鹿児島県は、新たな総合体育館の建設について、民間の資本を活用し事業者を選定する予定ですが、28日、事業者に求める基準を検討する1回目の委員会が開かれました。
県の新たな総合体育館は、鹿児島市本港区エリアのドルフィンポート跡地に建設される予定で、民間のノウハウを生かすために、建設、設計、運営などを一体的に扱う事業者を選定することにしています。
28日の委員会には、スポーツ団体の関係者や観光、都市計画などの分野から6人の委員が出席し、県から公募の事業者に対して求める基準案が示されました。
委員会は冒頭以外非公開でしたが、基準案では、建物の景観やデザイン、機能性が最も重要な部分であることが示されていて、各委員の意見を参考に今後、協議が進められるということです。
鹿児島県スポーツ・コンベンションセンター整備運営事業者選定委員会・植田和男委員長「県民に大変関心が高い事業。最も適切な事業者を選ぶために、委員の協力を得て目的を達成したい」
県では新たな総合体育館について2024年度、事業者を選定し、2025年度に着工、2029年度オープンを予定しています。