2023年10月20日
秋を深めるものって?
(解説:#気象予報士 #穂川果音)

秋は1年の中でも気温の変化がとても大きい季節です。
今日は秋の気温変化をもたらすものについてみていきます。

ちなみに気温の変化ですが、東京都心ではどれくらいあるのかみていきましょう。
こちらは東京都心で9月から11月の最高気温の変化をグラフに表したものです。

9月上旬では、30℃近くある気温が11月末には14℃、大幅に気温が下がっています。
このように気温が変化する原因は何でしょうか。

まず1つ目が一雨一度です。低気圧や前線が雨をもたらした後に上空の寒気が入ってきます。
そして雨が降ることによって、1度気温が低くなるよといった意味合いの言葉です。
上空の寒気の強さによっては、もっと気温が低くなることもあります。

そして、もう一つが木枯らしです。
木枯らしは皆さんも耳にしたことがある言葉かと思います。
これは木枯らしが吹いた時の天気図です。西高東低の冬型の気圧配置となっています。

日本列島も等圧線がやや混んでいて、北風が吹いているのが分かります。
冬型の気圧配置となった時に、冬の訪れを告げる北寄りの風が吹くことを木枯らしといいます。
そして季節の初めに一番最初に吹いた木枯らしを木枯らし1号として気象庁が発表しています。

発表基準は、実は地域によって異なります。近畿地方と東京地方での異なる点としては、
気圧配置といった条件は全く同じですが、期間が異なってきます。
風向きや風速若干の違いがあります。ですので、この木枯らし1号が発表されない時もあります。

こういった木枯らしが吹いた時というのは、これに注意が必要です。
強風と乾燥です。強風注意報や乾燥注意報が発表されることがありますので、
こういった時は火の取り扱いに十分に注意が必要です。
もちろん、気温が低くなりますから、暖房器具を使うことも多いかと思います。

実際に火災の発生件数をみてみますと、
9月と11月、12月と比べるとおよそ1.5倍近くにまで変わってるんですね。

強風注意報や乾燥注意報が発表されているとき、
また木枯らしという言葉を聞いたときには、いつも以上に注意をするようにしてください。

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