【感動★総集編】同窓会地獄!中卒俺に挑む同級生、豪邸自慢にカウンター発動!貧乏人罵倒に屈せず、俺の一手で高級車登場!同級生驚嘆の瞬間、俺の正体が明らかに!【感動する話】
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えお父さんが病気になったそうなんだ お母さん1人で大丈夫 うん分かったでも無理しないでねまた そっちに行くから何かあったらすぐ連絡し てね電話を切った後私はとても不安な 気持ちでいっぱいになってしまったなぜ なら実家の母から父が病気になって入院し たと言われ だ父は健康が取で常に体を動かすことが 大好きな人間だった若い頃から趣味の草 野球をやったり朝からランニングしたりし ていて健康診断で引っかかったことなんて なかったと思うそんな父が入院だなんて 信じられない気持ちでいっぱいだすぐにで も実家に帰って母の支えになりたかったが 母は私がで忙しいのを知っているし無理は しなくていいと言ってくれた私もできる ことならすぐに実家に行きたかったのだが 仕事のためそう簡単に休むことができずに いた私の名前は蒼井27歳の独身女性だ 大学を卒業してから上京して東京で 1人暮らしをしている実家のある田舎とは って何でもある東京は住みやすいのだが 最初は慣れなくて不安だったでも住んで いるうちにやはり住めば都だなと思うよう になったのである電車だってすぐに来るし 近場にいくつもコンビニがあって忙しい私 は助けられていた毎日バタバタしていたが それなりに充実感があったそれと実家から 出て姉と離れられたことが何より嬉しいと 感じられたのだ姉の名前は緑と言って私 より3歳年上だ姉は常に私を小にする態度 を取っており何でも張り合ってきたこっち は張り合うつもりもなかったが姉が一方的 にライバル意識を持って何でも上から目線 でものを言うのだ姉は一言で言えば意地悪 で性格はかなり歪んでいるから周りから 嫌われていたのだが本人はそんなことどう だっていいみたいだ自分は女王様だと思っ ているのか見下してなんぼの精神だったと 思う私のことをバカにするやの本がいけ ないのよ私は何も間違っちゃいないわ人の 彼氏とったくらいでギャーギャーうるさい のよ ね はああんたの同級生のみほちゃんの彼氏 イケメンだし奪ってやったけどさそりゃ 最高の男よ私にだけ優しくしてくれるんだ から ああ そうやっぱり私ってモテる絶世の美女よね だから男が群がってきてしょうがない の姉は人の彼氏を奪うのが好きで自分の 同級生や私の同級生の彼氏を奪っていた私 はあまり男性に興味がなく彼氏がいなかっ
たのでそうした被害は直接受けていないの だがなんて嫌な女なんだろうと思った姉に なびく男性も最低の男だが姉はすぐに人の ものを羨ましがってとるから姉こそ最低だ それから姉は札つきの悪で地元で知らない 人はいなかったほどだ高校に入ると暴走族 のレディースに入り盗んだバイクで 走り回って何度も歩道されていたえー てっぺん取る ぞやっぱバイクって最高 ブンブンこんな感じだから両親は相当参っ ていたし頭を抱えていたいつになったら まともになってくれるんだと思ったようだ がずっとまともにならずついに味そに突入 した姉は高校を自主大学した後プー太郎に なってバイトを探し始めただが店で何度も トラブルを起こしていろんなところを首に なってしまった らしいそれでもお金が欲しかった姉はは なんとかバイトを探して新しいところで 働いていたようだしかし週に3日しか働い ていないのに家事は全く手伝わず父や母に あれこれ命令していた らしいそして気に入らないことがあると父 たちに暴言を吐いていたのだ何よさっさと 私の言うこと聞きなさいよお金が足りない んだかお小遣いちょうだい パチンコでこの間10万吸っちゃったのよ 取り返さないとダメなんだから早くお 小遣い 渡せ姉はパチンコぐるになっていてバイト 代を全てパチンコに費やしていたようだお 金がそこを尽きたら父たちに金をせびって むしり取っていたようだ父は絶対に姉にお 金をあげなかったようだが姉はこっそり 財布から何度も抜き取った らしいそんな話を母から聞いてこんな人間 さっさと家から追い出したらいいのになと 思った一度は家から追い出したようだが 玄関の前に座って大声で叫び続けられたの でこん負けして家にまた入れてしまった ようで ある私もこんな人が血が繋がった姉だ なんて思いたくなくて東京では兄弟姉妹は いないことにして生活していたでもいつか 私に恋人ができて結婚することになったら 姉のことが全部バレるだろう一層のこと姉 と絶縁したいが血が繋がっているし法的に 縁が切れないから困っていた父が入院して 1週間が経った時だった休みの日にに家事 をしていたらスマホに着信があった出てみ たら母だったのだが声からしてたごじゃ ない雰囲気であったお父さんがねもう明日 まで持つかどうか分からないそうなの え
そんな蒼い最後になるかもしれないから 帰ってきてくれるわ分かったよすぐに そっちに行く 私は洗濯物を干す手を止めてすぐに実家に 向かう準備をした今から急いで新幹線に 乗れば実家には夕方までに帰れる だろう自分でも信じられないスピードで 簡単な荷作りをしてアパートを飛び出して 東京駅に向かった新幹線のチケットを買っ て乗り込んだ時少しほっとしたが心臓は バクバクしたまままであるお父さん私が 着くまで待ってて小さな声でそつぶやいて 心を落ち着かせるためにコーヒーを頼んだ それから実家方面まで新幹線はどんどん 進むとりあえず病院まで直行しようと思っ たその時また母から電話があっ た蒼いお父さんが急に態が変化して危ない の そんな今どこもう地元に着いたよこれから バスでそっちの病院に行くから待ってるわ ね泣きたい気持ちをこらえて私は病院行き のバスに乗り込んだうじに髪の毛が 張り付いていてなんだか不快な気分だった 外はこんなに寒いのに1人だけ汗をかいて いるのが恥ずかしいくだったが今はそれ どころではないとにかく父の元に向かわ なければと思ってバスを降りた後早歩きで 病院に行った お父さん間に合った よもうこれでお別れ [音楽] ねお姉ちゃんはさあ連絡しても捕まらない のそうなんとか父があの世に行く前に 間に合ってよかったとアドしたが次の瞬間 父は呼吸を止めたフラットになった モニターを見て私はこんなのドラマでしか 見たことがないなと思った現実なのか 受け止めきれず入ってくる看護師さんや 医師が言っていることが理解できない とにかく父は亡くなってしまったのだこれ からエンジェルケアをされて葬儀会社の人 が連れて行って くれるだから一度母と病室の外に出た最後 に見た父の顔はまるで眠っているようだっ たが化粧をされてもっと生きているように 見えたもしかしたらまた目が覚めて私たち におはようと言ってくれるかもしれない そして葬儀は母がもしを務めることになっ た私は葬儀の最中まるで亡霊のような顔を していたと思う間に合ったと言っても ギリギリだったしあのままスマホの着信に 気づいていなかったらきっと最後を見れて いなかっただろうもっと早くに帰っていれ ば父と思い出話だってできたかもしれない なと思っていた葬儀が終わった後に姉が
すすっと私に近づいてきたのだがそれは もうかなり意地悪な顔をしてい たこれから一体何を言われるのだろうと 身構えていたら姉はにやりと笑ってから こう言ったのだあんた遺産もらえると思っ てる え実家を捨てた相続結核人のお前に遺産は あげない遺産とか今は考えてなかったけど なんでそんなこと言うのだってあんたは 実家を捨てて親の面倒も見ず1人で東京で 楽しんでたじゃないあんたには遺産なんて もらえる権利ないのよしかしそれを聞いて いた3列者の皆さんは爆笑していた特に 叔父が笑っていたのだおいおいみちゃん何 を言ってるんだ はあ蒼いちゃんはしっかりもらう権利が あるよ別に悪いことしてないしなでも こいつは実家を捨てて東京に行ったんです よ今じゃすっかり東京かれで嫌になるわ 田舎出身のくせして自分はスタイリッシュ な都会の女ですみたいな顔して親を捨てた 人間はそう結なんですそんなことも知ら ないんです か別に捨てたわけじゃないけどそうだよ その言分だと仕事で転勤せざるを得なかっ た人間とか新学を期に家を出た人間は みんな親を捨てて相続結核にならないと おかしいだろうでもそんな法律はないよ はあ何よまあみちゃんこそ相続はできない けどねちょちょっと待ってよおじさん弟が 常に言っていたよみちゃんの行の悪さに 悩まされてい るって君はずっと悪いことばかりしていた だろうバイトを始めたと思ったら店で トラブルを起こしたりとかそんなこと相続 には関係ない ですまあそれは関係ないだろうねでもその 後始めたバイトのお給料全部パチンコに 使っていたんだって え まあそれがなくなったら弟たちにお金を 無心していたそうじゃないかだからって それくらいで相続できないなんてことない です私はお小遣いが欲しかっただけなんだ からそれくらい じゃあ君は借金を無理やり弟に払わせた こともそれくらいと言えるのかなえ えっと闇金でお金を借りてまでパチンコに 費やしたそうだねそれで300万の借金が できたからって弟に無理やり払わせたん だろう違うか え まあそういうのは相続排除になるんだよ 相続結核と持って日なるがこっちは 取り消せるでも弟は取り消さずにそのまま
あの世に行っちまったまあそういうことだ から君は相続なんてできないんだよななん ですって私も知らなかったのだがこの パチンコグの姉は借金まで作っていた しかも父に対して無理やり300万の借金 を払わせたようで父はかなり頭に来ていた ようだそこで姉には一円も遺産を渡したく ないと思って相続排除という手続きを行っ た らしい相続排除と相続結核は似ているのだ が少し違う相続結核は強制的なもので 取り消しなどができないものだが続排除の は非続人が取り消すことも できるしかし父は取り消しを行うことなく なくなってしまったので姉はもう相続 なんてできないのだそれにしても私が相続 人になれないなんてよく言えたものである 実家を出ていった人間がみんな実家をし てることになるなら世の中は結か者だらけ だ姉の頭の中の法律はどうなっているのか 知らないがなんで勝手にそう思っていたん だろう父の兄である叔父は弁護士をやって いるのでその辺のことに 詳しい私も話をしてもらってなんとなく 理解できたが父は生前叔父に相談していた ようだ困った娘をなんとかしてこらしめ たいと思っていたようで姉のことをあれ これ相談したら叔父が相続排除というもの があるよと教えたとのことだおじさんが いらないこと教えたからお父さんがそんな ことしたんだわどうしてくれるのよいや 教えただけでやるって言ったわけじゃない し弟が決めたことだからこれで私は続でき なくなったじゃないもう最悪よ私まだまだ 借金があるのに え はあ ちょっとなんと姉はまた借金を作ってきた らしいがまたしても怪しげなところから 借りてきた らしいフリーターの人間に対してそんなに 貸してくれるところなんてないからきっと 闇金を使うしかなかったんだろうでも そんなところで借りたからと言って私たち が姉を助けるわけはないさっきまで息承知 していて暗い顔をしていた母の顔が急に 赤くなったそして爆発寸前の大きなトマト みたいになってしまったのである ああんたってやつはまたそんなことしてあ お母さんもう知らないよあんたのこと 見捨てられなかった私たちも悪かったよ あんたなんてもう娘でもなんでもないこの 家から出ていっ てちょっと待ってよ私こんなに借金がある のに出ていけるわけないでしょどこに住め
ばいいって言うのアパートだって借りられ ないわよ知らないわよ自分でどうにかして 公園に寝泊まりしようが私はもう知らない からね そんなひどいよ私のこと愛してないの娘な のになんでそんなこと言うのあんたのこと をもう娘として見られなくなったから よ母が怒鳴る姿なんてこれまで1度も見た ことがなかったので私はかなり驚いて しまった母ってこんなに大きな声が出る人 だったっけと思いつつ呆然とと眺めていた きっと母は昔から姉に悩まされていたもの の気が小さいから強く言えなかったん だろう母にも落ち度はあるかもしれないが 一番悪いのは姉なので姉のことを擁護する 気にはなれなかった姉は泣きそうになり ながら今度は叔父に向かって暴言を吐いて いたこうなったのも元をたせばおじさんが いらないことをお父さんに吹き込んだせい よだから謝りなさいよ いや借金のことは俺に関係ないしみちゃん が悪いんだろう相続排除になったのは確か に入れいえだったかもしれないけど俺が 誘導したわけじゃないし弟が決めたことだ 何よ言い訳してるんじゃないわよ怖い目に あってもいいの私のレディス時代の仲間が やってきてあんたなんて痛い目に会うに 決まってるんだからおやおやそれは脅迫か なそうよあんたなんてペシャンコよ姉は さらに怖い言葉を使って叔父に対して暴言 を吐いていたこの世にこんなバリ雑言を 並べられる人間は姉くらいしかいないん じゃないかと思えるほどだ よし今の録音してあるから脅迫ってことで は被害届けでも出そうか なちょっとやめてよだって落とされたんだ し仕方ないだろう俺を怖い目に合わせるん だろうじゃあ警察に相談だなあえ えっとまあその前にさっさと捕まってくれ もうめっこだとも思えないからどうなって もいいよううわあやめ て姉は泣いていたが叔父も母も白い目で見 ていた他の親戚たちも姉のことを冷めた目 で見ていた私ももう姉のことなんてどうで もいいのでこのまま脅迫の罪で問われて ほしいなと感じたそれからは家の中に入っ て姉の洋服などをバックに詰めて外に 放り出した姉はギャンギャン泣いて中に 入ろうとしたが母が入れなかった姉はその バッグを抱えて諦めてどこかに消えた雪が 降りそうだったので姉がちょっと かわいそうかなと思ったがここで道場 なんてしたら全てが無駄になるだから私も 姉のことを見捨てる決心をしたあれから姉 は脅迫の剣で罪に問われたさらに借金は誰
も肩代わりしてくれなかったのでバイトを かけ持ちすることになった らしい1つのバイトは自給がいい キャバクラの仕事らしいが姉はもうみそだ し誰も呼んでくれないとのことだしかも 性格が悪くて他の若いキャバ嬢たちに 嫌がらせしたり化粧品を盗んだりした らしくまた捕まったそもそも姉なんかを 採用したお店もすごいなと思ってしまう キャバクラというのは大体若くて綺麗で遠 術にたけている子がやるもんだと思ってい たからだきっとそのお店は人が足りなくて 働いてくれる女性なら誰でもよかったのか もしれないしかし問題を起こす人なんて店 に置いておけないだろうましてや犯罪を 犯したとなれば大問題だし即刻首だそう いうわけで今はもう姉とは連絡も取ってい ない姉がその後どうなったか知らないが どこかで寂しい人生を送っているんだろう 確かに私は地元を出て東京で自由を化して いたそれに父の最後になんとか間に合った が後悔がないとは言いきれないだからその 分母に何かあったら仕事を辞めて地元に 戻る覚悟でいるでも母は今のところ元気だ しまだ心配はないこれからは母のことだけ 暗示て元気に 暮らそうまずはこっちが元気でないと きっと母に心配をかけてしまうから だ私は裕子夫のかおと結婚して45年に なります口数は少ないけれど温厚で優しい 小煩悩な夫と2人の子供たちに囲まれて 幸せに暮らしてきました子供も成人し2人 ともだって家庭を持った今私は ガーデニングをすることが楽しみとなって い ます長男の高弘と妹の貴子は4歳離れてい ますが幼い頃から仲が良くお互いが結婚し てからも頻繁に連絡を取り合っているよう です娘夫婦は少し離れたところに住んでい ますが何かと気にかけてくれて時々孫を 連れて遊びに来るので寂しくありません孫 の光は女の子で今年で4歳かおにとても なついてい ます高子は趣味で始めた組紐にはまって いるようで新作ができたと言っては時々 やってきて私や家に意見を聞いてくるの です最近では組紐教室を開くようになり 趣味の息を超えてきています手先が器用な のはに似ての でしょう息子夫婦は近くに住んでいますが あまり顔を見せに来ることはありません 高弘にも子供がいて3歳こちらも女の子で 名前は柚葉今年七子さんです私もかも孫の 顔を見るのが何よりの楽しみ です高弘が結婚した当初夫婦で自宅に来た
のですが嫁の瞳はなぜかかおに対して不快 感をあわにしていましたそんな嫁の態度を 見たならば夫として高弘が嗜めるべきなの でしょうけれど何も言えずにいるところは やはりかおに似て優しいからなのでしょう か困ったものです私は何か気に触るような ことをしたかしらと考えたのですが 思い浮かばずずっと気にかけていました しかし柚葉が生まれてからは瞳のかに 対する態度はますますひどくかは孫を抱か せてももらえませんでした瞳はかおの手が 汚いというのです柚葉が歩けるようになる と今度はかおに近づくとしるようになり ました私たちが何も言わないことを言い ことに瞳の態度はエスカレートしていき そのうちあさに数をけなすようになりまし たゆずちゃんこれ食べるかいそんな汚い手 で掴んだものをゆずにあげないで仕方ない んだよ親父は仕事柄手が汚れるんだよ親父 は着物を作っているんだからはあ着物今時 流行らないでしょそんなごまかしはいら ないからちゃんと手も洗えないなんて爪が あんなに黒くて汚いああや だ瞳はの言葉を信用することもなく ただただ不潔で汚いものを見るように数を 下げような目つきで見るのでしたその度に 寂しそうな顔をするかおに私はいつも胸が 締めつけられる思いでしたが高弘の家庭の ために喧嘩になるようなことはやめようと 目をつっていたのでしたまたある時はかお がいつも座っている財布に柚が座って本を 読んでいるのを見つけると瞳は信じられ ないといった顔をして柚のとろへ飛んで いきましたもうちょっと目を話すとこれな んだからおじいちゃんのものには触らない でって言ってるでしょ幼い柚葉はどうして 叱られたのかわからないといった顔で瞳の 方を見上げていましたがすぐに洗面所に 連れて行かれて念入りに手を表されて しまいましたかの手が汚れては仕事柄 仕方なく洗っても落ちないのだと私は瞳に 何度か説明しようとしましたが言い訳など 聞きたくないというような態度で聞く耳を 持たないのでし た梅雨が開けたある日高子夫婦が光を連れ て遊びに来ましたお母さん見て今度は組紐 で帯締めを作ってみたんだ何かの時に使っ てみてはちゃんに飾り作ってあげようかと 思って へえ今度は帯締めを作ったの組ひもって 色々できるんだねゆずちゃんに髪飾りか 七子さんにいいかもね本当昔から高子は 器用だったけどすごいねやっぱり血は争え ないね血は争えないって 何うんとねひかりちゃんのママとおじい
ちゃんは似てるねって じゃあ光りも血は争ってる争っ てるそうだねうん似てるよやった私もじい ちゃんに似 てる光の無邪気さにみんなで笑いそんな たいもない会話をしているとたか子の携帯 に電話が来ました高弘からでした高子は 自分たちが実家に来ているから休みで家に いるなら高弘たちも来ないかと誘ってくれ ていたのでしたごめん返事遅くなっちゃっ て俺今接待ゴルフ中なんだわそうだったん だこっちこそごめん休みなのに仕事か大変 だね残念だけど仕方ないかお兄ちゃんも たまには実家に顔見せなさいよねまた連絡 するねそう言って切るとすぐに折り返し 高弘から電話があり瞳との2が遊びに来る というのですゆずは光のことをとても気に 入っていて実家に寄りつかない瞳も光が 来る時だけは柚葉を連れて遊びに来るの でした柚葉が来ると聞いて光は大喜びです しばらくして2人がやってきまし たお姉さんお久しぶりですあゆずちゃんも 来てくれたのねこんにちはあゆずちゃん 大きくなったねカオは久しぶりに会う柚葉 の頭を撫でようとしましたその瞬間瞳は さっと柚葉の手を引きかには触らせない ように柚羽を自分の方へ引っ張ったのです 痛いよほらひかりちゃんと遊ん でらっしゃいそう言うと柚葉の手を引いて 光の方へ連れて行きましたかおは寂しそう に顔を少し曇らせましたが黙って自分の 部屋に戻り私たちはリビングで遊ぶ子供 たちを見ながらたか子が持ってきてくれた ケーキを食べながら話をしていました しばらくするとかおは自分の部屋から 風呂敷に包んだ品物を大事そうに持って リビングへ来ました高弘が来たら渡そうと 思っていたんだけど今日は来られない みたいだからひさんに渡しておくよ これそう言って差し出した中身は今年3歳 になる柚への七子さんの着物でした瞳は相 変わらず数の触ったものに嫌悪感をあわに しながらもふしを広げ何も言わずに品定め をするかのように入っていた引物を広げ 何かを探しているようでしたどこの ブランドのものか確認するためにタグを 探してのですタグがついていないことが 分かり瞳が知っているような有名な ブランドの着物ではないと分かるとあかさ に興味がないというように畳みもせずゴミ を見るような目つきで着物をつっかしてき たのですどうしてこんなものをこんな無名 の着物柚には着せられないわせっかくの 記念日なのでちゃんとしたブランドのを 着せたいのにこんなのはちょっと
恥ずかしくてこれはねこの着物がどういう ものなのかをかが説明しようとしましたが 全く興味のない顔をしてお茶を飲んでいる 瞳を見て私はそれをさえぎりました瞳に何 を言っても仕方ないと思ったし何よりも これ以上数を侮辱されることに耐えられ なかったからですそうだせっかくだから ひかりちゃんにどうかしらまだ長に切られ そうじゃない身近そうだったら縫い上げを ほいてもいいしね私は瞳が無さに突き返し てきた着物を畳みながら高子夫婦の方へ 差し出しましたうわこれ手触りがいいです ね本物は違いますね最近の科学繊維の着物 とは訳が違うなさすがお父さんですね本当 だ全然違うね色も素敵いいのこんな高級な 着物もらっちゃってかおの着物に喜んで いる高子夫婦を横目に瞳は鼻で笑いながら 私たちを見ていまし たどこで買ってきたのか知らないけど 大したことないそんなに速三門の着物どう するんですかそうだメルカリで売ったら どうですかあ送料台にもならないか も瞳の言葉にとうとう子は我慢ができなり 椅子から立ち上がりましたお姉さん失礼に も程があるんじゃないですか言っていい ことと悪いことがあるでしょせっかく父が プレゼントしてくれた着物に対してそんな ひどいことよく言えますねゆずちゃんは 可愛いしお兄ちゃんにも悪いけどもううち の光と遊ぶのはお断りしますはあ何を そんなに怒っちゃって嫌になっちゃうわ 冗談も通じない家族はこれだから困っ ちゃうのよ柚葉帰るよそう吐き捨てると まだ遊んでいたいという柚葉を無理やり 連れて片付けもせずにそくさと帰って行き まし たその日の夜高子夫婦と一緒に夕飯を食べ ていた時にインターホンが鳴ったので出て みると立っていたのはなんと高弘夫婦でし たどうしたの上がってもいい親父に謝りに 来たんだ 昼間の着物の件でしょうかみんなのいる リビングに2人を通すと瞳の顔が明らかに 不機嫌そうなのが見て取れます高弘は謝罪 に来たと言うけれど多分瞳は高弘に いやいやながら連れてこられたの でしょう親父せっかく柚のために着物を 作ってくれたのに随分と失礼なことを瞳が 言ったみたいで本当に ごめんいいだよ好みが合わなかったんだろ あの着物はひかりちゃんにあげたからもう いいのよ本当にごめんあでもそっかそう うんそれなら安心した高弘はせっかくかお が作ってくれた着物が無駄になってしまっ たのではないかと気が気ではなかったよう
です申し訳なさそうにする高弘の横で ふてくされた顔をして自分では一向に謝る 気配のない瞳を見て私はネタ晴らしをする ことにしまし たかおの仕事は着物を染める専門家染め物 職人です瞳が汚いと馬鹿にしていた家の手 の汚れは長年線量に触れてきたためだった のですかは職人歴も長く伝工芸士の資格も 持っておりその界隈では名しれた職人で 仲間たと作った作品は数々の賞を受賞して いましたそんな仲間たちに可愛い孫のため にとお願いをして作ってもらったのがあの 着物だったのです通常は画像が染めた記事 を製品にしそれぞれのメーカがブランド 会社に下ろすのですが今回はなたる それぞれの職人たちが携わって作った 一品物ブランドの名前こそついていません が市場に出せば30万円はくだらない見る 人が見ればすぐに分かる高級品だったの です瞳は30万円という金額を聞いた途端 にパッと表情が変わり手のひらを返した ようにかに話しかけてきまし た早く言ってくださいよそしたら話は違い ますよ着物まだありますよねあれユハに もらったものなんだから私たちがもらい ますよたか子さんあの着物返してもらえ ますお前何勝手なことばかり言ってんだよ いい加減にしろよよくそんなこと言えるな さすがに温厚な高弘も我慢できずに怒りを あわにしましたお父さんのこと散々馬鹿に していたのに今更何言ってるんですか高弘 も高子も瞳のそんな勝手な言分を許すはず もありません最初から説明してくれる 私だって受け取りましたよどうして ちゃんと言ってくれなかったんですか汚い とかのことをずっと馬鹿にしてきてしかも 活の仕事について私たちが今まで散々説明 しようとしても聞く耳を持たなかったのは 瞳自身なのにその自分勝手な言い振る舞い に私はとうとう堪忍袋の王が切れました今 までずっと我慢してきたけれど今日はもう 許せない混練罪うちの玄関の敷をまたが ないでうちと関わらないでさあさっさと出 ていって2度と来ないで今まで瞳のかおに 対するひどい態度にずっと目をつぶってき た私ですが真面目で仕事一筋に打ち込んで きたかおが心を込めて作った着物をあんな 風にけなして突き返しておきながら物の 本質も分からずに金額を聞いただけで 悪びれる風もなく手のひらを返してきた瞳 の態度に私はもう我慢できなくなったの です瞳に絶縁宣言をした私は今までずっと 胸に使えていたものがすっと消えていく 爽快感を感じまし たその後高弘夫婦は離婚しました結婚当初
から瞳に対して不満はあったものの柚の ためにと我慢してた高弘も今回の件で とうとう愛がつきたようです瞳は離婚は 恥ずかしいせめて柚葉を引き取りたいと 言ったみたいですがパート勤めの瞳は真剣 を取ることができず高弘が柚葉を引き取る ことになりましたひは自分の実家に帰った ようですがあの性格は治るはずもなく夫に ひどい目に合わされただとかトやに散々 いびられただとか小十がうるさいなどと ありもしないことを周り近所に言いふらし ているようでしたしかし昔から瞳の性格を 知っている人たちばかりなので誰も本気に はせずそのうち相手にしなくなっていき ました友人に対しても自分勝手な態度で 接していた人には真味になって話を聞く ような人は誰1人いなかったのですそれは 両親も同じで離婚に関しても瞳が完全に 悪いのだと納得していました誰からも相手 にされない瞳は家に引きこもるようになっ たけれど両親からは出戻り娘が家にいるの は恥ずかしいから早く出て行ってくれとと なられ喧嘩ざまの日々のよう です高弘は私たちの家に戻ってきて今は 私たちと柚の4人で暮らしていますこの間 高子が尋ねてきて自分が作った髪飾りを 柚葉にプレゼントしていました高子の組紐 の作品は素人が作っている程度だと思って いたら評判がよく今度古典を開くことに なったみたいです来月の柚葉の七子さんに は夫が作った着物をレンタルしそして 手作りの髪飾りをつけてお参りに行く予定 ですそして驚いたことに先日連絡があり なんとかが秋の女君を受賞したというの ですあんなに瞳が汚いと馬鹿にしていた かおの手から作られた作品が素晴らしいと 賞賛されたのです今までの仕事が認められ た証です私も子供たちも大喜びで数を祝福 しましたせっかくなでさんと女君のお祝い を一緒に行うことにしました久しぶりに私 も着物を着ていこうと思っています もちろん夫が作ってプレゼントしてくれた 着物ですそして高子からの帯締めをつけて 家族の愛が詰まったものをみんなで身に つけて記念写真を取るのが楽しみ [音楽] です 昨日言ってたこと覚えてるか あ朝から何ですか武田さんは父の葬儀から 夜行バスで帰ってきたばかりの俺に朝から こんな調子俺は心底疲れはてていたから まともな受け応えなんてできはしないお前 の荷物全部捨てておいたぞしかしそれも その言葉を聞くまでだった俺は一気に眠 がめし俺の荷物を捨てたしかも全部あの中
には 確か俺はあ今年で23歳になる23歳と 言うと一般的には大学を出て社会人の仲間 入りを果たす頃だしかし俺は高校を出て すぐに働き始めたので実はもう社会人5年 目学歴社会では高卒というだけで色メガで 見られるかもしれないが俺のいる会社は みんな親切だ多分社員の大半がおじさん もしくはおばさんだからだろうみんな自分 の子供と同じくらいの年の俺を大層可い がってくれている俺はそれがありがたくて 恩返しをしようと一生懸命頑張った必死で 頑張った末俺は大きなプロジェクトを扱う 部署に移動となったよしこの部署でもっと 頑張っていこう俺は最初こそそんな風に 思っていたが世の中そううまくはいかない その部署にには俺を妨害してくる上司がい たのだその人は武田さん有名な国立大学を 主席で卒業した経歴を持っているただ勉強 ができるからと言ってそれすなわち仕事が できるわけでもない武田さんのその パターンで工学歴にも関わらず仕事は とにかくできない加えて人間性にもかなり の問題があった自分が有名大学を主席で 卒業したことを自慢したい武田さんは高卒 の俺をを断るごとに侮辱してくるだが高卒 だから何なのだろうか見下される筋合いは ないし俺は武田さんよりもはかに仕事が できるそれは同僚全員が認めていたしかし 武田さんはそれが一番気に入らないの だろう有名大学を主席で卒業した自分が 高卒の人間よりも仕事ができないこれは 武田さんのプライドを大きく傷つけたよう だだから俺は武田さんの部下になってから 連日ひどい嫌がらせを受けたただ俺もその うち慣れてしまって気にならなくなるだが 最近やってきた新人さんはそうもいか ないまたお前か本当に仕事ができないな すみませ ん平謝りしているのは大学を卒業した後 新卒でここにやってきた山寺さんよりにも よって武田さんの下とは本当に気の毒だと 思うどっかの誰かとちゃんとした大学を出 てるんだから期待してたのにこれだよどう して俺の下には仕事のできないクズばかり 集まるん だ武田さんの発言は今日も品性下列で聞く に耐えないお前は仕事ができないくぜ あっちは学歴のないくまともなのは俺だけ じゃない か学歴のないクズとは誰がどう見ても俺の こと だろうクズはどっちだ よ俺は武田さんに聞こえないよう悪をつか ずにはいられなかったまいやクズはクズ
同士でつむのか1番あの高卒が今日から お前の教育係りだから黙って聞いていたら これだ俺は突然仕事を丸投げされて驚愕 するそんな教育がかりは武田さんの仕事 じゃないですかうるせえな上司に立てつく んじゃねえ よ本当にむちゃくちゃだ山寺さんが入って きた時は 可愛い子が入ってきたじゃないかと頼まれ てもいないのに教育係りを買って出たのに である第一教育係りとは俺みたいな平社員 がやるのが筋だろうにも関わらず武田さん は若い女性だからという理由で山寺さんに 近づこうとしたのだよろしくそれでは よろしくお願いいたしますごめんね高卒の 教育係りで申し訳ないけどとんでもない です私この部署で1番仕事ができるのは 先輩だって聞きました こあるごとに武田さんから学歴のことで理 不尽に言われてきたから山寺さんからそう 言ってもらえて俺は本当に嬉しかったそれ じゃ早速やっていこうか はいそれから俺は自分の仕事を片付け ながら山寺さんの教育がかりとして色々な ことを教えた武田さんはああいう言い方を していたが山寺さんの吸収はものすごい ものどうやら武田さんは人に教えるのも 下手くそらしい何ヶ月か経つと山寺さんは 俺の部下として脱orangを振るうよう になっていた同僚たちは教える才能もある んじゃないなんてからかってくるが俺も まんざらではなかっただが当然武田さんは 面白くない自分の指導ではどうにもなら なかったのに俺が指導するやいなや別人の ようになるそれは面白くないだろうみな口 には出さないがこいつは部下の教育すら 満足にやれないのかと武田さんを評価し 始めているそれに気づいたのか武田さんの 俺に対する嫌がらせはますます エスカレートするのだった今考えると武田 さんにああいう出来事が訪れたのは守国 当然だったのかもしれないそれは俺と山寺 さんが非常に大きなプロジェクトを取って きた時だ総額4億円金額が金額だから車内 の注目度もとんでもないことになっている 残っているのは相手先と所を交わすだけだ 父の不法が届いたのはまさにその時だ父は 地元で小さな飲食店を経営しているのだが その父が亡くなったのである俺はそれを 知らされるなり急いで準備を始めたはい おい何帰ろうとしてんだ仕事が残ってる だろこの人はこういう時に限って邪魔をし てくる親父が亡くなったんです今から一旦 地元に戻りますうねえ 俺は当たり前のことを言っただけだが武田
さんはゲスな笑みを浮かべている大事な プロジェクトの契約間近なのに帰るのか 仕事と家庭とどっちが大事なんだよこんな 状況でこんなことを言う人間がいるとは どうしようもない人だとは思っていたが ここまで救いよがないとは思わなかった父 の葬儀に決まってるじゃないですか契約に 必要な書類はもう揃えていますから何の 問題もありません当に問題ないんだな じゃあ何かあったらそれは全部お前の責任 だ ぞ例のプロジェクトの締結が間近に迫って いるのは事実だただ俺と山寺さんは何が あっても対応できるように諸々の準備を 済ませて いるもしそういうことがあればそうなる でしょう ねいい加減めどくさくなってきた俺はそこ まで行って立ち去るそして後のことを山寺 さんに任せて地元に急いだ実家に到着した 時もうつやは開始されていた集まっている のは生前父と仲良くしていた人ばかり しかもすごい数だったこんなにもたくさん の人たちが父がいい人生を送ったことを 嬉しく思いながら俺は3列車の1人1人に しっかりと頭を下げる ういやがてツが終わるとある人が話しかけ てきた親父の高校生時代の後輩である小池 さんだこの人は幼少期からずっと俺のこと を大事にしてくれて いる見ない間にズヘイヴンと大きくなった ね小池さんは会社の社長をやっているそう だが詳細は知らないしかし社長になった後 も父を先輩と慕っていた辺り飾らない人柄 なの だろう今日は本当にありがとうございまし た父もきっと喜んでいると思います お父さんには本当にお世話になったからね 何かあったらいつでも言って力になれるか もしれない から小池さんはにっこりと笑って俺の手を 掴んでくれる俺は思わず泣きそうになって しまったそして俺も頑張らないといけない と改めて感じ たまずは例のプロジェクトだな契約さえ 終わってしまえば悲しくないと言ったら嘘 になるが前に進まないといけない俺は葬儀 に関するももが終わるなりすぐさま会社に 戻っ そしてプロジェクトの契約を結ぶ日がやっ てきたのである昨日言ってたこと覚えてる かいつものように入社した俺しかし 待ち構えていたのは俺の席の前に立って 似つく武田さんあ朝からなんです か武田さんは父の葬儀から夜行バスで帰っ
てきたばかりの俺に朝からこんな調子俺は 底疲れはてていたからまともななんてでき やしないお前の荷物全部捨てておいた ぞしかしそれもその言葉を聞くまでだった 俺は一気に眠気が覚めて しまう俺の荷物を捨てたしかも全部あの中 には 確か今日の相談に使うとても重要な書類が 入っている契約に必要なものだし今日は 契約を締結するために相手側の社員が来る 予定なのだにもかわらず武田さんは捨てた と いう知らないぞそんなものがあったなんて お前が自分の机に入れておいたのが悪いん だろ武田さんはむちゃくちゃな責任転嫁を し始めた俺は怒るどころかあまりにも幼稚 なやり方に真底呆れてしまった向こうの 担当者はもう来ていますがそして向こうの 担当者がタイミングよく到着してしまった もう腹をくくるしか選択肢は残っていない ようだこうなったら正直に事情を説明して 日程を変えてもらう以外にないがっくりと 肩を落とした俺は相談相手が待つ大雪室に 急いだ え王雪室に入るなり俺は驚愕するいつもの 担当者だけが来るかと思ったら向こうの 社長まで来ているではないかああすみませ んどうしたらいいか迷う俺をよそに後から 入ってきた武田さんが知ったような口で 語り出す 今日使うはずだった契約書意義なんですが こいつ間違って捨ててしまいまし て俺は何を言っているんだと思う捨てたの は他でもない武田さんなのにあかも俺が 全部悪いとでも言うような口ぶり こいつ高卒なんですよだから人間がまるで できていなくて今回の一見は全部このポコ の責任です私はこんな定学歴に大事な案件 を預けるなよと最後まで反対していたんだ が武田さんは仕事ができないし人間性も 最悪しかしまさかここまで下列かつ悪な やからだとは思いもしなかった俺はもう 呆れて何も言えないいやいやだが相談相手 の社長はそれに意義を唱えたそれはありえ ないね彼がそうでないと誰よりも私が証明 できますなぜ です当然武田さんは困惑する 単純な話です彼のことを幼い頃からずっと 知っているからですよこの社長はなんと この間あった小池さんだこれまで担当者と ばかり打ち合わせを行ってきたから分から なかったが取引先の社長は小池さんだった のであるだから先ほど驚愕したの だ君の言ってることはめちゃくちゃじゃ ないか契約書を捨てたのは君だろとんでも
ないそんなことはまずありえませんもし実 だとし私は喜んで服でもいらし ます武田さんは白を切ろうとするがそうも いかない今度は山寺さんと作業技を着た男 が現れ た契約書類をしてたのはこの人です何を らむな真実です商人もここ に話を振られた作業儀姿の男はこの会社を 掃除している清掃業者だええ確かにこの方 ですよ大事そうな書類でしたから本当に 捨てていいんですかと聞いたら底辺が俺に 差しずするなって忘れる方が難しいですよ 作業儀姿の男はそう言って武田さんを 指さすのであったこれは面白い大切な書類 をあなたは処分したんです かこの場にいる誰もが武田さんに下すの 視線を向けていた誰1人として武田さんの 味方ではない がんでえどいつもこいつもクの言うこと ばかり信じるだただの高卒だぞ社会の底辺 だぞそいつらの言葉より主席で大卒の俺の 方が正しいに決まってる万作突きはてた 武田さんはまるで子供のようにわめき 始めるどこまでも惨めで情けな俺はとても 見ていられなくなった君は色々と勘違いし てるねしかし小池さんはどじることなく 冷酷な口調で言い放つ学歴で人の価値を 決めてはいけません人の価値とというもの はその人が何をしたかで決まるんですえ どうしてあなたの言葉を誰も信じないのか それはあなたが何もしていないから です小池さんはそう言った後この件は そちらの社長にしっかりと報告しますと 締めくくってから退出するその言葉通り 小池さんは社長に全てを話してくれたの だったそして契約も問題なく締結された数 日後武田さんの件で社長室に呼び出された 俺はこれまで何があったのかを話したそれ を聞いた社長は非常に驚いていた武田さん は様々な結果を残してきた優秀な社員だと 思われていたからだしかし実態は俺と山寺 さんの結果を自分の手柄として報告してい たにすぎない真実が判明した結果武田さん は解雇を通告される現在は解雇までの自宅 謹慎中だ一方俺は武田さんがいなくなった ことでのびのびと働けるようになった仕事 の効率はどんどん上がり業績もまた右肩 上がり会社は俺たちの出した業績を ちゃんと評価してくれたその結果俺は昇進 してかつての武田さんと同じポジションに 収まる今ではすっかり人気部署だ全ては 頑張り続けてくれた山寺さんのおかげ実を 言うと俺はあの後山寺さんにプロポーズし た今や山寺さんは俺の人生のパートナーで もあるお腹の中には俺たちの子供がは2人
いるこの子たちに幸せな人生を送らせる ため俺はもっと頑張ろうと思っている次第 だ最後までご視聴ありがとうございます もし良かったらチャンネル登録よろしくお 願いいたしますでは次の動画でお会いし ましょう初めての出産に私の心は喜びと 複雑さでいっぱいだった遅れて病院に 駆けつけた夫はびで浮かれている私は そんな夫の目の前で義母からもらった 100万円のさ束を破り捨てたお前何やっ てるんだ よ夫は必死に止めようとするが私は手を 止めなかった義母は下げ済むような目で ただ黙ってこちらを見つめてい [音楽] た私の名前は宇あ28歳大学時代から 付き合っていると妊娠をきに結婚をし た秋広と付き合い始めてから7年が経ち 仕事も落ち着いてきてちょうど結婚を意識 する時期だった妊娠が分かった時は驚いた けど嬉しさの方がまさっていたと思う私の 両親は小さい頃に事故で亡くなっていて私 はずっと祖父母に育てられたしかしその 祖父母も高校を卒業する頃にはどちらも なくなってしまい私は本当に1人になって しまっただから家族の温かさに飢えていた 私は順番は違えど新しい家族が増えること が嬉しかったのだ妊娠が分かった後も明弘 は変わらず優しく私を気遣ってくれるつり がひどかったこともあり落ち着くまで秋広 の実家で同居しようと提案してくれた秋広 はずっと1人暮らしをしていたから お母さんには会ったことがないだけど義母 とはいえ母ができることにも私は喜びを 感じていた だけどこの後すぐに私は間違っていたのだ と後悔することに なる義母の最初の印象は真面目で厳しそう な人秋広がいつもニコニコしていて性格も 大らかな人だったから対象的すぎて驚いた 妊娠と結婚同居については秋広から事前に 話をしてくれていたようだが挨拶をした時 に本当にちゃんと育てられるのと冷たい 言葉が帰ってきた私は子供の誕生を喜んで くれているとばかり思っていたから義母の 言葉はかなりショックだった義母は秋広が 幼い頃に離婚をしていて女で1つで秋広を 育て上げたらしい職業も高校の教師をして いて生活指導も担当しているそうだだから なのか元の性格からなのかわからないが 言い方がかなりきつい顔合わせというより 面接を受けているような気分だ それでもできたことは仕方ないと義母は 私たちを受け入れてくれてすぐに同居は 開始されたしかし同居して間もなく義母は
私のやり方に対しいちいち細かく指摘する ようになる家事は祖母の手伝いをしていた から一通りのことはできていただけどそれ が全て間違いであるかのように1から覚え なさせられるできないことがあるとこんな のもできないのとわざとらしくため息を 疲れてしまうさらに妊娠中の過ごし方や 子供の育て方についても厳しく言われる ように私はいつしか義母の顔色を見て生活 するようになってしまっ た初めての妊娠で不安な気持ちと座りで 思うように体を動かせない夢に見ていた 理想の家族とはほど遠くいい加減私は ストレスでどうにかなってしまいそうだっ たには義母とのことは全て話していた秋広 に間に入ってもらって少しでも義母との 関係をよくしたかったのだしかし秋広は 最初こそ私の話に耳を傾けてくれていた もののだんだんと疲れているからと全く話 を聞いてくれなくなったしかも今までは 残業などはなかったのだが子供が生まれる からお金を少しでも貯めたいと残業を率先 してするようになった子供屋は私のことを 考えて仕事を頑張ってくれるのは本当に ありがたいだけど義母に嫌味を言われる そんな毎日に私の心のより所は夫である 秋広しかいなかったそれに同居が始まって から夫婦の時間も全くない以前は休みと なればどこかに出かけたり映画を見ながら 1日ゆっくり過ごしたりしていたのに今は それすらない仕事から帰ってくると ソファーに座りずっと携帯を触っている どうやら今流行のゲームにはまっている らしい声をかけても無視され注意すると 怒られてしまうお腹の子供が今どういう 状態なのかすら聞いてこようともしない 話すのはいつも私からだ義母はそんな私と 明弘のやり取りをただ黙って見ているだけ だった母親として少しは注意してくれても いいと思うのだが秋広がこうなったのは妻 である私の責任らしいそれに口うるさく 言って嫌われたくなかったこの時の私は 家族を守ることに必死になって大事なこと から目を背けてい たそして妊娠7ヶ月目に入りお腹はだいぶ 大きくなってきた子供の成長に日々幸せを 感じつつも秋広との距離は遠ざかるばかり だ秋広は少し前に重要な業務を任された らしく残業と合わせて出張も増えてしまい 家を開けるも多くなったその分義母との 2人の時間も増えますます窮屈さを感じて しまうというのもお腹が大きくなるにつれ 義母の厳しさはさらにひどくなったの だあなた出産をした後はどうする気なの 義母はある時からこんなことを言うように
なってきた出産したらしばらくは子育てに 専念しようと思ってい ます私は妊娠が発覚するまで働いていたの だが今は3級をもらっている出産後は1 年間育児休暇をもらう予定だがそれも悩ん でいた仕事よりも子供の成長を見守りたい 秋広とはすれ違った状態だがせっかく家族 になれたのだそれに彼だって今はまだ父親 の自覚がないかもしれないが子供が生まれ たらきっと変わるだろう幼い頃からの夢が やっと叶っただから仕事よりも家庭を守る ことに全力を注ぎたかったのだしかし義母 に私の思いを伝えると今時子供を育て ながら働く女性はたくさんいるでしょアカ さんって考えが甘いんじゃないと言われて しまった確かに義母の言う通り世の中には そういう女性はたくさんいるし仕事と育児 を両立している人はすごいと思う目の前に いる義母もその1人だ義母が若い頃は度も も今みたいに整っておらず仕事をしながら の子育てはかなり大変だったそうだだけど 失礼な言い方かもしれないが義母と私では 状況が違う秋広も仕事は自分が頑張るから 私には育児に専念してと言ってくれている いくら母親だからと言って息子の家庭の 考え方にまでとやかく言われたくない今後 のことは秋広と話し合っていますだから 少し見守ってもらえないでしょうか 私は当たり障りのない言い方で義母に反論 したこれが今の私の精一杯の反抗だった しかしそれでも義母は納得せずそんな考え だからダメなんだとため息をつきながら首 を大きく横に振るそして軽蔑したような まなざしで私を見ながらあなたと秋広じゃ 会わないと思うわ離婚を考えた方がいいん じゃないどうしてここで離婚の話になるの か意味がわからない 私は状況が理解できずただ義母の次の言葉 を待った義母は孫ができたことは素直に 嬉しかったが結婚には反対だったそうだ私 は義母の言葉がショックで自然と涙が こぼれ落ちるもう少しで子供が生まれるの にどうして今そんなことを言うのだろう私 は義母が信じられずただ呆然と義母を 見つめることしかできずにい た義母の本を聞いてから数ヶ月が経ち私は 出産の日を迎えることとなる生まれたのは 元気で可愛い女の子だ安山だったとはいえ 出産は想像を超えるくらい大変だっただ けど娘の顔を見た瞬間疲れなんて一気に 吹き飛んでしまった元々秋広も出産には 立ち合うと言っていたのだが陣痛が始まっ て連絡をするとタイミングが悪かったよう で仕事を抜けられないと結局彼が病院に 到着したのは出産してから数時間も後だっ
た遅くなってごめんと悪びれる様子もなく 秋広は病室に入ってくるしかし目の前に いる義母と目が会い驚いてい たお仕事お疲れ様おめでとうお祝い持って きたのよそう言い義母はニコリと笑って みせた私は陣痛の時義母がそばにいて車を 出してくれたと秋にを説明するしかし秋は そうなんだというだけで義母に礼を言おう ともせず修義にしか興味がないようだっ たお母さんから100万も頂いたのよ秋は 100万円という言葉に明らかに テンションが上がっているおそらく予想外 の金額だったの だろうしかし私は秋の態度に反して袋から お札を取り出すと目の前で11枚を 破り捨てた秋は私の気候に驚き何をしてる んだと止に入るそれでも私は秋広を無視し てどんどん破り続け最後には見る影も なくなってしまった秋広はビリビリに ちぎられたお札をかき集めわなわなと怒り で震えているそして私を睨みつけたかと 思うとお前ふざけんなよ頭おかしいんじゃ ねえのかと私を攻めだしたしかし何も 言い返さない私に義母に土下座して謝れと いうここまでずっと義母は生還していたの だが秋の言葉に同意しそうねすぐに土下座 し なさいそう静かに言った義母の返答に気を よくしたのか秋広はお前は頭がおかしい 早く土下座しろと共用 する何言ってるの土下座をするのはあんた でしょ思いがけない義母の言葉に秋広は口 を開けて固まっているまあ当然の反応 だろう味方だとばかり思っていた義母に まさか自分が土下座しろと言われるとは 思わない秋広は何を言ってるんだと 聞き返すも義母はただ秋広を睨みつけて いるだけで何も発しようとはしない私は 深くため息をつい た秋広私やお母さんに何か隠していること があるんじゃないそう言うと秋はあらさに 慌てている自分では平然をよっている つもりなのだろうがバレバレだ何を言って いるかわからないと知を切ろうとするので これを見ても同じこと言える私は隠してい た封筒からあるものを見せるそれは秋の 浮気調査の報告書だった一気に青ざめる秋 に私は冷たい目線を向けと経緯を説明した どうやら秋は私の妊娠発覚と同時期に別の 女性と浮気をしていた結果的には結婚を する前からということになるその事実に 最初に気づいたのは義母だったもちろん 結婚して数ヶ月が経ってからではあるが実 は義母が秋広の父親と離婚した理由は義父 の不定行為が原因だったらしく秋の私に
対する態度や言動が不定をしていた時の ギフトそっくりだったようだそれからは ずっと息子の行動を怪しみ目を配らせてい たらしいそして確信が持てたことで離婚を した方がいいと言われたあの日私に 打ち明けてくれたのだしかし義母も息子の 不定行為には少なからず動揺していた らしい妊婦の私にどう打ち明けたらいいの かだいぶ悩んだのだそうだしかし不器用な 性格が災いし言葉を選べず離婚したらと ストレートに伝えてしまったのだという あの日義母は息子が起こした問題は母親で ある自分の責任だと頭を下げてくれ た私はてっきり義母に嫌われていると思っ ていたから義母の気持ちを聞いて驚いた しかし義母はずっと私のことを本当の娘の ように思ってくれていた らしい義母は言葉こそ厳しいが本当は ずっと私は子供のことを気にかけてくれて いた不器用なのだろうがあまりにも分かり にくくて私は苦笑いしたくらいだそんな 義母はある日突然ギフと離婚となり手に食 があったとはいえかなり苦労をしたそうだ からこそ私に同じ思いはして欲しくないと 今後のことをしっかり考えるように言って くれたのだそれが義母なりの優しさだった 正直言うと義からが浮気をしているかも しれないと言われても確信が持てなかった だけど思い返すと怪しいと思う部分は確か に あるしかしせっかく自分だけの家族を持つ ことができたのにそれを意も簡単に手放す ことはできない私がそう言うと義母は家族 ならもういるじゃないと私のお腹を 指さし母親の私が言うのもおかしいけど秋 がしたことは最低な行為よ そして最後に決断するのはあなただけど お腹の子供を守れるのは母親の私だけだと 言ってくれ たこの言葉で私は決心が固まり本格的に 調査を依頼し浮気の証拠を集めてもらった のだそして出産直前の昨日調査報告書が 届いた義母は私に渡す時ためらっていたの だが逆に私は今日で良かったと思った その報告書を食い入るように秋広は見て いるしかしこれは何かの間違いだと言い訳 を並べ出すここで素直に認めて謝罪をして くれれば少しは違っていたかもしれないだ けど証拠を目の前にしても秋広は捏造だと 全く自分の火を認めなかった私は秋広の 態度にほとほと呆れてしまいお母さんの おかげで目が覚めました離婚してください そして慰謝料も払ってもらうからと秋に 離婚届けを突きつけた秋は記入済みの離婚 届けに目を見開き驚いている慰謝料という
言葉を聞いて秋はやっとこの重大さに 気づいたようだ慌てて土下座し申し訳ない とやっと謝罪の言葉を口にし たどうやら秋と浮相手はオンラインゲーム 内で出会ったらしいゲームをしながら チャットをうちに仲良くなったそうだ そして実際にオフ会で顔を合わせ息統合し そのまま男女の関係になったというそして そのままずるずると関係を続け暇を見つけ ては大世を重ねていた秋広は私が妊娠をし たことによって相手にしてもらえず 寂しかったとお決まりの言い訳を 並べるふざけてるのはどっちだからって 浮気していいことにはならない でしょ私はの態度に親足腹が立ち怒りを ぶつけた確かに初めての妊娠と義母との 関係に悩み自分のことでいっぱいいっぱい だったかもしれないだけど私を拒否し外に 逃げたのは秋自身だそれを寂しかったの 一言で片付けられてはたまったものじゃ ないそれに不倫をしたことによって私だけ じゃなく実の母親まで傷つけているのだ 義母が苦労をしてきたの1番そばで見てき たはずなのにどうしてそんな馬鹿な真似が できたのだろう私は怒りで震えていると 子供はどうするんだよお前は子供から父親 を取り上げる気なのか秋は言い訳が苦しく なったのか今度は娘を出しにしてきた今 まで娘のことにすら関心を示さず不定行為 を楽しんでいたくせにこんな時だけ父親 ずらする秋が許せなかっただから私は最後 の一手に 相手のお子さんも秋に対して同じように 思うかもね私がそう言って鼻で笑うと明弘 は首をかげたなんて顔してるのよ相手は 明弘と同じ既婚者じゃ ないそれを聞いた明弘はやっと理解できた のかガクガクと震え出した明弘は浮き合い てから30代前半の未婚と聞いていたよう だが実際は42歳でで中学生の子供がいる そして旦那と3人で暮らしているようだ 秋広はこの事実を本当に知らなかったよう でかなりショックを受けていたしかし私に とったらそんなことどうでもいい相手が誰 であろうと浮気をしたことには変わりは ないのだ私はもちろんこの件は相手も交え てしっかり話し合うつもりでいる私がそう 言うと秋はやめてくれと私の腕をつかみ 相手の家族に知られたら俺は終わりだと 泣き出した秋への愛情が完全に消え失せて いた私は秋の弁解が気持ち悪かった秋が この先どうなろうと知ったことではない私 は秋広が掴む手を 振り払い養育費はりませんその代わり娘に は一生合わせない
から私のわがままのせいで娘から父親を 奪うのは最低ななのかもしれないだけど 義母が言ってくれたように娘を守れるのは 私だけしかいないのだこんな父親なら最初 からいない方がマだろうその分2倍の愛情 を私が注げばいいだけの話だだけど慰謝料 は払ってもらうからと言うと秋は膝から 崩れ落ちたそして嫌だごめんを繰り返し めそめそと泣いているそんな風に後悔する なら初めから浮気なんてしなければいいの に信じていた相手から裏切られるのがどれ ほど辛いかやった本人には分からないの だろうすると明弘は持っていた離婚届けを ぐしぐしにし絶対に認めないと自だだを 踏み出したさすがにこの行為には引いて しまったしかも秋広は何を思ったのか今度 は義母に助けを求め出す義母はそんな息子 を見て情けないと涙を流しているそれは 息子の前で初めて見せた涙なのだろう秋は おろおろしだし言葉も出ないようだった 義母はまるで汚らしいものを見るような目 で自分の息子を見つめている義母の中で 何かが固まったよう だ嫁を大事にできない男はただのクだ あんたはもう息子でもなんでもない2度と 娘と孫の前に顔を見せる な義母は秋の前ではっきりと私を娘だと 言ってくれたこんな状況にも関わらず義母 の思いが素直に嬉しかった秋は突然の義母 の絶縁とも取れる言葉にあ然としている そして必死に何か言おうとやきになってい たのだが義母はそんな息子を無視し病室 から無理やり追い出した秋は病室のドアを 叩きなんとか中に入ろうとしていたが看護 師から注意を受けたようで諦めて帰って いった義母のおかげでやっと落ち着きを 取り戻すことができ私もようやく偽りの 家族を捨て去ることができたの だその後無事に離婚は成立したそして義母 が手配してくれたおかげで浮気相手とその 旦那も交えて話し合うことができた今回の ことで相手夫婦も離婚することになり秋と 浮気相手は双方から慰謝料請求されること となる秋は義母から正式に絶 1人で暮らし始めたそうだしかし当てが 亡くなった浮気相手が会社に乗り込んでき たらしく不倫をしていたことが会社中に 知れ渡りいづらくなったのか退職その後は どうなったかわからない実はあの日秋広の 前で破り捨てたお金は全ておもちゃ規模と 相談しちょっとした仕返しのつもりでやっ たのだだけど今でもあの時の秋の顔を 思い出すと胸がすっするそしてて私は 改めて義母にお礼を言い別で頂いていたご 祝儀を全て返金したしかし義母はこれから
大変だからとお金は受け取ってくれず逆に 育児が落ち着くまではと同居継続を申し出 てくれた私は義母の思いを素直に受け取り 義母と娘の3人での新たな生活をスタート させた今では何でも言い合える中になり 私たちは本当の親子のようだ育児が 落ち着いたら職場に復帰しようと思う そして復帰初めてのお給料で母に何か プレゼントを しようお前ちんたらやってるんじゃねえよ こんな仕事のミスに給料を支払うなんて 吐き気がするわさっさとやめちまえこの 給料 泥棒その時怒鳴っている上司のポケット から私が作業で仕分けしている部品が落ち たなそれって私のミスじゃない上司に貶め られようとしている私は戦慄し た私はさやか60 歳とある倉庫でピッキングのパートをして いる夫は62歳食卓社員の サラリーマンそれと25歳の息子翔平との 3人 暮らし者勤務の息子は小さな頃から不思議 なを持ってい た霊が見えるお話ができるといった占い師 の義母愛子のような能力を想像するかも しれないがそうではなく気を読むことが できる子だっ た人間誰しも大なりしなりその場の空気は 読めると思うのだが息子はその質が ちょっと違っ たその人が持っている木の義足が判定 できると言えばいいのだろう かどうしてこんな簡単な作業ができねえん だ今日も男性社員の怒号が飛んだそして彼 は商品のネジの入った収納ケースを 蹴り飛ばす床に散乱する大量の ネジすみませんすみませ ん怒られたパートさんがネジを 拾い集めるぶちまけられたネジはもう一度 数えなして個数表に書かなければいけない そこまでが私たちピッキングのパートの 仕事 だネジを拾い集め数を合わせて箱に戻す パートさんの姿をその男は鼻で笑って 見下ろし たああもうとっととやめてくれないかな ふッワク重いわ花はないわそろそろ自分の 身のほどわきまえて欲しいっつうの年寄り がやめてくれればパートの若返りができる んだけど な倉庫の仕切り役は正社員のわせこの男が 仕切っているのだが実際倉庫のピッキング をやるのは全員パートだ私の職場は同年 くらいのパートさんが7人で作業をやって
い たおかげで渡瀬はやりたい放題である そしていつも槍玉に上がるのは今回の パート3ではなくこの倉庫で1番年長の私 なの だ部品の個数が違ってるじゃねえか 彼は私が個数を数えてジップロックに入れ たワッシャーの数が違うとみんなの前でと なっ たそしてそのジップロックを私の方に 押し付けて くる老眼で数も数えられませんってが最 年長のババーはやらかす失敗のスケールが 違うな ああしっかり数えたんです けど確かにわし10個袋に入れた はず2個しか入ってねえだろう がそんなはず は9個や11個と言うならまだわかる 間違いの程度が尋常では ないでもでもじゃねえよチェックの俺がい なかったらどうなったと思ってんだお前の ミスは俺の責任になるんだぞパートはいい よなシートに書いて部品をから出して数を 標に書くだけの簡単なお仕事で金をもらい やがっ ての残りも数えて個数表に記入しておき ます私は半泣きになりながら立ち上がっ たここは老人のリハビリセンターじゃねえ んだ わ渡せは吐き捨てるように言っ た私がピックしたロケーションに戻り残り のワを数えていると横から別のパートさん が震える声で話しかけてき たねえあの男さやかさんがワシを入れた ジップロックから8個抜いてポケットに 入れたわ私見たの よそうか私に濡れぎを着せてやめさせよう としてるんだこれは黙っておれない私は意 を消して彼に話しかけ たああのわせ さん私は声を絞り出し た10個を2個に間違うなんて30年も パートをしている私がやるはずはないし彼 の暴言にはこれ以上耐えられ ない誰かがはじめでもしないと彼の理不尽 な言動は止まらないそれをやるのは最年長 で暗黙のリーダーである私しかいない しかも今回は名前は言えないけれど彼の 行動を目撃したパートさんがいるの だポポケットの中身見せて ください私は震える声で彼にそう言っ た彼はこっちを振り返り片をあげて 睨みつけ たはあなんでなんでがつってんだよ
おらわ私がピックしたわしがあなたの ポケットに入ってるかもしれないからです パートの分際で上司の男性社員に面と 向かって文句を言って恐怖を感じないもの などいないと 思う彼は私との距離を詰め顔を近づけ そして怒鳴っ たはお前年寄りのパートのくせにこの社員 様の俺を疑うっての自分のミスを俺のせい にしようってこんたんか あそして片に置いてあった鉄のスパナを 蹴り飛ばし スパナは金属性のロッカーにあたって ガシャンと大きな音を立て た今言いがかりをつけた時間も給料が発生 してると思うと吐き気がするさっさとやめ ちまえこの給料 泥棒その時彼のポケットからワッシャーが ポロリと落ち た彼はそれに気づいて靴で踏んで隠し ただその目は疑うんならてのを疑え やあ はいあまりの勢いと恐怖にそう返答する しかなかったもう限界だと思っ た私やめることにしたよさっきやめろって 言われた しパート終わりの行為室で同僚に告げた 同僚の着替える手が止まっ たえ自分の都合で退職するってことうん もうばばあとか言われた し若返りさせたいと聞いてるし [音楽] ねそれでも共に頑張ってきた仲間から 抜けるのが 心苦しい最後にもしよかったらみんなとお 別れ会とかしたい な数日後の休日みんなは私の家に集まって くれたみんな1品ずつ持ち寄ってくれて ちょっとしたパーティーになっ たパートの若返りをしたいって言うけど うちの会社が発足した時から私たちみんな でやってきたのに年とったらお払い箱とか 会社もあんまりだ ねいや会社というより私自身の考えなん でしょうやってデスクワークだったのに こっちの倉庫に回されて八つ当たりして るって感じよ ね私たちより年下で経験もないくせして偉 そう にみんなが口々に彼のことを罵倒した休日 で在宅していた息子がそのパーティーを 横目にキッチンで水を飲みながら話を聞い てい た面々が帰る とわせさんだっけ母さんに嫌がらせして
退職に追い込んだ人その人 ねと息子が呟いた え私が驚いた声をあげると息子は肩をすめ たこれだけみんなの怒りを買ってんだよ 母さんもみんなもオーラがすごかったあれ じゃあわせさん人生持っていかれると思う な意味しな言葉を息子は吐いたそして私は 退職届けを出したわせはロッカーを整理 する私を見 てババーがやめてくれて助かったわ大い レパートリーにピンの忘れ物があったから 渡したいんだけどと元同僚から連絡があっ た 約束のファミレスに行くと7人の元同僚が 勢揃いしていた え驚きまくる私 にあなたが辞めた次の日全員退職届けを 出したの全員年休がまるまる残ってたから その日限りで会社には行ってないの よと全員ニコニコしてい た現場大変じゃ ないそう思いつつ私はあの時息子が言っ たわせさんみんなのオーラに人生持って いかれると思うよが始まったのだと確信し たそれから2ヶ月 後ねえ会社の総務から連絡あったあった あった急にやめられて困ってる戻ってきて 欲しいってやつ でしょでも退職を認めないなんて決まりは ないし ねソから連絡を受けて元同僚みんなで 我が家に集まることになっ た30年近く勤めた人がほとんどで失業 保険もそこそこもらえるしそろそろ リタイアしたいと思っていた人も多く みんな辞めた後悔はなかっ たで総務部が話を聞きたいらしい よそんな話をしているとまたキッチンで 私たちの話を聞いていた息子が口を挟ん だみんなでで会社に行くのはやめた方が いい よ全員の視線が息子に 集まる会社の木ってのがあるんだよもう やめたんだから何も会社に出向くこと なんてないし向こうから来てもらいなアウ で戦うなってこと さなるほど全員頷い た週末会社の総務部長と資材部長が我が家 にやってきた私たちはわせのこれまでの理 不尽な言動を全て報告し た渡せを移動させれば戻ってきてもらう ことは可能でしょう かと言われたので謝罪が欲しいですと 私たちは伝え た総務部長と資材部長はまた来ますと言っ
て帰って行っ た2人が帰ると息子がほらねと言っ た会社はわせを移動させて皆と顔を合わせ ないことにすればこ足りるって思ってる わけでしょ多分会社に行ってたらそれで いいよねってみんなその場で契約書を 欠かされてた よそう言われるとそう ねこの処分でいいだろうと会社に言われ たらそうしたかもしれ ないでもそんなことで私たちがすっきり するとは思えなかっ たみんなわせ本人の謝罪が必要だって言っ たわけでしょ会社の対応に納得しなかった わけじゃんつまりわせ本人が泣いて すがりつくところが見たいのさ転落した彼 がのたうち回る姿を見ないと許さない そんなみんなの大きな怒りを渡せは運ん だってことあの日母さんが辞めることに なった日に全員が抱いた怒りの気が全部 渡せに向かったってことだよこりゃ 恐ろしい ね息子は私たちの気持ちも含め全て 見透かしているようだったさらに次の週末 渡瀬は資材部長と総務部長に連れられ 我が家にやってきた総務部長も資材部長も 今回の氾濫が起きるまでわせと私たちの不 を全く知らなかったらしいのだ迎え撃つの は私たちパート総勢7めそして息子は またもやキッチンで水を飲んで いる総務部長は我が家に到着する なり 皆さんにやめられると仕事が回りません 戻ってきていただきたいのです がと切り出した私たちは新しいパートさん をチラシで募集してましたよ ねパートの若返りが会社の方針なんでしょ 害できてよかったんじゃないですかと次々 に言い募った渡瀬は唇を噛んで俯いてい たインスは集まったのですが引き継ぎも なしにはやはり難しくてと資材部長が 言う部品を棚から出して数を徴表に書く だけの誰にでもできる簡単な仕事だって 渡瀬さんにいつも言われてました よ私はこれまでの鬱憤をぶちまけてやっ た えお前はそんな失礼なことをこの人たちに 言ってたのか実際現場は回ってないじゃ ない か2人の部長が私を強烈に睨みつけた彼は 震え上がり額に冷汗が流れるのが見え たこういうやは立場が上のものから叱ら れるとすぐに怯えるの だ私たち弱いものには強気で怒鳴り散らす くせにわせは自分の未熟さに気づくべきだ
キソ猫を噛むということをのど元を噛ま れれば命を落とすことだってあることを私 はさらに追い打ちをかけ たこんなことも言ってましたよね フットワークが重い花がない自分の身の ほどを知れとかさっさとやめろ給料泥棒と か えあまりにひどいわせの言動に2人の部長 は遺が告げ ないそんなことは言ってないわせは否定 しようと必死だ はっきり言ってましたここにいるパートが 全員聞いて ます部品を取りに来る製造部の人たちも 聞いてる はず労働基準監督書に訴え出てもいいん です よ同僚たちが次々に応援団になってくれ たわせお前ってやつ は彼を睨みつける部長たちの目がさらに 鋭くなっ た誰にでもできる仕事じゃないですよ ピックするパーツは倉庫いっぱいあります からどこに何があるかロケーションの把握 はパッと入ってできるもんじゃないです みんなずっといたから自然に覚えたし効率 的にピックできる自信があり ます私たちの訴えに資材部長が頷い た新しいパートさんが入ったんだがどこに 何があるか分ないので現場が全く動かない んですそれで今日お願いに上がった次第 ですしかし同僚たちは首を横に 振りでも渡瀬さんを現場から外すだけでは 消毒できません彼はミスの濡れをさやか さんに着せて老眼最年長ババーと罵倒し ましたそして彼女はやめたん です罠を仕掛けた彼の行動を私たちは しっかり見てまし た私ははその場に突っ伏したもう言い逃れ はできない総務部長が口を開い た到底許されることではないパートさんの 人権を侵害したのに加えそれが理由で会社 に損失が出たのは大きい責任は取って もらう渡瀬はもう立ち上がることができ なかっ たパートさんたち全員の要求を受け入れる しかないわせお前から直接謝罪しろ 総務部長の命令に彼は立ち上がって のろのろと頭を下げ たどうも申し訳ありませんし たふくされている様子がまだ 見えるこんな下々の人間に足元を救われる なんてそんな彼のじじたる思いが伝わって き たそこへ別の場所から男の声がし
たすごい雰囲気でですね私の息子だった キッチンに埋もれて水を飲んでいてり部長 も渡せも息子の存在に気づかなかったよう だこんなにパートさんの怒りを買って ふくされた態度でそのオーラをぬえるとで も思ってる の息子がふふと笑う そして生霊って本当にあるよ恨みを買う 人間がいつかは爆発的にそのりを食うがる のはそういうことだよ今会社のおさを受け て渡瀬さんが底反省してその誠意ある謝罪 でパートさんたちの気が収まればこれで 収まったんだろうけどこうやってふくされ た口だけの謝罪でパートさんたちの怒りを 増幅させたんならまだ渡瀬さんの修羅の道 は続くねご苦労 様渡瀬ははっと顔をあげ たたって本当にあるよ今回はパートさんた の怒りだけどしっかり反省しなかったこと で渡瀬さんへの祟りは続く よ息子のげに瀬はきるべきそれに怯え始め た私たちの怒りも渡瀬がしっかり謝って今 までのことを悔いてくれたら少しは変わっ たかもしれないでも残念ながらそうでは なかっ たすみませんそれだけは俺のこれからの 人生までは とか今更のごとく彼は言い出し た知らないよ知らない わパートさんたちが口々に行っ た私たちは会社の移行で全員仕事に復帰し たしばらく物流化に資材部長が滞在する らしく環境は格段に良くなった部長は倉庫 の中が暑いのに気づいてエアコンも新しく してくれ た新しく入った5人のパートさんも加わり 仕事も楽になっ たあの渡せはパートさんの大量退職の原因 が重大視されとうとう解雇になっ た最就職活動にいんでいるらしいが前の 会社を辞めた理由をキャリアアップのため などと履歴書に書いた嘘がバレて路頭に 迷っていると かでも人を呪わば穴2つとか因が王方って 言うからねに何かあったら怖い わちょっと冗談めかして息子に言っ たいや母さんの場合は正当 防衛息子はそう言ってむしろパートさん たちと団結できたんだなんか前より エネルギーがみって見えるねと笑顔を見せ たその時チャイムが鳴っ たイエーイ月例のみに来まし たパートさんたちがなだれ込んできたあの 事件以来新しいパートさんたちも加わり 月例で飲み会が開催されるようになったの
だキッチンで水なんか飲んでないであんた も飲み な息子がパートさんたちに背中を押され リビングに連れ出され たあんた男前だねうちの娘と付き合わない か いいいねお母さんが美人だから娘さんも きっと桃色のオーラも見える し息子の驚けた様子にみんながどっと笑っ た私の名前は正美5歳年下の弘明と2年前 に結婚しました弘明は私の大学サークルの 後輩に紹介されて付き合うことになりまし た当時私は付き合っていた彼氏と別れて心 中だったのでそんな私に新しい恋が必要 です先輩と言って後輩は当時恋人ができ ないと悩んでいた弘明を私に紹介したの です弘明は私が前に付き合っていた女慣れ した彼氏とは違い女性とのデートなどもし たことがないような人でし たそのせいで彼はデートをする時は緊張し て手と足が一緒に出たりしてギクシャクと した動きがとても面白かったです私は彼に 魅力を感じて彼と交際することにしてトト 拍子に結婚が決まりまし た彼も私のことが好きみたいで君が僕の 運命の人だと思うと言って私にプロポーズ をしてくれたの ですそんな彼の言動や行動に私は浮かれて いたのでしょう恋は盲目と言いますが まさにその時の私はそんな状態でし た前の彼氏の時はプロポされたとしても 絶対に同棲してお互いの生活態度などの ずれを確認しようと思っていまし た結局前の彼氏にはプロポーズもされず 別れることになったのですが今度こそ結婚 への道を逃してはならないそれに彼は私の ことを愛してくれているから大丈夫という 過度な自信のせいで私は結婚後苦しむこと になるの です私と弘明が暮らし始めたのは明が 暮らしていたマンションです弘明は 1人暮らしにしては広いマンションの部屋 に暮らしていたのでそこに私が引っ越して きたらいいと弘明が言ってくれたの です一度マンションの部屋を確認しに行っ た時に使っていない部屋もあったので私は 弘明の言葉に甘えて弘明が暮らしていた マンションへと向かうことにしまし たそして一緒に暮らし始めて1ヶ月もし ないうちに私はこの結婚はだったのでは ないかと思い始めたの ですそれは弘明の実の母親の存在のせい でした弘明の父親は現役時代は結構稼いで いる人だったみたいで弘明の母親は父親の 稼ぎのおかげでセレブな生活を送っていた
みたい です現在弘明の父親は体を壊して療養中と いうことで別荘で暮らしているみたい です私も顔合せの席と結婚式の時に お父さんのことを見ただけでそれ以外は お父さんの顔を見たことがありませ んお母さんは療養をするお父さんについて 行かずに弘明の実家で1人で暮らしている みたいですしかしその1人暮らしもやはり すぐに寂しくなったみたいで度々弘明と私 が暮らしているマンションにお母さんが やってくるのですお母さんは私と弘明が 休みの時に家にやってくると弘明と数時間 していきますそして 度々まさみさんお茶とお菓子を用意して くれるまみさんお茶をこぼしてしまった から拭いてくれるまさみさんもう夕方だ から今日はビーフシチューを作って ちょうだい と私にお願いをしてきますまるでお母さん にとっては私は召使いか何かのようでした いやむしろ自分の息子の嫁はお母さんに とっては飯使いと同等のものかもしれない ですお母さんは弘明と一緒に話している時 はリビングのソファーに座って話をして いるのですが私がソファーに座るのを許し てくれません私がソファーに座ろうとする とあらまさみさんどうしたのお茶が冷めて しまったみたいだから入れ直して もらえると明らかに私のことをソファー から遠ざけようとしてくるの ですそれに私が自分の部屋に戻ろうとして ももうそろそろ夕食の仕込みをした方が いいんじゃないかしらどこに行こうとして いるの婦の仕事は料理を作ったり掃除をし たりでしょもしかしてお客がいるのに 休もうとしているの かしらと言って私が部屋に戻るのを 止めようとしてきますお母さんは私に一緒 の空間にいて欲しいのかいて欲しくないの か一体どっちなん でしょう私にははお母さんの気持ちがよく わかりませんお母さんの私への態度は1日 どこの話ではなかったのです何回も何回も お母さんが私と弘明が住んでいる家に来る たびに私のことを召し使い扱いするので私 はだんだんと苛立ってきまし たそして私はお母さんがいない時に弘明に 相談することにしたの ですねえ明お母さんて私ののことを嫌っ てるの弘明はポカンとしていましたえどう して母さんに嫌われるようなことでもした のそんな覚えはないけどお母さんて遊びに 来るたびに私のことを召使いみたいに扱っ てくるという
かそんなことないと思うけど母さんはまみ に期待してるんだよきっとまさみの料理が 好きなんだ母さんにとっては俺は1人息子 だから きっとさが本当の娘みたいに思えてきっと 甘えてるんだよ実の母親だと思ってくれて いい からそうなのか な実の母親が自分の娘を召使いのように 扱うのでしょう か私にはよくわかりません私は自分の母親 に家事の手伝いをしなさいと言われたこと は小さい頃にありましたがお母さんは何と いうか人を顎で使ってくるのです お手伝いどころの話ではなく全て私に 任せようとするのです今は甘えているだけ 私は弘明のその言葉を信じることにしまし たしかしお母さんが私のことを召し使いの ように扱ってくる行動は収まるどころか 悪化していったの ですお母さんはついには私の料理や掃除に ケチをつけ始めるようになりまし たねえまさみさん今日のコロッケ少し部 格好じゃなくって主婦としての自覚が足り ないんじゃないのそういえば今日弘明と 話していた時に部屋の隅に誇りがあったん だけど気になってしょうがないのよね正美 さんってばああいう汚れは気にならない タイプなの かしら正美さんは私や弘明と違って画さな 人間みたいね ヒは切ったらまさみさんと暮らしていて ストレスがたまらないの かしら私は弘明と一緒に暮らしていても ストレスは溜まりませんがきっとお母さん と暮らしていたら毎日ストレスが溜まって いたことでしょう最初はお母さんも ちょっと浮かれてるんだなと思って私も スルーしてきましたがここまで言われて 言い返さない私ではありませ ん料理に文句を言うのならべで結構ですよ お母さん私がそう言いながら夕食を パクパクと食べているとお母さんは箸を手 に持ったまま固まってしまいました今まで 何も反論してこなかった嫁がいきなり反論 してきたのにびっっくりしてしまったの でしょう か私だって言われっぱなしのまま追われ ませんあのですねお母さん私専業主婦では ないんです弘明と一緒で外に出て働いて いるんですよ 色以上に稼いでいるので私だけが家の家事 をやるのは公平だと思いませんなのに私は 弘明ができないって言うから家事もしてる んですよ休みの日だって本当は体を休め
たいのにお母さんが来るとお母さんの表 なしをしないといけないので疲れるんです よそれなのにその上私の料理が気に食わ ないとか何様のつもりなんですそんなに 言うんだったらもう食べなくて結構です 明日の朝に食べますか 私はひょいとお母さんの前からコロッケの 乗った皿を取り上げるとさっさとラップを して冷蔵庫へと入れましたこの様子には お母さんも弘明も目を丸くしていました しかしすぐに弘明は正気を取り戻して ガタッと椅子を動かしながら私にこう言い ましたちょっとまみ母さんになんてひどい ことを言うんだ今まで私がお母さんに何を 言われても甘えているだけと言ってまとも に取り合ってくれなかったのにお母さんが 何か言われたらこれです私は呆れてしまい ました困っているのが私だったので弘明は 何もしてくれなかったの でしょう私が傷ついていたなんて少しも 思っていないの でしょうひどいこと今まで私がお母さんに 顎で使われていたのはひどいことじゃない の今日はお母さんも来てちょうどいいと 思ったから報告させもらうけど私妊娠した のよそれなのにこれからもお母さんが来る たびにこうしてストレスを貯めることに なるんだったら私にも考えがあるわ私が そう言うと弘明はごくりとスを飲みました 考え てさあ何でしょうねとりあえずもう私は お母さんの言いなりにはなりません飯使い が欲しいんだったら自分のお金で雇って ください私はそう 自分の分の夕食を食べ進めました呆然とし ているお母さんのことを弘明が外に 連れ出して疑実家に送り届けたみたいです きっと疑実家に行く途中2人で外食でもし てきたの でしょうもしかしたら弘明は嫁よりも自分 の母親が好きなタイプの夫かもしれ ないこの頃にはその考えは確信に変わって いきましたそして帰ってきた弘明が僕の 母親なんだからまさみも優しくしてくれ ないと困るよどうして今までは仲良くして いたのに今日に限って母さんに対して悪い 言葉を使ったんだしかも母さんから夕飯を 取り上げる なんてと言い出したので私は冷めた目で 弘明のことを見ました私の視線に弘明は おじけづいて一歩後ずさりまし た弘明あんた私が妊娠したって聞いても私 よりも母親の方を持つのねそその話と 母さんの話は関係ない だろ関係あるわよだって私のお腹の中に
子供がいると分かってもお母さんの方を 優先させるような男だってことでしょう それなら子供が生まれてきたとしても あなたが父親としてちゃんと子供のことを 一緒に育ててくれるかどうかもわからない わ私の言葉にぐのものか明は何も言わずに 俯いてしまいまし た私とは運命だとかなんとか言いつつその 運命の相手よりも母親の方を優先させる 人間とはこれからうまくやっていける気が しませ ん私はため息をついてこれからのことを 色々と考えまし たそして妊娠が発覚してから時が立ち私の お腹も大きくなったので私は里出産をする ことにしまし たその理由はやはりお母さんでし たお母さんは私がきつい言葉を言った後も 私と弘明が住んでいるマンションに来ては 私に対してあれをしろこれをしろという ようになりまし たさらに前はまだおしとやかな口調だった のに最近では命令口調が多いです私に一度 反抗されたのできつい言葉を使おうと思っ たの でしょうそしてそんなお母さんのこと1度 も弘明は止めません私がお母さんに物申し た時は弘明も怒ったのにやはり私が言われ た時は何も言いませ ん弘明にとって私とは一体どのような存在 だったの でしょうどうして弘明は私と結婚したの でしょう私には彼の気持ちが分からなく なりまし たこれ以上明と一緒に暮らしていも ストレスをかけられるだけだと悟って私は 里帰り出産をすると言って自分の実家に 帰ることにしたの です私の話を聞いた父と母はいくらでも家 にいていいと言ってくれまし た弘明とお母さんからの連絡はありませ ん私は2人にストレスをかけられない生活 に喜び誰からの連絡がないこともあまり気 にすることがありませんでし たしかし私が子供を出産して家に帰ると マンションの扉に張り紙がしてありました そこには住所が書いてありまし た弘明の字だと私にはすぐに分かったのと 私が持っている鍵ではマシの扉が開か なかったので私は仕方なく紙に書かれた 住所へと向かいまし たその住所は疑実家のものだったのですが 前に私が訪れた時とは全く違う建物が立っ ていますまし たそしてその建物の前には弘明とお母さん
がいます2人は私と私が腕に抱えている 子供を見ると笑顔で近づいてきまし たどうだ驚いただろう驚いたけどどうして マンションに入れなくなっているの今日 帰るって伝えておいたはずなのにごめん ごめんどうしても母さんがまのこと驚かせ たいって言っててさ俺もサプライズをし たいと思ったんだほら俺とお前と子供と 母さんで暮らす偽世帯住宅が完成したんだ そう言って弘明は自分の後ろにある家を 呼びさますsaidがあった場所だったの ですがきっと偽世帯住宅のために リフォームしたの でしょう私はため息をつきまし たお母さんも弘明もとても嬉しそうな顔を しながらこちらを見てきますが私はちっと も嬉しくありませ んどうして私がこれを見て喜ぶと思ってる のでしょう かあのさ偽世帯住宅ってことは私が お母さんと同居するんだよ ねうんそうださっきそう言った だろうお前と俺と子供と母さんの4人で暮 すって私は同居したいと今まで1度も言わ れたことはありませんし同居したいと言っ たこともありません むしろこんなお母さんと同居するなんて嫌 です同居なんて嫌よ私の言葉に弘明はやれ やれというように肩をすめました前に 暮らしていたマンションは解約するから嫌 だと言ってもお前は子供と俺と母さんと 一緒にここで暮らすしかないんだと言い ましたその隣でお母さんは勝ち誇ったよう な意味を浮かべて私に言いました まさみさんあなた前に稼いでるって自慢し ていたじゃないだったらリフォーム代の 支払いなんてちょちょいのちょいでしょ 500万の支払いはよろしくね私はきっと お母さんのことを睨みましたここには住み ませんけど え私はそのまま弘明のこともきっと睨み ましたこの前あなたに書いてもらった離婚 届け役所に提出しておくから子供の真剣は 私が持つわ家事もしていたしお金もある から何を言ってるんだあんな離婚届け 向こうだろ向こう俺は今離婚の意思は ないあなたが離婚したくないと思っていて もあなたは自分で離婚届けにサインをして 私に離婚届けを手渡したん でしょ実は前に妊娠したのに自分の母親の 味方しかしない弘明を見て落胆した私は 弘明に離婚届けを書かせたのです私と子供 のことをないがしろにしたらすぐに出すと 言って離婚届けに名前を書かなかったら 弁護士に相談して問答無用で離婚すると
言ったら彼は離婚届けにサインをしてくれ まし た彼の名前が書いてある離婚届けは私の 手元にあります離婚するかどうかは私の 気分で決まるわけ ですっていうか黙って聞いていましたけど この偽世帯住宅のリフォーム代を私に 支払わせようとしていた なんてしかも500万円という大金 をもし偽世帯住宅に住みたいのなら一緒に 住む予定の人にはそう言っておくべきだと 思いますそうでなくともサプライズのため に出産が終わって間もない妻を放置して 迎えにも来ない男なんてこっちから 願い下げですえ お金を支払ってくれないのお母さんは離婚 という言葉よりも私がお金を支払ってくれ ないことに関して納得が言っていない みたいでした私が住まないんだからこの家 のために私がお金を出すわけがない でしょそんなの許さないわ確かに弘明が ローンを組んでくれたけどそれだと普段 使えるお金が少なくなるのよだから リフォーム代は全額あなたに払って もらおうと思った のそんなむちゃなていうか人の気持ちを 考えずにいきなり同居なんて計画進めない でください私は絶対にあなたと一緒に 暮らすなんて無理です から私の言葉にお母さんはショックを受け たみたいでし たむしろ今までの私の態度でお母さんと 暮らしたがっていない判断ができていない ことが私にとっては驚きでしたえ同居嫌な の 嫌に決まってるじゃないですか嫁いびり ばかりする姑と誰が一緒に暮らしたいと 思うん です嫁いびりですっ てどうやらお母さんは自分の行動を ちゃんと把握していないみたいでした私は 呆れてしまいまし た弘明は母さんのことを悪く言うなと私と お母さんの間に割って入ってきましたが これでもう確信しましたこれまで私と子供 のことをないがしろにしてまだお母さんの 見方をする人とはもうやっていける気がし ませ ん私は弘明に言いまし た離婚するからお金は半分もらっていくわ ね財産分与とかしておかないと ね財産分与俺のお金が減 るってことかそうねっていうか私たち2人 で貯めたものなんだかから離婚したら 分けるのは当然のこと
でしょうリフォーム代の支払いがあるの に自分で支払えると思ったからリフォーム してもらったん でしょもう離婚する妻のことを当てにし ないで くれる私は私にしみつことする弘明の手を 避けて自分の実家に連絡しまし た私の両親はすぐに実家に帰ってきてくれ ていいと言ってくれて私のことを迎えに来 てくれまし た私のことを止めようとするお母さんと 弘明のことを振り切って子供と一緒に車へ と飛び乗りまし たきっと弘明は私がお金を支払わないと 言ったら私と彼が一緒になってお金を入れ ている銀行口座に手を出すつもりだったの でしょう私は実家に向かう前にさっさと 銀行によって半分だけお金を引き出して おきまし たもちろん弘明から俺のお金を奪うなと いう連絡がその後来ましたが私の方がお金 を入れているし夫婦の共同貯金であって色 の貯金ではありませ ん気に入らないんだったら弁護士とか 挟むと聞くと彼はさすがに弁護士に依頼 する気持ちにはなれないみたいですぐに ありまし たしかし私は黙るつもりはないし子供の 養育費のこともあったので弁護士に相談し て彼に養育費を請求することにしまし た彼と彼の母親は療養中の父親に頼った みたいですがすでに私から話を聞いていた 義父は2人のことを出席して養育費を一括 で支払うように指示しまし たリフォーム代も仕方なくお父さんが 支払ったみたいですがそのお金は全て お父さんへの借金ということになり弘明と お母さんはせっせと働いて借金を返そうと しているみたい です私は弘明たちのことは忘れて子供と 一緒に幸せに暮らしていこうと思い ます
