【書評】芥川賞候補①九段理江「東京都同情塔」ディストピア全開のパラレルワールド。バベルの塔、コンプラ的なAI語、新しい刑務所、2030年の東京はどうなっていくのか。【純文学・オススメ小説紹介】

はいこんにちはつつですということでね 今日もやっていきましょういや今回ね何 するかと言うとこちらですねこちらはね 身長の12月後なんですけどこん中に九段 りえさんのね東京都道場島というね小説が 載ってんですねこれは今回のアタ川賞の 候補作となっておりますね東京都道場と めちゃくちゃ面白かったですねとても現代 風の作品だしディストピアがね入ってん ですよねはいま早速やっていきましょう あすの方行きますと主人公がねマナサさ んっていう人でま40代なんですねでこの 人は建築家をやっているとマナささんはね あるコペにね参加することになるわけです よそれはねシンパシータワー東京っていう ものをね新宿病院のとこにね建てるので 建築家のねいろんな人に頼んでいい建築を ね出してくれっていうわけですよその新橋 タワ東京っていうのは何何かって言とね 刑務所なんですよねだけどね普通の刑務所 じゃなくてある思想に基づいて作られた 刑務省なんですよその思想っっていうのは 正木瀬戸っていう人が提唱したホモミゼラ ビリス道場されるべき人々っていう本が あってそこにま載ってる思想なんだけど 犯罪者っていうものは道場されるべきであ るっていうことなんですよ犯罪をね犯して しまう人っていうのは生まれ育った環境が 悪かったと我々が単に犯罪を犯していない のは我々の人格が素晴らしかったのでは なくて我々が育ってきた環境が良かった からだと環境が悪かった人は犯罪を犯しつ ことが多いとだから彼らは我々より劣った 人間ではないと同情されるべき人間である とそういう思想があってで犯罪者っていう 言い方とかね受刑者とかいう言い方は差別 的だからほみビリスっていう言い方に変え ましょうっていうね本があんですよまなん だけどこれねマナサさんはね昔ね男の人に ね乱暴された過去があってでそこから自分 のね言語っていうか論理っていうのをもう 1から構築してって言葉っていうのを本当 に丁寧に使わないといけないっていう一種 の凶悪神経症みたいなになってる人でも あんのよだからマナささん自体は犯罪者を 憎んでるっていうのはまあまあわ分かると 思うんですよねまなんだけどこれで途中で タクトっていう人物が出てきてまだね20 代前半ぐらいだと思うかこのタクトが めちゃくちゃ顔が美しいとアイドルぐらい 顔が美しいタクトがいて福屋さんで働いて んだけどたまたま主人公サが行った時に君 美しいでって言ってま恋人みたいなんだよ ねその卓と曰ねこのシンパシータワー東京 っていうのは東京都道場島と言い替えれる

でしょうっていうわけま単に日本語にした だけなんだけどねでもこの感じがやっぱ 違うでしょっていうことねこの小説の中に はねAIが結構広がってる世界でこれ現代 というよりかはちょっと未来なんですね 2020何年とかでで最終的に2030年 まで行くっていうちょっとSFが入って わけよそん時にこれAI技術みたいのが 結構発展していてまこの世界では基本的に はていうか今の世界もそうなんだけど不労 者っていうことをねホームレスって言っ たりとか育児放棄のことネグレクドって 言ったりとかね最初主義者のことビーガ ンって言ったりとか少数者のこと マイノリティて言ったりとかそういうカカ に直すことが多いとまカカに直すことに よって角の取れたね柔らかいニュアンスに なるわけじゃないですか不労者っていう時 に不労っていうさ言葉の持つインパクトっ てあるけどホームレスにするとやっぱ カタカナだから漢字の持つね微妙な ニュアンスがなくなるわけよでこれねだ から逆転してシパしたは東京も多分 カタカナだから柔らかい言い方なんだけど これを東京都同上とに変えることでね何か 変わるんじゃないかっていうのが1つある わけよこの世界ねもう1個ねこの世界って いうのはすごいのはパラレルワールドなん だねこの世界とは違って2つ違うところが あって1つはザハハディドの新国立競技場 ができている世界でもあるんですよこれね 東京オリンピックのことをね出してきてん のが僕すごいなと思うんだけど東京 オリンピックの時って最初ザハハディドっ ていう人が新国立競技場を作るっていうね 建築家として作るっていうのをやってたん だけどこれ3000億円かなんかかか るっていうことでめちゃくちゃで形が綺麗 なね流線系みたいな形なんだけどそれボツ になっちゃってでその後日本人のねク憲吾 とかの事務所が今の新国立競技所作 るっていうのがこの世界界なんですけど この東京都道場島の世界ではザハハリドの 新国立競技場が通った世界なんですよで もう1個は2020年に東京オリンピック を行った世界ではあるんですよこっちのね 我々の世界では2020年には実は行われ てなくてこれコロナで1年延長してんので 2021年に東京オリンピックできてん ですよなんだけどこっちはコロナの時にで も無理やりやるっていうことで オリンピックやったんだけど結構死者が出 たとコロナによる死者が出たっていうのが ある世界ねだこの2つが現実では違うとと もう1個ねこれ何度ね途中でね何年か経っ

て2030年なってるわけよで2030年 になるとこれサラさんがもうコンペに 勝ち取って実際に東京都道場島ができた 世界があるんですよねでそこにタクトが 働いてたりするんだけどもう1人ねこれで 面白いと思うのはあのマックスクラインっ ていう人が出てきてマックススラインンて いうのは外国の記者のねライターの人なん だけどこの人は自称をレイシストって言っ て人種差別主義者だって言ってなんか日本 人に対してかなり人種差別を持ってる人で でこの人がま記者なんで東京都道場島の方 に行ってその記事を書きたいっていうわけ よで実際に来て色々記事書くんだけど結構 レイシスだからかなり記事がまるまる乗っ てんだけどその記事がだいぶ言葉がきつい 感じがあるわけよでそういうのが出てくる とかいう話なんだけどねこれは僕のね感想 ですけどまこん中にも出てくるんだけど 東京都同上とっていうのは1つの ディストピアだっていう話なんだけどどう ディストピアかって言うとね言葉狩りが あるわけですねつまりさっき言ったように 微妙なニュアンスが入ってる言葉を どんどん消していくことによって誰も 傷つかない言葉っていうのを確立させよう としてるわけよで言葉狩りっていうのは 実際1984とかもそうなんだけど ディストピアでよくよくある話なんですね ジョージオーウェルのね1984年の言葉 狩りっていうのはビッグバザに反抗しない ために反抗するような言葉をどんどん辞書 から消していくことで実際反抗できない ようにするっていうね考えなんだけど こっちは別にいいことに使われてるわけよ 人を傷つけないようにするために言葉を 丸くしましょうっていうことが行われてる わけよこれは本当に悪いことなのかと コンプライアンスをめちゃくちゃすること は悪いことなるのかとあとね面白いなと 思うのは主な登場人物3人の個性ですよね あのサダさんはねめっちゃ金持ちなわけよ でタクト君はめっちゃイケメンなわけよで マックスグライはめっちゃ口が悪いわけよ でこの3人でね例えば共産主義的な国家で はありえないでしょうつまりこれ人をね いかに傷つけないようにするかみたいな ことをやってんだけどあの金を持ってる だけで人は傷つくっていうか人から裏謝 れることって全然あるじゃないですかで イケメンであることも1つ暴力性がある わけよでまもちろん口が悪いことも暴力性 なんだけどこの3人って意外とね資本主義 国家のね象徴なんじゃないかって僕思うん だよなこれをなくしていきましょうみたい

な世界がある週コンプラ的な世界だろうし バベルの等的な世界観なんだよねこれ最初 からバベルの塔みたいなのをずっとやって んだけどバベルの塔っていうのはこれまで っていうのは1つの言語でね色々喋ってた んだけど神のさきをくらいみんな言語が バラバラになってしまったとで多分それを もう1個統一しようとすることで今の いわゆるコンプラ的なものの力によって AI的なAI語みたいのが出てきてるわけ よま一昔前だったら日本語がぐちゃぐちゃ になってるとかさよく言うじゃないですか 語意も少なくなって全てがやばいとか うざいとかになってるとでもね今はその 段階を1個超えてAI語っていうことが 起こってきてると標準語を超えたAI語ね 誰も傷つかないようにした丸い言葉って いうのがあってこれが1つコンプラ的には 標準語になってるわけよでこれはなんと そのバベルの等的なことでしょうこの コンプラ語をみんなの中心語に変え ましょうみたいのが今の芸能界だったりと か作家とかもそうなってきてると思うん ですよねまつまり言葉の共産主義みたいな が1あるしそれがディストピアなんだって いうことなんだよだそれがいいのか悪いの かっていうところの判断をこの本を読んだ 人たちはしてくださいっていうのを多分 やってんじゃないかなと僕は思うんだけど ねまそんな感じでねこの小説の点数をね 言おうかと思うんですけどま98点かな とても良かったですこれね最初読んだ時に 何かすごいことが行われてるって思ったも 僕もね全てが分かってるわけじゃないし もっともっとね深読みできると思ってん ですけどなんだけど最初読んだ時にねいや これはすげえなって思ったからまその直感 みたいなをねま点数に表してみたっていう 感じかな秋田所候補はねあと4作品あり ますからねそれまたね動画にしていこうか なと思っておりますんでどうぞよろしくお 願いしますはいまそんな感じでね今回は 終わります高評価コメントチャンネル登録 ねどうぞよろしくお願いしますではではチ でしたバ [音楽] 遊 もいいわだけど本当は好きなのにあなたに 尽してのにもう全然あなたを ない

今回は、芥川賞候補作の九段理江「東京都同情塔」の書評動画です。
めっちゃ面白すぎました。やばい!!

第170回 芥川賞・直木賞関係の動画

・第170回 芥川賞の候補作に入りそうな30作を紹介します!

・第170回芥川賞の候補作を解説します!

・第170回直木賞の候補作を解説します。

・第170回芥川賞・直木賞の受賞予想をします!

芥川賞候補

・安堂ホセ「迷彩色の男」

・川野芽生「Blue」

・九段理江「東京都同情塔」⬅︎今ここ

・小砂川チト「猿の戴冠式」

・三木三奈「アイスネルワイゼン」

直木賞候補

・加藤シゲアキ『なれのはて』

・河﨑秋子『ともぐい』

・嶋津輝『襷がけの二人』

・万城目学『八月の御所グラウンド』

・宮内悠介『ラウリ・クースクを探して』

・村木嵐『まいまいつぶろ』

みなさんはマイナーな小説を知っていますか。
世界は広いので、めちゃくちゃ面白い小説が世に出ないことも多いのです。それを紹介します。よろしくね〜。

気軽にコメントしてね〜。
みなさんの好きな小説や本について、または取り上げてほしい本などがあれば、それらも教えてくださいね〜。

いつもは、いくつかの小説を取り上げて雑談してます。
特に純文学のトリビアというか長話というか。
本棚もまだまだあるよ〜。

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最近noteで書評記事を始めました
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5件のコメント

  1. 好きなディストピア小説といえば、「ボラード病」ですね。昨日安堂ホセさんの「ジャクソンひとり」を読みましたが、全く理解できませんでした。

  2. 待ってました!つかつさんの芥川候補作感想。自分も今回の候補作全部読みました。いや、幸せな時間でした。

  3. 最近読んだディストピア小説は古川真人さんの「ギフトライフ」と桐野夏生さんの「日没」です。
    この作品も読みたいですね。

  4. 新年明けましておめでとうございます🎍
    新潮2023年12月号は、貸し出し中なので「school girl」を読んでみます。
    今月17日の選考発表会の日に発売されるそうで、楽しみですね。
    つかつさんのお陰で読みたい作家さんが増えて嬉しいです。

  5. 私も芥川賞直木賞候補作全て読んでいる最中です。芥川賞候補は4/5読みましたが、『東京都同情塔』が断トツ良かったです。この作品が賞とって欲しいです。太字のところは何度も読み返しましたが、自分が今あるのは、自分の能力ではなく、環境等のお陰というところで、物凄く胸が苦しくなりました。つかっちゃんの後半の解釈は私の中にはなく、素晴らしいと思いましたし、そこまで読み込めるようになりたいです。この作品は読み始めて早々、凄い作品がきたと思ったし、何度も読み返し咀嚼したいと思える作品でした。別件ですが、つかっちゃん、文学フリマ京都行かれますか?

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