国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金を詐取したとして、三重県の親子が逮捕された事件で、警視庁捜査2課は22日、インドネシア当局に身柄を拘束されていた谷口光弘容疑者(47)を航空機で日本に移送し、日本の領空内に入った段階で、詐欺容疑で逮捕した。
海外逃亡から約1年8カ月-。白いマスクに黒色の半袖シャツ、黒いズボン姿の谷口光弘容疑者は22日午後4時45分ごろ、成田空港に到着し、日本の地を踏みしめた。インドネシアで養殖業への投資に意欲を燃やしていたとされる光弘容疑者。その「夢」は打ち砕かれ、捜査員に囲まれながら車に乗り込み、都内の警察署に移送された。
「私はファイナンシャルプランナーで(持続化給付金を)チームで申請する」
光弘容疑者は、ある男性にそう説明したという。男性は太田浩一朗容疑者から紹介され、光弘容疑者と面会。渡された名刺にはほかにも複数の資格などが書かれ、チームには「税理士業」の人間もいるとする説明を受けたという。「持続化給付金という存在自体を知らず、肩書などから信用してしまった」と振り返る。
男性は申請手続きのほぼ全てを光弘容疑者に一任。100万円を受領し、手数料として15%(15万円)を光弘容疑者に渡した。一方で、申請後、光弘容疑者側が実際とは異なる経費関連などの数字を記載して申請していたことが分かった。男性は不正受給に当たると気づき、持続化給付金を所管する中小企業庁に返金の意思を伝えたという。
過去最大規模とみられる今回の持続化給付金詐欺事件。捜査関係者によると、中核メンバーや勧誘役を含めると数十人が事件に関与していたとされる。関係者によると、光弘容疑者は太田容疑者に紹介された人脈を通じて申請名義人などを集めていたという。
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