が何って新居に来たら机に離婚届け が夫はマンマと私の作戦ににはまったよう だ電話の向こうで慌てふためいているのが 容易に想像 できるそのままの意味ですけど私と離婚し てください は 離婚突然何言ってんだ

よ突然じゃないわずっと逃げ出す機会を 伺っていたのこの30年間ずっとあなた たちにげられて来たもう限界なのそもそも なんでお前がこの場所を知ってるんだ よここまで説明してわからないなんてあな たって本当鈍いわね全部説明してあげ ましょう かあなたが浮気してたことはとっくに更新 所に依頼して調査済みなの彩かさんでし たっけ随分若い子に入れ込んだの ねこしじってそれで彩佳は彩佳はどこに 行ったんだよ はあんな若い子があなたみたいな親父を 本気で相手にするわけない でしょ な彩佳さんがあなたと住みたいって言って その家を買わせたのも全部私がそうする ように頼んだのちなみにその家わあ物件で 有名なとだからわざわざそんなところを あんな困惑で買うなんて所有者もびっくり だったと思うわよなんだよ それ彩佳がここで俺と一緒に暮らしたいっ て言うから有り金はたいて ここそんなどうするんだ よバカじゃないのいい年して若い女に うつつを抜かしてあげく無い も本当に愚かとしか言いようがない わお前今どこにいるんだよどこって新しい 我が家だけど新しい我が家ってそれじゃ 両親はどうなるんだ よはこのごに呼んでまだわから ないあなたの両親なんざ知ったこっじゃ ないわよ早く帰ってあげたら最近じゃ6に 自分じゃ動けないんだからこのまま放って いたら命にも関わるかもねおいそれが 分かっていながら置いてくるなんてどう いう神経してるんだよ分かってるからこそ そうしたんじゃないの今まで私がどういう 扱いを受けてきたかあなたもご存知 でしょ何度消えてなくなりたいと思った ことか私が受けた苦しみに比べればどって ことないと思うけど黙って放置ししてても よかったけれどこうしてあなたに知らせて あげてるんだから十分優しいんじゃない 随分偉そうなこと言ってるがろに貯金も ないくせにどうやって生活していくつもり だよお前は俺がいないと生きていけない だろう今だったらまだ謝れば許してやるよ 夫がなおも自信満々にそんなことを言って くるものだから私は思わず笑って ご心配なくあなたに心配してもらわなくて もちゃんと今後の散談はついてます からそれにあなたにもご両親にも慰謝料は しっかりいただくつもりよ慰謝料について は弁護士を通してご相談しましょうそれ

じゃもう私にはかけてこないでねそんなみ 俺が悪かガチ私は夫の言葉をまで聞かず 電話を切ったそう私は夫の浮気を知ってい たそれも読者の皆さんからのアドバイスで 更新所にお願いした結果だその事実を知っ た後私は浮気相手のあかに接触慰謝料を 請求しない代わりに私に協力することを 約束させた私はネットで訳あり物件を探し 工学で買い取ることを交渉もちろん戦法に は初めはとても怪しまれたしかしこちらの 事情を説明すると同情してくれ協力して くれることに先方も物件を処分できると いうことで快諾してくれたそして浮気相手 には夫と一緒に暮らしたいと持ちかける よう依頼若い女にデレデレな夫はおねだり すれば簡単にその物件を購入したそう だまたこれもアドバイスをいいたおかげな のだが私は日々の義両親や夫からの暴言を 録画録音し記録していた浮気の証拠と いびりの証拠これらを合わせれば到底逃げ られま私は義両親と夫から多額の慰謝料を いだくことができたのだっ たとはいえ義両親は妖怪後状態の年金生活 好き放題使っいたのと孫に散在されていた せいで貯金などほとんどなかったそのため 年金の一部をこちらに渡すことで勘弁し 残りは全て夫に肩代わりさせることに一部 と言ってもカツカの中からだから相当 苦しい生活には違いないだろうけどその上 夫については会社へ内容証明を送ったため 仕事も首に払わず逃げられても困るので 慰謝料は借金をさせて一括で支払わせた しかしそんな状況では到底まともなところ からは借りられなかったみたい今では浮気 相手にそそのかされかわされた不良物件で 妖怪後の義両親と共に借金取りに怯え ながら暮らしている そうそんな状態では仕事もまともにできず どうにもならない状況に陥っていると風の 噂で聞いた息子は早々に逃げたようで今は どこで何をしているのかもわからない今 までろに働いたことのないみ男がまともな 職にはつけない だろうま私には全ても関係のないことだ私 は今SNSで書いていた漫画が書籍化し 正式に漫画家として活動することになった ブログからの広告収入などもありかなり 裕福な生活を遅れているそして漫画家とし てだけでなくイラストデザインの仕事も 再開この年になって再び夢を叶えることが できるなんて思っても見なかったそれも 全てみかちゃんのおかげだみかちゃんとは SNSで繋がっており今でも頻繁に やり取りをして いる30年間地獄のような日々だったでも

あの日々があったからこそ今こうして好き な仕事ができているそう考えるとあの日々 も決して無駄ではなかったのかもしれない 私は再び幸せを手に入れた今度こそこの 幸せを手放さないように自分の足で しっかり歩んでいこうと 思う義父があの世へと旅立った 97歳大王城 だ離れて暮らしていることもありそれほど 付き合いはなかったけれど夫はおじいさん にはよく遊んでもらったと話してい た葬儀後なぜか義母の雰囲気が明るい声を 潜めて彼女は言ったこれでもうあんたたち からの仕送りはいらないわ今までご苦労 だったわね お母さんいいのよ言わないでこんなところ でする話じゃないから ね私の話も聞かず義母はニヤニヤしながら 言ってしまっ た私の名前は血夫のすぐと結婚して20年 になる共働きで高校生の息子が 1人私たちはこの20年年間義実家へ 仕送りを続けてき た義父が私たちが結婚して間もなく なくなったことが主な理由 だ規模は中年になってから痛めた腰が 思わしくなくそれが原因で仕事も続かない ただ規模の方から仕送りを要請してきたの だからまあそういう人なの だ義母がしりはいらないと言ってから1 ヶ月久しぶりに着信があったお願い助け てせっ詰まった声が鼓膜をついてくる何か あったんですか電気も水道も止められ ちゃう えそんなことになったら死んじゃうわ 代わりに払って義母は恥ずかしげもなく 言った そういう人だとは知ってはいた けれど本当に率直な人だあの夫にも話して おきますでもどうしてそんな事態 にあのじじいよ半端なくばり方する からもしかして夫のおじいさんのことです かそうよこの前くばったじいさんあの人の 息子に散々尽くしたのに私に感謝の彼女も なかったのひどい わ意味がわからないそれがどうして公共 料金が払えないにつがるのか夫と相談して また折り返し電話しますね長い愚痴が続き そうな雰囲気だったのでそう言って通話を 切った息子も実質に引き上げた夜夫に義母 の話を伝えるとがっくりと肩を落とし たやっぱり母さん遺産が入ると思い込んで いたのかどういう こと血には言ってなかったけど母さんは だいぶ前からおじいさんの遺産を当てにし

ていたん だ義父には資産があったそれは1人息子で ある義父に相続されるはずだったが彼は 私たちが結婚して間もなく亡くなって しまったそのため遺産は義父が亡くなると 義父の1人息子の夫に相続されたので あるお母さん妻にも相続権があると思って たって ことしょうがない人 だそれで葬儀の時に仕送りはもういらない なんて言ったのかと納得でき たまた仕送り するそれしかないな同居したいなんて言い 出す前にこっちから仕送り再会を 伝えよううちに転がり込むれても困ると 私たちの意見は一致し た翌日にこのことを伝えると義母は安心し たような声で霊を繰り返した血さんは命の 音人よもう足を向けて寝られないわ いえ夫も心配してましたからすぐは優しい 子だもの ねこうしてこの件を収まったまた家系を 引き締めなくてはそれにしても随分と 無邪気な義母だこっちは私と夫の稼ぎを 削っているのだとちゃんと分かってくれて いるのだろう か腰が悪くてあまり自由に動けない義母を 助けることに依存はないでも彼女からは もらって当然のような雰囲気を感じるの だ終わったと思ったのに毎月18万の出費 は痛い なところがその1ヶ月後再び私の鼓膜を 義母の大声がついてきた今回は土星だ前 より少ないんじゃないそんなわけない今 までと同額を振り込んだはずだあと10万 増やして無茶言わないでくださいうちには 高校生もいるんですから私が植えて死んで もいいの今までそれでやってきたじゃない ですか冷たい嫁ねもういいあんたには頼ま ないから一体何にお金を使ったのだろう また電気や水道が止められそうになる なんてことにならないだだろか仕事中も そのことが頭の片隅でういてい た思うに遺産を当てにしてあの1ヶ月間に 味わった贅沢をやめたくないんだと 思う義母の無理な要求を夫はこう分析し た自分で勝手に勘違いしたくせに本当に 金遣いが荒いな母さんは昔からそうな のまあねミーハーでおしゃれ好きなんだで も破綻するほど使い込んだりはしなかった んだけど な自精神をなくしたのだろうか私には頼ま ないって怒ってたわあなたに何か来たまだ 何 もこちらから何か言っても怒らせるだけ

だろうから義母の出方を待つほないようだ 数日後息子が戸惑った顔であるものを持っ てき たこの前おばあちゃんと学校帰りにあって こんなのくれたんだけどと見せてきたのは 高級腕とけ私は目を向いたおおばあちゃん がこれをうん開けてびっくりしたどう しよう息子はすっかり腰が引けている 高校生でも分かるくらい値段の張る腕時計 なのだおばあちゃんなんて言ってこれを くれたの勉強頑張れってうちに寄ってっ たらって言ったけど帰っちゃったそう悪い けどこれちょっと預からせてくれるうんお ばあちゃんいきなりどうしたんだろう息子 は首をひねりながら実質に行った絡めて から来たか腰が悪くてあまり外に出ない人 が塩金増額のためにこそこそとおそらく 腕時計代はその仕送りから出したのだろう こんなことに使うなら貯金でもしたらいい の に塩金を釣り上げるためにせこいことし ないでくださいきっちり言わなくてはと あえてきつい言葉を選んだもちろん 義母は分外したせこいって何よ孫に贈り物 をしちゃいけないの限度があります未成年 にあんな高級品は早すぎるでしょうそれに コたが透けて見えるんですよギリとはいえ 親を乞食のように言うのそれはごめん なさいちょっと言葉が過ぎましたですが あと10万も増やして何に使うんですかか 腰にいい温泉とか家のリフォームとかよ まともすぎる使い道がかって怪しく思えた とりあえず息子も戸惑ってましたから今後 は控えてくれませんかはいはいわかりまし たへそを曲げた義母は投げやりにそう言っ て通話を切ったちなみにこの腕時計を夫に 見せたところ俺だってこんな高い もらったことないと愕然としてい たそれから1ヶ月はいつも通りの日々だっ た義母もやっと諦めたのかもしれないと 思い気が緩んでいただから休日のお昼近く に突然訪ねてきた時は本当に驚い たお母さん来るなら向かいに行ったのに びっくりさせようと思ってねこれ途中でで 買った稲荷寿司 よありがとうございます今お茶入れますね 案内するまでもなく義母は勝手に家に 上がった一体何をしに来たのか身構えて しまうのは仕方ないと 思う可愛い孫はいないの友達と出かけてい ます帰りは夕方かなすぐるは大学の同窓会 です こちらは帰りが遅いかと2人に用事だった んですかいいえあなたによがあってきたの できれば2人きりで話したかったから

ちょうど良かったわにんまりと笑う義母に なぜかひどく寒気がし たお土産の稲荷寿司と追加でそばを作って お昼ご飯にした途中までは世間話でいい 雰囲気だだったけれど食事も終わる頃には 義父の愚痴を聞かされていたあの人の息子 の嫁よ私は結婚生活は長いとは言えなかっ たけど家庭と家族に尽くしたいい嫁だった はずよそのことどう思ってたの かしらそうは言っても義母は義父が入院し てから1度も見舞いに行っていない義父の 兄弟筋の親族が世話をしていたのだ遺産の 一部は遺言書に従いその親族たちにも渡っ ている身近で助けてくれた人に上が向くの は当然だと思うところが義母はその中に 自分が含まれていなかったのが不満なのだ でも片見はけで何かもらったと言ってまし たよねバカね片と遺産は違うわよさっき まで緊張していたのが馬鹿らしくなるよう な話の内容だった感がしたのは私の 思い過ごしだったのかなそれなら良かった のだ けれどまもうどうしようもないことよねだ から私は未来思考で行くことにしたの義母 は期待のまなざしを向けてきた私にもすぐ の遺産を残してねって伝えてちょうだい は意味が分からず目を丸くする口にはし ないが年齢順で言えば義母が先に行くはず だ彼女は身を乗り出し声を潜めていった あのねじいさんは例外的に長生だったけど あの家の男子は名なのよだ から確かに親族は女性が多かっ た瞬間私はテーブルを強く叩いたなんて こと言うんですか恐ろしい実の息子 でしょう激atする私に義母は冷めた表情 だあんたも旦那に先立たれて見れば分かる わよ生きてるうちが花よやりたいことやら なくちゃすぐさんは生きています覚悟はし ておくことねもう帰るわお邪魔しました私 のお願い忘れないでね1人になった リビングでひたすら義母の悪態を吐いた どこが未来思考だ心はしばらく荒れ たこんなことを誰かに言えるはずもなく数 日の間悶々として過ごした早くに夫を なくした義母には道場するけれどあの考え 方には頷けないところが彼女はこのことを 直接夫に話したのだ私から夫に伝わること はないと考え直したのだろう信じられ ない俺憎まれてるのか なうれる夫のせを撫で続けた義母は少し おかしくなってきたのだろう か元々頻繁に話すような中ではなかった 義母とはますます疎遠になった 仕送りは続けている不思議なことにあれ だけ騒いでいた増額について何も言ってこ

なくなったの ださすがに気まずいんだろ頼まれたってし ないけどなしりだってやめたいくらいだ 親子の関係はすっかり冷え切ってしまった 義母はどうだかわからないけれど夫の方は 顔も見たくないといった感じ だそそんなある日だった病院から義母が 入院したという連絡が来たのは転んで腰を 打った らしい俺は行かないお見舞いに行こうと 誘ったらこの返事だった夫の恨みは相当 深いと感じ た私ちょっと行ってくるわね後で様子を 伝えるからそう言って1人で義母のとろへ 行くことにし たベッドの中の義母は退屈だと不満を こぼしていた暇つぶしになりそうな何かを 持ってきて くれる何がいいですかセレブが着るような 服を乗せた雑誌が見たいわあとジャニーズ 系の雑誌も目の保よにねわ分かりました 仕送り増額の使い道がなんとなく想像でき たじゃあ明日着替えとかと一緒にちょっと 待ってそろそろ帰ろうと立ち上がりかけた 時義母の鋭い呼びかけに止められたあの話 頼むわよ遺産のことだとピンとき た私は実の母親よ今度こそもらう権利は あるわお母さんその話は頼んだからね 義母は念を押すように強い発音で言っ たあのどうしてそんなに固執するんです かもらうべきものをもらえなかったのよ 当然でしょ意地になってませんかそうよ 意地よ意地でももらってじじの呆然で 見せびらかしてやるわあの世で悔しがると いいのよギフの恨みに燃える義母が怖 たあれだけ元気だったのだからすぐに退院 すると思っていたところが元々悪かった腰 を打ったものだから妖介護者になって しまっ た施設に入って もらおううちに同居できる余裕はないし夫 はあっさりとそう言った怒りはまだ解けて ないようだとはいえ私も同は難しいと思っ ている息子は来年受験生だし家のローンは まだ残っているし共働きじゃないとやって いけない義母は散々夫に文句を言ったが 最後には施設に入ることを受け入れた ただし遺産の件を条件にしてあの時の夫の 失望した顔は見ていられなかっ た休みの日には義母を尋ねただ遺言書は まだ書いてないのと行くたびに言われるの でだんだん嫌になってきて いるあの子が死ぬ前に絶対に書いてもらわ ないとお母さんいい加減にしてください あんまり人を呪うようなことを言ってると

自分に帰ってきますよ呪ってないわよ可能 性に基づいた話をしているのはっきり言っ て気分悪いです あんたは黙ってても恩恵が与えられるから いいじゃないそういう話じゃありません 遺産に取り憑かれていると思っ たところが数ヶ月後その義母がぽっくり 行ってしまったのだ休止だ最後まで遺産 遺産って言ってたわね私が最後に訪ねたの は亡くなる3日前でその時も言っていた 死んだらもらえないだろう遺産じゃない けど何か持たせてやるか突然の死に夫は 感情の整理がついていない様子 だその後義母の家を尋ねてア然とした一着 10何万もするブランド服に数々の ジャニーズアイドルの グッズ えっと継ぎにはここからいくつか選ぼう か夫の提案に頷くしかなかったそしてあれ だけ遺産くれと言い続けていた義母は 私たちに未払いの請求書を残していったふ の 遺産生きる夫もうため息しか出ない最後 まで私たちを振り回してくれた義母だっ た

▼今回のお話▼
【スカッとする話】夫が私の父の葬儀をドタキャン!夫「底辺仕事の父親の葬儀なんてやるだけ無駄」私「離婚しましょう」→夫「いいけど、困るのはお前だろw」結果困ったのは…

ご視聴ありがとうございます!
この動画ではスカッとできましたか?🤔
評価ボタン👍やコメント💬で教えて下さい!

▼▼チャンネル登録はコチラ▼▼
http://www.youtube.com/channel/UCrv0UdssL2LuZ8Z8SKP0Nzw?sub_confirmation=1

▼▼動画をいっき見する▼▼

▼▼他のおすすめ動画▼▼
①【スカッとする話】2億円とタワマン1棟相続した私に夫「仕事辞めてきた」 私「離婚しましょう」 夫「喜んで!」➡即提出。その後待ち受ける勘違い夫の悲惨な運命とは

②【スカッとする話】在宅ワークで年収1000万ある私。金遣いの荒い夫「俺の金を無駄遣いするな!」と離婚を突きつけてきた!私「喜んで!」➡夫「待ってくれ!」

③【スカッとする話】10年間毎月仕送りした私に対して母「この親不孝者!10万も仕送りする兄を見習え!」医者の兄「ニートには無理かw」→仕送りを辞めた結果

④【スカッとする話】入院から帰宅すると自宅が2世帯住宅に!義妹「はい!3000万の請求書」私「それ、私の家じゃない」義妹「え」→結果…私「ありがとう♪」

⑤【スカッとする話】ある日突然、激怒した夫が 「毎月10万渡しているのに 母さんに仕送りしてないのか!」 私「お義母さんの口座見た?」 →通帳には驚きの真実が

※登場人物は実在の人物・団体などとは一切関係ありません。
※当チャンネルのコンテンツは権利者の許可なく複製、転用等する事は法律で禁止されています。

#スカッとする話
#朗読
#スカッと
#スカッとチャンス
#修羅場

Leave A Reply