【感動する話】汚れたズタボロの作業服で給料の振込に行った俺。銀行員「貧乏人は銀行に来るなw汚れるw」と言われて、俺「OK!」→8000億の預金をライバル銀行に移した結果…【いい話・泣ける話・朗読】
#朗読 #嗚呼、感動の珍生‼︎
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※登場する人物は仮名です。実在する人物とは一切関係ありません。
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※このストーリーはフィクションです
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仕事終わりのズタボロの作業服で銀行に 向かった俺まあズボの作業技で銀行に行っ たのは1万歩譲って俺が悪かったかもしれ ない本当は1万歩じゃなくて100万歩 譲ってもいいくらいだまあ100万歩譲っ ても到底許せるものじゃないし許す気も ないがこの目の前で嫌な顔をしている銀行 の顔面手元に水があればそれをぶっかけて やりたいほど俺は 苛立つ貧乏人は銀行に来るなそんな格好だ と銀行が汚れる だろうそれにお前預金があるほどの金も ないだろう見た感じホームレスだもん な見えをはる な好き放題に行ってで楽しそうに笑う銀行 員俺も一緒に笑いたくなっただって彼は次 の日には銀行を首になるだろう から俺の名前は高崎真人46歳仕事一筋で 生きてきて仕事と結婚しようと思っている じた共に認める仕事中毒だ今まで恋人がい たこともあったが俺の上もも豆に連絡をし たりするのが苦手なのと仕事に熱中する あり恋人の存在そのものを忘れてしまう これは冗談ではない俺の悪い癖なのだが 本当に仕事に集中していると仕事のこと 以外は頭から出て いく仕事を頑張るあなたが好きよそう言っ てくれる恋人もいたがあまりの ほったらかしに愛そをつかされてしまい今 は何年も恋人はいないまあ正直たまに 寂しいなと思う46歳だと同級生や同学年 はほぼ100%結婚してお子さんがいる 家庭が多いマイホームを立てて家族でワン ボックスカーで 出かけるそんな生活をしている人間の方が 多いし実際そんな話をたくさん聞くその度 に羨ましいと思う気持ちはあるだが俺は 自分が恋愛に向かない人間なのは経験から 学んでいたし恋人も結婚ももう諦めてい たまあ社長はあれですね熟年結婚とかなら 可能性があります よ秘書である田口美からはよくそう笑われ ていた田口は36歳の女性でものすごく 仕事ができる以前結婚していたいわばバイ の女性結婚しても仕事をバリバリしていた 田口は忙しさから家事が全然できずにその 度に元旦那さんからネチネチと嫌味を言わ れていたそう だというかそもそも共働きですよなんで 家事は私がするって思われてるんですかね 家事は分担って約束したから結婚したのに いざ結婚したらほぼ私ですよなんで男って そうなんですか ね離婚直前鬼のような行走の田口に愚痴を 聞かされていたのも
懐かしいできないわけじゃないんですよ 家事1人暮らししてたのでだけどしたいん です女なんだから家事しろっていう言葉が 離婚の決定打になりました ね確かにこの時代に男だから女だから なんてNGワードだろうなそれくらいは 結婚してない俺でも わかるバリバリ仕事できるから今は本当に 幸せですけどね結婚なんてもうこりごり です結婚したことないけど俺もきっと結婚 向いてないからお互い仕事と結婚したと 思って頑張ろうなでも無理はするなよはい 無理しない範囲でバリバリ頑張り ますさっぱりとした性格の田口に助けられ て俺は毎日の仕事をこなしていた一応秘書 がついてる俺の役職は社長だと言っても俺 の祖父が作った会社でいわゆる3代目社長 創業者である祖父はどっこ気質と言えば 聞こえはいいが破天荒で周りは相当苦労し たそうだ祖父の破天荒エピソードは数え たら切りがない大人になって父から聞かさ れた祖父の破天荒エピソードの中には どん引きしてしまうレベルのものも たくさんあった祖父の破差に一番泣かされ ていたのはやはり祖母台所の隅で泣いて いる祖母を見て育った親父は強く思った そう だ絶対に絶対にあんな夫にも父親にも経営 者にもならん祖父が亡くなり親父が会社を 受け継いだ時会社の経営は良くなかった 調べていくとフのどんぶり感情と馴染みだ からある時の支払いでいいよという緩い 払いのような契約が多くそれが負の遺産と して積み上がり会社の経営を 圧迫当然親父は大 激怒何考えて会社経せたんだあの人 はそれからの親父の改革は凄まじいもの だったそうだ祖にごま移りいい顔をして いるだけでろに仕事をしてないくせに高級 取りだった役員を一心唯一祖父を叱り反論 してくれていた副社長には頭を下げて副 社長として即答をしてもらい会社の再建に 必死に取り組ん だお父さんのやり方で良かったのにって 取引先から文句言われるのが1番むかつい たぞ 全く当時はナーナーの口約束で仕事をして しまっていた時代だったようだから親父の ようにきちんと契約書をかわししっかり 仕事をしようとする人間は疎まれたらしい それが本来は当たり前な仕事の仕方なのだ が時代とは 恐ろしいありがとう親父俺正直今の時代に 会社告げてよかった よ親父の信郎がどんなものだったか自分が
社長をしている今だからこそよくわかる 親父の改革と堅実な経営で会社は持ち直し たそれだけじゃなく時代の流れにうまく 乗りどんどん成長させていく2代目社長と して親父は立派に会社を守っていた俺は 1人っこで兄弟はいないとなると3代目は 俺ということになるが実は俺は親父から 会社を継いでくれと言われたことはなかっ たでも俺の中では自分が会社を継ぐん だろうなと思っていたし一生懸命仕事をし ている親父のことをかっこいいと思って 育ったそこで俺は俺なりに学生時代から 計画を立てになるための行動を開始する まず後を継ぐために必要になりそうな資格 を調べ片っ端から取得していった大学に 入ってからはアルバイトの傍資格勉強の 日々もちろん中には南関資格もあったが 欲しいと思っていた資格は全部取ることが でき た親父俺会社を継いでいいかな お前本当にいいのか無理して継がなくても いいんだぞ大変だ ぞ俺が親父に確かめると親父は喜び半分 心配半分の複雑そうな顔をしている おそらく親父がそんな反応だろうなと普段 の様子から予想していたので親父の前で プレゼン開始分の取得した資格をどう 生かすかも含めて入社から独り立ちする までを熱弁パワーポイントで作った渾身の プレゼン資料はかなり役に立ってくれた俺 のプレゼンが終わりに近づくに連れ親父は 涙目になって くる息子がこんないい息子に育つなんて俺 はなんて幸せな父親なん だろう泣くなよ 親父俺なりに子育て頑張ってよかっ た親父の言葉に俺は子供時代を 振り返る親父は過去の宣言通り父親として も祖父と真逆の小煩悩な父になった祖父は 子供に構う人ではなかったし男は外で働き 女は家を守るのが当たり前の世の中だ 酒が1番ギャンブルが2番家族は後回し そんな感じの祖父だったので経営者として も何があったが父親としてもかなりダメな 人で親父は小さい時からかなり寂しい思い をして育ったと言っていた祖父に遊んで もらったこともないし一緒に出かけたこと もないそう だだから俺がしてもらいたかったことを お前にしたっていう かお前の小さい頃って俺にそっくりだった んだよ自分の育て直しじゃないけどさ子供 のお前に色々してやりたくてたまらなかっ たんだお前が笑って楽しそうにしてるのを 見ると嬉しくて嬉しく
てそう親父から聞かされてさらに親父への 感謝が増した確かに小さい頃から休みと いえば出かけていたっけ遊園地や動物園 国内旅行キャンプにプールに花火に バーベキュー冬はスキーに 温泉楽しかったし遊びつかれた俺を音部し てくれた大きな背中の温かさは忘れない 半分寝ながら親父の背中に揺られた時間は 今でも温かい思い出だたっぷり愛情をかけ てもらったおかげか俺は少し珍しいのかも しれないがかなりの父親っこに育っ た私も子育て頑張ったんだけどねあの人の 可愛がり方の方がすごかったし育児も家事 もとってもやってくれる素敵な人だから わかるわあんたがお父さん好きなの私も まだお父さん好きだ もの突然の母の告白に父が口からビールを 吹き出したのには笑ったまるで漫画のよう にぶっと吹き出し俺は大 爆笑笑いすぎて本当に背中を釣って 悶絶海外しく親父の世話をする母はとても 幸せそうだった世話をされている親父も まんざらではなさそうで俺はこの家に 生まれてこの2人に育ててもらえてよかっ たなと心から思ったっけ母さんが会社の人 と食べなさいと差し入れてくれたクッキー を田口と食べながらそんなことをぼーっと 考えていた時だった俺の携帯電話がなり 始めるはい高崎 です社長お疲れ様ですしの田ですおお しの田お疲れ様どうし た電話の相手は部下のしの田はじめだ23 歳の若手社員で現場監督をしている卒で 入ってきた社員だ勉強熱心で自分でも仕事 が大好きです結婚するなら仕事としますと 宣言なんというかひりっこの俺には可愛い 弟のような存在だもちろん仕事中は厳しく 接するメリハリはつけているそのしの田が せっ詰まった声を出してい た実は職場で感染症が流行って てのオペレーターが全然足りないんです他 の現場の方のご協力も限界で社長本当に 申し訳ないんですが重機運転していただけ ないでしょうか後期を後ろ倒しにするわけ にもいかないん ですそうだったのか分かった千田の現場は まるまるだった なそうですお願いできますか 社長にお願いするなんて申し訳ないと思っ たんです が本当に申し訳なさそうにするしの田に 言っ たしの田それは違うぞ申し訳ないと思うな 俺はなこの会社を継いだ時から現場で人が 足りなくなったらすぐに自分が出られる
ように大体の重機の運転免許を取ったんだ 待ってろすぐ行く から本当にありがとうございますお待ちし て ます電話を切って椅子から立ち上がると 田口が俺の作業技を出してくれて いる社長久しぶりですね運転間違えて変な ところに穴とかあげないでください よニコニコと楽しそうな田口に俺も 合わせる久しぶりだから穴開けるかもなで も穴開けても自分で埋めればいいからさ その様子を想像したら 笑える田口もちょっと声を出して笑うと 作業技を渡された行ってきます行っ てらっしゃいませ俺は作業技を受け取ると それを抱えて社長室を飛び出した駐車場に 駐車している社用者にっ 田が担当している現場に向かったその現場 は会社から約30分ほどの場所にある建設 現場だ車を駐車場に止めて足早にプレハブ 建ての事務所に向かう挨拶をしながらドア を開けるとしの田がこちらに駆け寄ってき た社長よろしくお願いします本当に助かり ますほっとした顔のしの田の肩を叩き俺は しの田に指示を仰ぐしの田は地図を広げ ながら進捗具合を報告してくれた説明を 聞きながら確かに後期の遅れが目立つ今日 明日でなんとか追いつかないとちょっと 後々が厳しいなと感じ たなので今日はこことこことあとできる ならここまでで終わらせたいん ですその判断は間違ってないなよしわかっ た早速やろうはいみんなもよろしくお願い し ます元気で活気のある作業員たちの返事に しの田がいい現場監督をしているんだと 実感するその現場の雰囲気を作るのは現場 監督だ王兵や厳しいだけでは人がついてこ ない 甘いだけではまとまらない現場監督の中で 野田は若いほとんど年上の作業員が多い中 で自分がどう接したらいいのかもっと若い 頃のしの田はすごく悩んで俺に相談してき たものだ自分が育てている部下の成長具合 を実感して俺は嬉しかった久しぶりの重機 の運転で多少緊張したもの俺は順調に仕事 をこなしていく昼休憩の時間になりち田口 に頼んでいた出前が現場に届いたたくさん の料理に全員から完成が上がるうわすごい ですね肉がたっぷりだこれ頂いていいん です かもちろんです皆さん遠慮しないで 召し上がってく ありがとうございますよしみんなこれ食っ て午後からも頑張ろうぜおおと声が上がっ
てみんながニコニコと食事をする一緒に 食事していると作業員の方にどこから ヘルプに来たのかと聞かれたよく他の現場 からヘルプが来るので俺のこともそうだと 思ったの だろう本社からヘルプに来ました 初めまして社長をしております高崎真人と 申します俺がニコニコして自己紹介すると しの田以外は驚いているえあんた社長だっ たのかすごいな社長なのに自分で重機運転 できるの かおいおい社長相手にため口はまずいん じゃないかお前 あやべすみません社長どうか首だけはご 勘弁 を俺はそのやり取りがおかしくて笑う焦っ ている作業員にしの田が声をかけ た大丈夫ですよ社長は優しい人ですし皆 さんのことを尊敬している人ですから ため口だっって怒ったりしないでむしろ心 を開いてくれだ喜ぶ人 ですなぜかものすごく得意げに話しており 自慢げなしのだお前は俺の何なんだと ツッコみを入れたくなるしの田のそんな 言葉に作業員たちは珍しいものを見るよう に俺を見てい たしの田の言う通りです俺作業員の方たち を本当に尊敬しています夏の暑い日だろが 冬の寒い日だろうが変わらず仕事をして いただいて実は俺会社を継ぐ時に現場でも 働ける人間になりたくて重機の資格を取っ たんですそれで現場でアルバイトしたん ですけどマジでマジできつかった です俺が正直に打ち明けると作業員たち から笑い声が 上がるそれでも現場の作業員の方たちに 辛抱強く教えてもらって今だから言えるん ですけどブルドーザーで資材に突っ込ん だりショベルで掘る位置を思いっきり ずらして後期を送らせてしまっ たり土じゃなくて俺が埋められるんじゃ ないかと思うくらいめちゃくちゃ怒られ まし た俺の過去のやらかしに笑い声が大きく なるに当時やまさになってホボに謝り続け た作業員の方々は当然劣化のごとく怒って いたがまだ若い俺の失敗を一眼となって 取り返してくれたのだもう頭が上がら なかった体力もなく日で何を持つにも よろよろしていた俺のことをよくもあれ だけ辛抱強く教育してくれたものだと思う それ以来俺は作業員の方々を心から尊敬し ているし俺が上に立つようになったとして も絶対に王兵にならず尊敬を持って 接しようと決めたきっかけにもなっ
たそれ以来作業員の方々を心から尊敬して います皆さんがいなければ何も作れない中 には皆さんを下に見る人ももいると思い ます俺が現場でアルバイトをしている時も 心ない言葉をかけられることもありました から俺はそれが悔しくて悔しくて皆さん 本当にすごい方々なのにもうあまり現場に 出ることもなくなってしまいましたが社長 としても皆さんに礼を言わせてください ありがとうござい ます俺は業の方々に深く頭を下げたその場 はいつの間にか静かになっている俺が頭を 上げた時何人か目が赤くなってい たありがとう社長さん俺たちを使してみ たいに思って物扱いするような社長もいた 悔しい思いも悲しい思いも全員たくさんし てきたよ社長なんてさ全員そんなもんなん だってつい余って たうんうんと頷く作業員の数の大さに建設 業界にそんな社長が多いことにがっかりし て しまうだけどさ嬉しいよあんたみたいな 社長もいるんだな俺たちに頭を下げて感謝 してくれるなんて驚いた なあんただよ嬉しいなよし俺あんたのこと 気に入ったあんたのためなら頑張って働く ぜ他の作業員からも口々に声をかけられた 深くにも俺が泣きそうになった時先に グズグズと泣き出したのはしの田 だ皆さんありがとうございますう本当に ありがとうござい ます顔を涙と鼻水でぐちゃぐちゃにした しの田にみんな 笑ういやいやしの田さんあんたじゃないよ 俺たちはここにいる社長のためにだなえ俺 のことは好きじゃないんですか俺皆さんの こと好きです よ両思いになれないと知ったしのだが社長 めてくださいと顔面がぐちゃぐちゃで 抱きついてこようと する待て待て来るな酔っ払ってるのかいや そんなわけないかまずはその顔をなんとか しろ全部つくだろう作業技 に慌てた作業員が急いでしの田に声をかけ てくれ たあんたのことだって好に決まってるだろ しのださ若いのに頑張ってるっていつも俺 たち話してる ぞその言葉にしの田がぴたりと止まる そしてまあなんとも嬉しそうな満面の笑味 を浮かべた本当ですかえ本当に若いのに 頑張っ てる褒められてものすごく嬉しそうなしの だ本当だっってな落ち着けそして顔を吹け 拭いてやるからこっち
来い作業員の1人にティッシュで顔を吹か れているしの田は子供みたいだた助かった 作業儀だから汚れるのは構わないし汚れて なんぼみたいなものだが鼻水はちょっと嫌 だいや訂正するかなり嫌だ はあよかった俺めちゃくちゃ元気になり ましたよし午後も頑張ります俺も社長 みたいな人になる ぞ別人みたいに顔をニコニコさせたしのだ が拳を突き上げて部屋を出ていくちょうど 昼休憩の終わりを知らせるチャイムが鳴っ たところだったあまりのタイミングの良さ にちょっと笑しまっ たあいつああいうところ可愛いんですよね 社長としては周りからひきって生まれそう なことを言わない方がいいんです けどわかるぜ技術も知識もまだまだだけど まあ一生懸命仕事するよな俺たちからし たら息子みたいなもんだよ頑張ってる若者 は可愛く見えるさ しの田の鼻水を拭いてくれた作業員が笑っ て答えて くれるありがとうございます是非しの田を よろしくお願いし ます社長として頭を下げ俺たちは午後の 仕事に向かったそれからも俺は田口に本社 での仕事を調整してもらい午後からそれか 可能な時は1日中でもしの田の現場に行っ ては10を動かしたそれが何日か続きなん とか目処が立った頃しの田が大声をあげた ああ忘れてた やばい急な声に作業員含め俺も ビビるおいおいどうしたなんだよ 一体しのだいきなりなんだみんなびっくり するだろう みんなのお給料銀行に振り込みに行か なきゃいけないの忘れてましたえ給料 が俺がさっと腕時計を見ると14時まで あと30分うちの会社が振り込みをして いる銀行の視点が自覚にあったはずだ今出 たらまだ 間に合うしのだ現金よぜ本社に戻る途中で 銀行に寄っていく からありがとうございますすみません よろしくお願いし ますしの田が金庫から現金の袋を 取り出すそれを受け取るとみんなに頭を 下げて走り出した俺は車に飛び乗り銀行を めがけて車を 飛ばす約10分ほどで銀行に着いた俺は これで間に合うだろうというアド感で ほっと一息ついた番号札を取って順番を 待った何人か待っていたので多少待ち時間 はあったものの順番が回ってきたそして俺 はここで運命的な出会いを
する運命的な出会いなんて聞くと窓口の 女性がとても素敵な女性で俺たちの間にが 生まれるなんて甘いロマンスを期待したい 人もいたかもしれない期待を裏切ることに 胸が痛むが断じて違う俺がここで出会った のは最低最悪の銀行員だったのだ休憩か 何かのタイミングだったのかそれは分から ないが窓口の女性が男性と交代した自分が 持っている番号が表示されたため俺は窓口 へ向かった窓口の男性は俺の姿を見ると 露骨に嫌な顔を するいらっしゃい ませ一応挨拶はするものの顔に笑顔はない おいおい接客業がそんな態度でいいのかと 思ったこっちは急ぎだ態度には目をつり 要件を告げる ギリギリの時間に申し訳ありません給与の 振り込みをしたいのです がそう言うと窓口の男性はぶっと吹き出し たきよって本当に言ってん な急なため口に俺は今度こそ目を向いた なんなんだこの 男俺はそっと窓口の男のネームプレートを 見るとそこには森田と書いてある俺は元々 そこまで気が短い性格ではないだが今は 時間がないことや明らかに自分より年下で あろう窓口の男性の態度にイライラし たどういう意味ですか給与の振り込みだと 言っているんだから早く手続きをして くださいいやいや悪いんだけどそんな ドロドロで汚い服を着たやつがぎよって そんな見えあらなくてもいいよ見た感じ ホームレスじゃんマジでそんなやが銀行 来るな や嫌そうな顔を隠そうともしないで森田は 言捨てる そう言われて俺は自分の格好を見下した 確かにを操作した後だし土をいじったから 作業儀はボロボロのドロドロだお世辞にも 綺麗とは言え ないあんた夜勤なんて絶対ないだろうし 銀行によがない だろもうさ業務の邪魔なんだってマジで とっとと 帰れよお前みたいな格好のやつが来るだけ で銀の品が下がるんだ よそこまで言われて俺も黙ってい ない銀行の品を下げてるのはあんただろう 人を見かけで判断して現に振り込みだと 言っているのに手続きにも応じないこんな 銀行員は見たことがない ぞ俺の大声に銀行内が ざわつく奥から責任者らしき人間が出てき て足早にこちらに向かってき たお客様何かございましたかああ大丈夫
ですよ四天長オレスです俺が今追い払って おきまし た自慢げに笑う森田に市店長はオロオロし ている俺はその様子にこの銀行はダメだと 思った四店長がビシっと森田を注意する ならまだ救いがあったがふふんと得意げに 笑う森田の態度に俺は決めた俺も笑い声を あげてやる軽減な表情で俺を見つめる森田 と天長に宣言 する覚えて おけよ俺はそのまま銀行を出て会社に戻る そして1本の電話をかけるのだっ た次の日俺は昨日の作業技ではなくビシっ とスーツを着ていた田口は昨日俺から話を 聞いてなんて失礼な人だと俺以上に 激怒さあ行きましょう社長叩き潰して くださいね隣で見てます からにっこりと素晴らしい笑顔で物騒な ことを 言うも同じくにやりとした顔で 言う任せておけ言うべきことは言う さそう宣言して田口と向かうのは昨日の 銀行髪型もスーツも昨日とは真逆自分で 言うのもなんだが別人に見える だろう昨日の2人がどこで気がつくか見物 だなと考えながら車で向かった 同じ時間を目がけて銀行に行くとちょうど よく窓口には森田がい たあの男ですかそうそうあいつだ よ田口は番号札を取ると椅に座る俺もその 隣にかけて呼ばれるのを待っ た番号婦だ10番のお客 様びした声で森田が呼んでいる田口の番号 は10番戦いの始まり だお願いしますいらっしゃいませお客 様おいなんだその笑顔は昨日はそんな顔し てなかった だろう森田の態度の違いに俺はイライラし ながらも様子を 見守る預金の解約をお願いしたいのです が作用でございますかかしこまりまし たここで田口が楽しそうに 言う預金が1000億あるんですがお時間 どれくらいかかりますえ1000億です か森田が動揺した様子を見せた俺は笑いが こらえられない昨日の偉そうな態度はどこ へやらさすがに森田も銀行マだ1000億 の預金がなくなれば銀行にとってかなりの 打撃になるのは分かるの だろうええそうなんですそれをB銀行に 移すつもりなのでそれを含めてお手続きを お願いし ます会社の通帳を出しこれ以上ないほどの いい笑顔の 田口B銀行です
かそれは少々お待ちくだ くさい森田は奥に走って昨日の店長を連れ てき た店長の北原と申しますあの預金を 1000億円を解約してB銀行に移される とお伺いしたのですが何かご理由でも ございましたでしょう か北原という視点長はもうすでに大量の汗 を描いているええそうですね実はうちの 社長の命令なん です社長様のあの社長様とお話しすること はできませんでしょう か田口は俺を差し 示すあそこに降りますのがうちの社長 ですそういうが早いか北原店長と森田も こちらに向かって くるお客様大変恐れいります王雪室の方へ お越しいただけませんでしょうか是非お話 をさせていただけれ ばベコペコと頭を下げる北原店長と超笑顔 の森田俺はその2人を覚めた目で見た構い ませんよ俺の言葉にほっとしたような2 まあ大雪室に通されようがどこに通さ れようが気持ちが変わることはない田口も 一緒に大雪室に通され た初めまして 店長の北原でございますお客様担当の森田 でござい ます2人に名刺を渡されるがちらりと見て すぐに田口に 渡すどうもホームレス です俺が大真面目に言うと隣の田口から変 な音がしたきっと笑いをこらえようとして 失敗したのだろう目の前の2人はポカンと して いるわかりますか昨日そちらの森田さんに ホームレスだと言われ給与の振り込みを 受けてもらえず追い出されたホームレス です 俺が自己紹介をすると2人の顔色が一気に 変わったええ昨日のあのあの ホームレス まさか森田はかなり慌てていて北原市店長 は固まっている田口が隣から名刺を2枚 渡して くる社長きちんとご挨拶をされた方が よろしいかと そうだな ありがとう俺は名刺を差し出して自己紹介 をし た改めまして高崎時見の高崎真人です よろしくお願いいたし ます高崎時見高崎時見って あのご存知でしたかありがとうございます うちの会社は日本の中でもトップクラスの
屋になりましたこちらの銀行様には会社員 の給与支払いなどでお世話になっていまし たが先ほどこちらの秘書が申しました通り 解約をさせていただきたいと思い ます俺はにこやかに 告げる申し訳ありませんまさか昨日 いらっしゃったお客様が高崎時の社長様だ とは気がつきません で北原店長は俺の足元まで来て土下座をし た森田もそれに引き続いて土下座 する大変失礼いたしました申し訳ありませ ん出た日本の足文化の土下座社長私いつも 思ってるんです けど田口がうんざりした声を 出すおどうし た土下座って何の意味があるんでしょうね なんか土下座してる人が反省してます アピールをして精神誠意謝ってる自分に 酔っているようにしか見えないんです けど田口の言葉は辛辣で北原市店長と森田 の方が 跳ね上がる確かに土下座して解決できる ことは1個もない な俺は冷たく聞こえるトーンで2人に頭を あげるように 言う森田君だっけ君さ俺の格好を見て ホームレスって言ったよねあいえあの 申し訳ありませ ん謝罪はいいからさ行ったかどうかの確認 をしてるんだ けど俺がただ見つめていると田は然にれ なくなったのか うれる言いました申し訳ありませ んお客様を外見で判断する なんて北原市店長がニニしげに森田を見て いるいやいや待て待ておどおどして何も 言わなかったのは自分も一緒だろうが俺は 怒りを通り越して呆れた こういうタイプの人間が上に立つと会社に とっていいことはないんだ なそんなことをおっしゃっていますが北原 さん森田さんがホームレスを追い払いまし たって言った時あなたは私を見て何も言い ませんでしたよね彼を注意することも なかったそのあなたが今更彼に文句を言う なんて数字が通りませんよ 北原市店長はそれでも 食い下がる申し訳ありません考え直して いただくわけにはいきませんか急に 1000億の預金が他の銀行に移っ たら大きな責任問題になり ますそれは間違いないでしょうね 1000億はかなり大きいですしのから からの付き合いだったので残念ですが信用 は大切ですよ
ねそれにと俺は 続けるもうこのことは直接とりにお話しし ていますのでと言っても私が直接伝えた わけではないのですが父に話したところ父 が怒ってどどに電話をしたんです私の目の 前で父との話が終わって堂から私と変わっ てほしいと言われてお話ししたのですが 後ほどきちんとお詫びに伺いますと おっしゃっていただきましたがやはり すごい方です よ昨日の遠との電話が脳裏をよぎる 落ち着いた深い声真摯に謝罪の気持ちを 感じられ たこの旅は本当に申訳ございませんでした 私どもの対応で大変に不愉快な思いをさせ てしまいお詫びの仕様もございません本当 に本当に申し訳ございませんでした全て 銀行のトップである私の責任です再度全て の行にお客様対応のあり方を周知徹底させ ていただき ます深深と頭を下げている様子が目に 浮かぶようだった俺はまだまだビジネスの 世界で弱いもすぎて正直電話越しなのに どりに圧倒さ れるいえこちらにも配慮が足りない部分が あったのは事実です申し訳ありませ ん高崎様に謝っていただくことはござい ません どのような姿をしていたとしてもお客様は お客 様今回のことはあってはならないことです 責任者として改めて謝罪いたし ます責任者とはこういうものだとこれでも かと見せつけられた気がし た一企業一銀行のトップとしてのあり方を 総取りには見せていただきましたトップ なら部下がしかしたことは全て自分の責任 と言えるようにしたいものですね北原 店長では恐れいりますがお手続きを よろしくお願いいたし ます田口が笑顔で手続きを促し2人は 立ち上がると俺たちにもう一度謝罪その後 ゾンビのようにフラフラ歩いて出てい 全ての手続きを終えて預金をB銀行に移し た銀行振り込み先が変わり社員にも迷惑を かけてしまったことは申し訳ないその後遠 から連絡をもらい北原店長は離島の銀行に 出行森田は胃がん退職したそうだ仕事に 失敗はつき物だけれど森田のしかした失敗 は銀行にかなりの損害を与えたはずだやめ たくなっても仕方がないだろうまああの少 が変わるかは分からないが北原店長は うまく立ち直ってくれるといいが四天長 までになった人なのだきっと能力のある人 だろう
から北原をもう一度人がついてくる人間に 育てたいと思ます育ててやれなかった責任 を私自身も取らねばなりませ ん遠の言葉が印象的だ人がついてくる人間 に育てるのは本当に大変だ人を育てること 自体がとてつもなく 難しい俺も自分が社長という立場になって 多くの失敗をした人はれ 育った環境も価値観も 違う自分と全く同じ人間ではないのだ 1人1人と真剣に付き合いながら手探りで やっていくしかない後悔することも少なく ないがそれでもしの田や田口のように俺を 信じて慕ってくれる部下もいる経営者とし ての器を広げるための努力を俺はこれから もけていこうと 思う

1件のコメント
こんな話し、銀行員としてはないですよ 速攻首だし、ましてや8000億 話し盛り過ぎだね 大谷将平でもあるまいし(笑)