GREEN×GLOBE Partners(GGP ※)が主催したウェビナーのアーカイブです。
 ※運営:三井住友フィナンシャルグループ

<イベント情報>
創造的過疎という発想から、自分たちで地域を動かす神山町
日本社会の持続可能性という観点で、地域の課題解決は、各地域ではもちろんのこと、多くの企業にとっても関心の高いテーマとなっています。この課題解決のためのひとつの方向性として打ち出されている自律分散型の地域社会の確立を目指すためには、その土地固有の自然や文化、歴史、そして社会関係資本などを活かした地域経営を、自治体だけに任せるのではなく、地域に関わる人たちがみんなが協力して考え実践することが必要です。その観点からも地域課題の解決に興味をもつ企業が増えてきているのは良い流れです。

「創造的過疎」という発想で関係人口の創出や地域における起業支援に取り組んできたNPO法人グリーンバレーを中心とした徳島県神山町の取り組みはあらためて注目すべき事例でしょう。その方法はユニーク。「アーティスト・イン・レジデンス」から始め、その仕組みをさらに企業誘致に応用したことで、外部から数多くのベンチャー企業やクリエイティブ人材を誘致してきました。地域の人口構造・構成を変化させることで多様な働き方や職種の展開を図ることができ、その結果、地域の価値を高めた先進事例が近年の神山町の取り組みです。

※注
「アーティスト・イン・レジデンス」とは、アーティストが一定期間ある土地に滞在し、常時とは異なる文化環境で作品制作やリサーチ活動を行うこと。またはアーティストの滞在制作を支援する事業のこと。

地域内外を巻き込んだ共創型地域経営の秘密を紐解く
なぜ神山町には人々が集まるようになったのでしょう? 神山町の自然資源を活かし食を軸にした「フードハブ・プロジェクト」などのプロジェクトが生まれた背景にはどんな仕組みや工夫があったのか?

今回、その謎の答えを明らかにするため、神山アーティスト・イン・レジデンスや移住・起業支援などのユニークな事業で神山町の革新を牽引するNPO法人グリーンバレー大南信也さん、次世代の農業従事者づくりや産品の域内循環を目指した活動を行うフードハブ・プロジェクト代表の真鍋太一さんをゲストとしてお呼びします。お2人とのディスカッションから、組織で閉じたかたちで企業を経営するのとはまた異なる、域外も含めた企業やクリエイティブクラスの人々、そしてもちろん地域の人々を巻き込んでの共創を軸とした地域経営の秘密を紐解いていきます。

また、ビジネスモデルの図解化で知られる株式会社図解総研の近藤哲朗さんをゲストモデレーターとしてお招きして、ビジネスモデルという視点から、ワークインレジデンスや「神山まるごと高専」の奨学金制度など、神山町の特徴的な取り組みについて考察しながら、これからの地域経営のヒントを探っていきます。

※動画後半で一部音声が乱れている箇所がございますがご了承ください。

[日時]
2023年8月25日(金)14:00 – 16:15

[主催]
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
株式会社三井住友銀行
株式会社ロフトワーク

[登壇者]
神山まるごと高専設立準備財団代表理事/認定NPO法人グリーンバレー理事
大南信也

㈱モノサス デザイン係/農業法人 フードハブ・プロジェクト 共同代表取締役 支配人
真鍋太一

株式会社図解総研 代表取締役
近藤哲朗(チャーリー)

詳細:https://ggpartners.jp/event/000814.html

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
GREEN×GLOBE Partnersは、『環境・社会課題解決の「意識」と機会を流通させる』というパーパスを掲げ、情報発信とネットワーク構築・共創を進めています。

【GREEN×GLOBE Partners ウェブサイト】
 https://ggpartners.jp/

【GREEN×GLOBE Partners メールマガジン登録】
 https://www.smfg.co.jp/question/ggpartners_mailmagazine.html

Leave A Reply