ご視聴いただき誠にありがとうございます。
このチャンネルでは甘酸っぱくも幸せになった「馴れ初め」のエピソードを扱っております。
ストーリーはオリジナルで、2ch風に動画を制作しております。
面白いと思った方はぜひ高評価、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
0:00:00 居酒屋をクビになった貧乏なバイトの子を妹として同居させた結果
0:20:24 美人だけど怖い女上司がテレビ会議を切り忘れ、俺の事が好きだと職場の全員にバレた
0:45:08 車に轢かれそうな子供を助けたら巨乳の美人妻が現れビンタされた
1:03:19 喧嘩で川に落とされて溺れているレディース総長を無我夢中で助けた結果
1:21:39 毎週美女の家にピザの配達をしていたら家に誘われた
居酒屋を首になった貧乏なバイトの高妹と して同居させた結果俺はどこにでもいる 普通の味噌サラリーマンそんな俺には8歳 年下の超絶可愛い嫁さんがいるスタイル ばっちり笑顔が可愛い元きっこの癒され まくり3点セットだどこでこんな子拾った んだ拾ってないと言いたいとこだけど実際 拾ったんだよなえ通報案件かこれ早まるな 嫁がホームレス状態で困ってたから助けた だけ断じて犯罪はおかしてないさてどうだ かこのちょっと怪しい匂いすると思ってた んだよな待て待て疑うなら俺の話を聞いて からにしてもらおうかちゃんと冤罪証明 するから頼むから通報する前に見てくれ話 は嫁を拾う少し前に遡るあやっと1日が 終わったよし今日も行くとしますかね仕事 を終えた開放館に包まれながら目的の場所 へと足を運ぶ俺の趣味は1人のみ行きつけ の居酒屋での晩酌が生きる楽しみだった この日の目的地はここ数年通い詰めている 個人経営の古よき居酒屋逆の少ない ちょうどいい想像しさに加えて渋い店主が 作るうますぎる料理さらには可愛い看板娘 の女の子との雑談付き最高すぎてかう以外 の選択肢はないあいちさんいらっしゃいお 仕事お疲れ様でしたありがとう今日も世話 になるよぜひぜひゆっくりしていって くださいねそう言って微笑んでくれるだけ で一気に疲れが飛んでいくそのままあっと いう間に酒が進みちまちまと枝豆をつまみ ながらテレビを眺めるすると目の前に いきなり焼き鳥乗ったお皿が現れたあれ 焼き鳥頼んだっっけ大将の右京さんから ですいちさんいつも来てくれるからって 右京さんああいう感じですけどいちさんに すごく感謝してるんですよかったら食べて くださいねえいいのここの焼き鳥本当好き なんだよねこんなことしてもらえたら毎日 来たくなるいいですよ毎日来ても楽しみに お待ちしてますからそんな会話をしたのが 追とかまなのにどうしてこうなったんだえ 閉店ある日晩酌を頼みにいつも通り店へ 行っただが店は真っ暗で人の気配が全く ないその代わりにあったのは閉店すると 書かれた張り紙だったお俺の生きがいがで もなんで急に閉店する理由なんて 思い当たらないのに絶望して動けないで いるとその時店の裏手からゆらゆらと人影 が近づいてきたひってあれ嫁ちゃんあいち さんだ大丈夫顔色悪いけど店の裏口から出 てきたのは看板娘の嫁だったけどいつもの 元気はなくどことなくやれていて歩き方も とぼとぼとした感じだった一の奥さんって 行きつけの店の看板娘だったんだなまあ こうして出会った最初は今までの嫁の
イメージと違って面食らったがなお店が 閉店って何かあったのこの前来た時は全然 そんな刻しなかったのに嫁ちゃん嫁は ずっと俯いていて返事がないどうしたのか とかがで声をかけると嫁は何かを決心した ようにこっちを見つめたいちさん 1人暮らしですかえうんお付き合いしてる 方はえいないけど答えた瞬間希望ができた とでも言うように嫁の目に光が入る面倒な ことに巻き込まれる予感がしたそそれなら 私をあなたのお家に住まわせてください はいえっとこれは一体だからちょっとだけ 一致さんのお家にろさせてもらいたいん ですいやいやえ何がどうなってそんな状態 にさっきまでの静かな様子とは打って 変わって嫁はぐいぐい距離を詰めてたのみ 込んでくるちょっと待ってそもそも店は私 よりお店の心配ですかそりゃあの店好きだ しひどいこれだから飲み屋しか行くとこが ないこのの年で恋人の1人もいない男の人 はやめてくれ心に刺さるからあれ嫁ちゃ んってこんな感じだったっけ看板娘時代の 優しくて可憐なイメージが音を立てて崩れ ていくあじゃなくて閉店した理由ですね実 は大将が交通事故にあってしまって入院し たんです一時は意識も戻らなくて退院でき たとしても好意症が残るって好意症手に 麻痺が残って料理ができない可能性がある そうですそれで大将これを気に見を畳むと 決めたみたいでそうかじゃあ大将は今も 入院中はい私は元々ここで住み込みの バイトだったので家がなくなっちゃって嫁 は不安からかい表情で目線を落とすだが ここで終わる嫁ではなかった目の前で勢い よく手のひらを合わせてまた俺に すがりついてくるなので止まらせて くださいお断りしますなんでですかけち 近くのビジホとかネカフェにでも止まれば いいじゃんそんなお金ないですあ結構浪費 化なタイプなんだすると明らかにギっと肩 をふわせる嫁いいや私こう見えて節約 大好きだしちょっと前に自分へのご褒美で 奮発しちゃったなんてことはありえません けど近鉄で行く当てもなく絶賛路頭に迷っ てるってことねでも嫁にここまで頼まれて も女の子を拾うのは倫理的に問題がある気 がするそれにただでさえ嫁はめちゃくちゃ 可愛い部類に入ると思うと頭を唸らせて いると嫁が頬を膨らませている一体何が そんなにダメなんですか女の子と1つ屋根 の下ってのがなあ私が可愛すぎて一緒に いるのがおがまいってさすがにいちさんは 命の恩人ですからお風呂覗いても怒りませ んよああはいはい1人くらい女の子の友達 とかいないのいたらこんなとこで常連さん
に突撃取材してないですよですよねいち さん本当にダメですか進展のない押し問答 をしているさ中急に雰囲気を変えて見つめ てくる嫁いちさんは私のお願い断っちゃう んですか絶対に迷惑はかけませんし新しい 家が見つかったらすぐに出ていきますそれ でもいやですかううん嫁が目を恨ませて 上目遣いで見てくるなんとしてでも耐え なければうちの大家さんが癖のある人でさ 住民以外の人済ませると面倒なんだよね バレないように最新の注意を払いますもし 一致さんが怒られるようなことがあれば 真っ先に出ていきますからううん耐えろ こんな若い公家に住まわせるなんて絶対に 良くないいやでもこのままだと私野宿に なっちゃいます俺の服の裾を掴んでくる嫁 の手は最後の頼みとでも言うように震えて いたそんな姿の嫁を前に倫理感なんてもの はあっけなく悲惨分かった少しなら住んで いいよ気づけばそう口に出していた一選手 ここで陥落彼女の最後のセリフと震える手 が決めてでしたね十分検討したと思います よこの夢のような場面私なら真っ先にOK しますからねそれからは早かった年頃の 女の子にしては少ない嫁の荷物を搬入し すんなりと同居生活が開始正直嫁との奇妙 な暮らしはかなり居心地が良かっ たあおはようございますよく眠れましたか 朝起きるともうご飯がある幸せがこんなに 大きいとはコーヒーの匂いと朝ご飯を作る 音で目覚める生活に俺はすっかり心つまれ ていたおはようご飯作ってくれてありがと ねいえこれくらいお礼の気持ちですから 家探しの方はどうなかなか難しいですね 時期的に物件の空が少ないみたいで俺が 平日仕事に出かけている間嫁は新しい賃貸 と職を探しているだがどちらも南光中 みたいだこの時嫁は22歳高校を卒業して からまるまる4年間あの店で働いていた そうだけど毎日礼にと欠かさず食事を作っ てくれて本当に頭が上がらない住まわせて くれと言われた時はあまりの推しの強さに 若干引いたが住んでみるとよくできた子だ なと関心してばかりだ今日はさんお休み ですよねそうだけどふふふだと思って 朝ご飯はフレンチトーストにしてみました 我が家だとたまにお休みの朝にフレンチ トースト作ってくれてたので苦手じゃない ですか最高です嫁の笑顔があったかすぎて 頭を抱えるレベル実家の安心感を思い出さ ずにはいられない自分でも嫁との生活に 完全にトコになっているのを痛感していた その後嫁と一緒にテレビ番組を見ながら 朝ご飯を食べていると突然嫁がと声を 漏らすそういえばさんって本当に彼女とか
いないんですね持てないからねでもなんで 橋1前しかないんですか私毎回割り箸なん ですけどそれにお皿も1種類一皿ずつだし 調味料は機嫌切れのとってあるし冷蔵庫は 缶ビールとおつまみだらけいくらなんでも 生活必需品が少なすぎますはいすみません 頬を膨らませていた嫁だったがちょうど その時テレビからアナウンサーの声が 流れるそれでは次のコーナーです今日紹介 するお出かけスポットは北欧風の雑貨が 注目を集める大人気家具両店家具にとまら ずキッチン雑貨や家電も幅広く取り扱って いる大きな店舗となっています今回はその 人気の秘密に迫ってきましたいちさんはい やばい俺の休みが家具両半転に奪われる 危機嫁はさっきからテレビに釘付けだ俺 今日は休むっていう予定がそう言った瞬間 ガシっと肩を掴まれてしまうそして目の前 にはキラキラと目を輝かせる嫁ここ行き ましょうお橋会にわかりましたなく嫁を車 に乗せまあまあ遠いその大型店舗を目指す ことに嫁はあれだけ生きたそうにしてた だけあって道中鼻歌を歌いながらワクワク した様子どこから出したのか手にはチョコ だのキャラメルだのとお菓子が握られてい たはいあん横からチョコを持った手が伸び てくるがそんな経験なさすぎて反応が遅れ た俺いちさん以外に誰がいるんですか運転 してくれてるからお分けしたのにそれに私 のわがままも聞いてくれたのでふわがまま 言った企画はあったのね笑わないで くださいほらかっ飛ばしていきますよ そんなこんなでかっ飛ばすこと1時間 ようやく目的の店舗へ到着したここれは すごい売り場すっごく広いですよいちさん 気に目したようで何より早速あちこちを 歩き回っている嫁相当楽しそうだこの ライト見たことない形でも丸くて可愛い それにこのお皿も良くないですかあこんな 部屋も素敵ですね住んでみたいそんな急が なくてもゆっっくり見ていいから嫁の後ろ にについて歩いているとキッチンコーナー で無事お橋を発見居ろと言えど毎食割り箸 なのはさすがに俺も気になっていたので嫁 が気に入ったらしい橋を一前かごに入れた これで目的は達成したけどさっきから嫁が 立ち止まっている何か欲しいものでもあっ たあえと魚のぬいぐるみ嫁の手には1m くらいの大きい魚のぬいぐるみが抱きしめ られていたマグロのぬいぐるみです可愛い なって思ってあいや気にしないでください じゃあいつも飯作ってくれるお礼ね ありがとうございますそうしてマグロを 抱えたまま俺たちはキについた最初は しょうがなく嫁につき合ってたけどこうし
てマグロと一緒に女子席で爆睡する嫁を 見るとこんな休日もいいかもなと思い直し ていたいつ確実に嫁ちゃん好きになりかけ てないこんな子そばにいたら好きになら ない方がおかしいってでもすごいよな急に 家と仕事なくしても笑顔でいられるの俺も 嫁がずっと明るく振る舞ってたから メンタル狂人な子なのかと思ってたけど 実際嫁はメンタルの強い子なんかじゃ なかっ たそれからもある日は散歩しようと外へ 連れ出されたりまたある日は一緒に野球 感染してみたりこの日は嫁の提案で レンタルした映画を家で干渉することに 今日はこの映画見てみませんかいいね面白 そうもうすっかり嫁と過ごす休日にも慣れ ていた今までは特に行きたい場所もなく 休みは家でだらだらするだけけど嫁が来て からは休日をどこかで楽しみにしている 自分がいるよしこれで準備完了再生します 嫁の言葉を皮切りにテレビ画面から 制作会社のロゴが流れ始めるちなみに嫁の 腕の中にはこの前のぬいぐるみがしっかり 収まっていたおいらっしゃい大将今日のお すすめあるいい魚仕入れたからな刺身 うまいぞ映画の舞台は路地裏にある人家の 少ない居酒屋大将と呼ばれる渋い男性がお 客の悩みを不器用ながら解決していく人情 ドラマだ若い女の子にしては嫁もシュール なチョイスするなやっぱりあの大将の店で 働いた思い出が大きいんだろうか物語は そのまま進んでいき魅力的な居酒屋料理が 次々登場していくその料理のメニューや 対象の雰囲気がどことなく嫁の働いていた 店に似ていて懐かしくなったすると隣に 座る嫁から突鳴き声がうへななんで泣い てるのそんなシーンあったボロボロと涙を 流して号泣の嫁だだって色々思い出し ちゃってお店の料理とか賑やかな感じとか 対象のことももっとずっとあそこにい たかったよそこまで言うと嫁はわっと泣き 出してこっちに身を預けて抱きついてきた 俺はただ嫁の背中をさすることしかでき なかった私高校を出てすぐに右京さんに 拾ってもらったんです右京さんて対象に 嫁が君と頷いたずっとお金が必要ででも どこでもうまくいかなかった私を助けて くれましたそしたらこの店で働けばいいっ て住む場所もお金も全部与えてくれたん ですそうだったのかそんな大切な人なのに 私のせいで私のせいで右京さんが事故に 会うなんて事故が起きた当日大将は嫁を かって車に跳ねられたそうだその結果が 2度と料理ができるか分からない麻痺が手 に残るという行為症店は閉店に追いやられ
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食べてあげますなぜか得意気に胸を叩く嫁 に笑ってしまうそりゃどうもこうして嫁の お家居酒屋は大正教で幕を閉めまたいつも 通りの日常が戻ってきたはずだった おはようおはようございますその翌日の朝 昨晩飲み明かしただけあっていつもより ゆっくり起きた時だった突然家の インターホンが鳴る何か頼んでたっけいえ 特にはだがドアの覗き穴を見てみるとそこ には怒りで顔を真っ赤にした大家さんの姿 がやばいすっかり忘れてた大家さんは かなりのくせ者で問題行動には特に厳しい 住民以外の嫁を住まわせてると知れたら 怒られるどころではないだろう大来来た一 の腕の見所ですねおおはようござい 大さんさん私がここへ来た理由はご自身で 思い当たるわよねそこの女性はどなたです 大家さんが嫁を指さすええと昨日他の住民 から通報が入ったんですよ買い物袋を持っ てこの部屋に入ったそこのあなたを見 たっていう通報がね昨日もしかして居酒屋 開くために材料調達してたところを見られ た嫁に視線を向けると彼女は下をついて 申し訳なさそうにしているすみませんさん ど説明をつけるんです言い逃れはできませ んからねもし住民以外を勝手に済ませて いるならこれは重大なルール違反ですよそ それはですね考えろ何か状況を変えられる 言い訳があるはずだ嫁は今ここを追い出さ れても行く当てがないそれに俺も追い出さ れるわけにはどうなんですかか彼女は俺の 妹で今就活中の位相老なんですちょうど 死亡している会社がみんな近いのでここ から試験なんかに通っているんですよ しばらくしたら出ていきますのでこれでだ 就活中の妹ねわかりましたただ今の言葉が 間違っていたと分かればすぐに叱るべき 対応を取りますからねはいもちろんです なんとか納得してもらえたようで大家さん は帰っていった一気に全身の力が抜けて いくどうにかなってよかったね嫁にそう声 をかけるが返事はないでもその代わり背中 に嫁が抱きついてくる感触だけが残った私 ってちさんにとっては妹みたいなものだっ たんです か いちさんに迷惑をかけてしまってごめん なさいでもあの時いちさんに助けてもらっ て私いちさんと過ごすこの時間が大好き ですうん最初はいちさんに迷惑がかかっ たら出ていくって言ったけど嫌なんです もっとずっとずっとそばにいさせてほしい 回された手に力が入るのが分かった俺の 答えは決まっている俺も嫁ちゃんと過ごす 時間が好きでずっとそばにいさせてほしい
ゆっっくり嫁が顔をあげるほ本当に本当に ややった嫁が飛び跳ねながら首に手を回し て全体重を預けてくるま待ってギブギブだ から俺おじさんだからいちさんはもっと 鍛えてくださいこうして俺と嫁は付き合う ことになったさすがにあの家には住み続け られないので今度はきちんと同棲を開始 最後に大家さんに挨拶した時はなんだかん だ応援の言葉をくれたよこれからはあの 女性と住むのでしょう2人を見ていれば ケマだなんて嘘だと一目瞭然でしたから 分かっていたんですねえでもルールは ルールです破ったのは賞賛されることじゃ ありませんよですが私も関わった以上 別れるなんてのは冗談でもやめてください ねはいその後嫁は飲食業界の企業へ就職が 決定将来の目標は自分で居酒屋を開くこと らしい今もバリバリ仕事して資金を貯め てるよそうして交際を始めてから2年後に 結婚嫁は小さい頃に父親をなくしていて 実家に住む母に落をさせたいと仕送りをし ていただから店が閉店になった時も1も なし状態だったらしいそんな嫁のお母さん とも挨拶ができ嫁の命の恩人だと偉く感謝 されてしまった加えて結婚式はお世話に なった人や友人を呼んで小さなチャペルで 取り行った今日はよろしくお願いします 大将こちらこそこんな大役を任せてくれて ありがとう本当に実の娘を見送るような 気持ちだ大将こと教さんにはバージン労働 嫁と歩いてもらえないかとお願いした心 よく引き受けてくれて腕を組んで歩く2人 は本当の親子みたいだったそして嫁はこの 人が奥さんでいいのかって思うくらいに 綺麗だったよこれからも感謝を忘れず 支え合って一緒に時間を過ごしていくよ この激アのロケも一致なら許せるわ ちゃんと嫁ちゃん大事にしろよ分かってる 激アのロケで悪いな良い話だった周りの人 も大切になこっちこそ長々と聞いてくれて ありがとなそれじゃお前らにも縁がある ことをかげながら応援し てる美人だけど怖い女上司がテレビ会議を 切りれ俺のことが好きだと職場の全員に バレた俺は35歳お菓子メーカーの企画部 に勤めている1年前に結婚した嫁も同じ 職場だしかもあの頃嫁は俺の直属の上司 だったのであるとても美人で背も高く スタイル抜群でもとんでもなく仕事に 厳しい都社員たちから恐れられている そんな嫁と俺とは全く気が合わなくて 言い合いになることもしょっちゅう だったから上司のことを女性と意識した こともなかったし結婚なんて考えもし なかったまさにに晴天の霹靂2年前に上司
が犯したあるミスで俺たちは付き合うこと になったんだなんだよそれめっちゃ気に なる美人嫁か羨ましいなおいてか上司何し たんだよ最初から話そうと思う俺がこの 会社に入社したのは24歳の年だその頃嫁 はまだ上司じゃなかった実は嫁は同い年だ が俺が1年浪人したせいで嫁の方が会社で 1年先輩なのだ初めて会った時俺は嫁の その美しさに驚いたしかも隣の席だから 毎日美人を拝めてラッキーとすら思ってい たしかし入社1年目は仕事を覚えるのに 必死で嫁の顔を眺める余裕なんてなかった とにかく分からないことだらけで周囲に 質問しまくった嫁にも色々と教わった嫁は 厳しくて1度聞いたことを忘れてもう1度 質問しようものならそれこないだ教えたと こちらを見せずにそっけなく言うそんなに 冷たく言わなくてもと思ったが自分が悪い ので何も言えない俺は同じことを聞かない ようにメモを取りまくった2年目になると とやっと仕事に慣れてきて周りが少し 見えるようになってきたそうなるとこうし た方がいいんじゃないかとか自分の意見も ある程度出てくるようになったそんな時 いつも意見が合わなかったのが嫁だチーム で仕事をしているのでどうしても意見の 装いはあるしかし俺と嫁はことごとく合わ ない些細なことでもよく揉めただから今の やり方では同じ人ばかりに負担がかかると 言ってるんですいち君どうしてそんなに 頑固なのそれはあなたの方でしょうやはり コピー用紙の補充は担当性がベストですよ 現状問題が出ていないのにどうして帰る 必要があるの結局担当者が忘れてまた同じ 人が補充することになるんじゃない確かに 誰かが不満を言ったわけではないし結局 同じことになる可能性も否定できない きっと周囲のメンバーはどうでもいいと 思っていたに違いないその頃の上司だった 相澤さんにもお前らは本当に会わないなと 呆れ気味に笑われたもはや俺たちの部署で は敬遠の中として有名だったでもその頃の 俺は嫁にそんな風に反対されると余計に 反論したくなったんだ嫁は仕事もテキパキ とこなすタイプで逆に俺は容量のいい方 じゃないそんなことも少し影響していたの かもしれない分かるわかる同い年なのに できる同僚がいたら張り合っちゃうし負け たくないもんなしかも相手は女性俺もそう だけど男ってそういうとこで見を張り たがるからなある時俺が企画書を書いてい たら後ろから嫁が覗いていた気づいて俺が 振り返ると嫁が行ったそれってターゲット とコンセプトずれてない勝手に見ないで くださいよ俺は企画書格ようにパソコンの
画面を消したでもそれだと何枚書いても 通らないよそんなこと言われなくても 分かってますよ俺はまだ未完成の自分の 企画書が見られていたことと自分の考えの 甘さを指摘されたことに動揺したなんと なく自分でも違和感のあるまま書いていた 企画書だったその問題点を嫁に一瞬で 見抜かれた悔しかったそのことが俺が ますます嫁に対抗心を燃やすきっかけと なる嫁は企画書を作るのもうまく社内 プレゼンもいつも好評で次々と企画を通し ていった俺も負けじと企画をたくさん出し たでもそのほとんどが嫁の企画の前に 破れるだから休みの日も返上して競合調査 にせを出していたなんとか嫁に追いつき たいその一心だっ た走行しているうちに俺たちはあっという 間に30歳の年を迎えた嫁は女性では異例 の30歳という若さでチームリーダーと なり俺の直属の上司になった俺も後輩を 教える立場になってきてだんだん自信も ついてきた矢先の出来事だったショック じゃなかったと言えば嘘になる冷静に 考えれば嫁の方が仕事ができて教え方も うまいそれに社歴も1年長いある意味当然 の人事それでも気持ちは確実に沈んだ仕事 は楽しい自分の企画が通って商品化された 時の考えは言葉に表せないくらいだけれど 嫁が俺の上司になるなんてこんなに性格も 合わないのにいやそうじゃない俺は嫁の下 に着くのが悔しいんだついにライバルが 上司か辛いな女上司いいじゃん俺なら大 歓迎俺も他の人なら素直に歓迎できたはず なんだけど上司になった嫁はただの同僚 だった時よりますますストイックになり 自分にも他人にも厳しくなったどうして 機嫌に遅れたのある時俺がミーティング からデスクに戻るとひどく出席する声が フロアに響いた怒られているのは2年目の 加藤だったどうやら提出書類を出し忘れて いて機嫌を過ぎてしまったらしい社内で 提出するだけの書類だからいいやって軽く 考えていたんでしょいえそんなことは加藤 は嫁の見幕に押されて意してしまっている かわいそうになって俺は間に入ることにし たもうそのくらいで加藤も反省しています し反省するのは大事だけど加藤君は私が 怒っている意味を分かってない私が怒って いるからしれているだけそんなことない ですよなあ加藤ははい次からはこんなこと がないようにしますじゃあどうして車内 提出だけなのに私がこんなに怒っているか 分かる僕の提出が遅れることで社内の皆 さんに迷惑がかかるからでしょうか違う この書類は私が確認すれば済むもの大した
迷惑にはならない嫁は仕事はできるが話が 妙にまどろっこしい時がある何が言いたい んだ早く言ってくれよ俺は少しイライラし たじゃあ何なんですか一体嫁が驚いたよう に目を見開いたあなたも分かっていないの そういった嫁は少し悲しそうだったこの 書類は確かに車内提出だけだし遅れたって 特に迷惑はかからないだけどねこれが クライアントの納期だったらクライアント の納とは違うんだからいいじゃないですか 俺は口を挟まずにはいられないあなたは 少し黙っていて嫁は俺を鋭く睨むこの人つ に気を緩めたら他も緩めてしまうかもしれ ないクライアントとの仕事でも気を抜いて のきを忘れてしまうかもしれない機嫌って いうのが何のためにあるのかちゃんと考え て行動しなさいいいわねはいわかりました すみませんでした加藤は素直に謝ったが俺 は納得がいかない彼は真面目な性格だ そんないい加減な仕事はしない見れば加藤 はしょんぼりとなれてしまっている俺は 改めて上司に向き直ったそんなに強く言う 必要はなかったでしょう加藤は真面目だし 今回はちょっと忘れていただけでそうかも しれないでも今のうちにきちんと機嫌の 重要性を分かってくれたら大きなミスには つながらない加藤を信じていないんですか 信じる信じないの話じゃないこれが私の 仕事のやり方なの俺はそんな冷徹なやり方 嫌ですよ後輩を信じて仲間を信じて仕事が したい嫁が一瞬傷ついたような顔をしたで もそれはほんの少しの間ですぐに元の表情 に戻った私は私のやり方をするそんなのは 自己満足だあなたは上に立つ人間として ふさわしくないお前らまた意合ってんのか という声に俺は我に帰った俺たちの元上司 だった丁年となり現在は最古用で俺と同じ 立場で会社に残ってくれているいつの間に か声が大きくなっていたらしい俺は話して いるうちにヒートアップして周りが見え なくなっていたフロアにいる道が伺うよう に俺たちを見ている嫁がお騒がせしました と謝り俺はデスクに戻ったやっちゃったな いち本当にこの上司と結婚するんだよね 上司に喧嘩売るなんて度胸があるそうなん だ俺もさすがに言いすぎたと思って反省し て後で謝罪のメールを送っ たさっきは言いすぎましたすみません しかし上司からの返事はなかった気には なったものの忙しいのだしそんなものかと 思ってそのままになった調子と部下になっ てからもこんな調子で俺たちは意見の衝突 が耐えなかったとはいえ証人など確認を 上司に取らなくてはいけないから関わりを 減らすこともできない嫁は俺にとって目の
上のタコ部だった別に嫌いなわけではない 仕事はできるしよりにもなる行き詰まって いると適切なアドバイスをくれることも あるただ単に合わないそれだけなのだ日々 意見をぶつけ合いながらもどちらも移動 することもなく嫁が上司になって4年目に 入ったさすがに4年も上司と部下として すれば落ち着くはずだが俺たちは相変わら ず意見を戦わせていた嫁も一歩も引かない ものだから周りからはいつも喧嘩している ように見えると言われる喧嘩するほど仲が いいっていうもんな人事もどっちも移動さ せないってことは案外良いコンビだって 見抜いてたとかどうだろうでも確かに2人 とも全然移動させられなかったのは不思議 だったこの日も俺がデザイナーさんと 打ち合わせして完成したパッケージの件で 俺たちは揉めた新商品のパッケージの確認 お願いしますパッケージの印刷された髪を 俺から受け取ると彼女は即座にこう言った のだこの色だとお菓子が際立たないし あんまり美味しそうに見えないんじゃない でもこれ栄養がヒアリングしてきたお客 さんの要望した色ですよお客さんは デザインのプロじゃないこれだと絶対に 消費者は手に取らないじゃあもう一度 デザイナーさんに調整お願いするんですか 私はこれでもいいと思いますけどだめだよ ここで妥協したら売れるものも売れなく なるせっかくここまで来たんだから妥協と いう言葉に引っかかった妥協は違うんじゃ ないですか俺は別に妥協でこの色でいいと 言っているんじゃないですよ俺だって デザイナーさんと何度も打ち合わせしてき てこの商品に思い入れもありますそれは 分かってるだからこそいいものを作って たくさんの人に手に取ってもらいたいじゃ ない言い合う俺たちを見かねた元上司の 相澤さんが助け船を出してくれるじゃあ もう1パターンだけ作ってもらってチーム メンバーで多数ケ取ろうその言葉に俺も保 を収めてデザイナーさんに連絡を取った 結局そのパッケージについては新しく作っ た方をお客さんが 定となったそんな夏のある日お菓子の名店 が集まるフェスが近くで開かれると知った 俺は休日を利用して行ってみることにした 歌メーカーに入ったくらいだから俺は もちろんお菓子が好きだ会場は思っていた よりも広く見て回っているだけで楽しい 名店というだけあってパッケージの デザインからお菓子の中身まで凝っている ものが多い立ち止まっては細部を確認して 企画のヒトはないか見ていたら同じように お菓子を凝視している女性がいた綺麗な人
だなと思った後2度見した紛れもなく上司 だった会社ではいつも髪を後ろで1つ括り にしていかにもキャリアウーマンという 感じだがこの日は違ういつもの飾り気の ないパンツスーツと雰囲気が全く違って いるその美しい姿に俺は思わず見れた じっと見ていると彼女の方も気づいた あいち 君俺に声をかけてふわりと笑うその瞬間不 に可愛いと思ってしまった俺は頭を振った こいつはあの冷徹な上司だぞ可愛いわけが ないじゃないかせっかくだから一緒に回り ましょうそう言われると断ることもでき なくて一緒に回ることになってしまった何 が悲しくて休みの日まで剃りの合わない 上司と一緒にいなくちゃならないんだよ いいあいなんてしたくないぞ嫁は会社に いる時とは違いニコニコと楽しそうにお 菓子を見ているあこれうまそう本当だ しかも可愛い俺が思わず声をあげると嫁も 同意してそのお菓子を手に取るちょっと 待ってて一通り見て回って帰る頃になって なぜか嫁がどこかへ消えた嫁はすぐ戻って きて手には紙袋を持っている何かかってき たんですか俺が訪ねると嫁ははいと紙袋を 手渡してきた中を覗くと俺がうまそうと 言ったお菓子や気になっていたお菓子が いくつも入っていたいち君いつも頑張っ てるからそれあげる頭が疲れた時にでも 食べてそっけなく言われたが俺は嬉しかっ たあありがとうございます俺は驚いたあの 霊な上司が俺が気になっていたお菓子を きちんと選んでくれたことに見てくれてい たのだ俺の反応をということは会社でも 部下である俺たちのことをその先を考える と混乱しそうだったのでそれ以上考えるの はやめにしたしかし週明けにはそんなこと はなかったかのようにいつも通りまた 言い合いになったことの発端は栄養経由で 特産品にちんだ味のお菓子を作って欲しい との要望だしかし企画立案の段階で採算が 合わないことが判明俺はこの企画は無理だ と判断した案の定嫁は俺と反対の意見で やってみようと乗り気だったでもこれでは 絶対に最さんが会いませんよ私は反対です ご通知もっていうのは意外と当たるよそれ にこの味ならおつまみにもなるしお酒が 好きな人に受けるはずここの地酒も有名だ しね近くにおいて一緒に買ってもらえる ようにお店で展開してもらおうそんなの ギャンブルみたいなもんじゃないですか 初めからやりもしないで諦めるようなこと 言わないで諦めてるんじゃなくて合理性の 話をしてるんですこうなると他のチーム メンバーは誰も発言しなくなる空気が
張り詰める特に後輩たちは居心地を悪くし てしまって申し訳ないと思っている同期に もほどほどにしておけよと飲みの席で呆れ 混じりに忠告されることもしばしばだ 忙しくしているとまた間に季節は過ぎて冬 がやってきた感染症対策の一環で俺たちの 会社ではリモートワークが増えた必然的に テレビ会議をすることも多くなる大体が チームごとだが部事にあったり外部の デザイナーさんたちと打ち合わせすること もある今回は珍しく全車規模での開催で 社員の全員が参加していた全社員参加の ため発表する人だけがマイクをオンにする 方式だ俺は何度も自分のマイクがオフに なっているかチェックして準備を整えた そしてその日事件が起きた最後の発表者 だった嫁の発表が終わり解散が告げられた 時だったいつも真っ先に退出するはずの嫁 が出ていかない切り忘れているのか嫁は 資料を片付けながら何か言っているようだ はあダメだ何がダメなのだろう発表はいつ も通り完結で分かりやすくうまくいってい たはずだ昨日こそ食事に誘と思ったのにお 誰かを食事に誘おうとしているらしいこれ は面白いことになったぞ俺の中で八馬根性 が芽生えるあの怖い女上司は誰が気になっ ているのだろう残っている他の社員たちも 興味心々で画面を凝視している様子が映っ ているまた言い合いしちゃったん言い合い 俺がその意味を考える前に彼女はいい放つ いち君好きえ俺はカメラの前で絶叫した音 のない中でも他の社員たちが盛り上がって いるのが伝わってくるほとんど全社員が嫁 の告白を聞いてしまったしかし嫁はまだ 気づいていないどうしてこれだけのことが 言えないのかなそんなこと言ってる場合 じゃない全社員が見てるんだぞ俺は慌てて マイクのスイッチをオンにして叫ぶテレビ 会議が繋がったままだ俺の声に反応して嫁 がパソコンを見た途端に顔を真っ赤にして すごい速さで退出した俺も即座に退出 ボタンを押すなぜだか息が切れていた明日 どんな顔をして会社で会えばいいん だ 翌日会社に行くといつもは俺よりも早く からデスクにいる嫁はいなかったデスクに 座ったところで元上司の相澤さんにこづか れたお前どうするんだよ何がですか分かっ てるくせにとぼけたって無駄だぞここの 全員が知ってるからなそんなこと言われて も俺だって驚いてるんですってこれまで そんなそぶり1度もなかったし耳に水と いうか晴天の歴というかお前の気持ちは どうなんだまあいいけどうまくやれよそう 言ってニヤニヤしたまま沢さんは離れて
いったうまくやれって言われてもな俺は嫁 のことを同僚や上司としてしか見たことが なかったそれをいきなり女性として意識 しろと言われたようなものだ確かにあの おかしフェスでの笑顔はちょっと可愛かっ たけど思い出してぼっとしていると後ろ から声をかけられたいち君おはよう嫁だっ たおわおはようございます何をそんなに 驚いてるのよ嫁が首をかげるいつも通りだ 何事もなかったかのように俺は少しほっと したのと同時に表し抜けしたなんだうえて いたのは俺だけだったのかそれともあれは 俺の見た夢だったのかしかし周囲を見回し ば同僚たちが俺と嫁に好気の視線を送って いるうん昨日のあれは確かにあった現実だ あそれからいち君後で話があるから会議室 に来てあはい言われた瞬間心臓が高なった 話ってなんだよしかも会議室でフロアにい た同僚たちがざわめいている資料時間と なり朝礼が始まるが俺の耳には何も入って こなかったキで礼が終わったことにも 気づかなかったいち君何してんのほら行く よ嫁に声をかけられてハットする慌てて嫁 の背中を追いかけ た緊張しながら会議室に入ると嫁はすぐに 要件を切り出したあのねこの間提出して くれた提案の資料なんだけど赤入れたから ちょっと見てくれるなんだ仕事の話かと 思ってから自分に驚く俺は何を期待して いるんだ俺は資料を見るも内容が頭に入っ てこない隣から俺を見つめる嫁の視線に 硬直する俺は完全に彼女のことを上司では なく女性として意識し始めていることを 自覚したそんな自分に戸惑う会議室に2人 きり顔が熱くなってきて俺は逃げ出したく なったもし何か言いたいことあったら説明 するから言って欲しいんだけどそしてなぜ か今日の嫁はどこか控えめだああいえ今見 た限りでは特に嘘だった赤字の内容は全く 頭に入っていないそうち君が何も言ってこ ないなんて変な感じ嫁は俺の気も知らない で勝手なことを言っている後でゆっくり見 ますので俺はそう言って逃げるように怪味 室を後にしたフロアに戻ると一斉にみんな がこっちを見た後ろから嫁が入ってきたの を見て彼らはすぐにパソコンに向き直る これは相当やりづらい今日やらなければ ならない仕事を確認してタスクを始めると やっと心が落ち着いてきたしばらく仕事に 集中していて太顔をあげると嫁がこっちを 見ていた俺と目が合うとわざとらしく下を 向くなんだなんだ一体せっかく落ち着いて きたのに俺は勢いで片付けてしまおうと さっき返された資料をパラパラとめくった いつも通り帳面な文字でもっと具体的に
などと短くコメントが書かれているその 文字にどこか温かさを感じるこれまでは タパだとしか思わなかったのに最後の ページまでめくった時俺はその付箋に 気づいたそこにはメールアドレスが書かれ ていた俺は思わず嫁の方を見た嫁は難しい 表情でキーボードを叩いているいつもの 厳しい上司の顔で俺はまた混乱した嫁資料 に付箋張って伝えてくるなんて可愛いな 一致に気づいて欲しくて仕事中にチラチラ 見てくる嫁もギャップあって可愛い俺は家 に帰って資料から剥がしてきた付箋を 眺めるメールアドレスの下に一言だけ メッセージが添えられていたよかったら メールくださいとてもとても小さな字で 書かれていた何度もその文字をなぞり俺は やっとのことでメッセージを送る決心をし たしかし決心はついたものの何と送れば 良いのかわからないこれまで嫁とは同僚や 上司としてしか接してこなかった プライベートのメールはどうやって送るん だっけ上司プライベートメールで検索を かけるも迷惑だという話しか出てこない何 の参考にもならず俺は1人ため息をつく だんだん悩み続けているのも馬鹿らしく なってきたそうだおかしのお礼でも書いて おこうそれなら無難だ考えた文面を手早く 打ち込むこんばんはいちですこの間はお 菓子ありがとうございました毎日会って いるのに数ヶ月前のことを書くのも変だと は思ったが思いつかないのだから仕方が ないえっと送信ボタンを押してベッドに 寝転んだすると5分もしないうちに嫁から 返信が来たいち君こちらこそメールくれて ありがとう今度の週末空いてないかな素敵 なお店見つけたんだけどよかったら一緒に 行かないいつもの業務メールとは違う優し げに問いかける文章に俺は心を奪われた 心臓が特々となり始める承知しましたと 打ちかけて消すこんな業務メールみたいな 文章じゃだめだいいですよ行きましょう 少し考えて最後に笑顔の絵文字を入れた やった楽しみにしてるね嫁からはほっぺた の赤い笑顔の絵文字が帰ってくるなんだか 不思議な気分だったこれがあの上司なのか と疑いたくもなったけれどテレビ会議の つぶやきは紛れもなく彼女の本音だった そして平日を俺たちはいつも通りにできて いたかは不明だがどうにかやり過ごした ピッチマンマと上司のギャップにやられて て草序盤のあの鬼上司は厳格だった土曜日 のお昼指定されたお店へ行くとすでに彼女 は席について待っていた お待たせしましたうん私が張り切って早く 来ちゃっただけなの正面から彼女の顔を見
て俺は見れたやっぱり綺麗だ下ろした髪も CMのようにつややかで美しい俺は ドギマギしながら咳に着くまずは食事を 楽しもうとメニューを選んだ俺は マルゲリータピザで彼女は魚介パスタ俺が ピザを食べていると彼女が言ったねえねえ 一切れちょうだい私のも食べていいから俺 が取皿にピザを一切れ乗せると嫁は嬉し そうにそれを自分の前に持っていく会社に いる時は見せなかった表情だ幸せそうな 表情をずっと見ていたくなるんどうしたの 口にピザソースついてる食いてないですよ いつもより楽しそうだと思ってそりそう でしょ会社じゃないもんそれにえ俺が 聞き返すと嫁は何でもないと手を振った ピザとパスタを食べ終えて2人で食後の コーヒーを飲んでいる時嫁がを消したよう にいまをたしたその姿を見て俺も背筋が 伸びるまたもや心臓が高なり始めるいち君 あのね実は私いち君のことが前からずっと 好きだったのずっとっていつからえっと いち君が入社してきた頃最初じゃないです かでもなんでいち君が毎日一生懸命頑張っ てたからあの頃私悩んでたのこの仕事向い てないんじゃないかって全然気づかなかっ た自分のことで必死で隣に座る先輩が悩ん でいたなんて正直転職も考えてたでもいち 君はそんな自信の持てない私にもたくさん 質問してくれたそれに答えているうちに私 も1年前と比べて成長してるんだってこと に気づいた何もできてないと思ってたけど そんなことないっていち君が教えてくれた 毎日頑張っているいち君見てたら私も 頑張ろうって自然と思えたんだそしたら いつの間にかいつも前向きに真面目に仕事 に取り組むいち君のこと好きになってた私 自分の気持ちを伝えるのが下手でいつも いち君と言い合いになっちゃってその度に いつも反省してたんだそういうことだった のか少しくどい言い方をすると思っていた けどあれは気持ちを伝えるのが苦手だった からだ部下に注意をする時も彼女なりに気 を使っていたのだ俺は何も分かってい なかったすみません俺も誤解してたみたい です違うの私の言い方がいつも良くないの でもそう言ってくれてありがとうそれで あのね嫁が急に言いにくそうにするいち君 がもし良かったら私と付き合ってくれない 少しうき加減にもじもじしている彼女は 怖い女上司のおかはないそのギャップが 最高に可愛かった俺でよければよろしくお 願いします俺がそう言うと嫁の顔がパッと 明るくなった嬉しいやっと言えた気持ちを 伝えるのに9年もかかっちゃったえへへと 彼女は照れたように笑ったそれからこれも
言いたかったんだけどねテレビ会議の時 叫んで教えてくれてありがとう めちゃくちゃ恥ずかしかったんだけどあの 時のいち君すごくかっこよかった声ですぐ に分かったよいちくんだってえいやあの時 は俺も焦ってて他の人も教えてくれれば いいのに誰も言ってくれないんだもん嫁が 口を尖らせる俺も最初は面白いことになっ たと防寒していたとは絶対に言えないこう して俺たちはそれから1年後に結婚会社の 人たちみんなに祝われたなんせ社内の全員 が俺たちの馴れ染めを知っている結婚後俺 は部署を移動することになり開発担当へ 行くことになった開発の仕事を1年くらい して一通り覚えたら開発担当のチーム リーダーにと言われている嫁とは部署こそ 別になったが企画担当とか初担当として共 に仕事をしているそしてこれは会社の誰も が不思議がっているのだが俺たちは仕事の 話をすると未だに揉めるしかし午前中に 言い合いをした後昼休みには社食で仲良く ご飯を食べているものだから手は喧嘩に俺 たちを巻き込むなとよくからかわれる そして家では全く揉めない言い合いをした こともない意見が違うことはあっても どちらかが納得した上で必ず譲るだから今 俺たちはとても平和で幸せな日々を過ごし ている一致おめでとう末なくを幸せに ビデオ会議が恋のキューピッドとはすごい 時代が来たもんだ嫁さん大事にしろよ みんなありがとうこれからも会社では意見 をぶつけ合いながら切磋琢磨していく よ車に引かれそうな子供を助けたら巨乳の 美人妻が現れビタされた俺は30代ご普通 のサラリーマン同い年の嫁とは5年前に 出会った当時俺は社会人3年目嫁は前の 旦那と離婚して1年経ったくらいの頃だっ た俺たちは休日の公園で出会った嫁は子供 を遊ばせに来ていて俺は趣味のカメラを 持って散歩しに来ていた嫁が目を話した隙 に子供が道路に飛び出したところを俺が 助けたのがきっかけで俺と嫁は知り合った がその時嫁は突然俺をビタしたんだすぐに 謝って後日お礼をしてくれたけどシングル マザーで苦労している嫁を助けているうち に俺はだんだん嫁に惹かれていった最終的 に嫁の抱えていた重大な秘密を知って俺 たちは結ばれることになったんだ嫁が抱え ていた秘密意味ありげだな助けたのにビ 足されビ足されたのにまた助け理由が気に なるカップルだな詳細くれ俺はその頃仕事 にも余裕が出てきてカメラにはまり出して た休日はカメラを持って外に出て景色を 取ったりするのが楽しみだったんだいつも 通りその日も外に出て家の近くの公園に
向かった休憩がてらベンチに座ってた時 だった2歳くらいの子供がバーっと走り 出すのを見たんだ向かう先はシャドだ母親 の姿は見えなくて俺はとっさに立ち上がっ て子供の後を追った危ない道路に飛び出し そうになった子供を間一発のところで 捕まえて俺と子供は一緒に倒れ込んだ 大丈夫ううわんええっと怪我はうわあパっ と見怪我はなさそうだったけど子供は 泣き止まなかった途方にくれていると母親 らしき女性が慌てて駆け寄ってきたはあ よかった本当に本当に女性は子供を 抱きしめながら俺に頭を下げるそして ようやくこっちを見てお礼を言った助けて いただいてありがとうございますすその 途端女性が目を見開いたのを覚えているだ から俺は慌てて話した怪しい人と思われ てるんじゃないかと思ったのだ無事で 良かったですええっと初めまして俺 初めましてえっと謝るように目線を下げる と女性の胸が目に飛び込んできたすごい 存在感だった思わず目線が行ってしまって 俺は余計に焦るだめだ見ちゃだめだ煩悩を 消すように首を横に振るえっとそのえ そして慌てて目線を上げると女性は眉間に シを寄せてプルプルと震えていた胸をガミ したのがバレたんだえすすみませんそんな つもりじゃなくて俺は慌てて謝ったでも バカパシンといい音がして俺の方は彼女の 手のひらにはかれたじじと遅れて方が熱く なってくるビタされたところを抑えた痛い 俺は即座に心に決めたよし逃げようすみ ませんでした俺失礼しえああのごめん なさいえ今度は怒っていたはずの女性が 慌て出す俺は彼女に腕をつまれた息子を 助けていただいて本当にありがとうござい ます私つつい反射では反射でますます危険 な人の匂いがする俺は後ずさったあ待って ください後日お礼させてくださいれどう いう方向性だ今度はグで行かれるかもしれ ないいえいえいえ結構です本当にそんな わけには連絡先を教えてくださいいえ そんなわけにはシン完全にビビってただっ たけど彼女は連絡先を教えるまで逃して くれなさそうだったというのも彼女には 騎士感があった小学校の時の幼馴染みに似 てるのだ俺はいつもその子の尻に敷かれて いた彼女も幼馴染みと同じできということ を聞くまで返してはくれないだろうそれ じゃあIDお伝えしますねなくなく連絡先 を教えると女性は嬉しそうに笑う笑顔は とても素敵で目じりが下がって優しそうだ 本当にありがとうございましたまた後日は はいまたねうんまた後の嫁だな一致どん だけガミしたんだよ反射でビタする嫁
おもしれえ女本当にこの時は強烈な出会い 方だったよでも当時俺はまた会うつもりは なかったそもそも女の人とは関わろうとし てこなかったんだずっと女性を避けていた 理由は段の幼馴染みにある幼馴染みは俺の 初恋だっただけどその子はある日突然俺の 前から姿を消したいつもと同じように 帰り際にまたと言い合ってそして翌日には もういなくなって俺は1週間毎日泣いてた 1ヶ月1年経っても幼馴染みのことを考え ていた子供の初恋なんてと思われるかも しれないが当時の俺は本気でその子と結婚 するつもりでいつ言おうかと心に秘めた 告白の言葉まで用意していたのだあんな 喪失感もう2度とごめんだそう思ってたの にお礼したいのですが今週末はご予定あり ますか本当に結構ですよお気持ちだけ いただきます予定があるわけじゃないなら ぜひらしてください大したことはできませ んが息子の命の音人ですから大丈夫ですよ ありがとうございます土曜日のお昼は空い ていますか是非嫁は柔らかい物越で石を 曲げないタイプで俺は結局メッセージ上で も推しに負けてしまったでもビタしたのが 嘘かのようにやり取りをしている嫁の人柄 は丁寧で優しそうな印象だった呼び出され たのは近所のファミレスだったぐっすり寝 ている子供も一緒だすみませんちゃんとお 礼したかったんですけどどうしても子供を 預けれなくていえ旦那さんもお忙しいん ですね今日土曜日なのにあその旦那はい ないんです去年離婚しててそそうなんです かすみませんまたビタされないように俺は とにかく胸に視線が行かないように必死 だっただから大した反応ができなかったん だけどそれを慶長の姿勢と捉えたのか嫁は 話し出す両親も離婚してて私は母について いったんです父とはもう絶縁状態なので 頼れなくてご苦労なさったんですね過去の ことはへっちゃらです私3回苗字が変わっ てるんですよすごくないですか嫁は明るく 笑ってそう言ったもう乗り越えたからそう やって笑えるのだろうか優しそうに見える 彼女の真の強さみたいなものはそういう ところから来ているのかなと思った俺この 時点でまだ会うの2回目だけどなただ母は 今隊長を崩していて入院してるので預け先 がなくってそういう今とか未来のことは ちょっと不安ですそうなんですねシングル マザーで金銭的にもきついだろにお礼だと しても奢ってもらうのが申し訳なくなって くるそう思ったら俺はビタされたことも 忘れて追行言っていたせっかくできたご縁 ですしもし困ったら頼ってくださいえあ えっとすみません俺怪しいですよね人手が
必要な時とかおさん見ていて欲しい時とか どうかなって思ったんですけどやばい やらかしただろうか恐る恐る嫁の顔を伺う と彼女は笑っていたふふいちさんって本当 に優しいですよねえいえいえ困ってている 人がいたらみんなそうしますって今回の ことだけじゃないですよこの子を助けて くれた時もそれとやっぱりなんでもない ですいちさんのそのお言葉がすごく嬉しい ですありがとうございます本当に ありがとうございます嫁が嬉しさを 噛みしめるようにして何度もお礼を言って くれるから俺は社交事例じゃなくて本当に 嫁の力になってあげたいと思った本当に 連絡が来たのは意外と早くて1週間後の 休日だった子供と公園に行くんですがもし よければいちさんもどうですか是非俺は カメラを持って2人に会いに行った公園に 着くと嫁と子供が手を振ってくれた1人で 過ごす休日に慣れていたからその光景が胸 に染みる家族って悪くないななんて思った もちろん俺が家族じゃないことは分かっ てるちょっと危なかったけど立派なカメラ ですねありがとうございます最近はまって て趣味ですごいあのよかったら息子さんと か嫁さんとか撮ってもいいですか今まで 景色しか取ってなかったので練習したいな と思ってもちろんです嫁と子供が遊んで いるところを俺が取るそんな不思議な構図 が出来上がってしまった嫁はどういう つもりで誘ってくれたんだろうか動き回る 子供を取るのはすごく難しくてとても 面白かった何より嫁がめちゃくちゃ喜んで くれたのが嬉しかったすごいうわすごい いやそんなぶれてるのも多くて恥ずかしい ですそんなことないですすごく嬉しいです うち子供を見るので精いっぱいで写真が 全然ないんですせっかく育ち盛りなに前の 夫も写真を撮ってくれたりする人じゃ なかったので本当に寝てる時の写真くらい しかなくってそれは何というかもったい ないですねですよねあででも僕がいる時は 僕が取るんで任せてくださいふふ ありがとうございますでもこのままじゃ いちさんのこと何度もお誘いしてしまい そうですいいんですかもちろんです俺で よければ大した予定のない寂しい男なんで ははあえっと別に男とかは関係ないですよ ねそんなおこがましいことは考えてないの で気楽に誘っていただければえっとすい ませんふふふ慌てすぎですよ一見大人し そうな嫁が弾けるように笑う姿に俺はつい 見れてしまう苗字も顔も違う彼女だけど どことなく雰囲気が幼馴染みに似ていた どうかしました嫁が不思議そうに微笑み
ながら首をかしげた俺はブンブンと横に首 を振る嫁の存在が俺の初恋のトラウマを 徐々に直していっているのを感じたあの 聞いてもいいですか話したくないことだっ たら答えなくていいんですけどはいどうし て1年で離婚してしまったんですかそれは どう説明したらいいんでしょうねすみませ んこみ入ったことそんな一致さんなら全然 いいですよこんなにお世話になってますし 今思えば私も悪かったんです夫のいい ところばっかり見てて結婚した後も 優しかったんですだから安心してたんです けど子供が生まれてから本性が出たって いうか子供に全く興味を示さなくって そんな元夫は子供を可愛がったりしなくて 育児は全部私に任せきりでしたていうか彼 に任せられなくて子供を大事にしてくれ ない人と一緒にいられないですだから離婚 しました私には子供が一番大事なのでそう だったんですねきっとそれが正しい道です 嫁さんが決めたことですからありがとう ございますたまに息子にとって正しかった のかなって思うんですけど正しかったと 思いますよそれに息子さんがお母さんの こと大好きなのが1番の証拠ですいちさん ありがとうございますいえ俺だったら2人 とも幸せにするのに俺はついそんなことを 考えたこの時にはもうすっかり俺は嫁に 惹かれていた苦労しながらも笑顔を絶やさ ない彼女の真の強さに憧れていたのだそれ に勘違いじゃなければ嫁も俺のことを信頼 してくれているようだった平日にも連絡を 取り合って子供のこととか生活のことを 助け合ったりしていた大抵は嫁の都合が 悪い時に俺がが子供の面倒を見るという 感じだ俺はもうすっかり子供とも仲良く なってただから全然良かったんだけど嫁は 律儀だから俺を兼ねてよく俺を食事に招い てくれたいちさん今日の夜開いてたりし ますか開いてますよどうしましたご飯 よかったら食べていきませんか息子もいち さんに会いたいってぜひ可愛いな昨日会っ たばかりじゃないですか私もそう言ったん ですけどすみませんすっかり懐いちゃって 全然嬉しいですじゃあ終わったらそっち 向かいますねはい待ってます俺はすっかり 新婚気分だったこのまま俺たちはどちら からともなく好きだと伝え家族になるもの だと思い込んでいたのだ旗から見てもそう いう雰囲気だぞ一致だけが勘違いしてたの か不穏だなどうなるん だ本当にすみません昨日に引き続き今日も お願いできますかはいありがとうござい ますある時から突然嫁が子供を俺に預ける ことが多くなったることはいいのだただ
その理由が最近お仕事お忙しいんですか 仕事ですかそんなことないですよじゃあ どうしてあ夜ご飯明日は大丈夫なので よかったら一緒に理由を聞こうとしても はぐらかされるのだ何より子供第1の嫁が こんなに子供と離れているのが不思議で 仕方なかった子供のためなんだろうと俺は 信じてたから仕事かと思ったけどそれも 違うらしいどんなに理由を聞こうとしても ダメそうだから俺は仕方なく子供にそれと なく聞いてみたさ最近お母さん忙しそうだ ね寂しくないうんお仕事かなうんどうして かってるのうんパパに会うのえそれは思い もよらないことだった嫁は最近ほとんど 毎日元夫に会っているというのだ子供も 理由までは聞いていないらしいきっと何か 事情があるのだろうそう思いたかったけど そうだとしても好きな相手がも夫と会って いてそれを俺に隠していた俺はその日中 ずっとモヤモヤしていた大丈夫うんごめん ねお昼何食べよっかご飯どんなご飯かな上 の空で1日過ごす嫁は今日の夜は一緒に 食べれると言っていたその時に聞こうでも なんて誰と会ってるんだなんて俺が言える 立場でもないのにまとまらないまま夜に なり嫁が帰ってきた俺は最悪の形で嫁に 言葉をぶつけることになった最初は事情を 聞こうとしたけど嫁はまた最近よく出かけ ますけどやっぱり理由は教えていただけ ないんでしょうかすみませんちさんを 巻き込むわけにはかないですし全部終わっ てから巻き込むって俺本当は嫁さんが誰と 会ってるのか知ってます子供ほっといても と夫と毎日会ってるんですよね俺がその ことを責める権利はないって分かってる けどせめて何してるのか教えてくれたって いいでしょう俺はつい声を荒げてしまった やっと誰かを好きになれた小学生以来の恋 だ必死になっていたんだと思うこんなに 一緒の時間を過ごして俺はもっと嫁さんと 一緒にいたいと思ってたのに今更巻き込み たくないって距離をれるなんてこんなに 寂しいことってないよ嫁は驚いた表情をし ていた俺がこんな風に言うことなんていや 俺たちの間でこうやって言うことなんて今 までなかったから最初の病体外寂しいって あなたが寂しいってそうですよだって俺は 嫁さんが寂しいなんて言葉あなたが使わ ないでよ私が誰かも知らないくせにえど どういうまさか言い返されると思ってい なかった俺は面食らってしまう嫁は泣いて いた私の顔も名前も苗字も全部忘れたん でしょう私はあなたのことずっとずっと 覚えてたのに大事に大事に覚えてたのに バカみたい私のことなんて何も見てない
じゃない嘘だろだってそんな今更思い出し たって遅いわよいち君その呼び方は 幼馴染みと同じだった嫁ちゃん彼女が よぎったことはあったでも嫁とは苗字が 違うから忘れようとしたせっかく 掴みかかる新しい恋に向かうために初恋の ことは思い出さないようにしていたのだ いつもみたいにまたねって言って別れて からずっと会えなかったこと私は引きずっ てたのに初恋の相手に会えてすごく 嬉しかったのにあなたは全く覚えてなかっ たでしょだから思わずびたしてそれでも 全く思い出さなくて初めましてでもいい から関係を作ろうと思ったのそしたらいつ か思い出してくれるかなってでももう忘れ ちゃったんでしょう忘れられた私の寂しさ は想像つかないでしょうそんなそんなこと ないよ忘れたなんてありえないずっと覚え ていた苦い思い出としてずっと刻まれてい たのだ覚えてたよずっと嫁ちゃんが いきなりいなくなったことそれ以来恋 なんてしたくないと思ってた急にいなく なられて子供ながらにすごく苦しかったよ それは親の離婚で嫁ちゃんのこと責めたり なんてしないよただトラウマになってたの は本当だけどその壁を嫁ちゃんが壊して くれて結局俺同じ人を好きになっただけ だったんだな何それあはは叶わないな俺 もし忘れてたとしても嫁ちゃんのこと好き になるんだろうな何それごめんねずっと 寂しい思いさせてたみたいで嫁ちゃん小学 生の時言えなかったことがあるんだけど うん俺と結婚を前提にお付き合いして くくれるもちろん俺と嫁はこうして 付き合うことになったと言っても生活は それまでとあまり変わらずしばらく互いの 家を行ったり来たりしてたけど元夫との ことなど全てに肩がついた頃俺たち3人は 一緒に住み始めたおめでとう一致まさか 幼馴染み本人だったとはなん運命的だな ってそうだよ元夫は何だったん だ元夫と会っていたのは彼が子供の真剣が 欲しいと突然言い出したせいだった説得 するために何度も話し合っていたらしい なぜ元夫がそう言い出したのか理由は 分からないけど嫁の収入じゃ子供が かわいそうとか仕事と両立してないとか 言ってきているのだそうだ俺は嫁と共に 元夫を説得するため話し合いに同席する ことにしたおいなんだこいつ彼は結婚をも 前提に嫁さんとお付き合いさせていただい ている一致です子供さんの真剣が欲しいん ですよねはあ無害者は出てけよ無害者じゃ ありません俺が嫁さんと子供さんの面倒を 見ていくのでなんだよお前急に現れて嫁
さんの経済面に不安があるそうですが今後 は俺もいるので心配ありませんそれに子供 さんは俺にも懐いてくれています両親揃っ た環境があるのはこちらの方です反対に嫁 さんくらい素晴らしい母親をあなたは子供 さんに与えてあげられないですしななんな んだよ何か意見がありますか本格的に真剣 を求めるならこんな場所で話してる場合 じゃないと思いますけどももういいよく 面倒なことしやがって俺が出たら元夫は あっさりと引いた俺の予想だけど元夫は嫁 に会う口実で話を長引かせていたのだと 思う本当に真剣をもらうつもりはなかった だろう子供のことも嫁のことも牽制して からは2度と俺たちの前に姿を表すことは なかったそれから俺たちは3人で暮らし 初め正式に家族になったパパ行ってきます 行ってらっしゃい学校楽しんでなうん子供 は今年小学校に入った子供の成長が早いっ ていうのは本当なんだな俺の毎日は嫁と 子供のおかげでとても豊かになった もちろん趣味のカメラも続けている家には 俺が撮った嫁と子供の写真それとまだ レントゲだけだが新しい命の写真が飾って ある喧嘩で川に落とされたレディース早朝 を無が夢中で助けた結果これは俺が心マの 社会人だった頃の話俺の住んでいたところ にヤンキーのたまり場になっていた公園が あって色々怖かったんだそんな中どんな ことからヤンキーの女の子を助けたことで 交遊が深まっていって最終的には付き合う ことになったんだけどその子が俺の可愛い 嫁になったって話だよそれなんて ギャルゲー詳しくはよ何それちょっと気に なるじゃあお言葉に甘えて書いていくと するよ話の舞台となるのは俺が転勤した先 だった全然知らない土地に来たこともあっ てで少しナーバスになっていたが近くの 公園が高校生らしきヤンキーたちの たまり場になっているようで余計に萎えて いたできるだけトラブルに巻き込まれたく なかったのでその付近には近づかないよう にしてたんだ公園近くを通れば家まで ショートカットできるが毎度遠回りせざを 得なかった全く転勤早々ついてないな そんな何とも言えない窮屈さを感じながら 過ごしていたある日のことだった俺はいつ ものように公園を迂回して帰ろうとした時 水に何かが落ちる大きな音が聞こえてきた そして走り去っていく複数の人影が見えた 結構大きな音がしたので気になって見に 行くことにそこにはなんと川で溺れかけて いる1人の女性の姿があった初めて見た時 はさすがに気が同点したよおい大丈夫です かだめだ全然それどころじゃなさそうだで
もこのままじゃ溺れてしまう俺は無が夢中 で川に飛び込んだどうやら思った以上に川 の流れるスピードが早い必死に泳ぎながら ようやく女性の元に到着した誰かだけ 溺れるもう大丈夫だから落ち着いて暴れ ないで力抜いて下手に刺激して巻き添えを 食らわないように女性の背後から体を 捕まえていた体を捕まえた時は混乱した ままだったが徐々に落ち着きを取り戻して くれたそして落ち着いた頃を見計らって 川ぎしへと溺れていた女性を引き上げた ふうなんとか助けられてよかったよねえ君 大丈夫礼の1つでも言われるだろうと思っ ていたがまさかのめちゃくちゃ俺のことを 無言で睨んでいたそれはもう余計なことを しやがってとばかりいや俺が助けてないと 確実に溺れてたよやばかった自覚ないの別 に助けてくれって頼んだ覚えはねえしお前 なまさかの助けたのに切れられたんだが そして彼女をよく見てみるといつも公園で たろっているヤンキーたちの中で見たこと のある顔だったというか川に落ちた音が 聞こえた時に何人か逃げていったんだけど もしかして他のヤンキーたちにやられたの かあんたに教えてもどうにもなんねえだろ それはそうだけどさもういいから私に構わ ずほっといてくれ俺もそうしたいのは山々 だけどずぶ濡れのまま放置するわけにも いかないんだよ俺の家がすぐそこだから タオル貸すから一緒に行くぞはあ話を勝手 に進めてるんじゃこのゴを呼んでまだ グダグダ文句を言っていたのでさすがに俺 もカチンと来た助けてやったのは俺なんだ から最後まで俺の言うことちゃんと聞けく わかったよついていけばいいんだろ俺が いきなり声を荒げたことに驚いたのかこれ 以上は反抗せずにしぶしぶ俺の家まで行く ことにこれが俺と嫁との最初の出会いだっ た嫁との出会い方がなかなかしばってるな 改めて振り返ってみるとまあひどい出会い 方だったと思うよでもこの出来事があった からこそこれから嫁との交流が始まること になるん だそんなこんなでヤンキーもい嫁にタオル を貸すため俺たちは俺の家に到着した道中 は気まずい雰囲気が流れていてお互いに 収支無言おまけに2人とも全身ずぶ濡れで シルな絵面だったと思うじゃあタオル取っ てくるからちゃんとここでとくんだぞ 分かったってどこにも逃げたりしねえよ そう言って嫁には玄関で待ってもらった そして部屋からタオルを取ってきて戻って みると嫁が自分の体を抱えてカタカタ震え ていた当然のことだが全身濡れているので 嫁の体温はかなり奪われていたのだろう
タオルで水分を拭き取ってどうにかなる 問題でもなさそうなレベルだったこれを 言うのはさすがに抵抗感があるけど風呂に 入って体を温めてから帰ってくれはおい お前元からそうつもりだったのかいや違う よだからちゃんと前置きしたじゃん美し 濡れの服で体温が奪われてるからこのまま 帰ったら確実に体調崩すぞそれはそうだ けどもうここまでついてきたんだったら どっちでもあんまり変わらないよ幸い ちょうど妹の着替えの予備が置いてある から服が乾燥するまで風呂に入って妹の服 を着といてくれ俺はそう言い残して嫁から 文句を言わさないようにテキパキと準備を 始めた確かにここまでしてやる義理はない がこれで隊長を崩されてもなんだか助け そんな気がしてどうせなら最後まで面倒を 見てやりたかったちょっとやりすぎ感ある けど基本的に一致は面倒身がいいんだろう ね準備が終わる頃には嫁も諦めたのか おずおずと風呂場へと向かっていったおい もし覗いたり変なことしようとしたら絶対 に承知しねえからな当たり前だろずっと リビングにいるから風呂から出たらこの先 のリビングまで来てくれそう言って俺は 足早にリビングへ移動した俺は謎の義務感 と助けた疲労感でいやらしい気持ちなんて 一切湧いてこなかった本当はの音で ちょっとだけ妄想はしたよおいちお前 そして風呂に入ってから15分ほど経過し てから嫁がリビングに姿を表した風呂から 上がったぞ出てきたか体は温まったおう そのなんだ助かったよ風呂貸してくれて ありがとう一連の出来事の中で初めて嫁 からお礼を言われたなんか改めて聞くと 新鮮な感じがするおやっと素直になったか 風呂に入って冷静になって考えてみたら こんなによくしてもらってるのにつて 当たり散らすのは筋違いだなって思って その感じ悪い対応してごめんおおう先ほど とのギャップと驚くべき素さに俺は反応に 詰まってしまった今思うとこんなしらしい 嫁は結構レアだまあ結果らいってことで ここは入れるからちょっと待ってて俺は 気まずさのあまり適当な理由をつけてその 場を離れたとはいえ嫁の雰囲気に最初に 感じたトゲトゲしさはなくだいぶ落ち着い ているようで良かった嫁もちゃんと謝れて 偉いそしてココアを作リビングに戻った おいココアできたぞわざわざ作ってくれて ありがとなそう言って迎い合いながら一緒 にココアを飲んだそういやまだ自己紹介が まだだったねあーは嫁子俺はいちだじゃあ 普通に嫁子って呼んでよあーもいちのこと 呼び捨てで呼ぶし一応俺社会人だから年上
なんだけどまあいいじゃんそんな細かい ことはそう言ってケラケラ笑っていたいち そういやさゲームってよくすんのするけど いきなりどうしたいやさあそこのテレビの 下にゲーム気が置いてあるからちらっと見 てみたらあしの好きなゲームの最新作が あって超テンション上がっちゃってさほう 嫁子がゲームするなんて意外だなっしょ人 は見かけによらないんだよねでもいいな あのゲーム買おうと思って結局今まで変え てなかったんだよねと羨ましそうにする嫁 それに対し俺は何を思ったのかつば知って しまったえじゃあ今から一緒にゲームする マジこうして俺たちはまさかのゲームを することになったこの状況で誘ってて 草嫁と一緒に遊ぶことになったゲームは 少しマイナーなホラーゲームだったこの ゲームはメジャータイトルほどメイドが ない作品なので嫁は意外とオタ気質なのか もしれないと思ったじゃあ早速始めるか 早く早く超楽しみすぎてもう待てないって あこのゲームするなら部屋を薄暗くした方 が臨場感めっちゃ上がるから消そえホラー ゲームで部屋暗するのあはいつもそうし てるけどあまさか一致ビビってるとか おいおいまさかそんなわけいやおいに そんなわけあるんだ自共に認めるほど俺は ビビリとして有名だビビリだけどホラー ゲーム自体は好きなので怖がりながらも ちょっとずつ進めるのが俺のプレイ スタイルなんだただでさえ明るい部屋でも 怖いのに部屋を暗くしてプレイするなんて 正気の沙汰じゃないしかし嫁に煽られた 手前妙なプライドが邪魔して強がって しまったじゃあ電気消してやるかやりいち はノりわかってんじゃんじゃあ別セーブ データで始めるねそう言って少し興奮の嫁 を横目にホラーゲームを干渉したまあ干渉 していたと言っても部屋の薄暗さも謝って 極限まで薄めにしながらなんとか画面を 見るといった感じだが対して嫁は テンション高めにサクサクとゲームを進め ていたそうそうこのいきなり襲ってくる この感じはあやばいんですけどていち やっぱりめっちゃビビってんじゃんいや 全然ビビってないがさらに自分で視野を 暗くして見えづらくしてるだけだが完全に ビビりまくってるってことじゃんそれそう 言いながらニコニコしてしいでいた薄 ぐらい部屋の中で見た嫁の笑顔は不合そう だった最初の頃とは売って変わってとても 可愛らしく感じられたこれがギャップ萌え というやつかそうしてゲーム開始からある 程度経過した時に俺は今日の出来事を嫁に 思い切って切り出してみたなあ嫁子ん何
今日はなんで川に落とされたんだ川に 落とされた理由ねまあただの喧嘩だよ アーシはこの辺じゃちょっと有名な レディースの頭張っててね今日は他の チームの奴らと喧嘩したんだけどちょっと 大人数で下手を打っちゃってさ嫁こって レディースの早朝やってるんだどういちは ビビりだから驚いたっしょ確かに驚いたよ というかビビりは関係ないからまたまた 強がっちゃってでもちょっとアのこと引い たまあ確かに驚いたけど別に引いてないぞ こうやって一緒に遊んでると悪い気分に ならないというかむしろ楽しいし最初は 雰囲気怖くて印象最悪だったけどうわひど めっちゃ言うじゃんでもふんそうなんだ あーしといて楽しいんだ嫁が意味心に 考え込んだ顔をした時にちょうど タイミングよく乾燥機の終了音が鳴ったお よやく感想が終わったっぽいなもうそんな に時間経ってたんだなんだかんだゲームに 熱中してたしなじゃあ着替えてアは帰ると するわ気をつけて帰ってなそうして嫁は 乾いた制服に着替えて俺の自宅から去って いった色々大変だったけど嫁ちゃんと 仲良くなれたからオッケー今日はなんだか どっと疲れた嫁を川から助けたと思ったら 一緒に俺の家でゲームをしていただなんて 改めて振り返ってみても大概な1日だった 可愛い笑顔の嫁がノりにちらつきながら その日落ちしたこの時はまさかまた再開 するだなんて思ってもいなかったけど ね嫁との初対面があってから数日後その後 俺は嫁と会うことはなかったあの日嫁と家 で少し話して若干打ち解けたものの ヤンキーとヤンキーがたむろする公園は 根本的に苦手なのは変わらないだから今 まで通り公園に近づくのはは避けて遠回り しながら帰宅するようにしていたそして 今日も公園を遠回りしようとしていつもの 道に差し掛かろうとしたところそこには なんと嫁の姿がよう一致久しぶりえ嫁子 なんでここになんでってそりゃ一致を探す ためさもしかして礼参りってやつ レディースを何だと思ってんのあいやなん でもないですはいめちゃくちゃ睨まれた さすがはレディース早朝威圧感が違うえと それで俺に何のようなんだいや大した用事 ってほどのことじゃないんだけどさあの時 いちの家で遊んだゲームをまたやらせて くんないその続きが気になってさあそう いうことね正直断ってしまいたかった なんせ嫁は俺が怖いと感じるヤンキーで しかもレディースの早朝やってるとか言っ てたししかしここで断って何かされるのは もっと怖い俺はしぶしぶ承諾してまた嫁と
一緒に俺の家でゲームをすることになった 帰り道に一致を待ち伏せするとか乙女すぎ 1回だけで満足してくれるかと思ったら じゃまた遊びに来るからよろと言って帰っ ていく始末どうやらゲームを完全クリア するまでゲームを継続するつもりのようだ その後も運がいいのか悪いのか俺の帰り道 でよく嫁と会うようになってよく家に 押しかけられるようになったそんな日が 半月くらい続いたある日ようやく嫁が ずっとプレイしていたゲームが エンディングを迎えることとなるやっと 終わったボリュームあって最後まで超 楽しめたんですけど楽しんでもらえたよう で何よりだ慣れとは恐ろしいもので最初は 怖かった嫁の雰囲気も今では全く気になら ないようになっていたむしろゲームが 終わりを迎えて若干の名残り押し様で感じ ていたくらいだでもさすがに今後は俺の家 でゲームさせないからなえなんでさ ケチケチすんなしいちここ最近ほぼ毎日 ゲームするために俺の家に入り浸ってる だろこれは妥当な判断だでもあしまだまだ ゲームやり足りないんだよなあそうだ今週 末の一致の予定はどうせ開いてるっしょ あしと一緒にゲセン行こどうせって確かに 予定ないけどもじゃあ決定ね今週末今から もう楽しみなんだけどそんな感じで嫁と 一緒にゲセンに行くことになったこれもう 完全にゲセンデートじゃんついにやってき た週末事前に決めていた集合場所に行って みるとまだ嫁は来ていないようだった待た せていないかと少し安心したのもつのま 知らない美少女からいきなり声をかけられ たやっこいち来るの遅いいつもの制服姿と は異なるカジュアルな私服でかなり 可愛らしい雰囲気ださらに髪もポニー テールにしてるからかガラっと印象が違っ ていた嫁子一瞬誰だか分からなかったぞえ そうなのそれってもしかしてアの私服が激 かだったからとかかなり可愛いとは思った えちょいきなりなんなのさなんか照れるし ごめんなんかついうっかり口が滑った顔を 赤くしてもじもじする嫁と思わず本音が 漏れて焦る俺ほら早くゲセン行こいち赤く なった顔をごまかすように足早に歩き 始める嫁そんな姿が少し微笑ましくて 愛しく感じる瞬間だったでゲセンに到着し たのはいいけど何のゲームをするんだ一の 家でホラーゲームやっててゲセンまで来 たってことはあれしかないっしょえもしか してそうガンガン撃っちゃうよそう言って 指でピストルの形を作って打つ仕草をする 嫁マジどうやら嫁と一緒にいる時間の中で 反応の仕方が映ってしまっていたらしい薄
ぐらい環境化で大音量で響き渡る銃撃音と ゾンビたちの絶叫ボイスそうゾンビの シューティングゲームだったホラーゲーム に引き続きゾンビゲームとはよほど嫁は 怖い系のジャンルが好きなようだしかも 地味にシューティングスキルが高い振舞は 完全にガチゲーマーそのものだった俺は 一緒にプレイするもののビビりすぎて全く 戦力にならずそんな俺の姿を見て大爆笑し ている嫁は本当に楽しそうだったゲセンで 怖い系のゲームはやったことがなかったが なんだかんだ俺も楽しめた嫁が楽しそうに していたのでよしとしておこう今日は 楽しかったなそれにしてもあの時の一致の 顔と来たらぷぷ写真撮っとけばよかったし さすがに写真は勘弁してくれでもまあなん だかんだ楽しかったよじゃあまた行くきゃ ないんじゃねちょっとそれはまたおいおい ということでそんな冗談を言い合いながら 解散したその後も嫁とはゲセンはたまに 行くようになったし俺の家でゲームさせ ないと言っていたが結局一緒に家でゲーム もやっていたよめちゃくちゃ楽しんでて いい ね嫁と接する機会がさらに増えて充実した 毎日を過ごしていたそんなある日いつもの ように俺の家で嫁と一緒にゲームをして いる時だった今日もありがとな一致 そろそろ帰るわそう言って嫁が立ち上がっ た時に制服のポケットから何かが落ちた嫁 は落ちたことに気づかず玄関に向かってい たおい嫁子なんか落とし一致に意識して もらうにはなんだこれ大名のついた小さな ハンドノートだった気になりすぎてちらっ と中を見てみると一致の前ではもっと女性 らしく振る舞うあんまりグロ系なゲームし ないなどと色々書かれてていたごめん一致 なんか落としたっけてちょそれは慌てて俺 からハンドノートを奪いとる嫁えっとこれ はそのあのもっと女性らしく振る舞う中身 までしっかり見てるじゃねえかいやその 一致が気になるから女として意識して もらえるようにアの立ちからアドバイスし てもらってたっていうか嫁はテンパりすぎ て自爆していた嫁可愛いな嫁の慌てふめ きっぷりがポンコツで可愛かったよそして 俺が心穏やかに嫁を見守っているとかを 決心したのか大きく深呼吸して俺のことを じっと見つめてきたなあ一致聞いてくれ マジな話だうんあしは一致にあの時助けて もらってすごく嬉しかったんだしかも一緒 にゲームしたり遊んでると落ち着くって いうかその要は一致に惚れてるんだ一致の こと好きだからさよかったらあしと 付き合ってくれない最初は怖かった嫁も今
となっては気づかれしない愛しい存在に なっていた答えはもちろんすでに決まって いた俺も嫁子のことが好きだだから 付き合おうえんだいやあそう言って俺から 嫁を抱きしめた嫁のキシャな体が俺の胸の 中で確かに感じられたちょいきなりはその 恥ずかしいっていうか嫌だったうん嫌じゃ ないしむしろこうしたかったかもそんな嫁 の様子が愛しくて口付けをかわしたこうし て俺たちは付き合うことになったここまで が俺が嫁と付き合うまでのお話だめでたく 付き合えて本当良かったぞ最後は軽くご実 談を話して終わるよ嫁と合った後に聞いた んだけどどうやら俺のことが本格的に気に なり始めてからレディースの早朝の座を 仲間に託したらしいどうも俺がヤンキーが 怖いっていうのを知ってやめることを決心 したんだとかほぼ毎日のように俺の家に 来れていた理由がようやく分かった嫁は 高校を卒業した後は俺と同棲してすぐに 働き始めたよずっと一緒にいたいから同棲 したいって言われた時はかなりキュンと来 たのを今でも覚えてるあと婚約する際に嫁 と一緒に俺の両親に報告しに行くと最初は 驚いていたもののなんだかんだ最後には 祝福してくれたやはり周りの人から認め られて祝福されたと思うと今でも心に来る ものを感じるねそして今では嫁に尻に敷か れながらも2人楽しく過ごしてるよ元 レディースの早朝をやっていたこともあっ てメンタル的に度胸があるのか俺を いろんな面で支えてくれる姿を見て本当に 嫁と一緒になれて良かったと心から思う やっぱり人助けって自分に帰ってくるって 本当なんだと都合よく考えてますちょうど 結婚してようやく1年経つからいい節にと 持って書き込んだよみんなも人助けすれば いい出会いがあるかもね話が長くなった けどこれで俺からの報告は終了です最後 まで聞いてくれてありがとでしたいちお 疲れさん俺も人助けして出会い見つけるわ おつ嫁ちゃんとどうぞお幸せ に毎週美女の家にピザの配達をしていたら 家に誘われた話俺はピザ屋に就職した30 代嫁は3歳年上で10年前に出会った初め のうちは店舗で下積みってことで俺はピザ 作ったり配達したりしていて嫁はその店の 常連だった常連って言っても通うんじゃ なくてデリバリーだ俺は場所を覚える くらい嫁の家に配達していた嫁に声をかけ られたのをきっかけに話すようになって いつからか家にも上がるようになった一緒 にいると楽しくてめちゃくちゃ美人で 何より俺が忘れかけてた初心を思い出させ てくれた嫁を俺は意識するようになってた
告白してくれたのは嫁の方だ嫁の方も一致 を好きだったのかまあ家を生きしてる くらいだもんな嫁は何がきっかけで一致を 好きになったんだ何だったんだろう今日 帰ってきたら聞いてみるよ最初はただの 配達員としか見てなかっただろうしな嫁は 毎週12回は絶対ピザを頼んでたんだ俺も もう場所覚えちゃって名前見たら嫁の家 まで行けるくらいになってたしかも毎回 同じメニューすごい美人だけど変わった人 だなって思ってたその日も嫁から注文が 入って俺は配達しに行った最初はピザが 作りたかったのに配達ばかりで不満だった でも嫁の家に配達するようになってからは その不満もあまりなくなってた嫁はいつも 温かいピザを受け取るとちょっと笑うんだ よ俺はその顔が好きだった喜んでくれる人 がいるんだって実感できるからその日結構 寒い日だったこともあって嫁はピザを 受け取った時すごく嬉しそうにしてくれた だから俺は普段礼くらいしか言わなかった けどその日は嫁にもう少しだけ話しかけて みたいつもご利用ありがとうございます 喜んでいただけてるみたいで嬉しいです そうしたら嫁も定型分をやめて話してくれ たこちらこそドレミピザ大好きなんです 毎週注文してくださいますよねは 恥ずかしいあそういうつもりじゃなくて俺 もピザ大好きで好きすぎてピザ屋に就職し たくらいなんでピザ好きがいて嬉しいと いうかあ社員さんだったんだはいまだ入っ たばっかなんですけどここのピザめっちゃ うまいし俺も大好きですサラミのやつお すすめですよあとパイナップルのもジャ ドって言われがちですけどあれが無償に 食べたくなる時が来るんですよねあでも マゲ好きならもっされらふだに乗ってる 新作のつい喋りすぎて俺は血の気が引いた 慌てて頭を下げるすすみませんついでも嫁 は何でもないことのように言ってくれた私 いつも同じメニューしか頼まないからお 勧めしてくれて嬉しいです気を使って話を 合わせてくれたんだろうけど今まで好きな ものの話をしすぎて聞かれることが多かっ た俺は嫁はそうじゃなかったことが 嬉しかった普段だったら辞儀してとくに 立ち去ってところだけど俺は会話を続けて みたあの伝票見て気になってたんですけど いつも同じピザ頼まれてるのってどうして なんですか嫁は顔を赤くしながら答えて くれた実は仕事で帰りが遅くて早めに帰れ た時とか休日に頼んだピザを冷凍して普段 食べててだからそんなに味にこだわりは なくて失礼かなとは思うんだけど失礼では ないですけどさすがにピザだけは体に悪い
からやめた方がいいんじゃないかなって そんな理由があったとは知らなくて俺は急 に不安になった1週間冷凍しておいたピザ ばっかり食べてるって健康にも悪いけど 精神的にも結構参らないか食の楽しみが ない生活を送ってるのかと思うと美人の 意外な闇をかいまみたみたいな気分になっ たここで俺が口を出してもおせかだよなと しばらく悩んででも結局言うことにした ピザ好きでピザばっか食べてる俺が言うの もなんですけどマルゲリータだけじゃ栄養 足りないですよサラダとかスープとか簡単 に作ってピザと一緒に食べるだけで違い ますから健康もですけどと美味しさも倍増 するんでくどくどとならないように早口で 行ったんだけど今思うとあれ多分オタクの 早口に聞こえただろうなでも嫁はそれでも 聞かずにむしろ嬉しそうに聞いてくれた そんなことわざわざ言ってくれる人初めて ですすみませんいえ大人になってから心配 してもらうことって全然ないので嬉しい ですありがとうございますそして嫁は とんでもない提案をしてきたこんなこと 頼むの変だって分かってるんですけど私 料理が点でダメでよかったら今度作り方 教えてくれませんかえこのままじゃダメ だって前から思ってたんだけどつい ずるずると不接せな生活続けちゃってて 今日こやって人から言ってもらえて きっかけにして変えていかなきゃって思っ たんだけどやっぱりダメかな美人が手を 組んでお願いしてきて断れるわけがなかっ たそもそも全然嫌じゃないしむしろ役得だ し純粋に彼女が心配だったから断る理由 なんてなかったただ彼女が俺のこと好きだ とかいう変な感違いはするなって自分に 唱え続けてたけどな俺でよければ嫁はパッ と顔を明るくして笑顔になる嬉しい ありがとうお休みの日っていつそしてその 週末俺は初めて配達関係なく嫁の家に行く ことを約束した配達から戻ったら時間 かかってたから何かあったんじゃないかと 心配されてたらしい心配されるどころか 美女とお近づきになってしまって俺は 申し訳なく思いながらめっちゃ掃除に力を 入れた挨拶がきっかけで家に上がることに なるとは自分の話に興味持ってくれるだけ で嬉しくなるよ なそしてその週末俺は嫁の家に行った何度 も配達して慣れてる場所だけどすごく緊張 したチャイムを押すのも初めてじゃないの に嫁が出てくるまで手汗を吹くのに必死 だったいらっしゃいお邪魔します俺は早速 キッチンに案内されたあ食材買ってきて くれたのはい一応嘘ありがとう本当ごめん
ねわざわざ全然です一応それっぽいもの はかあるんだけどなんせ料理苦手だから わかんなくてさ使えるものだけ使って もらってめっちゃ分かりますそれ俺も親に お使い頼まれた時とかわかんなかったし 適当に野菜買ってきてって言われても何 買えばいいのってそうそう料理するように なったら分かるものなの似て空か焼いて空 かそのまま空かみたいなのが分かってくる んでいいねそれじゃあそうなれるよう 目指して頑張るねはい俺も頑張って教え ますよしじゃあまずは包丁持つ前にまず 野菜洗ましょうかああはは気合いは十分 ですねもう恥ずかしい玄関先でしかあった ことなかったのに嫁が話上手なのかすごく 楽しい時間だった俺は教えながら一部嫁に 手伝ってもらってサラダと野菜のスープを 作るあんまり女性の家に長くいるわけにも いかないし料理だけ作って帰るつもりだっ たのに嫁はできたものを2人分よそって 冷凍してあったピザも出してくれたえ俺も いいんですかえ食べてかないのもしかして なんかこの後予定あるないですけど嫌じゃ なかったら食べてってよ1人じゃ寂しい じゃんじゃあ2人で嫁の家で向い合って 座るなんだかくすぐったいそれじゃあ いただきますいただきます嫁はスープを すすって顔をくしゃっとさせたんおいしい しみるわそんなに仕事上がりのビール飲ん だみたいですよ1人ぼっちで冷えた心に あったかいスープは同じくらいの効力ある よそうですかでも本当だうまくいきました でしょなぜか得意にいる嫁嫁は本当に 美味しそうに食べてくれた食べるのは好き そうなのに忙しすぎて食事がおろかになっ てるんだったらもったいないな俺は リビングを見渡してみる忙しいだろうに 綺麗に片付いている家それから顔の形だけ じゃなくて肌も体型も綺麗にしている美人 きっとその裏には毎日の努力があるん だろう嫁さんって食事だけ聞いてると不 接せそうですけど運動とかっってやってる んですかスタイルがいいから気になったん ですとは言わないでおいた家でやってる だけだけど筋トレしてるよあと職場までは 歩いてるすご職場近いんですか歩いて1 時間くらいかなえ慣れたらあっという間だ よそりゃ料理してる時間ないよな食の部分 だけなら俺が手伝ってあげられるのに一瞬 そう思ったけどおこがましい考えをすぐに 消すそもそも俺は料理を教えに来ただけな んだから作な美人だからつい勘違いしそう に なるはあ美味しかったすごい完食ですね 明日の文ちゃんと残ってます冷蔵庫にとっ
てあるけど美味しすぎてあっという間に なくなりそう嫁は笑いながら手を合わせる ごちそうさでしたこれだけ料理上手な人が 作ってるんだからそりゃそこのピザ 美味しいはずだよねあはは嬉しいですま ピザに関しては料理っていうか競技みたい なとこありますけどね競技トッピングする のにどれだけ時間かかってるかタイマーで 測るんですよそれで目標時間を達成でき たらお互い褒め合うみたいなゲーム感覚 っていうか楽しいんですけどね料理家って 言われるとなか違うようなへえでも味の 組み合わせとか考える段階はまさに料理 って感じするけどねどうなの俺はまだそこ までのことはやったことないんでどうなん だろう入社前は自分でもピザ作ったりして たんでしょいち君オリジナルのピザとか あるのオリジナルってほどじゃないけど 好きな具ばっかり乗せて焼いたりはして ましたね何それ楽しそう入社してから趣味 で作ることはかなり減っていた俺は嫁の 言葉でただピザが好きだった時のことを 思い出す入社して学んだことは多いけど 好き勝って作ってた時は本当に楽しかった あれが仕事になる時が来るんだろうかいつ か自分でピザ屋が開けたらいつか食べさせ てねいち君のスペシャルピザ自分でも 気づかないうちに俺は目標を失ってたでも 嫁の言葉をきっかけにそのことに気がつけ たのだ嫁は何か考えていったわけじゃない だろうけど俺にとっては迷子になってる ところを見つけてもらったみたいに嬉しい ことだっ た俺は嫁の家から帰る時の脇にゴミが まとまっているのを見つけた来た時は緊張 しすぎて気がつかなかったらしいゴミ袋の 中は栄養ドリンクだけだった思わず酔っし てしまう仕事でかなり無理をしているん だろう料理を教えたからそれが最後だと 思っていたけどその日帰ってから嫁から こんな連絡が来ていた今日はありがとう ございました来週の週末も空いてるまた 一緒に食べようよ料理はかなり初心者だっ たみたいだし簡単なサラダとスープと家度 1回じゃ覚えられなかったんだと思う もちろんでです俺は心よく返事をした嫁は 週に1回はまともな休みがあるみたいで俺 は嫁の休みに合わせてシフトを調整した嫁 が料理を覚えるまでの間っていうのは最初 から俺には言い訳だった俺は嫁と話すのが 楽しくて週1回会える日をいつも楽しみに していたその日もいつも通り俺は職場で ピザを買ってから嫁の家に行って2人で サイドメニューを作るそれからピザと一緒 にそれらを食べてたその時嫁がふとこんな
ことを聞いてきたいち君てなんでそんなに ピザが好きなのえ俺の中じゃピザを好きっ ていうのがもう当たり前の感情になってた 玄関先で話した時から俺のピザが足りを 聞いてた嫁からしたらなんでそんなにと 思うのは普通だろうそれは他人から見て だけの話じゃなくて俺からしても本当は 疑問に思うべきことのはずだえっと おいしいからでも俺は気づいた時にはもう ピザが大好きでその理由をちゃんと考えた ことがなかったそれだけ嫁に聞かれるまで すっかりこの感覚が当たり前になっていた んだ俺はその時初めて自分に向き合った 感じがした嫁に話しながら自分の考えを 整理していく嫁は真剣な表情でまとまら ない俺の話を聞いてくれた俺の家は両親が 共働きで家族全員揃って食事するのが週末 しかなかったんですけどその時の夕食って やっぱりピザが1番覚えててよく頼んでた んだそういうわけでもないと思うんですよ ねでもなんか特別な食事っていうか人と人 をつげてくれる食べ物なのかもお立派だね 嫁は笑いながら聞いてくれ 今じゃ俺にとっては日常の食べ物だけど 子供の時のピザってパーキ気分じゃなかっ たですか分かる映画見たりしながら食べる 感じそうそうあのワワ感が大好きでそれを 自分で作りたいなって思うようになって それからはピザが好きってことだけ考えて 自分でも作ってみたりして素敵だねそれも 就職してから忘れちゃってましたけどピザ を囲んだ時のワクワクが欲しいんです やっぱり嫁が忙しいから冷凍保存したピザ を食べてるって聞いた時心配になったのは はだからなのかも食事は楽しいものだって ことを知って欲しかった嫁さんありがとう ございますえいつからか仕事でしか なくなっちゃってたけどこうやって誘って もらって一緒に食べるの楽しくっておかげ で初心を思い出しました嫁は優しく笑って くれた私も1人で冷凍ピザ食べてた時は なんか違ったな味もしなくてただ飲み込ん でるだけだった私もいち君と食べるように なってから毎週末が楽しみになったよ俺も です嫁も同じようにの週末を楽しみにして くれていることがめちゃくちゃ嬉しかった もう量思いじゃんこの関係性が続いてた みたいだけど発展したきっかけはあったの かあったよ当時の俺にとっては事件だった けど今思えばあの出来事のおかげで 付き合うことになっ たいつもは週末に会った後に1日2日 くらいで嫁から連絡が来ていた今週も一緒 に食べたいな回数を重ねて一緒に食べるの が当たり前になった頃には次も楽しみにし
てるねって感じだった俺は完全に嫁のこと 意識してたけどお互いそういう雰囲気にも ならなかったし異性の仲良く友達と思われ てるかもっていうのがあったから無理に 進展しようとかは思ってなかったでもある 時嫁からの連絡が来なくなったいつも会う 曜日の2日前になっても来なかった俺が なんかしちゃったんじゃないかとも思った けどそれで急に関係性を切るような人じゃ ないし隊長が悪いんじゃないかと俺は心配 になったでも付き合ってるわけじゃないの に彼氏ずらして心配するのもどうかと思っ て当日になってもさたなかったら連絡する ことにした結局週末に嫁から一言だけ連絡 が来た当日になっちゃってごめんね今日 ダメそう無理しないでください隊長大丈夫 ですかそれは大丈夫なんだけど繁忙機で次 の1週間も相変わらず連絡は取れなかった でも職場にピザの注文が入ってて嫁はまた 不接せな生活に戻ってるみたいだったそこ に俺が介入できないのがもどかしかった この期間は本当にモヤモヤしてたな家行 くって連絡事故だけじゃなくて2日に1回 くらいはやり取りしてたから寂しかったし こういう時に付き合ってないしなとか思っ て連絡できない状態がしんどかった次の 週末の朝やっと嫁から連絡が来た元気し てるどこかよそよそしい連絡に俺は焦って 返信した俺は元気ですよ嫁さんはちゃんと 食べてますか誰目線って自分でも思った けどやっぱり心配だったしこの時のことを きっかけに自分がもっと嫁に寄り添いた いって思てるんだって気がついた食べては いるよ今日は食べてるけど質はってこと だろうなちょっと強引に俺は変身を打つ 今日家行っても平気ですか夜ご飯買って いきますよえ嬉しいいち君おすすめのピザ 食べたい私がまだ挑戦してないやつ パイナップルのピザはまだ持ってったこと なかったなと俺はメニューを思い出してみ たそしてふと思いついたきっと嫁はここの ところ偏った栄養しか取っていないどうせ なら野菜と肉がたっぷり乗ったピザを持っ ていってあげたいでもメニューに乗って いるのは大体どちらかに偏っているなら俺 は嫁に変身を打つじゃあ飛び切りのピザ 持っていきますね久々に俺は自分でピザを 作ることにした生地を発行させて嫁が好き と言っていた具を並べていく誰かが喜ぶ顔 を思い浮かべながら作るのは久々だった いつもと違ってピザの箱はないし専用のカ もないけど満足の行くもになったさらに 乗せてラップをして紙袋に入れる覚めない ようにと俺は急いで嫁の家に向かった いらっしゃいごめんね先週末俺は大丈夫だ
けど嫁さんは大丈夫でしたちゃんと休めた し平気本当は会いたかったんだけど部屋 片付ける気力がなくってあ今日は綺麗にし てるから安心して片付いてなくても別に いいのにやっぱり俺はまだお客さんという 意識が嫁にはあるのだろう俺はたまらなく なって玄関先で紙袋を嫁に渡したこれお 届け物ですあれ袋が違ういつもと違うピザ 屋さん開けてみてえうん嫁は不思議がり ながらもその場で紙袋の中に手を入れる嘘 ピザを取り出した嫁は目を丸くして驚いて くれたこれもしかしていち君が作ったの そう店のほど立派じゃないけどそんなこと ないわまだあったかい焼き上がってから すぐ来たから嘘でしょ私こんないち君 ありがとね嬉しいよえな泣かないでよだっ てこんなに素敵な届け物嬉しくて私いち君 の作るあったかいご飯が楽しみでいつも 頑張れてたんだよそれなのに本人もこんな にあったかくてどうするのどうするって いち君私仕事しながら本当にずっといち君 のこと考えてたこれが終わったら会え るって思ったら頑張れたの嫁は泣きながら でも笑いながらそう言ってくれたいち君 好き大好き私いち君ともっと一緒にいたい よ玄関でピザを抱えながら泣いてる嫁は めちゃくちゃ可愛かった俺も恋人として嫁 さんのそばにいたいなって思ってますいち く好きです俺は嫁に一歩近づいた嫁は やっぱり美人でこんなに素敵な人がこれ から恋人なんだと思うと俺はどこか緊張し た嫁に触れるのは初めてなのだでもあ早く 食べよう冷めちゃう今いい感じだったのに 関係性に名前がついても嫁は相変わらずで ずっと連絡を我慢してた自分が馬鹿みたい だでもそんな嫁だからこそ一緒にいて 楽しい時間が過ごせるまた温めれば大丈夫 だよあそうかでもやっぱり焼きたては違う よまた作ってあげるから本当もちろん嫁 さんのおかげでオリジナルピザ作ろうって 思えるようになったんだから試食して もらわないとねふふ楽しみこうして俺たち は恋人になった離れてた期間があってから こそ進展したんだな嫁さん無邪気で可愛 すぎるそれから一緒に暮らすようになって 俺たちは結婚した今では念願かなって嫁の 健康は俺が支えてる出会った頃から綺麗だ けどさらに磨きがかかってるよそれから 仕事の方も俺は吐ただけじゃなくレシピ 開発にも携われるようになった今は嫁にし たみたいに誰かのことを思いながら作 るってことを大事にしてる休日に嫁にピザ を作るとピザや開いた方がいいって うるさいからそのうち休日だけ店開くのも ありかも美人な店員がいるって有名になっ
ちゃいそうだからもう少し先でもいいけど [音楽] な JA
