菅付雅信連載「不易と流行のあいだ」 性的誘惑を離れて香水を「着る」(有料会員限定記事)

ファッションという「今」にのみフォーカスする産業を歴史の文脈で捉え直す新連載。29回目は”シャネル N°5″の新広告を通して、香水の今の役割を考察する。

今やたらとテレビで流れているのが”シャネル N°5″のコマーシャルフィルムだ。仏女優マリオン・コティヤールが月を舞台にバレエダンサーのジェレミー・ベランガールとダンスをする内容で、さすが「シャネル」と思わせるエレガントでスペクタルな仕上がりだ。監督は、マドンナやビヨンセ、ニュー・オーダーのミュージックビデオで知られるヨハン・レンク。

この広告は、”シャネル N°5″が2021年に誕生100周年を迎えるという記念すべき節目に合わせて作られたという。過去の”シャネル N°5″の広告は、いずれも広告の歴史に残るような傑作ばかり。しかし、このコティヤール主演の新作は今までと毛色が違う。

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PHOTO : ©︎ CHANEL

編集協力:片山マテウス(この記事はWWDジャパン2020年12月14日号・12月21・28合併号からの抜粋です。)

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