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#感動する話,#朗読,#スカッと感動,#泣ける話,#ほっこりする話,#猫,#スカッとする話
ちょっとなんなのよこのラーメン虫が入っ てる キ俺の嫁になんてものを食わせる気だ慰謝 料払え こら知り合いのラーメン店で次男夫婦が 電子と揉めていた私は仲裁に入るため店に 入っ たこっちはなにがくんだよなめた真似して んじゃねえぞ ババ母である私をババ呼ばわりしただけで なくヤザとお 知り合い次男夫婦のこの発言がまさかの 展開 に私は70歳夫は72歳で夫婦2人 のんびりと老後を過ごしている2人の息子 に恵まれそれぞれ結婚をして家庭を持ち 自立している長男夫婦は離れた場所で 暮らしているので年に23回会えればいい 方だジな夫婦は真面目で心が優しく私たち 夫婦を喜ばせたり楽しませてくれたりする 珍しい手土産を持って寄生するので時折り 息子夫婦に会えるのが楽しみなのか自賛 する手にげが楽しみなのかわからなく な次男夫婦は同じ町内に住んでいるが滅多 に実家に顔を出さず少し疎遠傾向にある ジナは世間でいう敵レキよりも早く結婚し た嫁は当時レリースの頭を張っていた筋金 入りのヤンキーちやほやされることが好き で常に輪の中心でいい彼女はとにかく派手 好きで浪費癖があっ たは次第に嫁に感化され夫婦揃って病的な 浪費化になってしまう子供を作るつもりも なくその日その日が楽しければいいそんな 自だらくな生活を送っているようだ何度か 私もそれを指摘し助言したがうるさいんだ よ時代遅れのババーが若い時は一瞬なんだ からさガキこえて我慢なんかしてられのよ などと口汚く罵られ続けた結果私の方が心 折れてしまう次第に目にしないようにして いるうちに次男夫婦の家を尋ねることもし なくなり今ではどちらからも歩みらない 状況 だそんなある日ご近所の方々が私を見ると ひそひそと小声で話しながらこちらを チラチラ見ている私何か迷惑かけるような ことをしただろう か記憶を辿ってもこれと言って思い当たる ことがないそれでもしばらくひそひそ話が 続いたのでご近所の1人を捕まえて理由を 聞いてみた初めは私の目を合わさないよう 俯き震えているようにも見え た私の勘違いだったらごめんなさい私 あなたに何かしました か怖がらせるようなことをした覚えはない がされた方は覚えていてし方は忘れている
なんてことはよくあることだ私に捕まった ご近所さんは違うのあなたが悪いんじゃ なくてあのねあなたのゼナン君のことなん だ けどと当たりを気にしながら 話し私の耳元でジナン君ヤザと関わってい るって 本当と小声で言ったまさかそんなことが あるわけないとすぐに否定したが嫁が もやんでレディースの頭だったことを 思い出し次男夫婦の家を急ぎ尋ねたしかし 次男夫婦は不在で会うこと叶わずそこで 近くを探し回ってみることにした また今度でいいかと言える噂話ではない ヤザと本当に関わっているのなら同人同士 の問題で済まない可能性がある反社会的 勢力に属する1人がまさかまさか身内から 出てしまうとは夫に相談してからとも思っ たが父親が出ることで余計こじれることも あるだろう母親の私なら少し心を開いて くれるかもしれ ない次男夫婦は私たちと同じ町内に暮らし ているのでむやみに探し歩くということは しなくて済みそうだ次男が行きそうな場所 を絞り1つ1つ確認しながら 歩くその途中で夫と今でも定期的に食べに くるラーメン屋さんの前を通りかかった すると見覚えのある男女が天主と揉めて いるよう光景が目に 入るラーメンに虫が購入してんだけどどう いう ことてめえ俺の嫁になんてことをしたんだ こら次男夫婦だ今にでも天主に掴み かかろうかという勢いでわめいている天主 は若い頃から付き合いがある人で店以外で 顔合わせても会話が弾む心しれ友達のよう な関係だ次男が小さい時は一緒に食べに来 たこともあるそんな人に対しなんて こと私は仲裁に入るため入店し た何をやっているの虫が 購入衛生面にはとても気を使っている天主 なのよいい加減な言いがかりはやめ [音楽] なさいうるせえんだよばばあは引っ込ん でろ大事な嫁が虫で体壊すところだったん だ ぞそうよ虫購入に気づかず食べてたら子供 埋めない体にされてたかもしれないのよ 少子で困るのはあんたら年寄り でしょその虫とやらを見たがうっかり入っ てしまったにしては 大きい明らかに意図的に入れてからの クレームに違い ないこんな大きい虫表面に浮いていたら 気づく
でしょ年よりは目が悪いからたえゴキブり でもか何かくらいにしか見えないん でしょ明らかに店側の失態だよな慰謝料 きっちり払ってもらうから なゴキブが蚊にしか見えないそんなわけ ない でしょそんなに言うならあなたたちが入れ ていない証拠を確認しましょう か私は店内に設置されていた防犯カメラを さしただが防犯カメラが何ですってあのね おばさん聞こえない耳にも聞こえるよう はっきり言ってやるから聞きなようちらは ヤザの一味なのよ本気で怒らせたらどう なるか置いた脳でも分かるわよね分かっ たら突っ込んでなクソ ばば義の母親に向かっておばさんにクソ ばばあまりの口の悪さに一瞬固まって しまった私は次男嫁に突き飛ばされよろけ て腰をテーブルにぶつけてしまうそのまま 床に座り込んでしまった そんな私を見下しケラケラ笑う次男嫁次男 は嫁を静止することも私を助けることもせ ずにばばあ受けると言って受けすぎて腹い てえわとさらに馬笑をし たヤザが本気になったらこんなボロい店 なんていつでも潰せるのよ変な正義感振り 出して監視カメラでどうこうしようなんて 思わないこと ねヤザヤザってあなたねそういえばこちら がビビると思ってる のヤザも何かと生きづらいご時生になって いる今次男夫婦の言いような表だったこと はできないはずだそれでもヤザを立てに 強気の姿勢を崩さない次男夫婦こちらのも 聞き流し何かといえばババーババーと私を のりザを 振り返すつうわけで慰謝料の用意をして おけよ近いうちもらいにくるからさと言っ て全く口をつけてないラーメン2杯を器 ごと床に叩きつけて店を出ていっ た2人の息子は40代だ長男は年に身共に 自立しているが男は40を過ぎてもまだ やんちゃ盛りの10代の精神年齢のまま 大人になりきれない次男にしてしまったの は私の育て方が悪かったの だろう兄弟分け隔てなく同じように育てて きたつもりだ がラーメン天主には申し訳ない気持ちで いっぱいになる同時にそんな次男を社会に 出してしまった恥ずかしさもある座り込ん で立てない私を天主が優しく立たせ椅子に 座らせてくれた店側が被害を受けたのに私 の腰を気遣ってくれるそんな天主に私は 次男のことを謝りどうぞ監視カメラの映像 を持って警察に被害届けを出してほしいと
お願いをしたしかし天主はできないと断る それなら私が届けを出すから映像のコピー をくださいと頼んだだがやめてくれと阻止 さ れる天主が言うには次男がヤザを盾にして いることに恐怖を感じるという嘘ならそれ でいいがもし本当 なら店が壊されるならまだいい家族に被害 が及ぶことだけは避けたいと逆に頭を下げ ラーメン店は主と奥さんが2人3脚で 頑張っている店だ店は立て直せるが妻に 何かあってからでは取り返しがつかない妻 の代わりはいないからとそれに実際に次男 夫婦が柄の悪い人たちといるところを目撃 している人は多いそれもあって次男がヤザ と関わりがあるという噂に実が出てきて いると天主が教えてくれたすでにそんな 目撃情報が天主以外からも出ていることに 驚く 私嫁と知り合うまではごくごく普通のどこ にでもいるような青年だったのだ が次男が町民の不安を煽るようなことをし て申し訳ない私は何度も頭を下げたさらに 脅されたのは今日が初めてではないと 何度も金をせびられたり嫌がらせをされ たり食い逃げされたこともあったという 監視カメラを設置すれば抑止力になると 思ったが次男夫婦はそれに怯えることなく 堂々としているだから本当にヤザと関係が あるのではという疑心が募り被害届けを 出した後の報復が怖いと打ち明けてくれた ある時期から監視カメが設置されている ことに気づいていたがまさか次男の悪業が きっかけだったと は私は手持ちのお金で今日の分と食い逃げ した文とを支払いたいと申し出ただが天主 に断られる親子とはいえすでに成人した 子供だその子供の悪さの知りにいをする 年齢は過ぎている取り立てるなら本人から 取り立てたいからと そうは思ってもなかなか行動できないのが 現実なのだがと苦笑いをする 天主天使の思いを受け私はこのままでいい わけがないと夫に相談することにした しかし夫に打ち明けても明暗は浮かば なかった男親の自分がしっかりしなかった ばかりにと自分を責める 夫そして行きつくところはどこで方を 間違ったのかってそこから先に進まないの だご近所では昼夜問わず次男夫婦がやばい 連中とつんでいるという目撃情報が毎日の ように出てきて噂になる次第に片身が狭く なりゴミ出しでさえ人の気配を気にし ながらするようになっていた心労が体に出 始めるようになったある日のこと突然次男
夫婦が実家にやってきたごめん母さん俺 間違ってたヤザの世界めちゃ怖くて俺上辺 の格好良さだけしか見てなく てザをかっこいいと思うあたりどうかと 思うがヤザの恐ろしさが身にしみて抜けて きた縁を切ってきたこれからは心を 入れ替えて人生をやり直す 次男が土下座をして涙ながらに 訴える頭を床にこすりつけ生まれ育った 実家から在出発をさせてほしいという夫は 無言を貫いている何も言わないのは好きに しろの石表示だ夫が次男を許すのなら私も 許そうそして次男のやり直しを手伝おうと 心に決め たたち夫婦は心を入れ替えるという次男 夫婦を受け入れた以降次男夫婦は人が 変わったように私たちにとても親切でよく 人やもを褒めるようになった今までは断る ごとに出し乱暴に扱っていた2人がと思う と成長家庭が嬉しくて胸が熱く込み上げて くる特に嫁は私が迷いに迷って決めた インテリアをセンスがいいとべた褒め自分 も似たような好みだから新居にこせる時が 来たらインテリア選びに協力して欲しいと まで言われる次第に打ち解け合えている ことが嬉しくて今までのモヤモヤも綺麗 さっぱりしたいこういう時は気分転換が 必要だと思い久しぶりに家族で旅行に 行こうと思い立った旅行代理店で先に申し 後で驚かせようと行動に出た夫と旅行代理 店に行くと偶然にも窓口に次男夫婦がいた 次男夫婦も旅行に行くのだろうか行く場所 がかぶってはサプライズにならないもう 少し近くでそれでいてバレないように会話 を聞けないだろうかと注意を流行って 近づくとそのタイミングでスタッフが席を 外すすると夫婦はとても恐ろしいことを 言い始め た実家の金庫を盗むためとはいえもろじじ とババを旅行って結構高くつきすぎじゃ ねできるなら海外に1週間くらい行ってて ほしいくらいだよ途中で飛行機事故とかで 戻って来られなくなってくれたらそれこそ ラッキー じゃんまあな旅行代金の何倍も手に入るん だメドの土産と思えばいい かなんと私たち夫婦が留守の間に金庫を 盗もうというのだ確かに次男が迷惑かけた 詫びと行って旅行プレゼントしてくれたら 疑いもせず夫と出かけるだろう さらにというかお前はすげえなヤザって 言葉にみんなバカみたいにビビってよ でしょヤンキーしてるといろんな悪と つるむけどさヤザだけは別格なんだよだ から効果あると思ったん
ださすが俺の嫁最高だ ぜという種明かしまで聞かせてくれた次男 夫婦はヤザと関係しているとほを吹いたの だこれだけビビらせておけば自分たちが何 をやっても通報されないとまで言い切る 自信ぶりすると私のスマホに次男からの 電話が電話に出ると今まで詫びに旅行 プレゼントしようと思ってさ今からツアー に申し込もうと思ってるというものだった 選んでいるけど私の好みを聞きたいという ので適当に答えながら私は家に戻る雑談で 終わることを願ったが2人は本気なのだと 実感したそこまでして金庫の中身をほがる とは我が息子ながら怖いとすら思う背筋が ぞくっとして嫌なぜが額ににじみ出ていた 家に戻ると家中の鍵を全部閉めて回る小の 鍵すらしっかり閉めて確認する徹底ぶり それくらい男夫婦の存在が恐怖だっ たあなたどう しようすると夫は無言で家伝の受話きを 握り警察に相談し始めた次男のことは他の 住民からの相談もあったようで夫の相談 内容からかなりの自験性を感じると判断さ れる初の方に来れないかと言われたがすぐ にでも次男夫婦が行動に出そうで怖と私は 訴えた計画犯罪はそう簡単に計画変更はし ないはずだとさされ私たち夫婦はすぐに 警察署へと赴いた警察と話し合った結果 私たち夫婦は次男夫婦の計画に気づいてい ないように過ごし自然な流れでほぼ1日家 を留守にすると伝え至難夫婦の計画を早め させるおりに協力することになったそうと は知らない次男夫婦は楽しそうに旅行な話 を 持ち出す金の心配はいらない好きなだけ 楽しんでこいよというそれに対し私は急な 用事で夫の実家に行くことになったと伝え た夫の実家は北の端っこの方で日帰りは 厳しいすると次男夫婦は俺たちも仕事が なければ一緒に行きたかったなと残念がる 近頃次男夫婦は仕事が見つかったと言って よく出かけていた私は本当に仕事をして いるものと思っていたが金庫を盗む作戦を 知ってからはその仕事も怪しいもの だそして当日家の周辺を捜査員が住民に ふしてこちらを伺っているとは気づかずに 次男夫婦はいつものように仕事と言って家 を出る私たち夫婦も少し遅れて旅行カバを 手に家を出たそのまま警察が用意したワゴ 車に乗り込み様子を伺っていると仕事に 行ったはずの次男夫婦が戻ってきた留守中 必要だろうと相加を渡したがそれは警察が 用意した偽かだそれを使われればお鳥だと ばれるのではと不安だったが東南を偽造し て自分たちの星に走ると思うと言われて
いる案の定次男夫婦は相を渡されているの に窓ガラスを割って中に侵入外部からの 侵入を偽装したところで周辺で待機してい た総裁員に囲まれて逮捕となるそれを 見届けてから警察と共にラーメン店へと 向かった次男のとしているは虚偽なので 監視カメラの映像を警察に提出してほしい とお願いをした同行した警察からも余罪が あるはずだからと説得されラーメン店主は アドしたように肩の力を抜いてうれ たずっと気を張り詰めていたのだろうもう 大丈夫ですよと警察に言われるとあは よろしくと映像を手渡し た警察にさんが寄せられていた件や勇気 ある通報などの裏付けをした結果たりに ゆすり南京などの余罪がワンサと出てきた 次男は現行派で捕まった窃盗未の他にも秋 や脅迫など次々に罪が確定していく次男 夫婦の悪評はまた琢に町中に広がりSNS では私たちの家の住所までさらされる事態 に 心ない言葉をかけられること も実は事件発覚後長男夫婦から毎日のよう に心配していると電話がかかってきている 長男夫婦のところに来ないかという誘いも あるだが私たちはそれを断り続けていた 成人済みとはいえ次男のしたことの罪に 私たち夫婦は関係ないと思えなかったから だ迷惑をかけたご近所の方々に精神誠意お 詫びするのも次男をあんな大人に育てて しまった私たちの役目だと思っていた からでもそれは違うと長男にはっきり言わ れる元やんの妻を選んだのも罪に手を染め たのも次男が決めたことで私たち夫婦の せいではないと何度も何度も本気よく説得 されて私たち夫婦は長年住み慣れた町を出 て長男夫婦がいる町へとコス決心をした 同日は被害者であるラーメン天使や住民の 方々に見送られるというサプライズがあっ た子供は親の思い通りに育たないものだ からだから責任を感じることはない新天地 で幸せに暮らしてと励まされたその後次男 夫婦はガガのの罪が確定したことで実刑と なり兵の中で過ごすことになっ た2人が獄中離婚したという話は聞いたが もはや私たちには関係のない話だ面会も 1度も行かないし出所しても会うつもりも ないもういい大人なんだから自分の罪は 自分でつないその後の生活も自力で行う べきだ助けを求めても手は差し伸べないと 私と夫は決めてい たそして私たちは長男夫婦のマンションで 同居となったが長男夫婦はとても良くして くれるしなかなか会えない孫からもすぐに 懐かれた新天地で再びのどかで幸せな日常
を取り戻すことができ た大好きだった兄嫁が亡くなった信じられ ない気持ちのまま葬儀に参列すると模の兄 が挨拶でとんでもないことを言っ た妻と住むつもりだった家と妻の財産は次 の妻と家族のために使います妻もそれを 望んでいる でしょう意味が分からず考え込んでしまっ た私には思い当たることがあった次の瞬間 私は服のまま走った30分後駆けつけた 実家で私はとんでもないものを見つけて しまっ [音楽] た私の名前は千ひろ30歳 独身仕事はイラストレーターをしている 実家暮らしだが1人暮らし 両親は早くに亡くなって いる他に家族は隣町で1人暮らしをして いる兄がいる今家族と言える存在はこの兄 だけだしかし私たちは仲がいいとはあまり 言え ずお前はバカでダサいから兄弟って分かる とこっちが恥ずかしい外では話しかけんな よ兄は昔から成績が良く容量のいいタイプ だった絵以外にこれと言って取りえのない 地味な私のことをよくひっていた今は大手 業に務めていて後年週さほど売れていない イラストレーターの私のことを会う度に 馬鹿にして くるお前さ才能もないのにいつまで イラストレーターなんてやってんだ さっさと見切りつけて結婚でもすればあで もお前彼氏いないで30年だもんな結婚 する方が難しい かそんなことを常々言われてきてい そんな兄に今日久々に会うことになり私は 気が重かったおい千ひろ入るぞあ来た今度 は何を言われるん だろう玄関からハの声が聞こえてきた今日 は兄が結婚報告のために実家に来ることに なっていたあの結感の兄の結婚相手どんな 人だろう正直は兄の結婚報告とイベントに 前線教としていた兄の相手のことだ プライドの高い女に違いない2人して馬鹿 にされるのではないか私が奥手で30歳に なっても高際経験がないのを見抜かれて 笑い物にされるに違いない私はそんなこと をぐるぐると考えてい たこんにちは初めまして 言いますよろしくお願いし ますそう言って玄関口で挨拶したのは 顔立ちこそ地味だが物越の柔らかい優しさ がにじみ出ているような女性だった予想外 のタイプだわでも兄の相手だもの絶対 腹黒い女だわ油断しちゃだめよ
私そんなことを考えてなかなか挨拶の言葉 が出てこないでいるとえっとちひろさん ですよ ね私が黙ってたっているのであみは声を かけてきたえあすいませんぼーっとし ちゃっておお上がり くださいお邪魔し ますぺこりとお辞儀をしてあゆみは家に 上がった動作の1つ1つに品がありしかも 嫌みがないこちらあゆみさん小学校の先生 をしているんだ 実家は死の和菓子屋なんだって駅前の 和菓子屋知ってる だろうもちろん知ってるよすごい死にだね 私は目を丸くした本物のお嬢様だしかし この女性の優しい雰囲気は育ちの良さだけ でなく天生のもののように感じられた言葉 をわしているだけで魂が浄化される みたい冷たい雰囲気だった兄も歩の隣に いると表情がニになり私への態度も今まで よりかなり柔らかくなっていたこんな素敵 な女性どうやって心を捉えたの私はお世辞 ではなく本心からそう思った兄がてれ臭い のか黙っているとあみが口を開い た最初に出会ったのはお友達の紹介なん です私の方が彼をめちゃって私の好きな イケメン俳優に似てたん ですほがらかに歩みは話したが2人の様子 を見ていると逆なのではと思えた歩みの 雰囲気に惹かれた兄がもうアタックしたの だろうと想像できたで結婚するのに俺の今 のマンションじゃ狭いしここに住もうと 思ってるんだキッチン用品も揃ってるし 共働きでもすぐに生活始められるしな お前も1人で住むにはここ広すぎる だろうは勝手に決めるなよと私は心の中で 突っ込んだが兄嫁になる人と仲良くなれ そうな気がしていたし兄も態度が柔らかく なったし確かに私も広い家に1人で少し 怖かったし千ひろさん突然の話でごめん なさい嫌だったら断ってくださっていいん ですよ あゆが気を使って言ういえいえ私も家族が 増えて嬉しいですよろしくお願いし ますいつの間にか私は頭を下げてい たあゆみさんお兄ちゃんウェルカムボード の下書きできたよこんな感じでどうかなわ さすがちひろちゃん上手ねすっごくいい 感じうまいもんだなさすがプロだ私は4 ヶ月後に控えた兄と兄嫁の結婚式のために ウェルカムボードを描いていた同居が 始まって数ヶ月2人は兄の強い希望で すでに入籍していたいきなりの同居生活に 不安はあったが実際同居を始めてみると 兄嫁は本当に優しく私のことも大切な家族
として扱ってくれた 私たちはあっという間に本当の姉妹のよう に仲良くなった意地悪だった兄も歩みの 影響で私に優しくなり見下すようなことは 言わなくなった兄夫婦との同居がこんなに 楽しいなんて想像もしなかったこれも歩み の人柄のおかげだ感謝してもしきれない私 はしみじみそう感じ たそんな温かい日々が続いていたある日の ことだ私が1回の仕事部屋にこもって イラストを書いていると階段の辺りから 悲鳴とダダダと大きな音がしたえ何今の音 あゆみさん大丈夫 あゆみおい あゆみ私が急いで階段に駆け寄ると歩みが 階段下に倒れていた足を押さえてうめいて いるじろ救急者呼んで早くあゆみしっかり しろお前に何かあったら俺はそういう兄の 目から大粒の涙が流れていた私は兄が泣く のを初めて見た兄にも人間の血が通ってい たんだと妙な気分になりながら私は救急車 を呼ん だご折していますね完全にギプスが取れる のは1ヶ月ほど先ですが1週間程度で隊員 はできる でしょう私と兄は歩みの寝ているベッドの 横で石の説明を聞いていたよかった大した ことなくて本当に良かったよでもどうした の急に階段から落ちる なんてうんちょっとぼしていた みたいま良かったよ大したことなくて俺は 明日の仕事の準備やるから今日は帰るよ また来るなそう言って兄は帰っていっ たお兄ちゃんくるぶってるけどあゆみさん が倒れてるの見て泣いてたよねうん救急者 の中でもずっと大泣きだったんだこっちが 恥ずかしかったよ 全くあゆみが恥ずかしそうに笑いながら 言った私たちは顔を見合わせて笑った今 から思えばこの時感じたほんの少しの違和 感をもっと追求すべきだったのだ後悔して もしきれない1週間後あゆみが退院してき た隊員おめでとう当分な間家事は全部私が するから遠慮しないでねうん ありがとうその時ふっ歩みの横顔が限った どうかしたと私が問うと歩はははっとあれ に帰り慌ててなんでもないからといつも 通りの柔らかい笑顔を作った今日は隊員 祝いであゆみの好きなものを中心に夕食を 準備したまたあゆみとワイワイ暮らせるの が私は楽しみだっ た色々ありながらも私は着々と兄夫婦の 結婚式のためのウエルカムボード作りを 進めていたある晩私のスマホが鳴った知ら ない番号だったのでスルーしようと思った
がかなりしつこくなっていたため恐る恐る 横代する発信元は警察だった歩の親族かと 問われ兄の嫁だと転倒一体何の電話なのか 私の胸はざわざわしていた警察官は続けて 先ほど交通死亡事故が発生しその被害者が 歩みだと判明したと告げた 私は目の前が真っ暗になりスマホを 握りしめながら膝から地面に崩れ落ちた そんなあゆみさんがどうし て松葉ずをついていたため道路で転んだ際 に逃げ遅れたと見られています沖の毒 です警察官はゆっくりと言っ た病院の案室におわってもう動かない歩み を見て私はやりきれない気持ちになった やっぱり私が送迎してあげればよかった あゆみさんこんなのっ てあゆみ嘘 だろ兄も少水しきっている2人の中 つましい姿を見てきた私にとって胸が 張り裂けそうだったあまりにも突然のこと で気持ちがついていかなかったが葬儀は 先延ばしにはできず葬儀会社の指示に従っ て祝しと取り行われたもちろん模は兄だっ た目を真っ赤にしながらの挨拶は見ている のも辛かっ た優しく朗らかな妻でした結婚式もあげる 前でした花嫁姿も見られず本当に残念 です妻の実家の近くに家を建てるつもりで と土も用意していましたがその土地と妻の 財産は将来新しい家族のために使います妻 もそれを望んでいる でしょう え私は挨拶の後半部分が引っかかった何 どういう こと私はあゆみが入院中のことを思い出し てい たお兄ちゃんあゆみさんが怪我して すっごくうえてたねあの人が泣くどころ私 初めてみた よ 本当もし私が死んでたらどうするんだろう ねそりゃもう大号泣でしょうあとおいし かねないもんねあ遠いは勘弁だけどでも 将来新しい妻を迎えるのはちょっと嫌かも 私ったら心が狭いか な私と歩でりに話していると兄が見舞いに やってきたあがさっきの話を兄に聞かせる と俺の妻はお前だけだ仮にお前が先に行っ たら生涯独身を 貫く兄は真剣な顔で歩みの目を見つめ ながら行ったその真剣さに見ているこっち が照れてしまった本当に仲良し夫婦だな私 は温かい気持ちに包まれた あんなことを言っていたの にそういえば歩みの入院の前後から兄は
時折りおかしかった歩みといる時は温かい 目をしているが時折り昔みたいな冷たい目 をすることがあった兄の帰りが遅い日が 続いた 時最近仕事忙しいんだね体大丈夫 と歩みに聞かれた時にふっと冷たい顔に なった後 ああ最近新しいプロジェクトを任されてな もう少ししたら早く帰れるようになると 思うその後柔らかい表情になったけど表情 の変化に違和感を感じたものだった他にも 新居を立てる相談を兄と歩みがしているの を聞いたことがあるが土地は必ず共同名義 にしておいてくれよ2人で住むんだから 共同財産だ ようんでも私の両親の持っている土地だ から私名義にしておいた方が増勢が安く済 むってゼリさんには言われているんだ けどぞよぜって大した額じゃないだろ2人 で住むんだから2人の名義にするのが自然 だよ なそう言って説得している兄の顔は昔私を バカにして見下していた時の顔とよく似て いてなんだかぞっとしもだったもしかして 私はふと思い当たることがあり葬儀の3列 客への挨拶もそこそこに実家へ向かった 葬儀会場から実家まで約30分タクシーを 広馬も惜しく私は服で走りながらあみとの 会話を思い出していたつい23日前ねえ ちひろちゃんもしもしだけどね本当Fの話 なんだけどねいつも乳輪笑顔を絶やさない 歩みが珍しく暗く沈んだ表情で言ってき たもし私に何かあったらベッドの下に隠し た箱を見てほしい のベッドの下ベッドの下ベッドの下私は口 の中でブツブツ唱えながら走った実家に たどり着くと靴を投げ捨てるように脱いで 階段を駆け上がった部屋が余っていたので 兄夫婦はそれぞれ自分の部屋を持っていた この歩みの部屋で私たちはいろんな話をし たつい最近の思い出に押しつぶされそうに なりながら私は歩みのベッドの下を探っ たあった靴の箱に何か入っている中身は 写真数枚と何か小型の危機だった写真は兄 と派手な女性が並んで歩いている姿がふっ ていたそのうちの1枚はホテルに入って いく瞬間を捉えていたどう見ても兄の浮気 現場の写真だっ た私は震える手で小型機器の再生ボタン らしきものを押した兄の声と思われるもの が聞こえてきたどうやらボイスレコーダー のようだだからさちゃんと財産は俺のもの になるようにしてあるからさ離婚だとこね られた時にまずいだろあいつにいなくなっ てもらうのが一番確実に金が入るんだ
よもう悪い男新婚さんがそんな悪いこと 考え て悪いこと考えてる方が俺らしくいられる んだよな財産目当てであいつに近づいたの になんか調子狂わされちゃったよやっぱり 俺はお前みたいな女といる方が楽でいい よ浮気相手であろう女のかん高い声と兄の 苦笑いが混じった声おそらく車の中だろう エンジン音がカスカに聞こえてくる私は体 の中心まで冷えた心持ちになっ たあみの優しい笑顔一緒に暮らした日々の 思い出が一気に蘇って私は涙が止まらなく なったどうして歩が目に会わなければなら ないのか溢れる涙をそのままに私はスマホ を取り出したもしもし警察です か私が再び葬儀会場に戻ると兄が大柄な 男性2人に挟まれて出てくる姿が見えた おそらく刑事だろう私と目が合うと兄は顔 歪めて悪をつい たお前の柴か全くバカのくせに噛んだけは いいんだな久々に兄に悪を疲れたやはり兄 はこういう人間なのだ歩みたいた時の兄と は別人 みたい1つだけ教えてあゆみさんと結婚し たのは本当に財産のためだけだったの兄は ぴたりと立ち止まったしばらく待ったが兄 から何か言葉が出てくることはなかった 兄は車に乗せられていっ たその後の警察の調査によりボイス レコーダー以外の証拠も応酬された兄の 手帳から計画をメモしたものが見つかり また最近歩みに多額の保険金がかけられて いたことも発覚したもちろん受け取り人は 兄だそして怪談から落ちて骨折する前歩が 診療ないにかかって不眠を訴え眠役を処方 されていたことが警察の調べでわかった その時期は新居を立てる際の土地について 話していた時期や生面保険に入った時期と 一致する兄が直接手を下した証拠はなかっ たがはっきりとした計画性が認められ兄は 逮捕された兄の行動に不安が募った弓が 睡眠薬の副作用でふらつき階段から転落し たのだろうというのが警察の見解だった あの骨折がなければ歩みは交通事故に会う こともなかっただろうにあの日何もでき なかったことが私は悔しかっ たそれから半年後私はあみのお墓の前で手 を合わせていたあの墓にはあみの教え子 たちからの手紙がたくさん備えられてい たあゆみさん私フランツに行くことになり ました美大時代の恩師の進めで向こうで イラストレーターの仕事をする ねあゆみとの思い出の残る実家で生活する のも予備材だけに問われてすぐに出所して くるだろう兄のことを考えるのも全てが嫌
になり環境を変えたかっ た使われなかったけど描いたウェルカム ボードのあゆみちゃんの部分だけ切り取っ て持っていく ね 兄はその後すぐに出所したがもちろん仕事 は首で歩みの財産も当然分与されなかった 私も2度と関わる気はないその後の風の噂 によると兄は歩の両親から民事で訴えられ 多額の慰謝料を請求されたらしい当然 支払うことができずまた助けてくれるよう な親戚もいないあの兄のことだ行をせて 逃げ回るに違いないと予想していたのだが なんと歩みの口座に毎月数万年ずつ入金が あるらしいどうやら日雇いの仕事で繋いで いるようだったこんなことで許されるわけ ではないが兄にはあゆみのことを一生かけ て償ってほしいと 思うあの優しかったあゆみさんがなぜ 裏切られ死ななければならなかったのか いくら考えてもわからないがずっと考え 続けるのが苦よになる気がしてい たフランスで私は悲しみを忘れるため仕事 に打ち込んだそれが認められささやかな 古典を開かせてもらった持ってきた ウエルカムフォードの歩み部分も飾っ たこの絵を描いたのはあなたですかとても いい絵です優しさと愛情が溢れています感 しまし た古典の会場で私は外国人男性に話しかけ られ たありがとうこの絵はとても大切な人を 描いたものなのでそう言ってもらえて 嬉しい ですそう話す私の表情に深い訳を感じたの か男性はよかったら話を聞かせてもらえ ますかと言ってきたそれが縁となり私と その男性は交際を始め最近結婚をした新居 にはきっかけとなったあみの絵を飾って いるきっとあゆさんが縁を運んでくれたん だ ね私があみの縁に向かって語りかけると その絵の歩みが微笑み返してくれたような 気がし たお姉ちゃんなんでお母さんのお葬式に来 なかったの え自分の姉が母親の葬式にすだこない冷血 人間だったなんてひどいよひどすぎ血の 通った人間のすることじゃないよ妹からの 突然の電話で私は困惑したなぜなら母は3 年前にすでに多しているからだお葬式も きっちり済ませた妹は一体何を言っている の だ私は結婚をしても仕事を続けている子供 にも恵まれた共働きなため子供に寂しい
思いをさせないようにと人一倍愛情を注い で育てている夫は家事も子育てにも強力的 で理想的な家庭だと自負している自分の 子供にだけは私と同じような思いをさせ たくないという強い思いがある私の両親は 私がは小学生の 頃母の浮気が原因で離婚している母の浮気 を知ってしまった私が父にばらしてしまっ た結果だ子供はどんな境遇でも母親の味方 をするものだと思われがちだが私の場合は 違っていた母は誰もが思い描く理想の母親 像とはかけ離れた人だった私は母親に愛さ れた記憶がない私には妹が1人いるが母は 妹ばかりを出来合いしていたそれはもう 家事をする時間すらもったいないという 感じでだから家事は全て私の担当だった 担当というよりは押し付けられていたと 言った方がいい母は自分の浮気をばらした 私をとことんにみそして今まで以上に私を 意味嫌ったなぜばらしたのかとされ私は体 にも心にも傷を追った父との離婚が決まる と妹を引き取り出ていったそれでも父や 祖父母の計いで妹とは定期的に会うという 歓迎が続いていただが私が中学生になって しばらくすると妹に会う回数が減る大人の 事情かと思っていたがどうやら妹の方が 何かと理由をつけて会うのを避けている ようだった何度か断られた時もしかしたら 私が妹を怒らせているのかもと理由を聞い たことがある妹が言うには家族がバラバラ になったのは私のせいだと母から聞いたと いうのだ母と妹からすると私は家族の 裏切り者らしいそんな裏切り者と度々会っ たりしていたら次に捨てられるのは自分だ だと妹は言う母親に隠れて連絡するのも 会うのももう限界だこういうことはやめて ほしい と最初に裏切ったのは母だ母が父を裏切り 浮気をしなければ家族はバラバラになら なかったと説明をした妹も母が浮気してい たことを知っているただそれを父に知らせ たのが私だったというだけのこと妹はそれ は分かっていると言いながらも母と生きる ことを選ばされた自分にとって姉である私 こそが裏切り者なのだと言って聞き入れ なかった見てみるふりができなかった私が 悪いとそんな中父が再婚をする私に新しい 母親ができた初めこそギクシャクしていた がママ母は理想に近い母親でいようと必死 に努力をしてくれるとそんなママ母を見て いた私はこのママ母と新しい家族を大事に しようと思い始める妹とも連絡を取らなく なり気がつけば完全に疎遠状態になってい た妹だけを愛する実母に未練などなかった 大学まで行かせてもらえ無事就職が
決まるこれから父とママ母に恩返しが できると思った矢先父が事故で多して しまう疎遠になっているとはいえ妹にとっ ても父は父なので亡くなったことを伝えた しかし妹から父を忍ぶ言葉は出なかった 一言ざまみろだと言った後見下すような 笑い方をするそれでも葬式には来てくれる と思ったが最後まで実母と妹が来ることは なかっ たしかし 後日父の遺産について話し合いをしている と突然実母と妹がやってきた派手で間違い な服装と化粧の2人に場にいた人は全員 どん引き私の記憶の中にある母と妹の おかげも薄れるほどの厚化粧だ2人とも こんな派手を好む人だっただろうかと驚い た遺産続を決める1人くらい教えなさいよ いつ始まるのかと日産しちゃったじゃ ない葬儀が終わってから今日までの数日母 は遺産の話し合いに参加するためずっと 近くで様子を見ていたというそんなことを するくらいなら葬儀に顔出しすればいいの にと思うなぜならその時に遺産についての 話し合いはなるべく早い方がいいとなり 京都決めたから だあんたが余計なことを言ったために 小さい妹が苦労したんだよ全部とは言わ ないけどそれそうの額をくれるんだろうね 離婚して別々に暮らしても子供には遺産を 受け取る権利がある私はそれを拒むつもり はないそもそも父の個人資産は身内で分配 できるほどの額を残してはいない私はこれ から働いて稼げばいいしママ母もまだ退職 するには若いもしばらくは仕事を続ける ようなので父の財産を渡したとしても生活 に困ることはないそれにこれ以上揉めたく ない気持ちもあり私は父の遺産の相続を 放棄し た馬鹿な男たが浮気くらいで離婚だと騒い でさ器の小さい男といるとこっちまで心が 狭くなるからさ離婚に同意してやったんだ よそうそうせこいお父さんがお母さんを 捨てたんじゃなくてお母さんがせこい お父さんを捨てたのそんなお父さんと下し てたお姉ちゃんて かわいそう母が亡くなった父を下す馬鹿に する金のない笑いを高らかにすると妹も母 の言動に乗っかり父を 下げ妹は浮気をされるような父に育てられ てかわいそうだと私に向けても ディスる2人の中には浮気され裏切られた 父の悲しみや喪失感などを組みとるという 優しさが ない私のことはどうとでも言えばいいでも 亡くなった父のことを悪く言わないでは
はあ裏切り者が何言ってんだよ諸悪の根源 はあんた でしょ全くその通りだよ大体なんだいその 地味な格好は 20代っぽくないよねお母さんよりふけて 見えるしそんなんじゃ恋人もいないんだろ 男に相手にされないなんて女でいる意味 ないと思わない思わないって言うなら あんたは女として血管だらけなんだ よ私という存在をとことんなじった後母と 妹は婚輪罪連絡してくるなと手ゼリフ吐き 出ていった 場もわきまえず自分の主張しか言わない母 と妹に呆れるとか情けないとか怒るとか そんな感情は出てこなかった完全なる無私 の中で2人の存在が抹消された瞬間でも あった2人が出て行った後しばらく静寂に なるが誰かが咳払いをしたことで我に 帰ると分の話が行われたそれから数年父の 残してくれた家をママ母が相続し私もそこ に変わらず住まわせてもらっていたママ母 曰く2人で暮らした方が節約だというのだ 実際は分からないがきっと私を思っての ことだと思う私は成人しているのだから いつでも私を残しのを歩んでもよかったの にママ母は成人した私に対しても母で 言おうとしてくれたそれがとても嬉しくて 支えだっただがそんなママ母も病になり 入院して しまうごめんね看病してもらうために一緒 に暮らそうって言ったわけじゃないんだ けどそんなの分かってるよでもね仮に別々 で暮らしていてもお母さんが入院したら 看病したよだから気にしない で私は仕事の合間を縫ってママ母の看病の ため病院に通った父の時のような後悔はし たくなかった自己満足と言われればまさに そうだ嫁は限られているのだからその時間 をできるだけママ母と共有したいただそれ だけだそんな私を支えてくれる人がいる ママ母の病が発覚する前に結婚の話は出て いたが互いに結婚をしようと決意する直前 にママ母の病気が判明する私は結婚の話を 一旦発信させてほしいとお願いしたでも 相手の方はママ母を安心させてあげる方が いいのではと言ってくれて精神的な面で彼 の存在はなくてはならないもになっていた 頃合を見てママ母に彼のことを紹介彼は ママ母に3人で暮らせるのを楽しみにして いると言っ た素敵な人じゃないお父さんの分もあなた の花嫁姿はしっかり目に焼きつけておか ないと ねママ母にとって最高の楽しみになってい たようで当初告げられた嫁よりは生きて
くれたでも私の結婚式で満足したのかその 数日後父がいるところに旅立って しまうママ母は資産家で私は多額の遺産を 相続したそれから3年ママ母が残してくれ たものもあり私は幸せな家庭を気づくこと ができたしかしに頼ることなく仕事は続け その給料内で見合う準を続けようと夫とも 結婚当初に決めていたことだっ たそして今日もいつもと変わらず出社して 仕事をしていると知らない番号から電話が 来た仕事中個人のスマホにかかってくる 知らない番号なんてセールスか何かに 決まっていると思い出ないでいたすると 分担位で何度もかかってくるもしかしたら 間違ってると気づかずにかけてきているの かもと就業時間になったので出てみたら 別れた妹からだっ たやっと出たちょっとなんで来てくれ なかったのよえ何のこと忘れてるなんて ひどいお母さんの葬式に決まってる でしょかなり号泣しているよう だ何言ってるの母の葬式なら3年前に 終わってるじゃん [音楽] はあ一瞬さっきにも似た空気を漂わせて 聞き返された ああもしかしてお姉ちゃんのママ母も死ん だの私が言っているのは小心照明私たち 姉妹の母親のことだけどというか血も 繋がってない人を母とか キモ内心っときたがあんな母でも妹にって あっ大切な母で亡くなったのなら相当 ショックだろうと妹の悪態をスルーした私 にとって母といえば子連れの男と結婚して いきなり中学生の子供の母親になったママ 母のことだ私も家庭を持って分かったが 体内に宿った命を育む期間が母親になる 自覚と覚悟を養う時なのだと思うもちろん 子組で血のりがなくとも素晴らしい家族 関係を気づける人が多数いることは承知し ているしかしいきなり中学生の母親になる のはやはりどう考えても簡単なことでは ないママ母の努力や不安を考えるともう 感謝しかない一生育ててくれたママ母には 頭が上がらないし私が目指す母親像はママ 母 だのつなど細なものだ実際妹の言う小心 照明の母とやらは私を見もしなかったのだ からだから母と言われれば私にとっては 育ててくれたママ母で海の母では ないすっぼけたわけではなく本当にママ母 のことを言っていると思ったのだやっと妹 の言葉の意味が理解できたのでああそうな んだだとさも興味ないという感じで返すと 電話口からでも分かるほどだんだん
どんどんと戦いているのか踏みつけている のかそんな音が 聞こえる何その他人事みたいな態度もう 葬儀は終わったから肉身の葬儀に来ない なんてひどいなんて冷血人間なんだあんた には赤道が流れてない だろう最もらしいことを言っているが肉身 の葬儀に来なかったのは妹も同じだしかも 亡くなった父は私と妹を分け立てなく可愛 がってくれていた私から見れば母より愛情 深かったと思うその父の葬儀に来ない どころか遺産をぶんどり罵倒して下げんだ のも海の母と妹だ私に言わせればその2人 の方が赤道が流れていないと 思う他人事ってだって他人でしょ え父の葬儀に出なかったのに遺産相続だけ はちゃっかり口出ししてきたよねその時婚 臨罪連絡してくるなと言ったのはあなた たちじゃなかったそれにあなたの言う母が 亡くなったのも今知ったんだ けどしば氏の沈黙の後妹が小さくあと言っ たうっかり葬式の連絡したつもりでいたわ そう思い出してくれてよかったわそっちの 母に関する遺産は全部放棄するからあとは あんたが好きにやって私はそれだけ言うと こちらから電話を切ったしかし妹は理解力 が乏しいのか数日後また私に連絡をしてき た助けてお姉ちゃん お母さんがいろんな男の人に結婚を ほのめかしていたみたいでそれって結婚先 じゃねとか言われて訴えられたくなかっ たら慰謝料払えってものすごく怒鳴られて 払ってあげればいいじゃ ないできたらお姉ちゃんに連絡なんてし ないからいろんな人って言ったでしょ1人 や2人じゃないんだよなんかやばい系の人 もいるしそれは大変ねでもねよく思い出し て婚罪連絡してくるなと言ったのは あなたさらに母親が男にだらしないのは父 がいるのに浮気をしていたことで分かって いたはず だ実はあの浮気相手は1人ではない父だっ て相手が1人ならもしかしたら気の迷いも あったのかなと許したかもしれないのとは 父にしかわからないが股もしていた状態の 母を母親にしておけないと思った可能性は あるなぜなら妹を引き取ろうと父は何度か 弁護士を通じて掛け合っているからだ しかし妹の方が離れたがっていないと言わ れてしまい断念したという経緯がある男に だらしない母を間近で見ていながらそれで も母といることをだのは妹だそこに母の すり込みがあったとしても共に見聞きした 記憶をねじ曲げてまで母といることを望ん だのも妹だ成人してからも離れられなかっ
たのは同罪と言ってもいい道場の余地なし だ えっとそれ はそれにね散々裏切り者ばりしたのも あなた私を裏切りばりする妹なんていら ないから先に他人宣言したのはあなたよ 今更家族ぶった態度でこられてもね 迷惑こ輪罪連絡してこないで他人なんだ から妹の反応も確認せずに電話を切った そのまま着信拒否設定をして家族が待つ家 に帰っ たその後海の母方の親族から連絡をもらう もう関係ないとは思ったが海の母と妹がし た比例への詫びだというので話だけは聞く ことにした親族は母が私につく当たってい たことを覚えていてよく平気な顔で別れた 夫の遺産をもらいに行けたものだと呆れて いた悲しみが言えない時期に訪問を許して しまったことへの丁寧なお詫びをいだいた だがもう過ぎたことだ そして次は妹のことだった実は妹も母同様 男をたぶらかすだらしな人だという妹を 連れて戻ってきた時からいつか痛い目を 見るから改めるようにと何度も忠告をした そうだだが改めようとするどころか妹まで 同じようになってしまいもう手がつけられ ない状態になっていた母はたちの悪い男と つむようになり妹は悪を共されてかなり 追い詰められてい たまた妹も複数の男性と同時に付き合い何 度も修羅場になっていたというもう手に 負えないこちらの忠国が聞き入れられない なら親族との関わりを立つと宣言した矢先 に母がなくなる妹も成人しているのでこの まま縁切り続行を決めたが母の葬儀直後に 再び田場になっている以降行方が分から ないとのことだった今後も関わらない方が いいとの忠告を受けた受けずともその つもりであるただ悪の教養あたりは道場の 余地があるような気がしてかわいそうな気 もするそれでもあう術はあったはずだそれ をしなかった結果なら自自ということなの だろうそう思うことにした電話を切ると別 部屋から夫と子供が楽しく笑っている声が した私はこの家庭を守っていきたいだから 海の母と妹を反面教師にして生きていこう と 思う
